※2014/6/1の記事です。
こんにちは、エスノです。
本日24時で、私のBUYMA通信講座、
「BUYMAの予備校」の募集を締め切ります。
予想以上にお申込が殺到したので、
ご質問のメールをいただくペースが落ち着き次第、
また改めて募集したいと思いますが、
現時点での再募集時期は未定です。
私は、悩める多くのバイヤーにとって、
絶対に必要なものだと思ってこの講座を立ち上げました。
今の自分を変えたいと心の底から思っている方には、
必ずその力になれるものをお届けしますので、
ぜひ参加していただければと思います。
■「BUYMAの予備校」申込詳細
http://
※こちらはメルマガでのみ募集しました。
次回もメルマガでのみ募集しますが時期は未定です。
さて私は、どうすればもっと多くの人が
BUYMAですんなり稼げるようになるかと
いつもずっと考えています。
その際に、私自身と、そしてこれまで
それなりに近い距離で教えてきた方たちが
稼げるようになった道のりを思い返すわけです。
その結果思い当たることを、
あるときはすごく具体的に、またあるときは、
もう少し抽象度の高い表現でお伝えしています。
その多くの人が伸び悩む要因となっていることに
予備校の募集ページでも書いたのですが、
「ノウハウだけでは不十分である」
ということがあります。
もしかしたら誤解されているかもしれないのですが
これは「ノウハウはなくてもいい」もしくは
「それほど重要ではない」という意味ではありません。
「ノウハウだけでは不十分である」の真意は、
「ノウハウなんて持っていて当たり前」
ということです。
問題なのは「ノウハウをどう活かすか」
ということなのですが、それの妨げになっている
とても大きな要因の一つが「思い込み」や「先入観」です。
例えば、BUYMAを始めてすぐ、
あるブランドの人気商品をリサーチしていて、
ライバルに価格で勝てる買い付けが
何時間調べてもまったく見つけられなかった
という苦い経験をしたとします。
こういう経験をすると、
人は同じような苦しみを味わいたくないので、
似たような行動をなるべく避けるようになります。
実は、私で言えばこれは
Tory Burchというブランドです。
約3年前、私はバイヤーを始めてすぐ、
Tory Burchのバッグや財布を
とにかく何も考えず50個出品しました。
しかし、待てど暮らせど、
注文はおろかお問い合わせの1件も来ませんでした。
これは私の脳裏に嫌な記憶として
じっとりと貼り付いてしまっています。
おかげで、正直なところ、
今でもTory Burchは苦手意識が強いです。
そしてこの現象の怖いところは、
このTory Burchに似たようなブランドにも
知らぬ間に嫌な気持ちが伝染してしまうところです。
具体的に言えば、Tory Burchと属性の近い、
アメリカが発祥地で、出品数が多く、
また出品者に現地のバイヤーが多いブランド、
COACHやKate Spade、あるいはマイケル・コースや
マークバイマークジェイコブスなども、
Tory Burchの余波で苦手意識があります。
自分の中でこういうブランドは
「稼ぎにくいブランドだ」という先入観を
自分自ら作り出してしまうことで、
せっかくの稼ぐチャンスを減らしてしまう。
これは本当にもったいない。
しかし、こういう先入観を自分で取り除くことは
なかなかに骨の折れる作業です。
極端なことを言えば、自分の嫌いな食べ物を
ただ食べられるようになるだけではダメで、
「美味しいと感じながら」食べられるようにする
というような感覚に近い気がします。
そのためには、自分はその食べ物のどこが嫌いかを考え、
どうしたらその悪い部分を抑えることができるか考えるでしょうし、
また、どこかに少しでも良い部分がないかと探して、
少しでもその良さをもっと引き出すにはどうすればいいか
ということも考えるでしょう。
もちろん食事であれば、
他の美味しく感じられるものを食べればいいのですが、
BUYMAにおいては、その「他に美味しく感じられるもの」
というのが、大きく利益に貢献してくれるものでない場合、
どうにかしてこの先入観を取り払わなければ、
明るい未来は絶対に開けません。
多くのバイヤーがよく陥りがちな
「他に美味しく感じられるもの」の例として、
ASOSなどの低価格で人気があり、かつ
買い付け先が決まりきっているブランドがあります。
こういうブランドは、出品さえしまくれば
よほど変な商品説明を書くでもしない限り、
販売数はそこそこいくようになりますので、
「美味しいような気が」してしまいます。
やはり「売れる」ということは
利益が小さくても嬉しいものですから、
そこから中々抜け出せなくなるのです。
読んでいてドキッとする方もいるかもしれませんが
これは本当にたくさんの方に当てはまる傾向です。
そこから抜け出すには、
さっきのように、苦手な部分を分析し、
さらに良い部分を探し出すためにじっくり観察するという
ちょっと苦しい経験を乗り越えなければいけません。
これは本当に精神的には苦しいのですが、
乗り越えられると大きなリターンが得られます。
先々月からコンサルを受けてくださっている方が
昨日まさにそれを体現してくれました。
変な先入観を持たずにリサーチを続けた結果、
私も知らない、競合の少ない人気ブランドを
探し当てたのです。
こういうのがひとつあるだけでも
利益にはかなり貢献してくれますので、
もし苦手意識やその元となる先入観に心当たりがあれば
それを解消することを意識してほしいと思います。
もちろん、私も、多くの方が
先入観を持ちがちな部分は把握していますので
そこを解決できるような内容をこれからも書いていくつもりです。
なお、全然別の切り口で行動した結果、
たまたま突破口が開けるケースがあります。
しいたけが嫌いだった私は、
あるとき食べた鍋料理に入っていたしいたけが
びっくりするくらい美味しくて、それいらい
しいたけが好物の一つになりました笑
BUYMAで言えば、、
例えばタレントの愛用品をリサーチしていて、
見つかったのがたまたま苦手なブランドで、
それが上手く売れた結果、それまでの苦手意識が
一気に払拭されるような、そういう体験ですね。
ではではー。
★☆★ エスノ ★☆★
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