個別コンサルの具体的な事例(第235回)

※2014/7/15の記事です。

こんにちは、エスノです。

先日行った個別コンサルが、
いろいろ示唆に富む内容になったので
このメルマガでも共有しようと思います。

あるブランドの人気商品Aの買い付け先を見つけるも、
計算してみると1,000円ちょっとの利益しかない。

ライバルであるパーソナルショッパー(PS)を観察すると、
出品数約700件、販売件数も約2500件以上あるので、コンサル生は、
先日のメルマガで出ていた「薄利多売型」のPSではないかと推測。

しかし、月間の販売件数は3、40件程度で、
2007年から活動し続けているPSにしては、
1件あたり数千円程度では割に合わない。

そのライバルの発送までの平均日数が
「2日」という短さから、在庫販売、もしくは
店舗に直接買い付けに行くスタイルの可能性大。

ライバルが出品している、
その人気商品Aと同じブランドの
他のアイテムをチェック。

出品数700件に対して、
そのブランドのアイテムは出品数8件、
またすべてではないが、一部に
「手元に在庫あり」のタグが付いていた

先ほどの、在庫販売、もしくは
店舗に直接買い付けに行くPSの可能性が高いので、
この商品については諦めるか、もしくは同じように
現地店舗に在庫と値段の確認をしてみて、
いけそうなら購入代行を検討するという結論

コンサル生は、では、このPSの他のアイテムも、
同じように買い付けているはずなので、
あまり真似はできないのではという仮説を立てる

今度は出品している他のブランドの中から
出品数の多いブランドの人気アイテムをチェック

選んだ商品Bの買い付け先を、
出品画像からgoogle画像検索で探すも、
画像が使われていたショップは、
すでに完売している上に価格が高すぎる。

shopstyleで商品Bの他の買い付け先を探すも、
このライバルに勝てるショップは見つからず

商品ページのや他のショップから拾ってきた、
その商品のキーワードを元にgoogleで検索をして、
画像一覧で検索結果を表示

shopstyleでは出てこなかったショップが見つかり、
価格は問題なし、そのショップの安全面もクリア。
ライバルの商品ページの在庫ありのサイズからも
おそらくそこから買い付けている可能性が高い。

少なくともこのアイテムに関しては
参考にすることが可能なので、
このPSのすべてが参考にしにくいという結論は尚早。

結局このライバルは、在庫販売、
店舗での買い付け、そしてオンライン買い付けを
ブランドやアイテムごとに使い分けていそう。

そのため、最初に探した人気商品Aも
もしかしたらどこかのオンラインショップにあるかも。
(「手元に在庫あり」のタグは付いていなかった。)

ざーっと流れで書きましたが、
いろいろ重要な事が詰め込まれていますので、
ぜひ参考にしてみてくださいね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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アメリカ在住のPSは●%以上います。(第234回)

※2014/7/12の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日から個別コンサルのため、
大阪に来ております。

今年の3月から始めた個別コンサルですが、
その間ずっと近畿圏の受講者がいらっしゃるので、
月に2回来阪するのがもはや定例化しています。

電車の路線名とかだいぶ詳しくなりました笑

さて昨日のメルマガをお送りしたところ、
コンサル受講経験者おふたりから
メッセージをいただきました。

まず、「タレントの写真」について、
「顔が映ってなければいいのか?」という話なのですが
これは微妙なところです。

実際、現時点では、
顔が見えていない画像については
黙認され続けている感じがあります。

ただこれも事務局が、
いつどう判断するかは分からないので、
リスクを抱えた方法だということです。

そしてもうひとつは、

「事前の在庫確認無しの注文における、
在庫切れキャンセルの場合は『お客様都合』」

という対応はダメだという話でしたが、
これに対して、

================================

事前の在庫確認なしで注文すると、
取引キャンセルとなって、
余計な手間をとらせてしまうので
ぜひ事前に在庫確認してください。

================================

というような内容で注意喚起するようにします、
という連絡をいただきました。

これは、自分とお客さん、
両方のメリットを提示している
よいアイディアですね。

ぜひ参考にしてみてください^^

それでは本題ですが、先日メルマガのネタ探しに、
エニグモのサイトを色々見ていたところ、
こんなページが出来てることに気付きました。

■What’s Enigmo

http://www.enigmo.co.jp/ir/whats_enigmo/

エニグモについて、そして
その主力事業であるBUYMAについて、
スライド形式で紹介しています。

この中のスライドの一つに、
パーソナルショッパー(PS)の
在住国のデータが出ていました。

▼参考

http://steermylife.com/pic/buyercountry.jpg

PSが100カ国以上約55,000人いるというのは
これまでの経営発表資料などでも知っていましたが、
ここまで偏っているのはちょっと意外でした。

個人的には、もうあと
10%くらい少ないかと思っていた次第です。

これだけアメリカに偏っていると、
アメリカブランドの出品数の多さも納得ですし、
やはりそこで頭ひとつ抜け出すためには、
ちょっとやそっとの工夫では難しいでしょう。

無在庫販売と在庫販売を使い分けたり、
セールの情報にもより感度を高めたり、
あるいは、なにか自分自身の明確な強みを
確立させないと、大きく利益は出しづらいはずです。

もちろんこの数値というのは、
BUYMAに登録されているアカウント数を
単純に計算しただけのものなので、
実際にちゃんと活動している人がどのくらいいるか
というのはまた別の話になってはきます。

ただ、それにしてもアメリカは
これ以上ないくらい偏っているので、
もしそちらをメインに活動していて
なかなか上手くいっていないという場合は、
もっと知恵を絞って突破するのか、
もしくは他に目を向けたほうがいいと思います。

ちなみに、上記の画像に
記載されている国以外の合計は
計算すると4.6%です。

ざっくりのなんとなくですが、
おそらく日本在住のPSは、
全体の4%くらいでしょうか。

イギリス、韓国、中国の次くらいと考えると
意外と少ない感じもしますね。

ではではー。

P.S.

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