「レベル上げ」の感覚を持ってください。(第106回)

※2014/2/4の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日、33万のバッグの
到着通知がまだ来ないという話を書いたら、
「金額も大きいし電話をしてもいいのでは」
というメールをいただきました。

確かに可能性のひとつとしてありますが、
実際にするかどうかは、その必要性と
それに対するリスクを考慮して決めます。

必要性とは、入金を早めたいという
資金繰りのことで、リスクとは、
お客さんを急かすことによる評価悪化ですね。

それを考えると、
よほど資金繰りに困っていなければ
基本的には電話までしなくてもよいと思います。

もしBUYMAが、到着通知なしでは、
売上が入金されない仕組みであれば、
どこかのタイミングで電話してでも回収せねば!
となるわけですが、実際はそうではありません。

http://qa.buyma.com/sell/4304.html

↑こちらにあるように、国内発送の場合、
発送からおよそ14日後に自動的に取引完了になります。

このように、BUYMAはバイヤー側にも
活動しやすい環境があるのがいいですね。

さて、今日はちょっとした、
物事の考え方、捉え方に関する話です。

BUYMAをやっていて、
なかなか思うような実績が出ないと、

「本当にこの方法でいいのかな…」

「もしかしたらもっと他にいい方法があるんじゃ…」

こんな風に考えてしまうことがあると思います。

まあこれはBUYMAに限らず、
あらゆることにおいてそうですよね。

何事においても、なかなか上手くいかないと、
普通はこういう風に不安になってしまうものです。

もちろん、
完全に間違ったやりかたで実践していたら
それで上手くいくかどうかは難しいです。

そもそもそこに自信がない場合は、
ぜひ私のブログの最初のほうなどを見返してください。

また個別にメールをいただいてもいいですし、
スカイプでアドバイスすることも可能です。

ちなみに本日もスカイプで
おひとりとお話しましたので
ご希望の方はお気軽にどうぞ。

話を戻すと、そのような
根本的なところでの間違いは大きくないため、
次のような上手くいく兆候が見えつつある方も多いです。

・何件か売れたけど利益が取れない。

・売れはするけど在庫切れが多い。

これは、間違いなく
「上手くいく兆候」です。

しかし、このような状況の方にこそ、
最初に挙げたような悩みを持つ方が
とても多いです。

やはり、多くの方の身近には
BUYMAの「相談」が出来る方はおろか、
ただ話が出来る方も少ないのが実情だと思います。

ひとりで、ああでもない、こうでもない
と悩んだ末に、なんとか売れたが、
思うような成果になかなか繋がらない。

心細くなってしまうのも
それは当然のことだと思います。

しかし、この悩みの最中にいるとき、
間違いなくその人は成長し続けています。

例えとして、
分かりやすい方と分かりにくい方がいると思うのですが、
これはドラクエの「レベル上げ」と同じ構造です。

あの手のRPGというのは
ストーリーを追いかける楽しい時間だけでなく、
物語を進めるために突破しなければいけない障害が
「ボス」という強敵を倒すイベントとして用意されています。

(最近はRPGをやっていないので、
 今も同じなのかちょっと分からないのですが^^;)

普通、流れに乗って話を進めていった結果、
スムーズにボスを倒せるということは、
あまり多くありません。

苦戦するだけならいいほうで、
簡単に全滅させられてしまうことも多いです。

そういうときにどうするかというと、
フィールドを歩いていると出現する
普通のモンスターをひたすら倒して
「レベル上げ」をするわけです。

このレベル上げの最中は、
基本的には何も面白くありません。

(もちろん、この作業が好きな方もいると思いますが、
それはRPGに求める面白さの本質とは異なる部分で楽しんでいるはずなので
あえてこういう表現をしています。実際、私はレベル上げ好きです笑)

プレイヤーはコントローラーの
十字キーをガチャガチャ適当に動かし、
敵と遭遇すれば倒し、また遭遇すれば倒し
これをただただ繰り返すだけです。

しかし、しばらくたったあるとき
再びボスにチャレンジすると、
意外とあっさりクリアできたりします。

ドラクエでは「レベル上げ」が辛くて、
ゲームを止めてしまうことはあまりないと思います。

しかしBUYMAだと、今自分のいるステージが
「レベル上げ」だとはっきり分からないため、

「本当にこの方法でいいのかな…」

「もしかしたらもっと他にいい方法があるんじゃ…」

と考えてしまうことが多いわけです。

どんなことに取り組んでも、
必ず「レベル上げ」の時期というのは
間違いなく必要です。

人によってその期間は
短かったり長かったりしますが、
必ず必要なことです。

根本的にやり方が間違っていて、

・1ヶ月以上まったく売れない

・お問い合わせすら来ない

・そもそも出品が出来ていない

こういう状況では話はまた別ですが、
そうではなく少しでも結果が出ているなら、
ぜったいに諦めずに「レベル上げ」を続けてください。

必ず道は拓けます。

もし弱気になったら、
挫ける前に私にご連絡くださいね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
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何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

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問い合わせ返信のちょっとしたテクニック。(第105回)

※2014/2/3の記事です。

こんにちは、エスノです。

早いものですでに2月ですが、
先月の私の実績は散々でした…。

月末に2件で30万円分の受注が、
一度は買い付け完了の連絡が来たにも関わらず、
実は在庫切れだったということでキャンセルに。

さらに、50万円分の到着通知がもらえず、
結局、180万円のヨミが100万ちょっとくらいで着地。

先日メルマガでちょっと書いた、
33万のバッグの到着通知がいただけなかったのが
かなり影響してしまいました…。

26日くらいにはお届けできていたのですが、
いまだに通知が来ておりません。

2回ほど到着通知の催促の連絡はしたのですが、
それでもなにも音沙汰がなかったので、
まあこういうこともあるということで仕方ないですね。

単価が大きいアイテムの
唯一の弱点が露呈してしまいました。

さて、上でちょっと書きましたが、
「到着通知の催促」というのは、
ちょっと間違えるとお客さんを急かすことになり、
評価ダウンの要因にもなりかねません。

そこで、「早く到着通知してください」ではなく
「到着したら問題がないか確認してください。
 もしあったら遠慮なくご連絡ください。
 もしなかったら到着通知をしてください。」
という伝え方をすることで、評価を下げることなく
到着通知を催促するわけです。

こういう場面に限らず、
お客さんとのやり取りをする場面は、
BUYMAではもちろん多々あります。

そのすべての場面に言えるのが、
お客さんの気分を損ねないようにしつつ、
いかにこちらがして欲しい行動を促せるか、
ということです。

ということで、昨日の続きですが、
お客さんからお問い合わせが来たときは
ちょっとした言葉の違いによって、
受注するかどうかが変わってきます。

「在庫ありますか?」という問い合わせに
「はい、ございますよ。」だけでは、
お客さんの購買意欲を刺激するには
ちょっともったいないのです。

このことをまず強烈に意識してください。

その上で、使えるテクニックを
いくつかご紹介しようと思います。

・人気の商品であることを伝える。

・個数に限りがあることを伝える。

・現在の価格が今だけであることを伝える。

・他にも欲しい人がいることを伝える。

・人気の商品であることを伝える。

人間というのは、
多くの人が支持するものを「良い物」
と認識してしまう性質があります。

ちょっと難しい言葉を使うと、
「社会的証明の原理」と呼ばれたりします。

たとえば、ふらふら散歩をしていて、
行列の出来ているラーメン屋と
そうではないラーメン屋を見たときに、
どちらが行きたくなるかといえば
前者と答える方が多くなります。
(もちろん、ラーメン自体の情報は
何も分からないと仮定したときの話です。)

特にこれは、ただの在庫確認ではなく、
希望のカラーの買い付けができず、仕方なく
別のカラーを提案しなければいけないときに
もっとも効果を発揮します。

「ご希望のカラーは在庫がないですが、
 そのかわり一番人気のブラックはございます。」
という感じで提案するわけですね。

・個数に限りがあることを伝える。

・現在の価格が今だけであることを伝える。

続いてこちらは「限定性」を強調しています。

これはもう
特に詳しく説明することもないと思いますが、
人間はこういう「もし買えないと損をするのでは」
ということを考えてしまう現象にとても弱いです。

強力な上に手軽に実行できるので、
使わない理由はありません。

・他にも欲しい人がいることを伝える。

これは、他にも欲しがっている人という
「社会的証明」と他の人が買ってしまうと
もう手に入らないという「限定性」の合わせ技ですね。

当然、単体で利用するより、
組み合わせて使ったほうが効果大です。

他にも具体的なフレーズを挙げれば
キリがなくなってきます。

一番意識して欲しいことは、
フレーズを丸覚えするのではなく、
「社会的証明」や「限定性」のような
考えるための「枠組み」を増やして欲しいということです。

これは本で勉強してもいいですし、
自分がお客さんとして買い物する際に、
どんなフレーズやワードに反応したか
という体験から学んでいくことも可能です。

こういう「枠組み」さえ身につければ、
具体的な言葉というのは、
いくらでも出すことが出来ます。

もちろん、このワードだけで、
すべて上手くいくというわけではなく、
基本は、ちゃんと人気商品を選んで、
ライバルにも価格で負けていない、
というのが大前提です。

その上で、
こういう細かいテクニックがあると
大きく差がついてくるという話ですね。

ちなみに最終的には、10万円の商品を
3万円値上げしても問題ないほどの
交渉力を身につけることも可能です。

これは私の過去の実例ですので、
そのうち解説付きでそのときのやり取りを
ご紹介しようと思います。

ただ、なんでもかんでも
こういう値上げが出来るわけではないですし、
していいわけでもありません。

致し方ないときにのみ許されますし、
私もそういうときしかやっておりませんので
そこはご安心くださいませ。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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問い合わせをしてきたお客さんが買ってくれない・・・。(第104回)

※2014/2/2の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日も午後はセミナーでした。

いわゆる「ネットビジネス」というと
世間的にはどうしても「怪しいもの」
というイメージが拭えません。

それは、一部の心ない人たちが、
ただ「自分」が「お金」を稼げればいいと、
怪しいセールスレターを書いて、
それをスパムの域を出ないメルマガで
売り込みまくっているからに他なりません。

私もこれまでそういう状況を山ほど見てきて、
ほとほと嫌気が差していました。

しかし、当たり前ですが、
悪いのはネットでビジネスをすることではなく、
「悪いビジネスをネットでしている人」です。

自分でビジネスをして収入を得ると考えた際に、
インターネットほど便利なものはありません。

初期投資を抑えられること、
時間も場所も関係なく販売できること、
そのメリットを挙げればキリがないわけです。

こういうメリットを生かした上で、
「まっとうに」「健全な」ビジネスを行いたい、
その上でお金を稼いでいきたいと思うのは、
まともな人間であれば至極自然な発想です。

今回参加しているセミナーは、
私のそういう考えにマッチしていて、
そういうビジネスを展開するにはどうすべきか
ということが学べる内容になっています。

私は、BUYMAという
インターネットを利用したビジネスに出会い、
大きく人生が変わりました。

今は、さまざまな悩みやしがらみから解放され
自分が本当に生きたい人生を送れている感覚があります。

それは、ただ
好きな時間に起きて、好きな時間に寝て、
行きたいところに行きたいときに行って、
美味しいものを食べて、煩わしい人間関係もない、
というような些末なことだけではありません。

もちろん、私はそもそも怠惰な人間ですし、
そういう生活が手に入ったこと自体も
よかったなと思うことの一部ではあります。

ですが、最も手に入ってよかったのは、
ありのままの自分でいられているという感覚です。

この感覚を多くの人が持てたら
きっと世の中はよくなるし、
もっと面白くなると思います。

そういう感覚を持てる人を
ひとりでも多く増やしたい、

その最初のきっかけとして、
BUYMAを上手くやる方法を伝えたい。

そんな感じでメルマガを書いております。

さて、昨日こんなメールをいただきました。

======================================

エスノさま
こんばんは!Tです。
お忙しいところ、ご返事ありがとうございます。

(中略)

昨日、結果として受注にはつながらなかったのですが

・出品していた商品に対して、在庫確認の問い合わせあり
・当初仕入れ先であったショップを見に行くも売り切れ
・画像検索を使って他店を探索したところ、在庫発見&しかも値段がさらに安い

…ということがありました。

これで受注につながっていたら更によかったのですが(^^;
エスノさんのブログ記事あった通りだ!と思いながら対応していました。

こうやって少しずつ経験値貯めていくのが
決して早い歩みではありませんが近道なんでしょうね。

(後略)

======================================

以前も別の方から
同じような内容のメールをいただきましたが、
こういうことはバイヤーとして経験を積むなかで
必ずと言っていいほど出くわす現象です。

しかも、これは、
自分がバイヤーとして成長している
兆候と言ってもよい現象です。

なぜなら、バイヤーの最も重要な
「買い付けの力」が身に付いていないと
こういうことは起こり得ないからです。

というわけで、
こういう現象が自分のみに起こったあと、
だいたいのバイヤーさんはそれまで以上に
成果が出せるようになっていきます。

ただ、そういう良い兆候が起きても、
結局、受注にまで結びつかないと
やはり面白くないですね。

問い合わせが来て、
迅速に返信をしたはずなのに、
なぜか受注に結びつかないというのは
バイヤーの悩みのひとつでしょう。

以前、そういうときは
どういうパターンがあって、
それぞれどういう対策があるのか
ということはお伝えしました。

ただ、そもそもなのですが、
問い合わせの返信をするときに、
その内容がいまいちであるために、
お客さんの購買意欲を刺激できていない
ということもあると思います。

というわけで、
今日は長くなったのでこのあたりにして、
明日は、お客さんの購買意欲を刺激する
ちょっとしたセールストークテクニックを
紹介しようと思います。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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