amazon.comからの買い付けはOKか?(第215回)

※2014/6/13の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日は月が綺麗に見えると
ちょっとしたニュースになっています。

もう上り切ってしまっていますが、
今日は上り始めるあたりのときに
月が赤くなるという現象も見られたそうです。

さて、満月といえば、
日本では昔から、その模様が
「うさぎの餅つき」に見えるとされています。

しかしながら、当然これは
世界共通の認識ではないわけです。

ヨーロッパでは、
蟹だったり女性の横顔だったり、
アラビアではライオンだったり、
日本と比較的近い中国でも、
ヒキガエルに見えるとされていたり。

世界各国、その土地からの月の見え方、
そしてその地域の文化などによって、
同じ月を見るにしても、それがどう認識されるか
というのは全く違ってきます。

もうちょっと一般化すると、
月の模様という「情報」を受け取るときに
人はそれをありのまま認識することは出来ず、
その人が身を置いている文化などに影響された
「フィルター」によって加工された状態でしか
認識することが出来ないわけです。

その「フィルター」は、例えば
「先入観」や「思い込み」とも
呼ばれたりすることもあるでしょう。

さて、先日立て続けに
同じような質問をいただきました。

要約すると、アメリカのamazon、
つまりamazon.comからの買い付けはOKか?
という質問です。

結論から言えば、OKです。

以下の規約が参考になりますね。

■バイヤー活動における禁止事項
http://qa.buyma.com/sell/4003.html

要するに、マーケットプレイス出品者はダメだが、
amazon.comが販売者の商品ならOKということです。

この規約を、今回のような
「amazonに関する質問があった」
という前提なく読んだ場合、人によって、
どこを重要だと認識するかは大きく異なります。

ある人は、まさに同じ悩みを持っていて、
amazonのマーケットプレイスはダメなんだ
ということを重視するでしょう。

別のある人は、自分が
ノーブランド品で有名ブランドのロゴを
模倣したアイテムを扱っていたため、
「他人の権利を侵害する商品」について
特に注目するかもしれません。

しかし言わずもがな、
ここに書いてあることは、
いずれも等しく重要な内容です。

自分はあまり気にしていなかったことでも、
うっかり違反すればアカウント停止になりかねない
大きなリスクを秘めているものばかりです。

もちろん、すべての情報を
触れた側から全部同じような密度で
インプットしようとするのは、
無理矢理やろうとしても効率が悪いですし、
そもそも人間の認識の構造上無理だと思います。

ただ、自分の認識には、常になんらかの
「偏り」があるということが分かっていれば、
何度か同じものに触れるたびに、その
バランスの悪さを少しずつ是正していくことが可能です。

先ほどの規約も、2回目に見たときには、
マーケットプレイスはダメということ以外の事項に
「重要感」を持って目が行くようになります。

さしあたって、ぜひこの規約と、
以下の禁止されている買い付け先は
上記のようなことを意識して、
ぜひもう一度目を通してみてくださいね。

■禁止されている買い付け先
http://qa.buyma.com/sell/4007.html

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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