情報を扱うときは気を付けましょう。(第130回)

※2014/2/28の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日ちょっと外注化に触れましたが、
メルマガでだらだら書くのも何だと思い、
レポート形式でまとめてみました。

■外注化、はじめの一歩
http://

※こちらはメルマガで配布しています。

募集サイトの細かい使い方とかは書いていませんが、
外注化の全体の流れと注意すべきことを、
ざっくりまとめてあります。

こういう「初めてやること」を前にしたとき、
多くの人は、心理的なハードル、言い換えれば、
ちょっとした「怖さ」を感じると思います。

ただ、そういう「怖さ」の大部分は、
何をすればいいのか「見通し」が立たない
ということに起因する部分が大きいので、
そういう意味では参考になると思います。

ぜひご一読くださいね。

細かい部分でさらに何か質問があれば
いつものようにお気軽にどうぞ!

また、昨日のメルマガで、
近々コンサル的なことを始めようと思う
と書いたところ、早速お一人から連絡をいただき
今日スカイプでお話してきました。

せっかく意気込んで連絡していただいたのですが、
残念ながらこちらの準備がまだ整ってないので、
とりあえず枠は確保しておきますから
ちょっとお待ちくださいという結論に至りました笑

来週中にはなんとかしますので、
気になっているという場合は、
もうちょっとだけお待ちくださいませ。

さて、昨日BUYMA事務局から送られてきた、
「Buyer’s info」はご覧になりましたでしょうか?

その中に、最近リニューアルされた
「タグ」機能に関する話があったのですが、
今日はそれについて取り上げます。

その記事は、リニューアルによって
タグ機能がより効果的に働いていることと、
ユーザーのタグ検索の傾向について書かれていました。

一部抜粋します。

====================================

★タグ傾向まとめ★
①SP(スマートフォン)ユーザーの方は愛用者や掲載誌に興味がありそう!
②最近の注目愛用者はPC/SP共に紗栄子さんよりローラさんに興味がありそう!
③ヒールの高さでよくクリックされているのは5~7cm!歩きやすい高さですね!
④PC/SP共にレザー(本革)はよくクリックされてます!合皮ではなく本革が欲しい!?
⑤メンズで注目されている雑誌は「LEON」!「ELLE」よりもよくクリック多し!
⑥意外にも柄のタグは「無地」が人気!ついで今年のトレンドの「花柄」も人気!

====================================

一見、なんだか利用価値がありそうな情報ですが、
実はこれあまり意味がありません。

例えば③については、
だからどうしたとしか言いようがない傾向です。

というか、こんなことは
言われるまでもなく分かりきっていることです。

むしろこの情報に囚われて、
ヒールが5~7cmの高さの靴ばかり出品すると、
それ以外での販売機会を逃すことにすら繋がります。

④だって、
合皮でも人気の商品はありますから、
同じようなことが言えるわけです。

一方で、②のような情報は
多少価値がありますね。

「紗栄子」という
分かりやすいファッションアイコンと比較することで、
ローラの人気が今高まっていることを示せていますから、
純粋にローラの愛用品を狙うのは効果的でしょう。

またここから、盛者必衰の理ではないですが、
「新しい人気」というものが常に生まれ続けている
ということも分かります。

以前は梨花に次ぐ人気を誇った紗栄子も、
時が経てば、その人気は落ち着いていきますし、
新しい人気モデル、タレントというのは
どんどん出てくるわけです。

そういう気付きが得られれば、google先生に
「最近人気のタレント、モデルさん教えて!」
と言うだけで、すぐにその答えが分かるという
本当に便利な世の中が今という時代です。

何が言いたいかというと、
いくら運営者からの情報でも、それがすべて
自分にとって有益かどうかは分からない。

あくまで、情報を扱うときは
相手のフィルターを外した上で、
自分のフィルターを通して解釈しないと
有効には使えないということです。

なんとなく使えそうな情報に踊らされて、
意味のない時間を過ごしてしまわないように
十分注意してくださいね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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もっと自由な時間を生み出す方法。(第129回)

※2014/2/27の記事です。

こんにちは、エスノです。

こうして毎日メルマガを書くときに
最も意識していることは、

「どうやったら読者さんの成果に繋がるのか?」

ということです。

そのために、さまざまなテーマについて、
手を変え品を変え、いろんな形で
お伝えするように努めています。

取り上げるテーマを考えるために、
こういうことで困っているだろうと想像したり、
あるいは、自分はこういうことで困った、
というのを思い出したりします。

また、メールでお問い合わせいただいた内容や
直接お話させていただいて気付いたことも、
すごく参考になっています。

テーマが決まったら、
どういう伝え方をすれば、
一番伝わりやすいかということを考えます。

同じ内容であっても、どんな伝え方をするかで、
人それぞれの納得度合いというのは違うものです。

そのため、同じ内容を、
時間を置いて違う伝え方で書くことも
よくあることだったりします。

ですが、当然、このやり方には
どうしても限界があります。

人それぞれ、悩むポイントも
成果を出すための道筋も千差万別なので、
1日1通メルマガを送るだけでは、
人によっては解決しない問題もあるわけです。

具体的に言えば、

リサーチで特に悩む人もいれば、
買い付け先のことで特に悩む人もいますし、
あるいは、お客さんとのやりとりに
特に悩む人もいるということです。

アメリカブランドを、
数多く販売して上手くいく人もいれば、
ヨーロッパブランドを、
ほどほどに販売して上手くいる人もいるし、
靴の扱いに長けて、そこが強みになる人もいれば、
バッグや財布が売れ筋になる人だっているわけです。

すべての人が違う人である以上、
そういう違いは出てくるのが自然です。

こういうことを考えたときに、
メルマガで伝えるだけという形式では限界がある
というのは、納得していただけることだと思います。

ということで、近いうちに
私のコンサルを受けたい方を募集しようと思います。

コンサルというか、
「専属アドバイザーによる個別指導」の方が
ニュアンスとしては近いです。

以前から何人かの方からは
直接オファーをいただいていたのですが、
本格的にひとつのサービスとして始めようかなと。

イメージとしては、まず
いつでも私と連絡が取れるようにして、
なにか困ったらすぐに解決できるようにします。

対面でリサーチ方法をチェックしたり、
買い付け先を一緒に探したり、

あるいは、受注後に
在庫がなくなってしまったアイテムを、
私の買い付けルートから探してくることで、
キャンセルになるのを防いだり、

成果を出すために必要なことは、
すべてやれる環境を整えるつもりです。

ほかにもいろいろ考えていますが、
ひとつ言えるのは、これは私の嫌いな
「自分の時間の切り売り」であるということです。

もし北海道や九州の方にお会いするとなれば、
移動だけでかなり時間を使ってしまいますし、
それ以外にも私がコントロール出来ない時間
というのが今より増えるのは明白でしょう。

もちろんそんな感じですので、
大人数を引き受けることは出来ないのですが、
教材のようなマニュアルを作るよりは、
こういう「かゆいところに手が届く」形態で
アドバイスできる方がよいと判断した次第です。

ただ、これをすることで、
自分のBUYMAの販売のほうが疎かになっても
それは本末転倒だと思っています。

やはり、もっとも質の良いアドバイスというのは、
今まさに最前線で実践している体験からこそ
提供することができるものでしょう。

コンサルに時間を取られて、
自分のBUYMAが全然出来ませんでした、では
さすがに何言ってんだこいつとしかならないわけです。

そういうわけで、今日は、
「外注」についてちょっと考えてみます。

「外注」というのは、
出品作業や荷物の受け取り、発送作業、
あるいはお客さんとのやりとりなどを、
自分の代わりにやってもらうことです。

私も、一昨年から夏から昨年春くらいまで
出品作業をお願いしていた方がいたのですが、
ちょっとその方の都合が悪くなってしまったので
今は何もかもを一人でやっている状況が、
すでに半年以上続いています。

その中で、私の短時間で成果を出すノウハウは
さらに磨かれていったわけではありますが、
いい機会なので、外注をちゃんとやっていこうと
今決意を新たにしたわけです。

「外注」、つまり、
人に作業をお願いするにあたって、
やるべきことは次のようなことです。

・募集

・選考

・契約

・教育

・支払

無理やり二文字の漢字で修めてみましたが、
だいたいこんな感じですね。

まず、人を募集しなければ始まりません。

そのために必要なのは、
「仕事の要件」と「募集する場所」です。

仕事の要件とは、
どんな仕事をどんな風にやってもらうのか、
また納期はいつまでで、報酬はどれくらいなのか
ということですね。

それもとに募集をかけるわけですが、
多くの方は単発の仕事を依頼することができる
@SOHOなどを利用して募集しているようです。

最近ではクラウドワークスなどの
クラウドソーシングサイトでも、
BUYMAの作業を手伝ってくれる方募集
という求人をよく見かけますね。

ちなみに、私が以前募集したのは、
自分のバイヤーとしてのツイッター上でした。

フォロワーが1000人以上いたので、
10名くらいの方に応募していただき、
その中から1名採用したわけです。

@SOHOやクラウドソーシングサイトは、
求人側や応募側に、高額ではないものの
いくらか費用が発生するケースが多いです。

しかしこういったSNSでの募集は
もちろん費用がかからないので、
その点では良い方法ではありますね。

さて、募集をかけて応募してもらったら、
そこから選考しなければいけないわけですが、
やはりここがなかなか難しいところです。

特にBUYMAの外注の場合、一番注意すべきは、

「過去に別のバイヤーの外注作業を請け負ったことがあるか」

ということです。

ちょっと長くなってしまったので、
続きはまた明日お伝えしますね。

キリが悪くてすいません^^;

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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取引件数が少ないことのデメリット。(第128回)

※2014/2/26の記事です。

こんにちは、エスノです。

先日書いたフィルターの話が
なんだか好評でした笑

はっきり言えば、短期的に稼ぐだけなら
あまり意味のない考え方でしょう。

ただもっと長いスパン、
つまり人生という単位で考えたときに、
世の中で起きたことや自分の身に降り掛かることを
どういう視点で見ていくかということは
絶対に考えていかなければならないことです。

極端なことを言えば、年収1億稼げても、
森さんの発言などという、実にちっぽけな
ニュースごときで感情を振り回されるのは
果たして幸せな生き方と言えるのでしょうか。

まあそれはあまりにも端的な例としても、
私が理想としているのは、ボロボロになりながらでも
とにかく稼げればいいという修羅の道ではなく、
人間として充実感を感じながら生きるためには、
どうすべきかを常に考えながら進化し続ける、
そんな感じのスタンスです。

もちろん、だからお金はいらない
とは微塵も思っていません。

お金があるだけで初めて見ることができる世界は
私程度のレベルでもこれまで散々体験してきました。

それは間違いなく自分の変化、進化に繋がっています。

お金があるだけで手に入るものなんて
さっさと稼いで手に入れてしまいましょう^^

というわけで、BUYMAのお話です。

早いものでもう今月も終わりですが、
今月の着地予想はどんな感じでしょうか。

私は、現時点で180万円弱で、
発送している分と明日発送予定の分が、
今月内に通知がもらえれば約230万円というヨミです。

最終的には200万くらいで着地しそうですね。

ちなみに、成約件数は25件くらいです。

売上の順位と販売件数の順位が
これだけ乖離していバイヤーも珍しいと思います。

これはひとえに、私の
「件数が増えるといろいろ手間がかかるのが嫌」
ということの顕れです。

件数が増えれば、
単純にお届けまでの作業量も増えますし、
トラブルの発生数も多くなってしまいます。

そのため、件数を抑えて、なるべく
手間が掛からないようにしようとしているわけです。

ただ、これにはいい面もあれば、
実は悪い面がないこともないのです。

それは何かというと、

「一回の満足以外の評価の影響が大きい」

ということです。

販売件数が多ければ、
たかだか一回満足以外の評価を付けられたところで、
それをはるかに上回る満足の評価回数があれば
簡単に挽回することが出来ます。

しかし、販売件数が少ない私の場合、
たった一回の満足以外の評価が、
バイヤー評価の数値に大きく影響してしまうというわけです。

もちろん、案件数が少ないということは
その分ひとつの案件に対するケアも手厚くできるので、
なかなか満足以外の評価はつきにくいのですが、
それでも稀に満足以外の評価がついてしまうと、
バイヤー評価の数値で言えば、
0.1くらいは簡単に下がってしまうのです。

そういうときにどうすればいいか。

というか、出来ることは
基本的にひとつしかありません。

それは、お客さんの評価コメントに対する
返信内容に全力を尽くすということです。

そもそもお客さんがバイヤー評価で気にするのは
バイヤー評価の数値ではなく、その中身です。

その中でも気にするのが、
「満足以外の評価は何が理由なのか」
ということですね。

普通、満足の件数が一番多いのですから、
それをお客さんが全部見るということは
基本的にありません。

見られるのは、満足以外の評価です。

そこでもし、お客さんの評価に対して、
半ば喧嘩腰なコメントを返していたら、
これから買おうとしているお客さんはどう思うでしょうか。

また、そこを特に見られるということは
これから買おうとしているお客さんの印象を
逆に良くすることも可能ということです。

評価コメントへの返信は、
満足以外のときにこそ細心の注意を払う
ということは忘れないようにしてくださいね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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