ライバルショッパーは味方です。(第558回)

※2017/3/2の記事です。

こんにちは、エスノです。

3月が始まったということは、
もう1年の1/6が終わったということに
懸命な皆さんはすでにお気付きでしょう。

大人になると、子供のときよりも
同じ時間に対する体感時間が短い
と感じる現象には「ジャネーの法則」
という名前がついています。

理屈としては、30歳の人の1年は、
その人生の3%であるのに対して、
5歳児の1年間はその20%なので、
大人の方が、1年間の体感時間が
短く感じるということです。

まあもちろんここまで単純に
計算で表されるものではありませんが、
確かに大人になると時間が過ぎるのが
早く感じるというのは、よく耳にします。

ただ、この感じ方に抵抗する
非常に簡単な方法があります。

それは「目新しいことにトライする」
ということです。

新鮮な精神状態になることで、
その時間の充実度が高まります。

ただ、実際のところ、なかなか
新しい何かを始める時間がない
というのが本音ではないでしょうか。

そこで、私がひとつ提案したいのが、
新しいことを『行う』のではなく、
新しい『見方・考え方をする』ということです。

これだと、
行動としてはすでにやっていることなので、
実際に使う時間はそんなに変わらないですが、
新鮮な気持ちで取り組むことができる可能性は高いです。

たとえば、以前私が書いたメルマガに
以下のようなものがあります。

■ライバルを味方に変える発想の転換(第426回2015年6月26日)

http://steermylife.com/1355.html

これもう1年半前の記事なんですね。

金沢に行った話とかしていて懐かしいです。

さて話を戻すと、これは要するに、
BUYMAにおける他のショッパーは、

「お客さんを取り合うライバル(=競合)」とも見なせるし、

「自分の代わりにたくさん出品して、
商品の人気を確かめてくれる存在(=味方)」

とも見なせるという話です。

ほとんどの事柄には、二面性があります。

完全に悪いもの、完全に善いものと
いうものは存在せず、一方から見ると
マイナスだけど、もう一方から見れば
プラスだったりします。

もの凄く数が売れる商品は、
その多数の取引のために
手間ももの凄くかかります。

子供の世話をよく焼く親は、
一方で、子供の自立を
妨げる存在になりかねません。

ドラゴンボールで、孫悟空にとって、
フリーザはクリリンを殺した憎しみの
対象であると同時に、超サイヤ人に
目覚めるきっかけでもあります。

ドナルド・トランプは、倫理的には
マズイ発言ばかりしていますが、
その選挙公約を守ろうとする姿勢自体は、
民主主義の鑑と言っても過言ではありません。

このように、視点や考え方を変えるだけで、
今までと同じものを見たり聴いたりしても、
それに対する感じ方はまったく新しいものに
なるわけです。

日々の作業の中でも、これまで
「敵」としか見ていなかった他のショッパーを
「味方」と見てみることで、先述したように、
商品の人気が自分で出品しなくても
把握できたり、あるいは、新しい買い付け先の
ヒントを提供してくれていたりと、
新しい発見があったりします。

こういうちょっとした工夫から、
新鮮な気持ちで作業をすることで、
充実した時間の過ごし方ができて、
それはそれで、気付いたら、
時間が早く過ぎているんですよね…。

結局どう転んでも我々は
光陰矢の如しだなあと思うようです…。

ではではー。

P.S.

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