資金がなくても在庫販売は可能です。(第686回)

※2019/4/18の記事です。

こんにちは、エスノです。

今月も半分を過ぎまして、
いよいよGWが迫ってきました。

3月前半にメルマガでお伝えしましたが、
今一度、その影響について書いておきます。

まず、27日にカードの引き落としが行われず、
結果、月末締めのクレジットカードの与信枠が
連休明けの5月7日まで空かないこと。

(カード会社によっては、引き落とし後、
数日間は枠が戻らないというのも多いと思います)

また、当然ですが、BUYMAの売上の振込も、
4月30日、5月5日分については連休明けになります。

BUYMAからも出品者向けの
諸注意が出ていたので目を通しておきましょう。

http://buyersinfo.buyma.com/?p=79108

あとは配送業者の営業状況にも注意ですね。

国内の配送業者は、休日扱いでも、
ある程度稼働しているわけですが、
DHLなどの国際配送業者については別のようです。

http://www.dhl.co.jp/ja/important_information/032619.html

※上記リンク先のインフォメーションはすでに削除されています。

また税関もストップすると思うので、
荷物の到着については遅れが出たり、
あるいは、配送状況の確認が
スムーズにできなくなったりすることが予想されます。

この状況を考えると、連休中に
荷物が税関に溜まりまくって、
連休明けに順次処理されていくので、
5月7日になったらすぐに動き出す
というのも期待できない可能性があります。

そういう意味で、連休前後は
手元在庫の商品が売りやすいかもしれませんね。

そういえば、前回のメルマガ配信後、
いつも返信をくださる諸岡さんが、
すぐにメッセージを下さいました。

先日インタビュー音声を配信したので、
記憶に新しい方も多いかと思いますが、
諸岡さんは昨年初めに、BUYMAに
本格的に取り組み始めた方です。

そしてその約1年後、つまり
2019年1月にご自身の過去最高益となる
月利32万円を達成しました。

ただ、実はその1年の間に、
約4ヶ月のBUYMA休止期間があって、
先述の今年1月の最高益は、再びBUYMAを
始めてから4ヶ月後のものだったりします。

休止前に、すでに一度、
月利20万円を達成したにも関わらず、
なぜそこで休止してしまったのか。

また、なぜ再開しようと思い、そこから
約4ヶ月で月利30万を超えるまでに至ったのか。

こういう点について詳しく伺ったのが、
先日お届けしたインタビューだったりします。

■諸岡さんとの対談音声はこちら

このインタビュー後の今年3月末時点で、
実は「月利50万円まで成果を伸ばせた!」
という嬉しい報告もいただいていました。

そして今回いただいた返信では、
今月も先月と同じか、それ以上いけそうな
ペースで現時点では進捗している
という報告もくださいました。

現在諸岡さんは、以前より在庫販売での
利益の割合を増やすような動きをしています。

それが上手くいっていて、
先述したような最高益を度々更新するような
状況が生まれているのですが、

「在庫販売」

と聞くと

「自分には資金がないから無理」

と反射的に考える人の多いこと。

これまでもメルマガで何度も
取り上げてきたテーマですが、こういう

“一見それっぽい思い込み”

から抜け出せないと、絶対に
多くの人より優れた成果は残せません。

なので、「一見それっぽいこと」は、
常に「本当にそうなのか?」と
改めて突っ込んで考える習慣を持ちたいです。

もちろん、資金に余裕があれば、
在庫は持ちやすいです。

だからといって、資金がないと
在庫販売が「出来ない」と考えるのは、
あまりにも短絡過ぎます。

それはもはや「リスクをまったく取りたくない」
あるいは「リスクを回避する方法を考えるのが億劫」
というのが前提にあって、それらを無意識下で
肯定したいだけのようにすら思えます。

私が初めて在庫販売に挑戦したのは、
BUYMAを始めて最初に売れた商品でのことでした。

これは別に、本当に初受注前から
在庫を持ったわけではありません。

さすがにそんな勇気はないですし、
私はどっちかと言えば超慎重派です。

今でも販売実績がない商品を、
受注が入る前に買い付けることはまったくないです。

この商品は、結果的に繰り返し
何個も売れるような人気商品でした。

(カラバリも含めて20個くらい売れた)

最初の何件かは、
普通に無在庫で売ったのですが、
アクセスと欲しいもの登録がどんどん付くし、
問い合わせもよく来ているから、
まだ受注は来ていないけどもう先に買っちゃえ、
送料も浮くし、という感じで買い付けたわけです。

で、実際に商品が届く前に受注が入り、
「在庫」として自宅に置かれることはまったくなく、
ただ「受注が入る前に注文した」だけになりました。

こういう商品、つまり、
回転の良い商品に限って実践すれば、
基本的には誰でも資金力に関係なく、
いわゆる「在庫販売」は可能です。

要するに、仕入れ費用が引き落とされる前に、
売れてくれればいいわけですから。

そう考えると、「在庫販売」
という呼び方が良くないかもしれません。

感覚的には、「売れるから
売れる前に買い付けしちゃう販売」とかですね。

そのためにしなければいけないのは、
すでに出品しているライバルの販売実績を、
ちゃんと「数える」ということです。

もちろん一人だけではなく、
複数のライバルを、ですね。

数えた結果、一定期間継続して、
複数個販売されていることが確認できるかどうか。

もちろん、その実績と全く同じように、
今後も推移していくかどうかは分かりません。

販売履歴だけでは、いくらで売れたのか?
というのも明確に分からないですし、
数えたからリスクがゼロになるわけではないです。

ただ、個数が売れた実績があれば、
最悪多少赤字になったとしても、
価格を下げれば売り切ることができる
可能性はかなり高いです。

そういう発想で、私はそのあとも、
まずは割と価格安めの商品で、
「売れる前に買い付ける」ことを
ちょこちょこ行い、利益を溜めて、
より高額な商品、回転が少し遅い商品の
在庫を持つようになっていきました。

さすがに初めて1点で10万を超える商品を
売れる前に買い付けたときはちょっと震えましたが、
それも結局、商品が届く前に売れてしまったのを
よく覚えています。

(自分の販売実績を振り返ってみたら、
BUYMAを始めて5ヶ月目のことでした。

もうちょっと高く売ればよかったです笑)

要するに、何が言いたいかと言うと、
「在庫販売をどんどんやろう」とか
「在庫販売こそ正義」みたいな
極端な主張を押し付けたいわけではなく、

初めから一切の可能性を拒絶せずに、

・どうしたら可能なのか

という切り口から何事も考えてみるべき
ということです。

今回のテーマで具体的に言えば、
資金がなければ、買い付け費用が
引き落としされる前に売れるような商品を
しっかり見定めよう、そのために、
販売実績をちゃんと確認してから、
判断するようにしよう、という、
アホみたいに当たり前な話に収束します。

でも、実際は、それすら出来ていない
ということがほとんどだったりします。

確かによく売れている商品、特に、
ブランドランキングで上位になるような
メジャーブランドの定番商品とかだと、
なかなか買い付け先が見つからなったりして、
そもそも在庫を持つどころか買い付けできない
ということも多いと思います。

それはそれで、その時点での、
自分の買い付け力の問題ですから、
仕方がありません。

私も上記で触れた商品は、けして
そういうド定番商品ではありませんでした。

しかし繰り返しますが、だからといって、
「そもそも出来るわけがない」と
考えていい理由はまったくないわけです。

「一見それっぽいこと」も必ず疑ってみること、
そして、「どうしたら可能か」という視点で
常に考えることを習慣にしていきましょう。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

  メッセージはこちらから