その人気商品がどんな条件ならよく売れるか言えますか?(第459回)

※2015/10/17の記事です。

こんにちは、エスノです。

今月3通目のメルマガですが
皆様いかがお過ごしでしょうか?

10月も半分を経過して、
セールシーズンの足音が
そろそろ聞こえてくる今日この頃です。

もちろん本格的なセールは、
11月に入ってからなのですが、
その前の買い控え対策として、
今月も短期的なセールは、
ちょこちょこ開催されています。

日々いろんなショップから
メールが飛んで来ると思うので、
そういう情報はぜひ見逃さないように
してくださいね。

また、そういうメールが来たときに
それを最大限活かせるのは、
日頃からどれだけBUYMAの中を
細かくたくさん見ているかで決まります。

短期セールが開催されているタイミングで
ちょうどよく注文が入ればいいのですが、
そういうことはなかなかありません。

基本的に短期セールのときには
「在庫を持つ」のが最も有効な戦術です。

しかしセールのお知らせが来てから、
改めて商品の人気を確認して、
ライバルの状況をチェックして…
とやっていては出足悪くライバルに
先を越されてしまいます。

というわけで、常日頃から、
「人気商品がどんな条件ならよく売れるか」
というのを把握しておいて、
いざ短期セールで在庫を持つとなったときには、
最低限の確認だけで済むようにしておくのがベストです。

ブランドの名前を挙げられたときに、
そのブランドの売れ筋の商品と、
その商品を扱うライバルについて、
ソラでどれだけ説明することが出来るか。

またそこまで出来る商品の数が
どれくらいの数あるのかというのは、
パーソナルショッパーとしての競争力の
源泉にもなりえます。

試しに、ブランドランキングの
上位から眺めていって、
各ブランドについてぜひやってみてください。

具体的に言えば、

MONCLERなら●●というモデルが、
●週間で●個、いくらくらいで売れていて、
強いライバルは●●と▲▲と■■で、
彼らはそれぞれ、A、B、Cという
ショップで買い付けていると思われる…

みたいなことを言えるブランド、商品が
何個あるのかということです。

上で書いた内容よりざっくりでも構いませんので、
こういう視点は意識してみてくださいね。

さて突然ですが、私は現在
ラスベガスに来ております。

実は先週結婚しまして、
新婚旅行でグランドキャニオンを
観に行こうということで、現在、
前乗り(という表現が適切なのかは
分かりませんが)で、ラスベガスに
宿泊しているという状況です。

今日明日とラスベガスに宿泊し、
そのあとグランドキャニオン内の
ホテルに2泊して、また戻ってきて
ラスベガスに2泊して帰国予定です。

せっかく来たのでアウトレットにも行って、
苦手、というかあんまり好きじゃない
アメリカブランドに対する意識を
少しでも良くしてこようと思います笑

ちなみに先ほどお伝えした話で言えば、
私はアメリカブランドについては、
まったくと言っていいほど知識がありません^^;

COACHの売れ筋ラインなんて知らないし、
Kate Spadeの有力商品のライバルや
販売価格帯のことも分かりません。

しかし、分からなければ、
BUYMAで確認すればいいわけです。

販売履歴や問い合わせを見るのが
一番間違いなく商品の人気や
ライバルの動向などを確認できます。

アウトレットはグランドキャニオンから
帰ってきてから行こうと思っていますので、
あと4日くらいでチェックするつもりです。

なお道中の様子はtwitterでも
ちょこちょこアップしようと思いますので、
よかったらそちらもご覧くださいませ。

https://twitter.com/esno_biz

あとラスベガスで何かオススメの
グルメとかエンタメとかあれば、
ぜひ教えていただければ嬉しいです^^

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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「出品しないと不安…」という方へ(第458回)

※2015/10/11の記事です。

こんにちは、エスノです。

またまただいぶ間が空いてしまいましたが、
その隙にもう10月も1/3が終わってしまいました。

10月になった時点では、
「まだ今年3ヶ月もある!」
と意気込んで(?)いたのですが、
その1ヶ月の1/3が終わると、
すっかり肌寒い秋の気候も相まって
なんだか年の瀬を少しずつ感じますね。

今月はもう、自分の人生の中で
そう何度もないイベントが目白押しで、
そのせいでテンヤワンヤしております。

そのうちのいくつかは、
このメルマガにも無関係ではないので、
また追ってご報告させていただきます。

来月までバタバタするのが見えているので、
早くのんびりした平常運転に戻りたいです^^;

さて、ちょっと機を逸した感は否めませんが、
先月も元コンサル生から嬉しい報告を
たくさんいただきました。

月末頃に紹介した月利60万超のAさんはじめ、
目標の50万には届かなかったものの、自身の
過去最高益45万円を達成したTさんや、
2ヶ月連続で30万円を超えたというYさんなど、
大きな成果を安定して出している報告には
逆に私が励まされる次第です。

皆さんいずれも1ヶ月あたりの取引数は
50件もなく、だいたい30~40件くらいで、
利益単価の良い商売が出来ている感じです。

また他に嬉しかったのが、
ちょうど1年前にコンサルを
1ヶ月だけ受講してくださっていたYさんが、
先月月利23万円だったという報告です。

やはりほとんどの方は、
思ったような成果が出なければ、
途中で諦めたり挫折してしまい、
そもそも「続けること」自体が出来ません。

いくら経験者が「継続すれば成果が出る」
と伝えたところで、その過程の苦しさを
乗り越えられる人の数はけして多くはないわけです。

そういう意味で、今回のYさんの成果と
そこに辿り着くまでの過程に拍手を送りつつ、
ぜひこの事例を、多くの悩める方の
励みにしてもらえればと思います。

この報告をYさんがしてくださったときに
あわせて書いてくださったのが、

===================================

先月、一ヶ月やって思ったことは
やはり大量出品ではなく少量出品で充分だと感じました。

1つの出品商品でライバルがどこから仕入れしてるか、
この商品はどことどこのショップにおいてあるかとか、
このキーワードを入れて検索すると見つけやすいなどなど、
1日1商品リサーチして探して行くほうが早く結果に結びつくことが今更分かりました。

===================================

というメッセージでした。

1日1出品というのは、実は
私が個別コンサルをするときに
基本的に全ての方に伝えていることです。

これは大量出品を否定しているわけでも、
ましてや出品なんて1日1個すれば十分、
と言っているわけでもありません。

商品を選んで、ライバルをチェックして、
対抗できる買い付け先を探すという作業を
出来るだけ丁寧にやったら、最初は
それでも大変だよねということです。

ただそれが出来てさえいれば、
1日1出品であっても、それなりの
利益を出すことは可能です。

私も、一番頑張って売っていた
2013年末~2014年頭のときでも
1ヶ月の平均出品数は10件程度でしたし、
月利60万円のAさんも、先月は
20件も出品していないと言っていました。

大事なことは出品数ではなく、

人気のある商品を、ライバルに
優位性のある状況で出品して、
その状態を維持すること

ただこれだけです。

出品しても売れないなら、
そもそも人気があるのかを見直しましょう。

実際に売れているかが重要です。

ライバルに価格で対抗できないなら、
その理由を想定してみましょう。

あるいは、優位に立てる要素は
何かないのか考えてみましょう。

出品したあとも気を抜かずに、
アクセスはちゃんとあるのか、
ライバルにお客さんを取られていないか、
自分の商品が売れやすい状況に
あり続けているかを定期的に確認しましょう。

こういう出品作業以外の、
ライバルの状況をチェックすることだったり、
仮説を立ててそれを検証したり作業を怠ると
そういうことが出来るショッパーさんたちには
絶対に太刀打ちできません。

まして、「安定した成果」
というのは夢のまた夢です。

「出品していないと不安」という声を
実はたまにいただくのですが、
厳しい言い方をすれば、
むしろ何も考えずに出品することを
不安視した方がいいくらいです。

もう何度も聴いたような話だと思いますが、
ぜひ改めて意識して欲しいと思います。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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基本だけどよく勘違いされていること。(第457回)

※2015/10/1の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日のメルマガをご覧いただいた方は、
ご想像通り、これは沖縄からの帰りの
飛行機内で書いています笑

今日はお昼前に那覇の
Tギャラリアというハイブランドの
免税店が集まるショッピングモールで
コンサル生Tさんとお会いして面談しました。

そのあとはいくつかのブランドを
回って買い付けもしたのですが、
ちょっと買いすぎて荷物の量が
大変なことに。

こんな大きいショッパー(紙袋)
あるんだ…という思いで帰路に着きました^^;

ちなみに、いくら免税店でも
国内ですから、海外のアウトレット
のように、めちゃくちゃ安い
というわけではありません。

出来ればBUYMA内で、
国内定価以上で取引されるような
供給量が少ない商品を狙うのが
望ましいわけです。

そうなってくると
対象となる商品というのはそう多くないので、
把握するのもそれほど大変ではありません。

まあ沖縄で買い付けしないにしても、
そういうレアな商品というのは、
一発で大きな利益を出せる可能性
が高いわけですから、常にいくつか
頭の中に入れておくようにしたいですね。

あとは、それが買い付けできる
ショップを探すだけです。

ちなみに昨日紹介した月利60万のAさんと
先日話していたときに盛り上がったのが

「そういう商品が入荷しそうなショップと、
入荷の時期がなんとなく分かる」

という話題です。

もちろんこれは完全に経験則からくる
感覚なものなので、外れることもあります。

ただ、私もAさんもそういう体験は
実際に何度もしていて、例えば、
最近あるタレントさんが着用していた
サンローランの洋服を見た瞬間、

「あ、あのショップにありそうだな」

と思って確認してみたら、確かに
そのショップで過去に売っていた
ということがありました。

(すでに完売していてsold outの状態のページが
検索で引っ掛かりました。)

おそらく、自分がよく利用するショップ
を毎日見すぎているうちに、その
ショップが好むブランド、商品の雰囲気、
あるいは入荷のタイミングというのが
なんとなく刷り込まれているのだと思います。

「BUYMAの出品画像を見ただけで、
それがどのショップのものか分かる」

というのを、BUYMAをやり過ぎると身に付く、
“気持ち悪いスキル”のひとつとして
以前紹介したことがありますが、
これもそのひとつかもしれませんね笑

さて、昨日のメルマガで、
税込価格から税抜価格の
計算方法について書いたところ
ちょっといつもより反響がありました。

こういう細かい部分というのは、
意外と自分では間違いに気付けない
ものだったりするので、参考に
なったようでよかったです。

他に似たような、基本だけど、
よく勘違いされているものとして
関税率の話があります。

特に、よく驚かれるのが

「革製のバッグや財布の関税率は、30%ではない」

ということです。

関税率が30%なのは、
革製の“履き物”だけです。

履き物とは、つまり
靴とかサンダルとかスニーカー
であって、バッグとか財布、
あるいはレザージャケットなど、
履き物以外の革製品は、
基本的に10%前後の関税率です。

なんとなく素材で関税率が
変わってきそうなものですが、
そうではなくて商品のカテゴリ
によって関税率は設定されています。

もし間違って覚えていたら、
この機会にインプットし直してくださいね。

ちなみに革製の履き物でも、
革の割合によっては関税率が
30%ではないこともあります。

このへんは税関のHPに
資料が掲載されているのですが、
実は電話して聞いてしまったほうが
早いし確実です。

なお、この商品なら、
革を使っている靴だけど10%
とあらかじめ税関で言われても、
実際に通関処理をするときに、
担当者が間違って30%で
計算してしまうこともあります。

こういう懸念がある取引のときは
事前にちゃんと関税額を計算して
請求額がそれと大きく違わないか
注意しなければいけません。

追跡状況を確認しておき、
通関処理が終わった段階で
配送業者のカスタマーサービス
に連絡すれば関税額を
教えてくれるので、その時点で
計算が違っていることが分かれば
訂正してもらうことが可能です。

誤った金額で受け取ってしまうと
なかなか訂正するのが難しいので、
最悪受け取り時に金額が違う
と思ったら、受け取らずに
一度持ち帰ってもらって、
確認した方がいいかもしれません。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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