BUYMAアプリのさらなる新事実と画像加工のキモ(第563回)

※2017/3/19の記事です。

こんにちは、エスノです。

木曜日は東京で、昨日は名古屋で、
そして今日は大阪でワークショップを
開催してきました。

今回はなぜか青木さんが名古屋と大阪にも
参加してくださって、今週はよく会ってます笑

BUYMAで、月利100万以上を
平然と生み出す人と直接会うことは、
なかなかないと思うので、
名古屋・大阪の参加者にとっては、
とてもいい刺激になったのではないでしょうか。

先日の決算発表の際にもお伝えしたように、
BUYMAは年々市場規模が拡大していて、
どんどん良い環境になってきています。

もらった刺激をきっかけに、
その良い環境を存分に活かすべく、
引き続き地道に頑張っていきましょう。

さて、そのBUYMAの決算で特に驚いたのが、

スマホからの購入金額が全体の約8割を占めている

というデータでした。(以下のp.25参照)

■2017年1月期決算説明会資料

http://www.enigmo.co.jp/wp-content/uploads/2017/03/ir_20170315_3.pdf

正直ここまで偏っているとは思わず、
これを見たあとも実はまだ疑っていた私です笑

ということで、この決算説明会の
書き起こしサイトがあったので、
そちらを改めて確認したところ…

http://logmi.jp/194241

>アプリはWebに比べて、1人当たりの購入金額が多少高い傾向がありますので、

そうなんですか!?

いや、これも驚きました。

アプリ限定セールなどが
かなり功を奏したのかもしれませんし、
ただ“高い”と言ってるだけで、
“どれだけ”高いかには言及していないので、
そこまで差はないかもしれませんが…。

>我々は2011年くらいにスマホへのシフトを開始して、
>無事スマートフォンが取引の6~7割までいくことで、シフトが完了していた。

これも正直けっこうビックリです。

これも“取引の”としか言っていないので、
もしかしたら個数のことかもしれませんが…。

とりあえず、最初に挙げた、

「スマホからの購入金額が全体の約8割を占めている」

というのは、動画で見ても
そのまま話しているので、
改めて間違いなさそうです。

■参考:決算発表会動画

http://www.bridge-salon.jp/movie/3665_170315_7ZcHyB/

ということで、前回のメルマガで書いたように、
今後は出品した商品の振り返りをするときは、
「スマホからの見え方もチェックする」というのを
出来るだけやったほうが良さそうです。

(出来るだけ、という表現だと、
人によって加減が変わってしまうかもしれませんので、
もうちょっと具体的に言うと、現時点でスマホ持ってる
ショッパーは必ずやったほうがいいレベルだと思ってください。

ついでに言えば、スマホじゃない方は、
買い替えを検討したほうが良いと思います。)

もちろん細かいテクニックとしては。
先日も挙げた「商品画像の1枚目の加工」とかも、
出来る限りやったほうがいいですね。

(この「出来るだけ」は、それぞれの
使える時間次第で考えてくださいね。)

ところで話がさらに飛びますが、
スマホから見ると、商品タイトルが
商品一覧では表示されないという
特徴があることも、前回のメルマガで
書きました。

■参考:スマホから見た商品一覧

※2018年7月現在は、上記画像の画面とは仕様変更しています。

だから、商品タイトルではなく、
商品画像に、「関税込」とか
「即発送可能」とか、お客さんに
魅力的なワードを入れましょう
という話をしたわけです。

で、ここで実は、ひとつ、
差がつくポイントがあります。

それは「画像に入れる“文字の大きさ”」です。

よくよく考えて欲しいんですが、
スマホの画面はPCよりかなり小さいです。

なので、画像のサイズも、
PCで見るより小さいです。

その画像に「関税込」と書くなら、
文字の大きさは当然、出来るだけ、
大きくした方がいいに決まっています。

しかし、ちょっとBUYMAを眺めていると、
かなり小さい文字で、画像に「関税込」
と書かれていたりすることがあります。

画像のデザインとかバランスを考えて
そうしたのかもしれませんが、その中でも
出来るだけ大きい文字にしたほうが、
少なくとも、文字を書く“理由”には適っています。

「文字を入れたらいいんだ」という
“結論”だけを丸暗記して、それが
“なぜ必要なのか”ということが
抜け落ちてしまうと、うっかり
こういうことをしてしまったりします。

こういう思考の仕方は、
この画像加工だけの話に留まらず、
あらゆる場面でもったいないことに
繋がりますので、ぜひご注意ください。

逆に、常に目の前の行為を自分がする
「意味」や「理由」を考えている人は、
建設的、発展的な発想が勝手に生まれて
それだけで他の人と差がついていきやすいです。

文字が小さいこと自体がダメ
というわけじゃありません。

文字が小さくても見えやすいように
「自分でスマホ版の画面を確認して」、
工夫されていればいいです。

なぜなら文字を入れる目的は、
お客さんの目に留めてもらうことだからです。

公式の丸暗記はやめたほうがいいですね。

ではではー。

P.S.

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何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

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BUYMAはスマホからの購入が80%!!(第562回)

※2017/3/15の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日はエニグモの決算発表でした。

■2017年1月期
決算説明会資料

http://www.enigmo.co.jp/wp-content/uploads/2017/03/ir_20170315_3.pdf

取扱高、売上、営業利益などは、
ほぼ上方修正した予想値通りに着地して、
前記との比較ではかなりの成長っぷりです。

取扱高は36%UP、売上も45%UPと、
BUYMAの市場規模が、引き続き
大きく成長していることが伺えます。

(参考p.6)

また会員全体の4万名超えもさることながら、
アクティブな(過去1年間に購入経験ある)
ユーザーが増え続けているのが、
私たちには嬉しいところですね。

(参考p.14)

この資料の中で、特に驚いたのは、
p.25の「デバイス別総取扱高構成比」です。

要するに、お客さんが購入するのは、
PCからなのか、スマホのブラウザからなのか、
あるいは、スマホのアプリからなのか、
というグラフです。

(一応ガラケーも含んでますが、
以前の資料で虫の息だったので無視します)

見ていただければ分かりますが、もう
ブラウザとアプリを合計したスマホからの購入が
8割近くを占めていて、PCからの購入は
完全に少数派になりつつあります。

ある程度スマホからの購入は増えている
とは思っていましたが、ここまでとは
正直想定していませんでした。

というか、2014年の2~4月時点で、
すでにPC以外からの購入が6割近かった
というのも結構驚きです…。

このグラフは「販売個数」ではなく、
「取扱高」のグラフなので、もはや

「スマホでは高いものが売れにくい」

みたいなのは、完全に思い込み
だということが分かります。

スマホ版での気を付けたいことは
いくつかありますが、特に大きな特徴として

・商品を探すときの一覧性が著しく低い

・商品タイトルが商品一覧で表示されない

(クリックして商品の詳細ページにいかないと見れない)

というものがあります。

前者はシンプルな話で、スマホの
小さな画面では、もの凄く頑張って
欲しいものを探すという行為には、
あまり向いていないということです。

なので、「人気順」「新着順」など、
機能として備わっている並び替え順で
「上位表示されるかどうか」というのが
より重要な要素になってきます。

これはスマホ、PC問わず、BUYMAを
特徴づける重要なポイントではありますが、
これからはこれ以上ないくらい意識することで、
成果に大きな差が生まれていくということです。

(というか、以前から意識している方は、
その効果の大きさをすでに理解していると思いますが)

後者は以前もメルマガで書きましたが、
商品タイトルに訴求メッセージを入れても
お客さんの目には留まらないので、

「商品画像の1枚目に入れる」

ということが重要になってきます。

たとえば、商品タイトルに、

・関税込み!

・即発送可能!

・国内完売!

・完売サイズ●あり!

etc・・・

みたいな、お客さんにとって、
魅力的な言葉をせっかく並べても、
そもそもそれが「表示されない」
のでは、目に留まるわけがありません。

なので、画像を加工して、
上記のような文言を画像に入れてしまえば、
お客さんに見てもらえるようになる
ということですね。

これによって、何が変わるかというと、
もちろんアクセスが変わります。

いきなり「受注が増える!」
と考えるのは早計です。

お客さんの目にまず留めてもらい、
アクセス数が増えることが、引いては、
先に挙げた「人気順を上げること」に
繋がっていきます。

その結果として、他のショッパーに対して
有利に販売していくことが出来るわけです。

ちょっとまとめると、先程の、

・商品を探すときの一覧性が著しく低い

・商品タイトルが商品一覧で表示されない

というスマホの特徴は、

・お客さんの見やすい位置に商品を置く

・お客さんの目に留まるように工夫する

という、もうスマホも何も関係ない
とても当たり前の施策を導くということです。

環境が大きく変わりつつあっても、
本質的に重要なことは変わらず、
むしろ、そこがよりフォーカスされて、
地力のある人が有利になっていきます。

せっかくこれだけ伸びている
マーケットに出会えているわけですから、
ぜひその恩恵を存分に受けられるように、
引き続き力をつけていきたいですね。

ちなみに、先程のは株主向けに
分かりやすく作られた資料なので、
ぜひこちらの決算短信にも
目を通してみることをオススメします。

http://www.enigmo.co.jp/wp-content/uploads/2017/03/ir_20170315_2.pdf

ではではー。

P.S.

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ちょっと捻った買い付け先の探し方。(第551回)

※2017/1/14の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日は、ちょっと捻った発想で、
買い付け先を見つけたという話です。

先日コンサル生Mさんから
「受注したけど在庫切れでした!」
というメッセージをいただいたので、
早速探してみたのですが、残念ながら
shopstyleやlyst、polyvoreを使っても、
さらに品番やキーワードでGoogle検索しても、
見つかりません。

しかも厄介なことに、同じ商品を
出品しているライバルもほぼいません。

そこまでメジャーなブランドではなかったので
ライバルの数は元々多くはないのですが、
それでも数名しかおらず、しかも、
彼らの画像を使ってGoogle画像検索をしても、
すでに見つけていたショップしか出てきません。

これはちょっと無理かなと思ったのですが、
ひとりだけ、画像検索しても、
どこの画像を使っているか分からないショッパーさんがいました。

価格的にもそこそこ安かったので、
なんとかその人の画像を利用しているショップを
見つけようとちょっとだけ頭を捻って、
次のように検索してみたところ、
最後の1点が、なんと大幅な割引になっている
ショップを見つけることが出来て、結果的に
想定以上の利益を取ることが出来ました。

どんな方法だったか知りたい方は
以下のURLをクリック!

なんて面倒くさいことはせずに普通に書きます。

その方の商品ページの買い付け地が
仮に「フランス」だったとしましょう。

普通は「買い付け地」はそこまで気にしないのですが、
今回に限っては他のショッパーと違う国になっていたことと
単純に見つけられなかったのが悔しかったので、
ちょっとその点に注目してみたわけです。

そこで私はFarfetchの以下のページで、
フランスのセレクトショップを表示させました。

https://www.farfetch.com/jp/boutiques-all.aspx?ffref=ftr

ここにはFarfetchに出品している、
世界中のセレクトショップの名前と、
そのショップのちょっとした紹介文と、
扱っているブランド名が書かれています。

このページでフランスのショップのみを表示して、
あとは「Ctrl+F」を使って、その探していた商品の
ブランドの名前をページ内でキーワード検索しました。

そうしたところ、フランスのセレクトショップで、
そのブランドを扱っているショップは
(Farfetchで確認できるのは)2件だけだと
分かりました。

あとはそのショップのウェブサイトを、
Google検索で探して、直接行ってみたら、
たまたま50%OFFのセールをやっていた
というわけです。

ちなみに、Farfetchに出品しているショップは
そのすべての商品をFarfetchには掲載していません。

今回の商品も、そのショップは
Farfecthには出ていませんでした。

(確か完売になっていました)

けっこう偶然が重なって得られた成果
であることは間違いないですが、
ちょっといつもと違った角度から考えてみると、
思わぬところに辿り着けたりするよという話でした。

もちろん買い付け先を探すたびに
毎回こんな捻りを見せていると
時間がいくらあっても足りません。

手間を掛けるべきかどうかというのを
ちゃんと見極めて実践してみてください。

ちなみに、ライバルの「買い付け地」は
正しく設定されていないことも多いです。

「買い付け地」はあとから変更できないので、
予定していたショップから別のショップに
買い付け先が変わることが日常茶飯事の
BUYMAにおいては、仕方なく、実際とは違う
「買い付け地」が設定されていることも普通です。

その点も注意してくださいね。

ではではー。

P.S.

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