エスノとコンサル生の成績を振り返る。(第479回)

※2015/12/31の記事です。

こんにちは、エスノです。

今年ももう終わりですねえ。

今年一年はどんな年でしたでしょうか?

明確に、あるいはなんとなくでも
掲げていた目標を成し遂げることが
出来た方、そうではない方。

それはもう様々だと思います。

私個人としては、自分の中で
なんとなくこのくらいかなと思い
設定していた3つの目標を
すべて達成できたので、
割と気分よく年越しができます。

ちなみにその3つの目標というのは以下です。

1.月平均粗利で100万円

2.年間粗利合計で1000万円

3.コンサル生の月利20万円達成50%以上

1と2については、年間粗利が、
結局約1500万円くらいだったので、
月平均でも年間合計でも、
余裕で目標を超えてしまいました。

1年間メルマガを読んでくださっている方は
お分かりだと思うのですが、メルマガ上で
特にコンサルを募集したりしていない月も
あったにも関わらず、単月で言えば、
月粗利200万円超えというのも2回ありましたし、
ちょっと目標が低すぎたかと若干反省しつつ、
まあこれ以上忙しいと嫌になるので
こんなもんだなよかったかなという感じです。

さてこの中で一番こだわっていたのは、
3番目のコンサル生の実績で、
ざっくりまとめると以下のようになりました。

コンサル受講生:46名中

月利30万円以上 12名
月利20万円以上 11名
月利10万円以上 10名

これは言い換えると、

10万円以上稼げるようになった方が71.7%、
20万円以上稼げるようになった方が50%、
30万円以上稼げるようになった方が26.1%

ということです。

(もちろん、元々10万円稼げていた方を、
10万円以上稼げた人数には反映していません。)

ただもちろんすべての方が、
同じ水準で稼ぎ続けている
というわけではありません。

月利30万円の水準を
しばらく継続していたものの、
体調不良が原因で不調に陥った
というような方もいらっしゃいます。

その一方で、30万円を達成したあとも、
40万、50万、あるいはそれ以上の
大きな実績を更新し続けている方もいます。

いずれにしても約2年間、
個別コンサルを自分の事業の
中心に据えてやってきた中で、
これ以上ないくらい実感しているのは、

「自分が稼ぐより、コンサル生に
稼げるようになってもらうほうが、
圧倒的に難しく、そしてやり甲斐がある」

ということです。

正直、自分のことだけ考えればいいなら、
もっと楽に倍近い利益を出すのも
そんなに難しいことではなくて、
いくらでも方法が思い浮かびます。

ただ、そういうのはもっと得意な方が
世の中にはたくさんいらっしゃるようなので、
私はあくまで

「教えた方がどれだけ成果を出せるようになるか」

ということにこだわってやっていこうと
除夜の鐘を聞きながら改めて思っている次第です。

そういう視点で考えていくと、
来年やりたいこと、やるべきことが
少しずつ見えてきております。

個別コンサルだけだと
カバーし切れないことというのも
この2年でよく分かってきましたから、
今までとは毛色の違うことにも
取り組んでいくことになるのではないかと。

まあ、そんなこんなで、
あと少しで2016年です。

来年も何かしら役に立てるものを
提供できるように、もう少し頑張って
メルマガも書こうと思います笑

2016年も引き続き、
よろしくお願いいたします。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
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何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

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「出品しないと不安…」という方へ(第458回)

※2015/10/11の記事です。

こんにちは、エスノです。

またまただいぶ間が空いてしまいましたが、
その隙にもう10月も1/3が終わってしまいました。

10月になった時点では、
「まだ今年3ヶ月もある!」
と意気込んで(?)いたのですが、
その1ヶ月の1/3が終わると、
すっかり肌寒い秋の気候も相まって
なんだか年の瀬を少しずつ感じますね。

今月はもう、自分の人生の中で
そう何度もないイベントが目白押しで、
そのせいでテンヤワンヤしております。

そのうちのいくつかは、
このメルマガにも無関係ではないので、
また追ってご報告させていただきます。

来月までバタバタするのが見えているので、
早くのんびりした平常運転に戻りたいです^^;

さて、ちょっと機を逸した感は否めませんが、
先月も元コンサル生から嬉しい報告を
たくさんいただきました。

月末頃に紹介した月利60万超のAさんはじめ、
目標の50万には届かなかったものの、自身の
過去最高益45万円を達成したTさんや、
2ヶ月連続で30万円を超えたというYさんなど、
大きな成果を安定して出している報告には
逆に私が励まされる次第です。

皆さんいずれも1ヶ月あたりの取引数は
50件もなく、だいたい30~40件くらいで、
利益単価の良い商売が出来ている感じです。

また他に嬉しかったのが、
ちょうど1年前にコンサルを
1ヶ月だけ受講してくださっていたYさんが、
先月月利23万円だったという報告です。

やはりほとんどの方は、
思ったような成果が出なければ、
途中で諦めたり挫折してしまい、
そもそも「続けること」自体が出来ません。

いくら経験者が「継続すれば成果が出る」
と伝えたところで、その過程の苦しさを
乗り越えられる人の数はけして多くはないわけです。

そういう意味で、今回のYさんの成果と
そこに辿り着くまでの過程に拍手を送りつつ、
ぜひこの事例を、多くの悩める方の
励みにしてもらえればと思います。

この報告をYさんがしてくださったときに
あわせて書いてくださったのが、

===================================

先月、一ヶ月やって思ったことは
やはり大量出品ではなく少量出品で充分だと感じました。

1つの出品商品でライバルがどこから仕入れしてるか、
この商品はどことどこのショップにおいてあるかとか、
このキーワードを入れて検索すると見つけやすいなどなど、
1日1商品リサーチして探して行くほうが早く結果に結びつくことが今更分かりました。

===================================

というメッセージでした。

1日1出品というのは、実は
私が個別コンサルをするときに
基本的に全ての方に伝えていることです。

これは大量出品を否定しているわけでも、
ましてや出品なんて1日1個すれば十分、
と言っているわけでもありません。

商品を選んで、ライバルをチェックして、
対抗できる買い付け先を探すという作業を
出来るだけ丁寧にやったら、最初は
それでも大変だよねということです。

ただそれが出来てさえいれば、
1日1出品であっても、それなりの
利益を出すことは可能です。

私も、一番頑張って売っていた
2013年末~2014年頭のときでも
1ヶ月の平均出品数は10件程度でしたし、
月利60万円のAさんも、先月は
20件も出品していないと言っていました。

大事なことは出品数ではなく、

人気のある商品を、ライバルに
優位性のある状況で出品して、
その状態を維持すること

ただこれだけです。

出品しても売れないなら、
そもそも人気があるのかを見直しましょう。

実際に売れているかが重要です。

ライバルに価格で対抗できないなら、
その理由を想定してみましょう。

あるいは、優位に立てる要素は
何かないのか考えてみましょう。

出品したあとも気を抜かずに、
アクセスはちゃんとあるのか、
ライバルにお客さんを取られていないか、
自分の商品が売れやすい状況に
あり続けているかを定期的に確認しましょう。

こういう出品作業以外の、
ライバルの状況をチェックすることだったり、
仮説を立ててそれを検証したり作業を怠ると
そういうことが出来るショッパーさんたちには
絶対に太刀打ちできません。

まして、「安定した成果」
というのは夢のまた夢です。

「出品していないと不安」という声を
実はたまにいただくのですが、
厳しい言い方をすれば、
むしろ何も考えずに出品することを
不安視した方がいいくらいです。

もう何度も聴いたような話だと思いますが、
ぜひ改めて意識して欲しいと思います。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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エスノが完敗したコンサル生の成果(第456回)

※2015/9/30の記事です。

こんにちは、エスノです。

この1週間バタバタしすぎて
すっかりご無沙汰しておりました。

前回は先週、大阪に
コンサルで伺った際に
配信したのですが、
今日は沖縄に向かう
飛行機の中で書いております。

ちなみに沖縄は今日も最高気温33度です。

まさか10月を目前に
再び短パンを履くとは思いませんでした。

なお、那覇空港到着は22時で、
明日の17時の便で帰るので、
沖縄っぽいことは何も出来ません^^;

このメルマガも、
今回のような長距離移動時にしか
書いていないような状況ですが、
コンサルの新規募集などのように
なにかイレギュラーなことをすると、
こんな感じになるのはいつものことです。

また今月はBUYMAのコンサル
以外にも、情報発信のコンサル
も始めていて、いつも以上に
イレギュラーなわけです。

そのうちのひとりAさんは、
BUYMAのコンサルを夏前まで
受けてくださっていたのですが、
なんと今月月利60万円を超えたそうです。

元々今月は50万円を狙うために、
入念に下準備をしていたのですが、
月半ばで状況を伺った時には
40万円台で着地しそうなペースでした。

ただそこから加速して、
一昨日の時点で月利60万円を超えた
というご報告をいただいたわけです。

何が凄いかというと、
この利益額もさることながら、
Aさんは、普通に会社員として働きながら、
副業として実践していて、
作業のほぼすべてを自分一人で
やっているという点です。

そのスタイルを無理なく維持するため
当然のように販売数も38件と少なく、
超効率的に成果を出しています。

ついでに言ってしまえば、
Aさんは“今日BUYMAを始めた方”と
ほぼ同じ条件で活動されています。

それは、
特定のブランドとの卸契約など
特殊な優位性を持ってるわけではなく、
完全にこれまでの知識と経験の
積み重ねだけで差別化している
ということです。

今日BUYMAを始めた方が
すぐに真似できないことと言えば、
以前私も紹介させていただいた
バイヤーズドライブに参加していること、
このただ一点と言っても過言ではありません。

元々AさんはASOSなどの
薄利多売から抜け出せず挫折していしまい、
一度は完全にBUYMAから離脱したこともあります。

それが昨年の夏頃のことですから、
そのときの状況と比較すれば、
現状は本当に驚くべき変化と言えるでしょう。

これまで他のコンサル生も、
単純な月利の金額や、あるいは
ひとつの取引の利益額などで、
私を超える成果を出してくださった
ということは何度もありました。

しかしながら今回のAさんの成果は、
「私以上に私らしい」方法でのもので、
自分の伝えてきたことを
ここまで純度高く実践すると
このくらいの成果を出せるんだなと
嬉しく思うと同時に、言ってしまえば、
「負けたなあ」と素直に舌を巻いた次第です。

感嘆しすぎて思わず
文章が長くなってしまいました。

勘違いしていただきたくないのは、
卸などの特殊な条件を手に入れることを
否定しているわけではないということです。

そういうのがあったほうが、
いいに決まってますし、
楽に成果も出せるでしょう。

ただこの“類稀な成果”が、
“多くの方が実践可能な方法”で
達成されたということは、
いろんな方の励みにもなると思うので、
長々と紹介させていただきました。

ちなみに、
これまで私自身が上げた成果の中で
多少自慢できそうな具体的な例は
あとは、

「販売価格約13万円、利益は
約6万円のハイブランドの商品を、
狙って3つ売った」

ことくらいだと思います。

10万円オーバーで利益率40%以上、
かつ同じ商品を3つ売るのは、
BUYMAではけっこう難易度が
高いと思いますので、ぜひどなたか
チャレンジしてみてください笑

もしすでに達成されたことがある方は
メールでぜひお知らせくださいね^^

さてさて、ここから本題です。

ただ今日の内容は
ちょっと初心者向きなので、
次の言葉の意味が分かる方は、
読み飛ばしてもいいかもしれません。

20%の消費税が含まれている商品の税込価格から
税抜価格を算出するのに、税込価格に80%を掛けてはいけない。

つまり、消費税率20%で
税込価格が1200ユーロの商品の
税抜価格を算出するときに、
1200×(1-0.2)としてはいけない
ということです。

ヨーロッパのオンラインでは
基本的に税込価格が表示されているため、
日本に直送するときの価格を算出する際に、
税抜価格を計算する必要があります。

ただ、そのときに上で書いたような
計算間違いをする方が非常に多いです。

たとえば、日本で10,000円の商品は
消費税8%込みだと10,800円です。

これは言うまでもなく
10,000円×1.08で計算されます。

じゃあ8%上乗せされて
10,800円なのだから、元の
税抜き価格に戻すには、
10,800×(1-0.08)でいいかというと、
もちろんダメなわけです。

実際計算してみると、
10,800×(1-0.08)=9,936円
となって10,000円にならない
ことからもそれは明らかです。

なぜなら、消費税8%は、
税抜価格10,000円に対して
掛けられたものだからです。

10,000×0.08と10,800×0.08の
計算結果が異なることは自明でしょう。

税込価格から税抜価格
を算出するには、

税込価格÷(1+消費税率)

つまりこの例で言えば、

10,800÷1.08

という“割り戻す計算”が必要です。

日本の消費税は
8%とまだ小さいので、
このような計算ミスをしても、
大きな誤差にはなりません。

しかし、ヨーロッパ各国は
だいたい20%前後の大きな
消費税率が一般的なので
特に金額の大きな商品で
この計算ミスをすると、
数字が大きくズレてしまいます。

先程の例で言えば、
税込価格1200ユーロの税抜価格は
1200÷1.2=1000ユーロなのですが、
誤って1200×0.8=960ユーロ
と計算すると40ユーロも安くなってしまいます。

初めにお伝えしたように、
このように計算している方は
本当に多いのでぜひ気を付けてください。

ちなみに厳密に言えば、
イタリアの消費税率は22%なので、
例えば現地で1,220ユーロの商品は
1,220÷1.22=1,000ユーロが税抜価格です。

ただこの「22%」という数字が絶妙で、
ある数値xを1.22で割り戻す計算結果は、
ある数値xに0.82を掛ける計算結果と
ほぼ等しくなります。

1,220÷1.22≒1,220×0.82
ということですね。

(電卓で計算してみてください。)

イタリアのショップの
税抜価格を計算する際に、
“免税率18%”として、
表示価格に82%を掛ける
ことがあるのはこういう理由です。

ということで算数の話を
つらつらと書いてみました。

こういう話をしていると
自分が割合の話を習ったときや
バイトで塾講師をやっていたときに
生徒に割合の計算を教えていたことを
思い出します。

ひとつ言えるのは、
割合の計算を間違えてしまう
というのは、
“教える側の責任が大きい”
ということです。

まあ割合の計算に限らないのですが、
特にこの分野は、同じようなところで、
同じような間違いをみんながします。

そんなことは教える側は
あらかじめ分かっていることなので、
教科書的にさらっと教えるのではなく
少なくとも多くの人が間違える
ものだということを印象付ける
工夫をしなければいけません。

「気を付けなきゃ」と思えるだけで
あとは自分で修正する機会を
手に入れることができますが、
それがないと間違ったまま、
間違ったことに気付くことさえ出来ません。

割合の計算以外にも
こういうのはたくさんあるので
気を付けたいところですね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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