受注したけどセール価格じゃなくなっていた時の話。(第271回)

※2014/9/12の記事です。

こんにちは、エスノです。

先日お伝えした、
googleカスタム検索ですが、
ちょっと本格的に使い始めてみたものの、
まだ精度が微妙な感じがしますね。

商品の情報がかなり詳しく分かっていれば
ちゃんとヒットするのですが、例えば、
「ブランド名+カテゴリ」くらいで検索すると
いまいちな感じがします。

まあ今はかなり精度の高いgoogle画像検索も、
ちょっと前までいまいちだったことを考えれば、
カスタム検索も日進月歩で進化して、
あっという間に使い勝手が良くなる可能性もあるでしょう。

引き続き使いながら様子見ですかね。

今日はBUYMAを運営するエニグモの、
今期第2四半期の決算発表でした。

決算報告などざっと目を通しましたが、
対前年同期比で売上30%超と引き続き順調に成長しつつも、
リピート率や1取引あたりの売上の向上に
まだ目立った成果は出ていない感じでした。

これからの年末商戦に向けて、
上場企業のエニグモとしては、
なにか分かりやすい結果を出したいところでしょうね。

そのための施策のひとつとしては、
パーソナルショッパー(PS)ポストの露出強化
というのが挙げられると思います。

http://buyersinfo.buyma.com/?p=18539

まだ全然稼働していないですが、
これから徐々に露出強化していきながら、
以前から書いているように、
機能的にもいろいろと付加していくはずです。

残念ながら、現時点ではそこまで即効性はないですが、
今のうちに一回くらい記事を投稿しておくと
いざというときに「初めて」という抵抗がなくて
いいかもしれません。

さて、最近立て続けに
複数の方から質問されたことがあります。

出品時はセール価格だったものの、
いざ受注したときにはすでにセールが終わっていて、
そのままの価格では赤字取引になってしまう、
こういうときにどうすればいいか、という話です。

選択肢としては、

・赤字で取引を進める

・取引をキャンセルする

・値上げを提案する

というのがあると思います。

この場合、基本的には
3番目の「値上げを提案する」
というのが普通だと思います。

そのときの方法として、

・すでに確定した取引案件をキャンセルして、
 値上げ後の価格に変更した商品ページから再度決済してもらう

・差額分だけを新しく決済してもらう

というのがあると思いますが、
基本的には後者が望ましいです。

(お客さんに直接自分の銀行口座に振り込んでもらう
というのも考えられますが、規約違反でリスクが高いので、
ここでは触れません。)

なぜ、後者が望ましいかというと、

「キャンセルされた商品は、
人気順で上位に表示されにくくなる」

という法則があるからです。

上位に表示されにくくなるのが、
その商品の人気順が落ちるからなのか、
あるいは、上がりにくくなるからなのかは、
ちゃんと検証できていないのですが、
間違いなくこういう傾向があります。

もしその商品が、もう在庫がまったくなくて
そのあと売る可能性のない商品であれば、
まるっと新しい金額で決済してもらってもいいのですが、
そうでなければ、差額だけ追加で決済してもらって、
既存の商品ページの人気を維持したほうがいいわけです。

差額分の決済方法としては、
単純に差額分の商品ページを新規で作成して、
そのページのURLを案内すればOKです。

例えば追加で2,000円必要であれば、
商品タイトルに「差額決済」などと入力して、
商品金額に2,000円とだけ入力した、
無味乾燥な商品ページを作るということです。

このときブランドを選択してしまうと、
ブランドによっては出品後すぐに審査中になり
お客さんから見れなくなる可能性があります。

ハイブランドの偽物対策だと思うのですが、
そのブランドの商品としてあまりにも安い金額で出品すると、
自動的にそうなってしまうようなので気を付けてください。

なお、今回は値上げをする前提で話しましたが、
お客さんが細かいことを気にする方の場合など、
すぐにキャンセルをした方がいい可能性が高いときもあるので、
そのあたりは取引ごとに判断していく必要がありますね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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