今だからできる強力なライバルに対抗する方法(第461回)

※2015/11/7の記事です。

こんにちは、エスノです。

先月のコンサル生の実績とか、
前置きで書きたいこともたくさんあるのですが
今日は簡潔に本題だけをお送りしようと思います。

「ライバルの出品価格に勝てない…」
というのは、これまでも何度も扱ってきた、
BUYMAでの最大の悩みかもしれません。

今日はそういうときの、
これからの時期ならではの解決策についてです。

まずそういう状況に直面したときは、

・ライバルがどんな方法で
買い付けているのかを「推測」し、

・それは今の自分にできることなのか

を考えてみることが大事です。

ライバルが価格で優位にある場合、
その可能性としては以下のようなものがある
ということは以前も書いた通りです。

・ライバルが卸やVIP待遇などの特殊な割引条件を持っている

・ライバルが在庫になった商品を叩き売りしている

・ライバルは見かけは安く見えるが海外発送なので関税が含まれない

・ライバルは見かけは安く見えるが実はサイズが揃っていない

・ライバルは在庫状況を更新しておらず実はもう買い付けできない

・ライバルは偽物を販売している

・ライバルは価格計算を間違えている

・自分が価格計算を間違えている

・自分が安い買い付け先を見つけられていない

※参考バックナンバー:http://steermylife.com/1267.html

こういう可能性を洗い出しておいて、
それらについて都度丁寧に検証していくと、
すべての商品に対してではないですが
突破口が見えてくるものは必ず見つかります。

さて、上記の可能性のうち、
一番すぐに自分で解決できないのが、

「ライバルが特別な割引で買い付けている」

というケースです。

仮にライバルが買い付けているショップが
どこなのか分かったとしても、すぐに自分が
同じ条件で買い付けられるとは限りません。

特別な割引はある程度購入実績を積んで
ショップにとって優良な顧客だと認識され
初めて手に入ることがほとんどです。

もちろん一度も購入せずに交渉をして、
割引してくれる可能性もゼロではないですが、
その数はけして多くはないわけです。

ライバルがそういう割引を持っているのかは、
その商品の「海外での定価」から推測することができます。

たとえば、フランスで600ユーロの
バレンシアガの洋服が、もしBUYMAで
70,000円で売られていたとしたら、
これはどう考えてもちょっと安すぎるわけです。

600ユーロには現地消費税20%分が含まれますが、
日本に送ることでそれが免除されることを考えても
輸入関税や送料、BUYMA決済手数料を考えると、
70,000円で販売するのは、なにか割引がなければ
あり得ない金額だと判断できます。

※もちろんどこかのショップで、
セール品として安く売っていたり、
あるいはクーポンやキャッシュバックを
見落としている可能性もなくはないですが
このケースではセールシーズンではなく、
クーポンやキャッシュバックについては
ある程度探し尽くしたと想定します。

もし自分がどこかのショップから
特別な割引を手に入れていたり、
あるいは以前私が紹介したBuyer’s Drive
というサービスに参加しているなら、
そういうショップの在庫をチェックします。

もしそこに在庫がなければ、
あるいは、もしそういう割引を
そもそも手に入れていなければ、
もはや為す術はありませんから、
他の商品を探しにいくのが懸命です。

ただ、これからセールが始まることを考えると
そういう割引がなくても、実は少しだけ
そういうライバルに対抗する方法があります。

現時点でライバルの価格が安く、
自分は価格の高いショップしか見つけられない
としても、その高いショップはこれから
セールで安くなる可能性が十分あります。

商品のブランドやカテゴリによっては、
セールの割引率というのはかなり大きいので、
その瞬間だけは特別割引のライバルにも
価格で対抗できるわけです。

もちろん、やはりセールは
在庫がなくなるのが早いため、
受注後の在庫切れというリスクはあります。

しかしそれは、できるだけ早く
セールに気付くためにショップの
メルマガに登録しておくことや、
在庫を確保することなどによって、
軽減したりなくしたりすることが出来るわけです。

具体的には、
価格が安くてかなり人気だけれども
すでに在庫がなくなりかけているような商品を
あらかじめ何点かリストアップしておきます。

(普段からリサーチしていればそういう商品には
たくさん出くわすはずです。)

それらの価格の高い買い付け先も
リストアップしておいて、セールが始まったら、
すぐに価格変更、あるいは在庫確保する
というのが理想的な状況です。

買い付け先候補のチェックは、
世界中を対象とするのが重要です。

ヨーロッパブランドがヨーロッパで在庫切れでも
アメリカでセールになったら十分魅力的な価格まで
値段が下がることもよくあります。

「人気で品切れが続出している商品」
について把握している人は多いでしょう。

「それらを安く買える手強いショッパー」
には今すぐにはなれないかもしれません。

しかし、

「それらが安くなる瞬間を捕まえるチャンス」

は誰に対しても平等に与えられます。

そしてこのチャンスを捕まえようと
「工夫をする人」はそれほど多くはありません。

同じように特別な割引を持っていない人同士でも、
こういうところでも差がついたりしますね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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