「指名リクエスト」「レスポンス出品」という罠。(第530回)

※2016/9/24の記事です。

こんにちは、エスノです。

弊社は9月末決算なので、先週
税理士さんと今年度の決算に向けて、
打ち合わせをしてきました。

ちょうどよいというか、
おおよそ読み通りの数字で着地できそうで
ほっと胸を撫で下ろしている次第です。

数字が揃っている7月までの段階で、
前年度の粗利はほぼ超えていますし、
その上で昨年度より時間の融通が
利いているので、まだまだではありますが
方向性としては、割と思っていたように
舵を取ってこれたかなと思います。

ということで、私もちょっとずつですが、
自分にとってより望ましい方向に
変化をしていっています。

傍から見ていると分かりにくいと思いますが、
それは年単位くらいで変化しているからです。

ひとつところに留まっていると、
これだけ変動性の高い世界においては、
あっと言う間に置いてけぼりにされてしまいます。

置いてけぼりなら良い方で、
ともすると一気に転落しかねません。

現在何かが上手く行き始めている、
あるいは、そこそこ軌道に乗っているなら、
そこに絶対に安住せずに、どんどん
新しいことをやっていくのが大事ですね。

さて、本題です。

BUYMAには「指名リクエスト」「レスポンス出品」
という機能がありますが、結論から言ってしまうと、
これを利用するメリットはほぼない、
ということには気付いていますでしょうか?

いやメリットがないどころか、むしろ、
デメリットのほうが多いくらいです。

たとえば、「こういう商品を探して欲しい」と
指名リクエストからお客さんが連絡してきたとします。

BUYMAを続けていると、たまにあることですね。

で、探した結果買い付け先が見つかって、
そのままレスポンス出品、とやってしまうのは、
極めてもったいないことをしています。

なぜなら、レスポンス出品は
「その先がない出品」だからです。

この場合、探した商品を新しく普通に出品して、
お客さんには、その出品ページのURLを案内し、
そこから決済してもらわなければいけません。

そうすることで、そのあとも、
2個、3個と売れる可能性が生まれます。

そして、出品したばかりのその商品の
「人気順」は一気に上がるので、
その可能性は普通に出品するよりも
かなり大きいわけです。

もちろん必ず続けて売れてくれる
というわけではありません。

ただ、ほぼ同じ手間を掛けて
「レスポンス出品」するのと
「普通に出品」するのとでは、
その先の可能性がまったく違うわけですから、
前者を選ぶ必要性は一切無いわけです。

特定のお客さんに通常とは異なる価格で
購入してもらいたいときも、同様の理由で、
レスポンス出品してはいけません。

BUYMAには、特定のお客さんだけが
利用可能なクーポンを発行する機能があるので、
それを利用してもらったほうがいいです。

結構多くの方が、

「ひとつの商品をひとつ売って終わり」

と無意識に考えがちなのですが、
出来るだけ効率よく活動したければ、

「ひとつの商品を何個も販売する」

という視点からいろいろ工夫することは
とても重要です。

今回はそういう視点から、
「指名リクエスト」「レスポンス出品」という
細かい機能の話をしてみましたが、
それ以外の場面でも、ぜひ意識してみてください。

ではではー。

P.S.

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