キャンセル率を下げるちょっとした工夫。(第145回)

※2014/3/15の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日は朝4時半に起きて車で名古屋に来ました。

競馬場に直行して競馬観戦して、
そのあと飲んで食べてのイマココです。

明日も朝から競馬場に行くのですが、
観戦が終わったあとは友人らと分かれて
京都在住のコンサル受講生にお会いするために
名古屋から移動してそこで宿泊します。

月曜日に直接お会いして、
がっつりお話できるのが楽しみです^^

さて昨日のメルマガでは、
エニグモの決算発表説明会の資料について触れ、
今後エニグモ、そしてBUYMAがどういう方向に進むのか
ということについて書きました。

簡単にまとめるならば、BUYMAから
力がないと判断されたバイヤーが淘汰される傾向が、
今後はより顕著になるのではないかとお伝えしました。

その例として、先日お伝えした、
鑑定サービスに商品を提出されたときに、
バイヤーとしての実績が少ないと
アカウント停止になる可能性が高いことも
挙げられると思います。

あるいは、
まだ実績が少ないバイヤーの場合は、
キャンセルの件数が多すぎることも、
不利な要素になりかねません。

取引件数が少ないうちは、
取引キャンセルの件数が多くても
バイヤーの買付成功率などは表示されないので、
お客さんから見てマイナスな要素にはなりません。

しかし、何か起きたときに、
BUYMA事務局が「このバイヤーを残すべきかどうか」
を判断する材料としてキャンセルの件数が挙がることは
想像に難くないことでしょう。

例えば、BUYMA事務局は、
出品されている商品をどこから買い付ける予定かを
ランダムで確認してくることがあります。

突然そういう内容のメールが飛んできたときに、
ちゃんと対応が出来ず、その上キャンセルの件数も多い
ということだと、事務局が「このバイヤーはさんは
BUYMAで活動してもらわなくてもいいな」と思われても
それは仕方のないことだと思います。

そうは言っても、
やはり基本的に無在庫で販売する以上
受注後の在庫切れをゼロにすることは出来ません。

ただ、しっかり告知しておくことで、
少しでもキャンセルになるケースを
減らすことは可能です。

その方法の一つとして、
「注文前に在庫の確認をお願いします」という一文を、
商品ページやバイヤーからのお知らせに入れる
ということは以前書いた気がします。

ただ、意外とそれが目立たない、
他の文章に埋もれてしまっていることも多いので、
ちゃんと目を引くところに書く必要があります。

商品説明の文中ではなく、一番上に
強調するような飾り文字付きで書くとか、
そういう工夫があるだけで目に留まるかどうかが
全然違ってきます。

受注後の在庫切れによるキャンセルが
ちょっと多いなと感じている方は、
まずはすぐ改善できるこういうことにも
気を配って実行してみてくださいね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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ニューバランス5,000円OFFキャンペーン(第144回)

※2014/3/14の記事です。

こんにちは、エスノです。

明日から競馬仲間3名と
名古屋に競馬旅行に行ってきます。

彼らは同じ高校の出身なのですが、
私だけまったく関係ありません笑

大学生のときに、その中のひとりと
ネットの競馬予想掲示板で知り合い、
そこから仲良くなって、今では
結婚披露宴に呼ばれるくらいの仲です。

その中の一人とは、
昨年私がフランスに競馬を観に行ったときに、
彼も新婚旅行先を私と同じ目的でフランスにして、
現地で落ち合って一緒に競馬を見て、
晩御飯も一緒に食べたりしました。

だからどうしたという話ですが、
こういう共通の趣味で繋がった友人がいるのは
人生の楽しみを増やすのには重要ですね。

さて、昨日も触れましたが、
今日は、BUYMAを運営するエニグモの
前年度の決算説明会でした。

早速資料がアップされているので、
ぜひ一度目を通しておきましょう。

http://www.enigmo.co.jp/

IRニュースにアップされている、
決算説明会の資料はグラフなども多くて
使っている言葉はいちいち小難しいですが、
内容は把握しやすいと思います。

やはりBUYMA全体としては、
当然のように増収増益だったわけですが、
2013年1月期と比較すると、伸び方は
少し緩やかになっている印象を受けるかもしれません。

ただそれは、そのさらに前の期に仕込んだものが、
2013年1月期に一気に表に出てきただけなので、
何か懸念することでもありません。

しかしそうは言っても、
やはりこのまま同じことを続けていくと、
伸び率は鈍化していくのが目に見えています。

そこでじゃあ今後どうするかということに
かなりの説明が割かれていたのは、
昨日予想した通りでした。

印象としては、今後は
ユーザーのリピート頻度を高めるため、
そういうバイヤーさんを生き残らせていく
という方向に進んでいくと思います。

売れる商品を出品することが出来る、
独自の魅力的な品揃えが出来る、
ちゃんと丁寧なやりとりが出来る、
バイヤーポストなどを上手く活用できる…。

要するに、
力のあるバイヤーが生き残って、
そうでないバイヤーは淘汰されていきます。

まあアタリマエのことなのですが、
その傾向がより顕著になっていくということです。

ところで、さらに多くの
新規ユーザーを獲得するために
認知拡大施策の一つとして、
他社との提携が挙げられています。

そして今回早速、株主の関係会社である
ソニーモバイルコミュニケーションとの
共同プロモーションが発表されました。

エニグモのトップの「最新ニュース」に
掲載されているので見ていただきたいのですが、
1万円以上のニューバランスのスニーカーが、
一定の条件をクリアすると、5千円OFFになる
というかなり強烈なキャンペーンです。

http://www.enigmo.co.jp/

スニーカーを扱っているのであれば、
これはかなり売上に貢献してくれると思いますので、
ぜひチェックしておきたいところですね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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自分に向いている「育ち方」は?(第143回)

※2014/3/13の記事です。

こんにちは、エスノです。

明日は、というかもう今日ですが、
BUYMAを運営するエニグモの
2014年1月期決算発表ですね。

BUYMA内の取引総額が、
引き続き伸びている事自体は間違いありません。

また、この1年で密かにBUYMA以外のサービスも
リリースしたりしてますので、
BUYMAを含めたエニグモの今後についても、
より重点的に説明されるかもしれませんね。

BUYMAで販売する以上、
こういうお上の動向には
ちゃんと気を配っておきたいところです。

さて、昨日メルマガの中で、私が以前
アカウント停止になりかけた話をしましたが、
その中で誤解を与える表現に気付いたので、
補足させていただきます。

私のアカウント停止(未遂)の原因は、
お届けした商品をお客さんに鑑定サービスに出されたから
だったのですが、それはお客さんが同梱を希望された
購入先のレシートを入れ忘れたからです。

私の単純なミスだったのですが、
それが不信感に繋がってしまったわけですね。

そのレシートなのですが、
毎回入れているわけではなくて、
お客さんから入れて欲しいと言われたときのみ
対応するようにしています。

そしてお送りするときには、
価格を塗りつぶしたコピーを、
品物と一緒に入れて送ります。

そのままなにも加工せず入れてしまうと
買い付け価格なども書いてあって、
利益が大きい商品だとお客さんの心象を
悪くする可能性があるので、そのような
ちょっとした加工をしています。

これはコンサル受講者生とお話していて
気付かせてもらいました。

確かに「レシート」とだけ言うと、
誤解を与えてしまいますね。

ということで、
コンサルを絶賛開催中なのですが、
改めて感じているのは、やはり
ひとりひとりに適した「育ち方」
というのがあるなということです。

ものすごくシンプルに表せば、
成果というのは「質×量」と書くことができます。

BUYMAで例えるなら、
人気で利幅の大きい商品を探す力が「質」で、
出品数が「量」ということになるでしょうか。

より人気でより利幅の大きい商品を
効率よく探し出せる人が、それらをひたすら出品すれば、
それは一定以上の成果に繋がりますし、
その逆は当然成果に繋がりません。

さらに言えば、大きな成果を出すには
この両方共が不可欠ということです。

さて、この「質×量」というのは、
比較的よく耳にする話だと思います。

そして大体その次の文脈で言われるのは、

「質」はすぐに大きく向上しないが、
「量」はやる気さえあれば誰でもすぐに大きく増やせる。

「量」をこなすうちに「質」に転化してくるので、
いいから今はとにかく数をやれ。

という感じのことだったりします。

一般企業での就労経験がある方は、
新人のとき、先輩や上司からこう言われた人も
けっこういるのではないでしょうか。

私も言われたクチなのですが、
確かに、これは本当です。

本当に何も考えずにやり続けない限りは
「量」は「質」に転化していくのです。

ということを、
実体験として知る人も多いので、
なんだかこれが成功への唯一の道
のように言われることもあったりします。

ただ、私は唯一だとは思いません。

あらかじめ言っておきますが、
「量」をちゃんとこなせるということは
本当に重要で素晴らしいことです。

ただ、メールをもらったり、
あるいはコンサルをしたりして思うのは、
まず「質」を“ある程度”高めてから
「量」をこなしていったほうが良い人も
世の中に確実に存在するということです。

この“ある程度”の加減は
人それぞれなので難しいですが、
要するに「量」から上手くいく人がいるならば
「質」から上手くいく人も当然いるだろうという、
ただそれだけの話です。

私は大学時代に、塾の先生として
何百人と生徒を見てきましたが、
これはそのときの経験からも
間違いないことだと思います。

多少分からない部分がありながらも、
問題集を狂ったように反復して伸びる生徒もいれば、
ひとつひとつ疑問を丁寧に解決していったほうが
伸びていく生徒もいるわけです。

じゃあなんで、
「量」→「質」が世間の主流なのかというと
これは教える側の能力とコストの問題だと思います。

「質」を高めることから始めなかった人の多くは、
どうやってその方向から教えていいか分かりませんし
先に「質」を高めたほうがいい人を見抜くことも出来ません。

そもそも、先に「質」を高めるという
「発想」もないのですが。

また、「量」を増やすことに比べて、
「質」を高めることは、どうしても
時間と手間がかかります。

性格や物の考え方などの個性を、
ひとりひとり把握しながら、それぞれに適した
進め方を実行する必要があるので当然です。

こういった問題をクリアするのは、
時間にも資源にも制約が大きい
一般の学校や企業ではなかなか難しいでしょう。

ですが、そこさえクリアできる環境なら、
別に「質」を高めるところから始めても
ちゃんと上手くいくわけです。

結局何が言いたかったかというと、

「「量」をやらないのはダメな奴だ!」

みたいな決めつけに潰される人が
ひとりでもいなくなるといいなということです。

もちろん、「質」を高めるふりをしつつ
何もしていないのは論外です。

そうではなくて、
リサーチにも時間を使っているし、
出品作業だって頑張ろうとしている、
けれども、なにかしら分からなかったり
上手く出来ない部分があって、その結果
そこで手が止まって「量」がこなせない。

こういう人に「とりあえずやれ」としか言わないのは、
上で挙げた学校とか会社のような都合がない限り、
やっぱり乱暴だよなと思うわけです。

もし、上のような状況に悩んでいる方がいたら
それは自分がダメだからではなく、そもそも
方向性が自分に向いていない可能性がある
ということに気付いてください。

ちょうど今日話していたコンサル受講生が
「質」から攻めていくのが良いタイプだったので、
こんな話を書いてみました。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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