たまにあるBUYMAの不思議な機能変更(第559回)

※2017/3/4の記事です。

こんにちは、エスノです。

木曜夜くらいから、BUYMAの
受注リストや出品リストの
「詳細ページ」への行き方が、
ちょっとだけ変わりましたね。

今までは商品タイトルをクリックすれば
行けたんですが、今回「詳細」というのが
新しく追加されました。

しかも実は一時的に、商品タイトルが、
クリック出来ないようになっていたので、
完全に「???」という感じだったんですが
そこは元に戻って良かったです。

確かにちょっと分かりづらいですが、
それよりも、個人的に直して欲しい
部分が他にあったりします。

それは、受注リスト詳細画面の
「お問い合わせ」ボタンです。

お客さんに連絡するときに、
この「お問い合わせ」ボタンを
押すわけですが、冷静に考えると、
「お問い合わせ」という文言は
意味が分かりません。

私たちはお客さんに
「問い合わせ」はしないです…。

実際に、初受注をしたけど、
どこからお客さんに連絡すればいいか
分からなくて困った、助けて!という
連絡をしてきた方は、コンサル生以外でも、
実は一人や二人ではありません。

ということで、ここはぜひ、
分かりやすい文言に変更してもらいたいです。

ところで、先日メルマガで紹介した、
2月に初受注を迎えたコンサル生Kさんも、
実はその初受注のときに、お客さんへの
連絡方法が分からず困ったうちの一人だったりします^^;

そのKさんは、その後も受注を重ね、
2月は、7件の受注で利益約56,000円
という成果でした。

利益率はまだまだですが、
利益単価は、1件で約2万円というのを
含みながら、平均8,000円という結果で
まずまずというところだと思います。

Kさんの良かった点は、まずは地道に
「売れている商品」を丁寧にリサーチして、
そこから「今の自分が戦えるライバル」
を少しずつ押さえていったところです。

Kさんはまだ、特定のショップから
特別な割引などもらっていないので、

「そういう条件下(=特別な割引なし)で
すでに成果を出している人」

が過去に販売した商品を参考することが、
作業をスムーズに進める近道になります。

時間と気力が無限にある人なら、

・過去に数十件も売れているような、
今後もほぼ確実に売れる人気商品を対象に、

・それらの買い付け先が見つかるまで何種類でも、
たとえひとつも出品できなくてもひたすら探し続ける

という方針で進めていけば、
いきなり大当たりで大きな利益を
生むことができると思います。

しかし、多くの場合、時間は限られていて、
何より「進んでいる実感」がないと、普通は
すぐに心が折れてしまい続けることができません。

私のメルマガではもはや耳にタコですが、
とにかく継続できなければ地力はつきませんし、
成果を伸ばしていくことは不可能に近いです。

「出品」には、

・出品した商品を販売して利益を得る

という目的の他に、

・出品までの過程で、様々な知見を得る

という目的もあります。

たとえば、ブランドごとに
どんな商品が人気なのかとか、
リサーチ中に出くわした新しい
セレクトショップでの買い付け価格を
ちゃんと計算できるかどうかとか。

あるいは、自分が参考に出来る
ライバルは誰なのか、彼らは
どの買い付け先からどういうブランドを
出品しているのか。

または、自分が避けたほうが良いライバル、
及びブランドやカテゴリはどういうものなのか。

出品したあとに、なぜ自分の商品は
売れたのか or 売れなかったのか。

などなど挙げればキリがありません。

「販売して利益を生むこと」には、
もちろんこだわりながら、
そればかりを考えながら作業していると、
残念ながらいつまでも地力は付かず、
なかなか成果は伸びていきません。

「大物狙い」を意識しすぎると、
そこにハマってしまう可能性が高いです。

将来大物に出くわしたときに、
日々の出品を通して少しずつ
牙を研いでおくこと、そして、
まずはその牙を研ぐことからも、
ひとつひとつ「前に進んでいる実感」
を得ていくこと。

これによって、継続的に活動することと、
少しずつでも成長していくことが両立され、
いつしか大きな成果に繋がっていきます。

先日のメルマガで書いた内容にも
通じるところですが、たとえ1つの出品が
うまく利益につながってくれなくても、
そこから何かを得ることが出来れば、
それは大きな財産となって将来に利益に
貢献してくれるわけですね。

エジソンの有名な

「I have not failed. I’ve just found 10,000 ways that won’t work.」

という言葉は聞き飽きたかと思いますが、
一見失敗のように見えることでも、
見方を変えれば貴重な経験です。

話をKさんに戻すと、
今月もすでに受注が入っているので、
まずは先月の経験を活かしながら、
月利10万円を目指していきたいですね。

ちなみに、1点で
利益2万円を生み出した受注は
FARFETCHからの買い付けです。

みんなが知っているショップなので、
ここから出品しても、利益が少ないどころか、
もう売れないのでは…と思い敬遠してしまう
という話もたまに聞きますが、そんなことは
まったくありません。

これもぜひひとつ、視点を変えるための
重要な事例としてもらえたらと思います。

ではではー。

P.S.

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何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

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ライバルショッパーは味方です。(第558回)

※2017/3/2の記事です。

こんにちは、エスノです。

3月が始まったということは、
もう1年の1/6が終わったということに
懸命な皆さんはすでにお気付きでしょう。

大人になると、子供のときよりも
同じ時間に対する体感時間が短い
と感じる現象には「ジャネーの法則」
という名前がついています。

理屈としては、30歳の人の1年は、
その人生の3%であるのに対して、
5歳児の1年間はその20%なので、
大人の方が、1年間の体感時間が
短く感じるということです。

まあもちろんここまで単純に
計算で表されるものではありませんが、
確かに大人になると時間が過ぎるのが
早く感じるというのは、よく耳にします。

ただ、この感じ方に抵抗する
非常に簡単な方法があります。

それは「目新しいことにトライする」
ということです。

新鮮な精神状態になることで、
その時間の充実度が高まります。

ただ、実際のところ、なかなか
新しい何かを始める時間がない
というのが本音ではないでしょうか。

そこで、私がひとつ提案したいのが、
新しいことを『行う』のではなく、
新しい『見方・考え方をする』ということです。

これだと、
行動としてはすでにやっていることなので、
実際に使う時間はそんなに変わらないですが、
新鮮な気持ちで取り組むことができる可能性は高いです。

たとえば、以前私が書いたメルマガに
以下のようなものがあります。

■ライバルを味方に変える発想の転換(第426回2015年6月26日)

http://steermylife.com/1355.html

これもう1年半前の記事なんですね。

金沢に行った話とかしていて懐かしいです。

さて話を戻すと、これは要するに、
BUYMAにおける他のショッパーは、

「お客さんを取り合うライバル(=競合)」とも見なせるし、

「自分の代わりにたくさん出品して、
商品の人気を確かめてくれる存在(=味方)」

とも見なせるという話です。

ほとんどの事柄には、二面性があります。

完全に悪いもの、完全に善いものと
いうものは存在せず、一方から見ると
マイナスだけど、もう一方から見れば
プラスだったりします。

もの凄く数が売れる商品は、
その多数の取引のために
手間ももの凄くかかります。

子供の世話をよく焼く親は、
一方で、子供の自立を
妨げる存在になりかねません。

ドラゴンボールで、孫悟空にとって、
フリーザはクリリンを殺した憎しみの
対象であると同時に、超サイヤ人に
目覚めるきっかけでもあります。

ドナルド・トランプは、倫理的には
マズイ発言ばかりしていますが、
その選挙公約を守ろうとする姿勢自体は、
民主主義の鑑と言っても過言ではありません。

このように、視点や考え方を変えるだけで、
今までと同じものを見たり聴いたりしても、
それに対する感じ方はまったく新しいものに
なるわけです。

日々の作業の中でも、これまで
「敵」としか見ていなかった他のショッパーを
「味方」と見てみることで、先述したように、
商品の人気が自分で出品しなくても
把握できたり、あるいは、新しい買い付け先の
ヒントを提供してくれていたりと、
新しい発見があったりします。

こういうちょっとした工夫から、
新鮮な気持ちで作業をすることで、
充実した時間の過ごし方ができて、
それはそれで、気付いたら、
時間が早く過ぎているんですよね…。

結局どう転んでも我々は
光陰矢の如しだなあと思うようです…。

ではではー。

P.S.

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同じ情報を受け取ってなぜBUYMAの成果に差が生まれるのか(第557回)

※2017/2/28の記事です。

こんにちは、エスノです。

気付けば2月ももう終わりですね…。

よく2月と8月は売上が落ちる
なんて言われますが、自分の経験上、
あるいはBUYMAの中を見ていると、
完全に何の根拠もないことが分かります。

それは、全員が増収増益!という
わけじゃなくて、売上が増える人もいれば、
そうじゃない人もいるという、いつもの月と
特に変わりがないということです。

そんなわけで、今月イマイチ
満足いく成果が出せていないという方は、
もっと何かできたことはなかったかな
という視点で振り返ってみてくださいね。

(これも2月に限らず
やらないといけないことですが…)

私自身は、今月はちょっと
メルマガをサボりすぎたので、
来月は頑張ります。(3件目です…)

というか今日から頑張ります…。

さて、ちょっと前に青木さんと話していて、

「なぜ自分(青木さん)は
これだけの成果を出せたのか」

という話題になりました。

何度も書いていますが、青木さんは
2015年12月に副業で月利100万円を超え、
そのタイミングで会社を辞めて東京に引っ越し、
2016年は平均月利131万円、最高では、
月利288万円という、なかなか際立った
実績を叩き出しています。

しかも、作業はほぼ青木さん一人でこなし、
1日にかかる作業時間は数時間程度という状況でです。

そのカギを握る要素はいくつかあって、
「利益単価の高い商売をしていること」や
「ほぼ在庫販売しかしていないこと」などが
挙げられます。

作業を外注せず自分だけでやるなら、
とにかく作業のボリュームを徹底的に
減らすことが第一です。

そのため、高利益の商品を販売することで、
取引数を減らし、また在庫販売をすることで、
お客さんへの連絡の数も減らしているわけです。

私の経験上、無在庫で販売して、
未完了の取引が受注リストに20件も溜まると、
正直どのお客さんにどんな連絡をしないと
いけないのかという確認をするだけでも
もうてんてこ舞いで、かなりの無駄な
作業時間が生まれてしまいます。

さらに精神的な消耗度も大きくて、
その結果、売上に繋がるリサーチや
出品作業にまでエネルギーがかけられ
なかったりします。

青木さんは、そういった作業を
徹底的に圧縮する体制を作ることで、
売上に繋がる部分に注力することを
徹底してやってきました。

売上に直接繋がる部分というのは、
具体的には、他のショッパーがあまり
知らない買い付け先を開拓することだったり、
ライバルを研究して、人よりも早く
在庫を買い占めることだったりです。

ただ、その上で。

実は、今挙げた内容は、

「青木さんがなぜこれだけ成果を出せるか?」

という問いの本当の意味での解答には
なっていないのです。

というのも、青木さん自身も
個別コンサルを行っているのですが、
コンサル生に青木さん自身の
知識と経験を伝えても、なかなか
青木さんと同じようには成果が出ないわけです。

これは別に青木さんのコンサルがどうこう
という話ではなくて、私の場合でも同じです。

コンサルでお伝えしている内容は、
青木さんとそれ以外の方とでは
ほぼ違いがありません。

もちろん、コンサル開始と同時に
BUYMAを始めた方と、すでに
ある程度実績を出している方とでは、
具体的に伝える内容は異なります。

初心者にはBUYMAの仕組みや、
買い付け先の探し方など、
基本的な内容を伝えるところから
始まるのに対し、経験者には、
そのへんはすっ飛ばして、
より具体的な話から入っていきます。

ですが、伝えている内容の
本質はほぼ変わりません。

というか、本当に純粋な本質の話をすれば、
このメルマガで話している内容とも変わりません。

それなのに、人それぞれ、
明確に実績に差が出てくる。

まあBUYMAに限らず、日常生活でも
様々な場面でこういうことってありますね。

同じように取り組んでいるはずなのに、
成果に明らかな差が出てしまう。

分かりやすいのは勉強でしょう。

同じ教室で同じ先生の授業を受けても、
どうしたってテストで同じ点数にはなりません。

これはBUYMAでも同様で、
同じ情報に触れているはずなのに、
成果には差が付いてしまいます。

この正体は何なのか。

私は、青木さんが人より抜きん出た
成果を出せた理由を分析して、大きく
3つの要素があるのではと考えています。

1.BUYMAにのみ使える知識、経験

2.BUYMAとは関係ない汎用的な能力

3.タイミング

この3つがバチン!とハマると、
人より大きな成果が出せるわけです。

たとえば、出来る限り手間を少なく
大きな利益を上げようとすると、
高利益の商品を1つだけではなく、
何個も売る必要があります。

それは、売れる可能性の高い
人気の商品を知るのも然ることながら、

・その商品が、いくらで、どのくらいの期間で売れるのか

・その商品のライバルはどんなショッパーなのか

・仮に在庫を持つとしたら、どんなリスクがあり、
それに対してどんな対策が考えられるのか

というような情報を収集した上で、
上記の状況に適う買い付け先も
探し出せないといけません。

これにはBUYMAだけの知識ではなく、

「ライバル(競合)の状況を確認する」
みたいな、一般的なビジネススキルとか

(実際のところ、「ビジネススキル」
というほど大した話ではないですが、
これをやっていない人は本当に多いです…)

「メリット・デメリットを常に考慮する習慣」
みたいな、ビジネスとは関係なく、
要領よく成果を出すための考え方とか

「Google検索の上手さ」みたいな、
純粋なパソコンスキルとか、

他にも色々ありますが、要するに、
「BUYMAとは関係ない汎用的な能力」が必要です。

そして、そもそもそういう風に、
高利益で何個も売れてくれる商品に
巡り会うには「タイミング」が必要です。

たとえば、売れている商品自体は、
BUYMAを見ればいつでも分かりますが、
買い付け先を探したそのタイミングで
確実に見つけられるかというと、
そんなことはないわけです。

人気商品なら、他のショッパーも
常に買い付け先がないか目を光らせていて、
入荷した瞬間に買われてしまうこともよくあります。

BUYMAのショッパーだけではなく、
世界中の一般のお客さんだって、
人気商品ならすぐに買ってしまいます。

自分のコントロールできない要素が
バッチリハマるというのは、要するに
たまたまの「ラッキー」です。

これは結局「1と2を踏まえながら」
「継続すること」で出会えるものです。

(経験を積んでいくと、ラッキーに
巡り会いやすい方法が身に付いたり、
最初はラッキーでしかなかったものを、
自分でコントロールできるように
なったりはしますが。)

話を戻すと、青木さんは、
私のコンサルを受け始めて数ヶ月以内に、
いい商品に巡り会えて、この1,2,3を
バチンと満たしました。

そして、その経験が「生きた知恵」となって、
その後の躍進につながっていきます。

青木さんだけではなく、
他のコンサル生を見ても、
大きな利益を出し続けている方は、
同じように、BUYMAの特徴をよく把握し、
BUYMA以外の面で人より優れた何かを持ち、
そして、「ハマる商品」に出会うまで、
根気よく丁寧に継続している方です。

ちなみに、多くの方は、この3つのうち
主に1にフォーカスしがちです。

「BUYMAだから、BUYMAでこその
何か必殺技みたいなのがある」
みたいな思い込みをしがちなわけですね。

しかし、実は2と3のほうが
それ以上に重要だったりします。

2については、少しBUYMA向けに
具体的に書くなら、まずは

・ライバルとの「比較」を常に意識すること

・作業の優先順位を明確にすること

・費用対効果を常に意識すること

このへんが実用的なので、
ぜひ取り入れてみてください。

私がこれまで多くの方を教えた中で
実際に出来ていないことが多い代表例です。

最近はプレミアムショッパーさんが
個別コンサルを受けてくださることも
増えてきたのですが、彼らですら
これらすべてについて、完璧に出来ている
と思えた人は一人もいません。

もちろん他にもたくさんあるのですが、
まずは、特別なスキルを必要としない
今すぐに実行可能なこれらについて
実際にやってみるのがいいと思います。

ではではー。

P.S.

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