「BUYMAの奴隷」が量産されています。(第614回)

※2017/11/26の記事です。

こんにちは、エスノです。

本日は年内最後の福岡でのワークショップでした。

参加者が少ないのがちょっと寂しいのですが、
その分、直近の成果はなかなか好調です。

Mさんは1件で利益2万円の受注を
立て続けに3件、Yさんはなんと、
1件6万円超えの受注をこれも続けて
2件獲得しています。

まさにセールシーズンという感じですが、
この勢いのまま年末まで実績を伸ばしていきたいですね。

さて、今朝お送りした、コンサル生ノリコさんとの
対談音声はもう聴いていただけましたでしょうか?

1年前はご自身を「梱包屋さん」と呼ぶほど
大量の薄利の注文をさばくことに忙しかったにも関わらず、
なぜ今はその状況から抜け出すことができたのか。

新規の出品がほぼ出来なかったにも関わらず、
なぜ日本滞在中に過去最高益を更新できたのか。

初心者の方がよく思う悩みの解決策から
中級者が大きく飛躍するためのヒントまで、
重要な内容がたくさん盛り込まれていますので、
ぜひ聴いてみてくださいね。

この対談音声は9月に録ったのですが、
そのきっかけは7月半ばまで遡ることになります。

実は以前より青木さんから、

「BUYMAでもっと効率よく成果を出すには
どうすればいいか?」

という相談をちょこちょこ受けていました。

青木さん自身は、ほぼ一人での体制にも関わらず、
昨年12月に最高月利286万円を生み出している通り、
これ以上ないくらい効率よく利益を生み出すことを
体現しています。

ただ、青木さんのコンサル生が、
青木さんが想定しているよりも、
なかなか成果を伸ばしきれないという状況について、
もっと何か出来ること、改善する点はないか
という視点からよく話をしていたというわけです。

それは先述の通り、以前から、
折に触れてちょこちょこしていたことで、
春先から何度か配信してきた青木さんとの
音声は、その流れで収録したものです。

それを繰り返す中で、7月半ばから、
ちょっと改めてしっかり時間を取って、
もっと丁寧な議論を重ねていくことにしました。

私もこれまで個別コンサルを通して培ってきた、
すべての知見を一度「棚卸し」して、整理し、
これまで以上にその質を高められないかと
考えたためです。

具体的には、ほぼ毎週、ときには、
週に何度も、毎回2時間以上時間をとり、
都内の会議室を予約して、

・BUYMAのプレイヤーとして

・BUYMAのコンサルタントとして

私と青木さんの知識と経験を元に、
色んな角度から議論を重ねてきました。

それは、そもそも「利益が出る人」と
「利益が出ない人」の違いや、
「早く利益が出る人」と「なかなか
成果が実るまでに時間がかかる人」
の違いのような定番のテーマから始まり、

・なぜ知っているノウハウを、
いざというときに使えず、みすみす
利益を取り逃してしまう人が多いのか。

・さらに言えば、その「機会損失」に
気付いてすらいない人がほとんどなのは
なぜなのか。

・また、なぜ多くの人は、利益が出ていても、
出ていなくても、BUYMAに振り回されて
そこから抜け出すことができないのか。

少しずつ、こういった少し突っ込んだ、
しかし多くの人が抱えているであろう課題にまで
足を踏み入れていきました。

今回のノリコさんとの音声を録ったのは、
実際に改めてコンサル生に詳しく話を聴くことで、
そういう課題を解決するヒントを得られないか、
という発想からだったわけです。

そして、このような議論を尽くす中で、
なんとなくその答えが見えてきたところで、
それをしっかり形にして、個別にだけではなく、
もっと多くの人に伝えられるようにしよう。

そういう話に、自然となっていきました。

この議論の中で、特に私たちが、
解決に注力しなければいけない
と狙い定めたのが、

多くのパーソナルショッパーを、

「BUYMAの奴隷」から

“解放”すること

でした。

「奴隷」とは大げさな表現ですが、
たとえば、ASOSのような薄利多売の商品を、
ひたすら大量に出品している方は、やはり
ひたすらに忙しく、しかもなかなか
思うような成果が出せていなかったりします。

この状況は、私のコンサルを受講する前の
青木さんが体験済みで、とにかく消耗するばかりの
何も希望が見えない時期だったと今でもよく言っています。

しかしだからと言って、
ハイブランドや高単価の商品を販売して、かつ、
それなりに利益を出している人であっても、

「とにかく時間も心の余裕もない」

という状態だったりすることは
けして珍しくありません。

そこから脱するために、様々な作業を
外注する人も多いようです。

しかし、以前からメルマガで
繰り返しお伝えしている通り、

「作業を外注するかどうか」

ということは、余裕を生み出すことには
直接的には関係ありません。

そこには、

「余裕を生み出すような外注方法」

「もっと余裕をなくすような外注方法」

があるだけです。

「この方法は、必ずこの結果になる」

みたいな単純な話ではなく、

「この方法は、こういうときに適切に使えば薬になるが、
別のときに間違って使えば毒になってしまう」

ということです。

たとえばノリコさんは、実は現在進行形で、
ある商品を繰り返し売りまくっているのですが、
その販売価格はなんと最安値のショッパーより
20%以上高く設定されています。

なのに、それでもずっと売れ続けています。

これは以前からメルマガでも何度も書いている、
「手元在庫あり」+「人気順上位」の応用です。

しかし、この現象の本質を捉えられないと、

「最安値でなくても売れる可能性が十分あるからどんどん出品しよう」

という極めて短絡的かつ平面的な結論を導きます。

そうではなくて、

「人気順が上位で、たくさんの
お客さんに見てもらえる状況であれば、
価格が高くても買ってくれるお客さんの
絶対数も増える。

しかし、人気順が下位で、
見てくれるお客さんの数が少なければ、
高値で出品することは絵に描いた餅でしかない。」

ということが、これまで何度も
繰り返して伝えてきたこの現象の本質です。

逆に言えば、人気順で下位でも、
何かしらの特別な施策を打って、
アクセスを大量に集められるのなら、
価格は高くても売れる可能性は十分あります。

商品の状況によって、
今何をすべきかという選択肢は
まったく異なります。

これは、商品の状況だけではなく、
ショッパーの状況にも置き換えられます。

作業に使える時間、クレジットの上限、
家族構成、本業の有無、その日の体調、
PC作業の得意不得意、etc…

いずれにしても、
「常にこうやっていればOK」
という発想をまず捨てることが、
「奴隷からの解放」の第一歩と言えるでしょう。

そして、このノウハウはこういう理由で、
このタイミングで使うべきで、逆に今は、
こういう理由でこのタイミングでは
使ってはいけない、というように、

「状況に応じた多面的、多次元的な判断力」

を自分のものにしていくこと。

私たちは議論とインタビューを繰り返す中で、
これが効率よく成果を伸ばしていくために
必要なことだと確信に至りました。

あとはそれを、どうやって分かりやすく、
実践しやすいような形で伝えるかです。

ということで、それがようやく形になりました。

「これまでのBUYMAノウハウの
一段階上の次元からの視点、判断力」

を身に付ける新しい企画の募集を、
11月29日(水)20時から行います。

私と青木さんが、長く見れば半年以上、
ここ4ヶ月くらいは毎週頭を悩ませながら、
これまでの私たちの集大成と呼ぶべきものを
精魂込めて作り上げました。

現在、そしてこれからBUYMAを実践する全ての人の
スタンダードになるようなものが作れたと自負しているので、
ぜひ楽しみにしていただければと思います。

ではではー。

P.S.

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