BUYMAへの“濃い”アクセスが増加しそうですね。(第359回)

※2015/2/8の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日はBUYMAの運営会社エニグモから
ちょっと面白いニュースがリリースされました。

■エニグモが「4meee!」運営会社を総額6億円で買収へーーロケットベンチャー創業から約14カ月

http://thebridge.jp/2015/02/4meee-running-company-rocket-venture-is-acquired-by-enigmo

・参考:IRニュース

http://www.enigmo.co.jp/wp-content/uploads/2015/02/ir_2015.2.10.pdf

エニグモが「ロケットベンチャー株式会社」を
約6億円で買収したという話です。

この会社は2013年末に設立された会社で、
「4meee!」「4yuuu!」という
女性向けのキュレーションメディアを運営しています。

そのメディアの成長が著しいことから
最近ちょっと注目されていたスタートアップです。

・「4meee!」

http://4meee.com/

・「4yuuu!」

http://4yuuu.com/

前者「4meee!」が20代女性向け、後者「4yuuu!」が
感度の高い主婦、ママ向けのサービスで、
ちょっと見ていただければすぐ分かると思うのですが、
BUYMAのレディースユーザーとかなり相性がよさそうな印象を受けます。

つい先日知ったばかりの会社、メディアで、
これはそのうちBUYMAの集客に使えるかもとメモっていたのですが、
それどころかいきなりエニグモに買収されてしまいビックリしました笑

月間ユニークユーザー数200万というこのサイトから、
BUYMAへの導線が引かれることになれば、
これはそれなりのインパクトがありそうです。

また、ロケットベンチャーは
中華圏のECのノウハウもあるようで、
そちらの展開も気になるところですね。

さて、ここで、お気付きの方はお気づきの
エニグモの新サービスを紹介したいと思います。

■STYLE HAUS(スタイルハウス)

https://stylehaus.jp/

毎日メルマガのネタを探し、
BUYMAやエニグモのサイト内をうろついている私は、
1月末のある日、BUYMAのサイト下部に
新しいリンクがあることに気付きました。

それがこの「STYLE HAUS」だったのですが、
ぜひ実際にリンクをクリックしてご覧ください。

先程紹介した2つのキュレーションサイト、
「4meee!」「4yuuu!」と、とても似ていますね笑

要するにこちらの「STYLE HAUS」も、
同じようにBUYMAへの導線となるキュレーションメディアで、
こちらはエニグモ自身が立ち上げたということで、
最初からBUYMAへの集客を意識した作りになっています。

今回買収した2つのメディアと、
この自前のメディアがどういうシナジーを生み出していくのか、
それはこれからの展開を見守りたいところですが、
いずれにしても重要なのは、どちらも「スマホがベース」
の作りをしているということです。

以前も書きましたが、
今後さらに増加することが明白な
スマートフォンからの購買対策に、
かなり力を入れているということが感じられます。

現時点でなにか自身の売上アップに
すぐに直結するような施策が打てるわけではないですが、
こういう環境の変化は常にキャッチアップしておいて、
なにか乗れそうな波の予兆があればいち早く気付きたいですね。

それにしても創業から14ヶ月で6億円。

(創業者の持株は60%ほどですが)

夢があるというべきか、
安売りだったんじゃないかと言うべきか。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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出品作業に時間がかかりすぎる問題について考えた。(第359回2015年2月8日)

こんにちは、エスノです。

一昨日は朝から大坂で1件、
名古屋で2件の個別コンサルでした。

さすがに1日で移動しながら3件は疲れまして、
帰ってからすぐバタンキューでした…笑

今回実施したうちのお二人は
先月の募集で申し込んでくださった方で
人気商品や買い付け先の探し方など、
基本的な部分を中心にお伝えしました。

もう一人は先月からの方で、
1歳の赤ちゃんと一緒に来てくださいました。

先月も連れてきてくださったのですが、
そのときはずっと寝ていて構ってもらえなかったので、
今回は最後のほうにちょっと遊んでもらえて、
かなり癒やされました笑

しかし実際に
1歳の赤ちゃんが動いている様子を目の当たりにすると、
お母さんが「自分の時間」を確保するのが
どんなに難しいことかというのがよく分かりますね。

あんなに愛らしく、そして危なっかしい存在がいたら、
その起きている間はBUYMAに時間を使うというのは、
現実的にはなかなか厳しいと思います。

そうなると、赤ちゃんの寝ている、
限られた時間を有効に使うしかないわけです。

そんな中でも先月はこれまでで最高益を出し、
なにより作業にかかる負担が明らかに減ったということで、
ある程度はお役に立てているようでホッとしています^^

さて本題ですが、今日は最近よく聞かれる、
出品作業に時間がかかりすぎてしまう件についてです。

まずこの問題を考えるときには、
時間がかかっている作業を特定しましょう。

これまでの経験上、時間がかかる作業は、
以下のいずれかであることが多いです。

■商品画像の選定、加工

■商品コメントの作成

■商品のサイズの変換

■商品画像の選定、加工

そもそも商品画像について意識すべきことは以下です。

・お客さんの目を留めてアクセスアップ

・ライバルに買い付け先が分からないようにする

そのために、例えば画像を加工したり、
あるいは画像検索で買い付け先がバレないように、
別の買い付け先の画像を探してきて使ったりします。

ただ、とても重要なことは、

「お客さんが買うかどうかを、
商品画像によって決めるということはほとんどない」

ということです。

要するに、いくら画像を綺麗に加工して、
お客さんの目に留まったところで、
それが他の出品者よりはるかに高い価格では
売れる可能性が極めて低いということです。

そのため、商品画像の加工は、あくまで

「ライバルより商品を目立たせて、
アクセスアップを狙ったほうがいいとき」

に限ります。

ライバルがあまりいなかったり、
あるいは自分が価格でそれなりに優位に立てる場合は、
画像の加工に割く時間に対するリターンが、
そうではない場合と比べて減ってしまうわけです。

これはもうライバルの状況によって、
ケースバイケースなので都度判断すべきですね。

あと加工したほうがいいケースとしては、
同じ商品のカラーバリエーションを、
ひとつの商品ページにまとめて出品する場合と、
在庫を持ってから出品する場合があります。

前者は、色違いをバラバラに出品するより、
まとめて出品することでアクセスが集まり、
バラバラのときより人気順で上位に来やすくなるので、
基本的にはカラバリはまとめて出品したほうがよいです。

それをお客さんに分かりやすくアピールするには、
1枚目の画像に色違いを分かりやすく載せたほうがいいわけですね。

後者は、ちゃんと実物を持ってます、
というアピールをするということです。

また、買い付け先がバレないように、
商品画像を買い付け先以外から探してくるのも、

「どうしてもバレたくないとき」

意外は頑張りすぎる意味はありません。

結局、他のライバルが
すでに同じ買い付け先の画像を使っていたり、
あるいはshopstyleで探したらすぐ見つかるような
買い付け先の場合は、そこまで気を使っても、
あまり意味が無いわけです。

もちろんライバルを撹乱する効果はありますが、
そこに時間をかけすぎることは、やはり、
売上には直接つながらないことなので、
長い時間を割くべき作業ではないということです。

■商品コメントの作成

これについては以前からお伝えしているように、
お客さんが商品コメントで商品を買うことはありません。

いくら商品のことを魅力的に書いても、
それが「その人から買う」決め手になることはないのです

自分の商品コメントを読んで「欲しい」と思ってくれても、
結局他に価格の安い出品者がいればそちらで買います。

商品コメントで気を付けるべきことは、
「検索されるキーワードを落とさないこと」に尽きるので、
その点には十分注意しましょう。

愛用しているタレントさんやモデルさんがいる場合は、
その名前も入れ忘れないようにしたいですね。

■商品のサイズの変換

洋服や靴などに限る話ですが、
商品サイズをわざわざ日本でのサイズに変換して、
そのサイズ表を記載する方がいます。

これは一度作ったらそれを保存して
テンプレートとして利用するか、
あるいは商品サイズをそのまま書くだけにするか
いずれかにしないと時間がかかりすぎて大変です。

特に、まだ問い合わせや注文が来る前から、
質問が来たら困るという不安から、
そのブランド固有のサイズ感まで詳細に調べてから
出品するという方がたまにいるのですが、
それも時間がもったいないので、
問い合わせや注文が来てから改めて詳しく調べましょう。

基本的には

「自分の行う作業には、どんな目的があって、
それは利益に対してどのくらい影響があるのか」

ということを“常に”意識しながらやることが重要ですね。

“常に”というのが重要で、
これは本当に言葉の意味そのままです。

もう四六時中ずっとです。

慣れないうちは疲れるかもしれませんが、
これもクセのようなもので習慣付くことです。

スーパーとかで買い物をする時も、
どうやって回れば効率がいいかを考えたり、
本当に”常に”意識することが重要です。

なお、これらについて、
これまでしっかり手を掛けてやってきてる方ほど、
時間をかけないようにすることに不安を感じると思います。

画像加工をしなかったら、
商品コメントを練らなかったら、
商品のサイズを分かりやすく書かなかったら、
受注が減ってしまうのではないかと。

ですが、その心配は無用です。

なにせ私はほとんど画像加工もしていないですし、
商品コメントもロクなもんじゃないですし、
商品のサイズも変換せずそのまま書いているだけですが、
ちゃんと問い合わせも来ますし、売れてもいます。

また、私以外にもそういう方は、
BUYMAの中でたくさん見つけられると思います。

そういう「自分の反例」を探し出してみることで、
自分がこれからやろうとすることの不安を
間接的に解消することが可能です。

頭の中で思い悩むだけでは答えは出ないので、
すでに実証している人がいないかと探してみると
新しい一歩を踏み出しやすくなると思います。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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品番が書かれていないサイトで品番を確認する方法。(第358回)

※2015/2/5の記事です。

こんにちは、エスノです。

明日の大阪と名古屋でのコンサルに備え、
今日は大阪でお泊りでございます。

さらに来週は九州に、そして今月中に
箱根と北海道にも行くことが決まっております。

ビバフリーダム。

さて、昨日、というか
今日の早朝お送りしたメルマガについて、
いくつか返信をいただきました。

メルマガの内容を要約すると、
品番で検索するときは、文字列の後ろから
一文字ずつ消して検索することも試してみる
という話でした。

それを受けていただいた返信の内容をまとめると、

「そんな細かいことしてない^^;」

という感じです笑

ということで今日は細かいネタをもうひとつ。

品番を確認するのに、公式ショップを
一応チェックしてみるという方もいると思います。

ただ、中には公式ショップのくせに、
品番を書いていないショップも存在しますね。

人気ブランドで言えば、例えば
バレンシアガなんかはそうです。

ただ、実はバレンシアガのように、
一見品番が書いていないように見えるショップでも、
実はちゃんと記載されているというケースもあるのです。

「いやいや、書いてないものは書いてないでしょうよ!」
と思うかもしれませんが、表面的にはそう見えても、
実は「あること」をすると、品番を確認できます。

その「あること」とは、

「ページのソースコードを確認する」

ということです笑

例えば、以下のページには、
商品の説明書きなどの部分には品番はありません。

http://www.balenciaga.com/jp/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB_cod45254497pn.html

しかし、右クリック→「ページのソースを表示」で、
ページのソースを開いて1328行目を確認してみると、
「369535AU40U」という品番が見つかります。

こんな感じで、一見品番が書かれてなくても、
ページのソースや画像のファイル名などに、
品番が書かれているというケースがたまにあります。

とても細かい話ですが、
検索力を高める材料のひとつとして
頭の片隅に入れておくといいと思います。

ちなみに、当たり前ですが、
私はこんなことをはじめから知っていたわけではありません。

こういう現象に気付いたきっかけは、
品番で商品を検索していたときに、
先ほどのバレンシアガの公式サイトのように
品番が書かれていない商品ページが
検索結果に表示されたことでした。

ページにない文字列が、
なんで検索で引っかかるんだろうと不思議に思って、
いくつか仮説を立てて検証してみた結果、
ソースに品番が書かれているから、
検索にも出てきたということに気付いたわけです。

こういう「ちょっとした不思議」というのは、
多くの人が日頃出会っているはずなのですが、
そのほとんどが流されてしまって、
「不思議の正体」が確認されることはごく僅かです。

今日の話は本当にちょっとしたことですが、
あらゆる場面でこういうちょっとしたことを
積み重ねていけるかどうかで、最終的に
それなりに大きな差が生まれます。

「ちょっと不思議なこと」に気付いたら、
スルーせずに立ち止まって考えてみて、
さらに仮説を立てて検証するクセをぜひ身に付けてください。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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