BUYMAアプリ版の変更点と対策と。(第568回)

※2017/4/20の記事です。

こんにちは、エスノです。

BUYMAアプリの商品詳細ページが
デザイン一新しましたね。

大きな特徴としては

商品情報、色・サイズなどの
商品の詳しい情報が、すべて
展開しないと見れないようになっている

というのが挙げられます。

そして、画像のすぐ下に、
「お問い合わせをする」という
ボタンが目立ちます。

ただでさえちゃんと詳細を読まない
お客さんが多いですが、この変更で
さらにちゃんと読まずに、とりあえず
問い合わせしてくるお客さんが
増えるかもしれませんね^^;

※ちなみに「カートに入れる」は、
上の画像では一番下に表示されていますが、
実際は常に表示画面下部に出てきます。

BUYMAのスマホブラウザ版は
まだデザインが変わっておらず、
しかもアプリ版でいろいろ遷移していくと
スマホブラウザ版に飛ぶという、
よく分からない仕様になっているので、
しばらくはそこまで大きな変化は
ないかもしれません。

(例:ショッパーの名前クリック
→この出品者のすべての商品を見る
→商品をクリック→商品詳細ページ)

ただいずれにしても、すでに
全体の3割近い取扱高を占めるアプリ版で
このような変更があったことは事実です。

とりあえず商品の訴求点については、
以前からお伝えてしているように、
画像に上手く盛り込んだほうが良さそうです。

関税込とか、手元に在庫ありとか、
そういうの以外にも、人気のサイズが
確保できているとか、今までは
商品コメントのところに書いていた情報も
いっそ画像に書いてしまったほうがいい
というケースもあるかもしれませんね。

文字を大きく分かりやすく、かつ、
盛り込みすぎて変にごちゃついてないか
というのが大事です。

画像そのものを綺麗に作っている
ショッパーさんたちもいますが、まずは
上記の点を意識してみてください。

さて、昨日スカイプコンサルで、
コンサル生のYさんから、
こんな悩みをいただきました。

「最近、とある商品に、問い合わせが
何件も来て、ちゃんと在庫もあったのに、
結局ひとつも受注に繋がらなかった。

しかも、自分より少し価格が高い人から
売れてしまっていた。

さらに、別の商品では、自分のほうが
他の人より高いのに売れた…。

もう価格設定をどうすればいいのか
よく分からなくなってしまった…。」

はい、BUYMAをやっていると
必ず出くわす「BUYMAあるある」のひとつですね。

実際のところ、価格設定というのは、
「これが正解!」というのが、
“売れてみないと分からない”ので
本当に難しいです。

高いとなかなか売れないし、
かと言って、価格が安いだけでも
意外と反応がなかったりするし。

そうかと思えば、ライバルは
高い金額で売れていたりして、
だんだん何が正しいのか分からなくなる…。

BUYMAをやり続けていれば、
当然のように湧いてくる疑問だと思います。

これについては、実は簡単です。

「確率的に可能性が高い選択肢を選ぶ。」

言ってしまえばこれだけです。

「高くても売れる」というのは、
間違いなく少数派で「例外」です。

基本的には「安いほうが売れやすい」です。

ということで、たまに例外的なことが起きても、
「理論的に確率が高い選択」を取り続けることで
最終的には安定して成果を生み出せるようになる
というのが、Yさんへの回答になるわけです。

ただ、少数の「例外」であっても、
それが起こる可能性はゼロではありません。

「早く欲しいから、手元に在庫があるものを買う」

「評価の良いショッパーから買いたい」

「同じ商品がありすぎて安いものを探し切れず、
人気順で上位にあるものを買う」

こういう明確な理由で、価格が高くても
購入する人は確実にいます。

たとえば、何度かメルマガで書いていますが、

・商品ページが、人気順で
相当上位に表示されて、

・その上で在庫をもって販売をする

みたいな条件が用意できれば、
ある程度狙ってライバルよりも、
高く売ることが出来るわけです。

「要因が明確な例外」は、
だからこそ逆に、リターンが見込める
「戦術」になり得たりもします。

いずれにしても、とにかく価格設定は
簡単ではないです。

ただ、たまに理屈では説明できない、
謎の例外に出くわすこともありますが、
それはやはり例外です。

そこに振り回されず、臨機応変に、
売れる確率が高い選択を取っていきましょう。

ではではー。

P.S.

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「買い付け力」は超大事だけどそれだけじゃダメ。(第567回)

※2017/4/16の記事です。

こんにちは、エスノです。

ちょっと間が空きましたが、
そうこうしているうちに桜も散り始めて、
色んなショップから、イースターの
短期セールのお知らせが届いていますね。

このショップからの
お知らせメールに関連して、

「ショップからのお知らせをチェックしきれない」

「ショップからセールのお知らせが来たので
何かいい商品はないかチェックしたけど、
結局、時間を無駄にしただけだった…。

という話をよく聞きます。

基本的には、

「セールのお知らせが来たから」

という理由だけで、

「何か良いものはないかな?」

と、そのショップの商品を
改めてチェックするのは
やめたほうがいいです。

ショップからのメールに対する
スタンスとしては、

「安くなったら買い付けたい
と思っている商品があるショップ」
からのお知らせだけチェックする

ようにしないと、時間だけ使って、
何も成果が得られないことがほとんどです。

お知らせのメールが来た時点で、

「このショップには、人気はあるけど、
価格が高いせいでまだ在庫が残っている商品がある」

というのが把握できていないといけません。

それが把握できていないのに、
ショップからのセールのメールのたびに
うっかりその品揃えをチェックするのはやめましょう。

「もしかしたら何かいい商品があるかも…」
と思うかもしれませんが、そんな宝くじに
期待してはいけません。

さて、先月末に新規で
申し込んでくださった方との
個別コンサルがすでに始まっています。

今回申し込んでくれた方のひとりは、
2015年の年初から3ヶ月間の
受講経験があるTさんという方です。

Tさんは昨年前半に月利100万円にあと一歩
というところまで成果を伸ばしたのですが、
そこから他のビジネスに手を広げて、
しばらくBUYMAの作業はセーブしていました。

また本腰を入れて活動するにあたって、
「これまで以上の成果をより効率よく」
ということで久々に申し込んでくださった次第です。

コンサル後もたまに様子を見ていて、
おそらくそうだろうという推測はしていたのですが、
改めて詳しく現在の活動体制を伺ったところ、
とにかく「買い付け力」が物凄いことになっていました。

正直、個人レベルでは、
ほぼMAXと言えるレベルまで、
スキルアップしている状況です。

そのくらい、様々な買い付け先に
アプローチ出来るようになっていたり、
あるいは、品揃えの豊富なショップから
特別な割引をもらっていたりしていました。

ただ、それだけ「買い付け力」が高くても
まだ月利100万円に達していないというのが、
BUYMAの一筋縄ではいかないところです。

以前から何度も書いているように、
パーソナルショッパーとしての競争力の差は、
最終的には「買い付け力」によってつきます。

しかし、ではなぜTさんはそれだけ
「買い付け力」があるにも関わらず、
もっと大きな成果が出せていないのか。

それは、その強力な「買い付け力」が

利益を生み出し、最大化する
「戦術、戦略」と上手く結びついていなかったから

です。

どういうことかというと、たとえば、

利益が5万円くらい出る価格で、
1ヶ月以内にほぼ間違いなく売れる商品を、
実際に買い付けることができたにも関わらず、
それを見逃してしまっていた

というのが、その端的な事例です。

その商品は、これまで販売したことのある
馴染みのあるブランドでもあったので
Tさんも、それなりに売れていることは
ちゃんと知っていました。

ただ、そこまで利益が取れることも、
売れ行きがいいことも、ライバルが
強すぎないことも、明確に把握は
していなかったのです。

せっかく良い商品を買い付けることが
可能であっても、そもそもそれに気付き
出品すること、そして、1つ売ったあとも
その商品がもたらす利益を最大化すること、
こういう部分が付いてこないと、その
「買い付け力」がもたらす成果は半減してしまいます。

逆に言えば、「買い付け力」が
Tさんほどなくても、もっと大きな
利益を生み出すことは可能だったりします。

たとえば、コンサル生Sさんは、
shopstyleにも出てくるような
有名セレクトショップからの買い付けで、
4点で15万円以上の利益を生み出したりしています。

そういうショップなので、当然、
ライバルも普通にたくさんいたのですが、
戦略的に販売計画を立てることで、
多くのライバルを退けて、大きな利益を
生むことが出来ました。

もちろんそんなに上手くいくものが
そこら中に転がっているわけではないですが、
「買い付け」が普通でも、「戦略的に売る」ことで、
ひと味違った成果を出すことは十分可能です。

ここで誤解して欲しくないのは、
「買い付け」が重要ではない
ということが言いたいわけではないということです。

結局、BUYMAでは、
「利益を生み出す」という一番の目的には
「販売」も「買い付け」もどちらも重要である
というのが、私が今回伝えたいことです。

利益アップのための「手段」だったはずの
買い付け力アップが、いつしかそれ自体
「目的」になってしまうことで、本来の目的
への意識が薄れてしまう。

こういう「手段」が「目的」になってしまう現象は、
BUYMAに限らず、日常でも色んな場面で
よく起こります。

繰り返しますが、最後の最後は、
「買い付け」で差がつきます。

しかし、それはあくまで「最後の最後」です。

「買い付け力」の向上は行いつつ、
それをどうやって利益に結びつけるのか
という視点も、常に持ってやっていきましょう。

ではではー。

P.S.

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BUYMAアプリのさらなる新事実と画像加工のキモ(第563回)

※2017/3/19の記事です。

こんにちは、エスノです。

木曜日は東京で、昨日は名古屋で、
そして今日は大阪でワークショップを
開催してきました。

今回はなぜか青木さんが名古屋と大阪にも
参加してくださって、今週はよく会ってます笑

BUYMAで、月利100万以上を
平然と生み出す人と直接会うことは、
なかなかないと思うので、
名古屋・大阪の参加者にとっては、
とてもいい刺激になったのではないでしょうか。

先日の決算発表の際にもお伝えしたように、
BUYMAは年々市場規模が拡大していて、
どんどん良い環境になってきています。

もらった刺激をきっかけに、
その良い環境を存分に活かすべく、
引き続き地道に頑張っていきましょう。

さて、そのBUYMAの決算で特に驚いたのが、

スマホからの購入金額が全体の約8割を占めている

というデータでした。(以下のp.25参照)

■2017年1月期決算説明会資料

http://www.enigmo.co.jp/wp-content/uploads/2017/03/ir_20170315_3.pdf

正直ここまで偏っているとは思わず、
これを見たあとも実はまだ疑っていた私です笑

ということで、この決算説明会の
書き起こしサイトがあったので、
そちらを改めて確認したところ…

http://logmi.jp/194241

>アプリはWebに比べて、1人当たりの購入金額が多少高い傾向がありますので、

そうなんですか!?

いや、これも驚きました。

アプリ限定セールなどが
かなり功を奏したのかもしれませんし、
ただ“高い”と言ってるだけで、
“どれだけ”高いかには言及していないので、
そこまで差はないかもしれませんが…。

>我々は2011年くらいにスマホへのシフトを開始して、
>無事スマートフォンが取引の6~7割までいくことで、シフトが完了していた。

これも正直けっこうビックリです。

これも“取引の”としか言っていないので、
もしかしたら個数のことかもしれませんが…。

とりあえず、最初に挙げた、

「スマホからの購入金額が全体の約8割を占めている」

というのは、動画で見ても
そのまま話しているので、
改めて間違いなさそうです。

■参考:決算発表会動画

http://www.bridge-salon.jp/movie/3665_170315_7ZcHyB/

ということで、前回のメルマガで書いたように、
今後は出品した商品の振り返りをするときは、
「スマホからの見え方もチェックする」というのを
出来るだけやったほうが良さそうです。

(出来るだけ、という表現だと、
人によって加減が変わってしまうかもしれませんので、
もうちょっと具体的に言うと、現時点でスマホ持ってる
ショッパーは必ずやったほうがいいレベルだと思ってください。

ついでに言えば、スマホじゃない方は、
買い替えを検討したほうが良いと思います。)

もちろん細かいテクニックとしては。
先日も挙げた「商品画像の1枚目の加工」とかも、
出来る限りやったほうがいいですね。

(この「出来るだけ」は、それぞれの
使える時間次第で考えてくださいね。)

ところで話がさらに飛びますが、
スマホから見ると、商品タイトルが
商品一覧では表示されないという
特徴があることも、前回のメルマガで
書きました。

■参考:スマホから見た商品一覧

※2018年7月現在は、上記画像の画面とは仕様変更しています。

だから、商品タイトルではなく、
商品画像に、「関税込」とか
「即発送可能」とか、お客さんに
魅力的なワードを入れましょう
という話をしたわけです。

で、ここで実は、ひとつ、
差がつくポイントがあります。

それは「画像に入れる“文字の大きさ”」です。

よくよく考えて欲しいんですが、
スマホの画面はPCよりかなり小さいです。

なので、画像のサイズも、
PCで見るより小さいです。

その画像に「関税込」と書くなら、
文字の大きさは当然、出来るだけ、
大きくした方がいいに決まっています。

しかし、ちょっとBUYMAを眺めていると、
かなり小さい文字で、画像に「関税込」
と書かれていたりすることがあります。

画像のデザインとかバランスを考えて
そうしたのかもしれませんが、その中でも
出来るだけ大きい文字にしたほうが、
少なくとも、文字を書く“理由”には適っています。

「文字を入れたらいいんだ」という
“結論”だけを丸暗記して、それが
“なぜ必要なのか”ということが
抜け落ちてしまうと、うっかり
こういうことをしてしまったりします。

こういう思考の仕方は、
この画像加工だけの話に留まらず、
あらゆる場面でもったいないことに
繋がりますので、ぜひご注意ください。

逆に、常に目の前の行為を自分がする
「意味」や「理由」を考えている人は、
建設的、発展的な発想が勝手に生まれて
それだけで他の人と差がついていきやすいです。

文字が小さいこと自体がダメ
というわけじゃありません。

文字が小さくても見えやすいように
「自分でスマホ版の画面を確認して」、
工夫されていればいいです。

なぜなら文字を入れる目的は、
お客さんの目に留めてもらうことだからです。

公式の丸暗記はやめたほうがいいですね。

ではではー。

P.S.

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