3年以上前に書かれた大事な思考法(第636回)

※2018/3/3の記事です。

こんにちは、エスノです。

羽生結弦について言及した
2月19日の前回のメルマガから、
あっという間に3月を迎えてしまいました。

メルマガは送ってなかったですが、
ようやく重い腰を上げて、ブログに
メルマガのバックナンバーを更新したりしてます。

2016年の春くらいのメルマガから
まったく反映させてなかったんですが、
今見ても結構いいこと書いてますね(自画自賛)。

twitterでブログの更新お知らせしてるので、
そちらもあわせてどうぞ。

■ブログ(バックナンバー):http://steermylife.com/

■ツイッター:https://twitter.com/esno_biz

ところで、先日から、BUYMAの会員登録500万人
&アプリダウンロード300万突破記念ということで、
以下のようなキャンペーンをやってますね。

https://www.buyma.com/contents/m-campaign/

会員400万とアプリ200万突破が
昨年の2月半ばだったので、
そこから1年ちょっとで会員とアプリともに
100万ずつ増えたことになります。

もちろん会員数というのは
アクティブな購入者だけではなく、
ただ会員登録しただけのユーザーや
パーソナルショッパーも含んでいます。

ただそれを考慮しても、お客さんの数は
引き続き伸び続けているのは間違いありません。

気付けば夏のセールの背中も
もうそろそろ見えてくる時期ですから、
今のうちにしっかりリサーチして、
増えたお客さんにガッツリと
買ってもらえるようにしたいところですね。

さて、最近読んで良かった本でも紹介します。

『エッセンシャル思考』という本です。

http://amzn.to/2HTlREz

2014年の発刊で、当時本屋でも
よく平積みになっていたので、
知っている方も多いかもしれません。

私もなんとなく内容は知っていたので、
あえてしっかり読まずにここまで来ましたが、
先日何の気なしに手に取ってみたら、
日頃自分が大事だと考えていることが
とてもよくまとまっていて良かったです。

エッセンシャル(essential)とは、
「欠くことのできない,必須の,非常に重要な」
あるいは「本質の,本質的な」という意味です。

原題は『essentialism』なので、
「不可欠なもの、本質的なものに
徹底してこだわる」という感じでしょうか。

(ismは「~主義」ですね。)

本書の表現をあえて使わず、
私がこの本の内容を一言で言うなら、

「優先順位の高いものを見極めて、
優先順位の高いものにだけ、
自分のリソースを注ぎ込もう」

です。

要するに、私がいつも
メルマガで書いてることです。

さらにもっと言えば、

「優先順位の高いものにだけ
自分のリソースをしっかり集中することで、
そこから得られる成果はもっと大きくなる」

とも表せるでしょう。

それが本書を端的に紹介した

「より少なく、しかしより良く」

の意味するところです。

以前からお伝えしているように、
効率よく成果を出していくには、
コスパの高いことに自分のリソースを
しっかり注入していくことがすごく重要です。

極端な例で言えば、BUYMAで
まったく売れていない商品なのに、
商品タイトルやコメント、あるいは、
画像加工にいくら注力しても、
成果にはほぼつながりません。

そうではなく、すでにBUYMAで
しっかり売れている商品を選び、
その新しい買い付け先を探して、
ライバルより優位に立てる条件で
出品することに時間と手間をかけるのが
大事だということです。

ただ、エッセンシャル思考的に言えば、
後者を行う際に、それ以外のことを
ばっさり切り捨てるのもポイントです。

「あれもやらなきゃこれもやらなきゃ」
の状態で買い付け先を探すと、
エネルギーが分散されて、なにか
変な見落としをしたり、必要な作業を
省いてしまったりします。

そうではなく、コスパの悪いことを切り捨てて、
大事なことにエネルギーをしっかり注ぐ
という発想が大事です。

この「コスパの悪いこと」には、BUYMAで言えば、

「やったらけっこう利益になりそうなこと」

も含まれてくるのが厄介です。

コスパの良し悪しは、
あくまで相対的なものなので、
そういう場面も出てきます。

たとえば、月に5件売れていて、
1件あたりの利益が1万円の商品Aと、
月に10件売れていて、1件あたりの
利益が3,000円の商品Bがあったとします。

このとき多くの人は、両方とも、
ほどほどに手を掛けて上手いこと
両方から利益を得ようとするわけです。

しかし、エッセンシャル思考的には、
それではダメだということです。

エッセンシャル思考的には、
どちらかの商品を切り捨てて、
残った商品の販売に注力することで、
「より少なく、しかしより良く」が
達成されることに近づきます。

ちなみに、どちらがより重要なことかは、
上記以外の条件次第で決まりますね。

ライバルの多さや買い付け先の
バリエーション、在庫の数など、
考慮すべき変数は他にもあるので、
利益を最大化させようとしたときに
未来が明るいと思われる方を選びます。

もちろんこれも極端な例ですから、
実際にこの状況で片方を捨てる
という判断をするかどうかは
ケースバイケースです。

他に、もっと切り捨てるべき、
重要度の高くないことがあるかもしれません。

いずれにしても肝心なのは、
重要ではないものを切り捨てることで、
重要な部分に注がれるエネルギーが高まる
という発想です。

それを端的に表したのが、
本書にある以下の図です。

実際にはこの左の図のように、
バランス良くエネルギーが分散している
というよりは、もっと短い矢印が、
より細かく密集する中に、たまに
長い矢印がぴょこぴょこ生えている
という感じの人が多いと思います。

じゃあ、実際にどうやって、
大事なことに集中するのか?
ということが、いろんな事例を
出しながら紹介されているのが本書です。

kindleで目次くらいは見てみると、
参考になるかと思いますのでぜひどうぞ。

http://amzn.to/2HTlREz

ではではー。

P.S.

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