結局はこうやっていくしかないわけです。(第153回)

※2014/3/25の記事です。

こんにちは、エスノです。

早いもので今月ももうすぐ終わりです。

ホントに時間が経つのは早すぎますね。

私の今月の実績は、現時点の到着分で約160万円で、
受注はしていてなんとか今月中に届けられそうなものが
約130万円という感じです。

今月からコンサルを始めたので、
BUYMAに使える時間はどうしても削られていますが、
それでも上手くいけば過去最高の売上になりそうです。

使える時間が限られることで、
より集中して効率よくやれているのが
逆に成果が伸びている原因かもしれません。

このままだとちょっと難しいですが、
手元にある在庫などもどうにかして売って、
なんとか300万円の大台に乗せて
気持よく締めくくりたいところです。

しかし相変わらず出品は出来ていないので、
来月のことがちょっと思いやられます^^;

また4月頭に対面コンサルで京都に行くので、
その時はホテルに籠もって、
一人出品合宿でも開催したほうがよさそうです。

さて、前回、前々回と、
商品を出品したあとにどんなことをしているのか、
私の具体的な事例を挙げながらお伝えしました。

ライバルやお客さんの動向をチェックするのは、
意外と気にしていない方も多いのではないかと思います。

特に、月に数十万程度は売上が出ているが、
そこから壁を突破できないという方は、
ぜひ出品したあと放ったらかしにせずに、
上記のようなチェックをやってみてください。

逆に、こういう話を聞いても
自分はすぐには活かし切れない
と感じるかもしれません。

それはやはりまだバイヤーとしての
経験が浅い場合に多いと思います。

最初は人気商品を探すこともおぼつかなかったり、
その買い付け先を探すだけでもひと苦労だと思います。

また買い付け先が見つかったとしても、
ライバルが安すぎて価格で勝てないものばかりで、
そこで行き詰まってしまうというのもよくあることです。

要するに、
ライバルやお客さんの動向をチェックする前に、
基本的な部分で気を配らなければならないことが多すぎて、
そこまで気にしようとすると消化不良を起こすわけですね。

何度か書いていることではありますが、
結局は階段を一段一段上るように、
一歩ずつステップアップしていくしかないわけです。

先日ホリエモンの著書「ゼロ」を引き合いに、
まず地力を着実に付けていくという話を書きましたが、
まさにその発想です。

九九が澱みなく言えるようになれば、
二桁の掛け算がすんなり身に付くように、
基本的な部分がスラスラ出来るようになれば、
それ以外のことを気にする余裕が生まれます。

逆に九九が言えないのに二桁の掛け算をやると、
もう混乱してわけが分からなくなるはずです。

人によっては、結局努力が必要だという話は、
夢も希望もなく聞こえるかもしれません。

しかし自転車の乗り方を忘れることがないように、
自分の足で一段ずつ階段を上っていくと、
もうそれ以下のレベルには戻りようがないわけです。

それはつまり、長く成功し続けるための
最短ルートだということです。

私自身は、これからも
そういう方向に進化していきたいですし、
その方向性に賛同してくださる方の力に
少しでもなれればいいですね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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お客さんの動向もチェックする。(第152回)

※2014/3/24の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日は私がこの冬、
誰でも買い付けできるショップから
同じ商品を50個以上売り上げた事例から、
出品したあとに具体的にどんなことをするのか
という話をしました。

今日もそれと似たような話です。

お客さんから在庫確認の問い合わせが来て、
在庫ありと返信したあと結局売れなかった、
というケースはたまにあると思います。

これもひとつのBUYMAあるあるですが、
こういうときは以下のいずれかだということは
結構昔に書きました。

・他のバイヤーさんから購入した

・BUYMA以外のショップで購入した

・何らかの都合で購入しなかった

まあ当たり前ですよね。

さてこのうち、
「他のバイヤーさんから購入した」を
事前に防ぐにはどうすればいいでしょうか。

自分のところに問い合わせをしたお客さんは、
かなり高い確率でほかのバイヤーさんにも
同じように質問をしています。

つまり、これを逆手に取って、
そのライバルにだけは負けないように
何か手を打てばいいわけです。

以前このような場面の遭遇した時は、
お客さんは、私ともうひとり
同じ商品を出品しているバイヤーさんに
同じように在庫確認の質問をしていました。

そのライバルの買い付け先は、
おそらく私と同じだということが分かったので、
先にショップでその商品を購入してしまい、
在庫切れの状態にしてしまいました。

結局ライバルバイヤーは
いざ在庫確認をした時にはすでに完売していて
お客さんは私から購入するしかなかったというわけです。

これは極端な例ではありますが、
他にもライバルに価格で負けていたら
そのときだけ値段を下げて、お客さんに
「価格を見直したので再度検討してください!」
と連絡してみたりとか、そういうことはします。

またちょっと毛色は違いますが、
昨日も似たような場面に出くわしたので、
こんなことをしてみました。

・問い合わせをもらった商品と、
同じ買い付け先から購入する商品の注文が
別のお客さんからさっき入った。

・今日中に注文してもらえれば、
まとめて購入することができるので、
送料が少し浮くため、その分値引き可能。

・値引き分のクーポンを発行します。
利用期限は今日中です。

このお客さんは、
私が出品しているものと同じデザインで
色違いの商品を出品しているバイヤーさんに
在庫確認の問合せをしていました。

そのバイヤーさんの回答が遅かったため、
しびれを切らした私は上記のような提案をして、
当日中に注文をもらったわけです。

実際のところ、
ライバルの買い付け先は分かっていたので、
そこではもう買えないことは確認済みでしたから、
放っておいてもこちらで購入した可能性も高いのですが、
あまり長く放っておくと、今度はお客さんの
「熱」が冷めてしまって売れなかったりします。

あっちもいいけどこれもいい、
なんて迷ってるうちに、しだいに
どっちもどうでもよくなってしまうアレです。

それを防ぐためにも、あえて期限を切って
その上で購入の動機(クーポン)も添えて、
購入を急かすようなことをしてみました。

ライバルの動向をチェックする
というのは昨日書いた話ですが、
お客さんの動向もチェックすると、
売り逃しが少し減るかもしれませんね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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神は細部に宿る。(第151回)

※2014/3/23の記事です。

こんにちは、エスノです。

一昨日は体調不良で
久々にサボってしまいました…。

たまに元気じゃなくなると、
健康第一を痛感しますね。

そして昨日は、
何を書こうか迷っているうちに、
寝落ちしてしまいました。

書けるネタのストックはあるのですが、
「今まさに求められるネタ」というのが
しっくり来なくてウンウン唸っていました。

こういうメルマガとかブログを続けていると、
いただくお問い合わせのメールや
コンサル受講生とのやりとりから、
多くの人が「今」こういう話を欲している
という「空気感」を感じることが出来ます。

それにしっくり来るネタを出せない日は、
書く筆の進みが遅いですね。

結局のところ、成果を出すには、
その人本人に頑張ってもらうしかないのですが、
とは言え、私がなにか伝えることで、
その助けになれることはあると信じています。

引き続きお付き合いいただければ幸いです。

さて、先日書いた、
買い付け力を磨こうという話は
反響のメールをいつもより多くいただきました。

改めて読むと文章がイケてなかったのですが、
内容についてはピンとくる方が多かったようです。

ただ、中には、
「買い付け先を使い倒す」の例として挙げた、
決済通貨を一番為替レートが安いのに変更するとか、
あえて一度転送業者を経由するとか、
そういう小ワザはちゃんとやっているけど、
いまいち成果が伸びないというメールもありました。

これは何でなのかということを考えたのですが、
それはたぶんこういうことだと思います。

例えば、人気商品をリサーチする、
そしてその買い付け先が見つかる。

ライバルは数名いて、
おそらく同じ買い付け先だが、
とりあえずちょっとだけ最安値で出品する。

そして、あとは「放ったらかし」。

同じ要領でどんどん新しく出品していく。

このようにやっている人は、
特に出品数が数百以上とかなり多い人ほど
多いのではないかなと思います。

出品数が多いこと自体は
別に問題ではありません。

問題なのは、一度出品したあと、
ほとんど放ったらかしにしてしまうことです。

例えば、私の場合、
同じ商品を出品しているバイヤーの動向や
その商品の買い付け先でのクーポン情報など、
こういうのは毎日チェックしています。

今冬、私が出品した中で
最も売れた商品の販売数は50個を超えます。

その商品は誰もが知っているショップで買えたので
競合バイヤーも雨後の竹の子のように出現しました。

しかし、それらはすべて蹴散らし、
しかも最終的には独占的に販売する状況を作ったため、
ひとつあたり2万円の利益が出たこともありました。

まずはじめに、
最初から強烈な価格競争を仕掛け、
ひとつあたり3千円程度の利益で、
私の出品ページの人気順を一気に上げました。

そこで、他のバイヤーのやる気を挫きつつ、
人気順での上位表示とその商品を何個も扱っている
という実績を作ったわけです。

この間に他の買い付け先をいくつも探しながら
ちょうどセールが始まる時期でもあったので、
見つけた買い付け先は毎日チェックして、
そのタイミングを見逃さないように気を付けていました。

セールが始まった瞬間に、
その時点で在庫をごっそり確保して、
ライバルが買いつけ出来ないような状況を作ります。

しかしここで気を抜かず、
毎日ライバルバイヤーの動向をチェックしていると、
自分がその時点で把握している限りでは、
買い付けできない価格で販売しているバイヤーが
たまに出現したりします。

これはお客さんからのお問い合わせへの
返信で分かりますね。

そういうバイヤーさんが出てきたら、
その人と同じ買い付け先を開拓するために、
再度ショップの検索を頑張ります。

こういうことを繰り返していくうちに、
誰でも買い付け出来るショップから買い付けて、
合計50個以上を販売することが出来たわけです。

この商品は、そもそも初めから、
かなりヒットするのが分かっていた
特殊なアイテムではあります。

ただ、基本的にはどの商品でも
このようなチェックはけっこう細かくしていて、
価格を微妙に調整したりすることなどは日常茶飯事です。

もちろん、あまり細かく
一部の商品のことばかりにこだわると、
特に初心者の方は、出品数が伸びず、
行き詰まってしまう可能性が高いの注意してください。

ただ、ある程度実績があって、
バイヤーとしてそこそこ成果は出ているが
いまいち突き抜けられていない方というのは
今回のように特に一部の商品に力を入れてみると
いいかもしれません。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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