BUYMAで月利200万円を超えた人の話。(第520回)

※2016/8/10の記事です。

こんにちは、エスノです。

オリンピック盛り上がってますが、下手に
時間に融通が利く生活を送っているせいで、
あっという間に生活リズムが崩れますね…。

そしてこのリオ大会が終わると、
次は4年後の東京です。

もう時の流れが早すぎて
俄には信じられません…笑

ここまで書いて、そういえば、
東京開催が決まったときになんか書いたなと思って、
過去のブログを読んでみました。

http://steermylife.com/315.html

今の自分を創るのは過去の自分だとか
偉そうに書いてますね笑

しかし紛れも無い事実なので、
思い描く理想の未来に向かって、
日々を積み重ねていきたいものです。

オリンピックに出場している選手たちは
まさにそれを体現していると言えます。

そして彼らと比べたときの私達の「理想」の
なんとハードルの低いことか。

もちろんビジネスで成果を出すこと自体は、
そんなに簡単なことではありません。

ただ、我々にはいつだって、
それこそ毎日でもチャンスがあります。

私たちは何かを一生懸命頑張って、
その成果を世の中に問うことが、
自分の意志で「いつでも」出来ます。

しかし、オリンピックは4年に一回しかありません。

オリンピックのレベルではなくても、
アスリートが世の中から評価されるチャンスは、
常に自分ではない誰かに決められています。

誰も見ていないところで100mを9秒台で走っても
まったく意味が無いわけです。

多くの人の前、かつ、然るべきタイミングで、
9秒台を出して、初めて意味があるわけです。

そういう「チャンスの多さ」という意味で、
ビジネスで成果を出すということは、
スポーツとか芸術とかの領域よりは、
ハードルが低いなあと常々思います。

さて今回は、前回のメルマガで
もったいぶって持ち越した
コンサル生の成果報告の続きです。

小さいお子さんがいる主婦のYさんからは、
6月に続いて7月も月利20万円を超えた
という報告をいただきました。

6月は利益単価3万円の商品を
5つ売ったのが大きかったので、
それを売り切った7月はどうなるか
という不安もあったと思いますが、
結果的には杞憂に終わったわけです。

販売件数も15件と少なめなので、
効率良く成果を出せていると思います。

今年初めにBUYMAを始め、
初受注の直後に個別コンサルを
受講し始めてくださったYさんは、
これまで本当に基本に忠実に、
出品する商品を選び、買い付け先を探し、
出品したあとのメンテナンスをしてきました。

特に、先入観を持たずに、
とりあえず売れている商品を選んできたことが、
それほどメジャーではないブランドにも
目を向けることにつながり、結果的に、
利益3万円の商品を5件販売するという
大きな成果につながっています。

いつも書いていることですが、
先入観や偏見を持って作業をすると、
結局効率が悪いです。

自分では効率が良くなるつもりで
商品を「選んで」いるのですが、
よほど経験を積んでいないと
それはだいたい上手くいきません。

多くの人は、60分間作業するとしたら、
だいたいどれを出品しようかを選ぶのに、
5分とか10分とか、下手をしたら
もっと時間を掛けてしまいます。

しかし、この

・売れやすそうな商品を選ぶ

という作業をいくら向上させても、そのあとの、

・ライバルに勝てる買い付け先を探す

・お客さんに見てもらえるように出品する

・出品した商品のメンテナンスをする

という部分が疎かでは、残念ながら
利益には繋がりません。

特に、私の経験上、「買い付け先を探す」と
「出品した商品のメンテナンスをする」は、
時間を掛けて鍛えていく必要がある
と感じるスキルです。

しかし、あれでもないこれでもないと
商品を選ぶ段階で時間を使いすぎることで、
それらを鍛えるための時間は失われてしまいます。

売れそうな商品を選ぼうとすると、
正直キリがありません。

ほしいもの登録も、問い合わせの数も、
そして実際に売れた数も、少ないより
多いほうが良いに決まっているからです。

そこで商品を選びかねて時間を使うのは、
はっきり言って、最初のうちは時間の無駄です。

自分で商品を選ぶ基準をちゃんと決めて、
1つでも多くの商品に対して、そのあとの
作業を繰り返すほうが成果につながります。

商品を選ぶ基準として、最初は
「ひとつでも売れていればOK」と
コンサル生に伝えているのはそういうことです。

その商品は売れないかもしれませんが、
その過程で得られる経験は、必ず
今後に生きてきます。

あと、意外とかも知れませんが、
1つしか売れてなくても、実際出品してみると
けっこう反応があります。

問い合わせと受注をあわせると、
だいたい出品した5~10件に1件は
反応がありますね。

変な先入観を持たずに、
あらかじめ決めた判断基準に従って、
淡々と作業を継続していくのが大事です。

元コンサル生のノンさんは
先月途中で、すでに過去最高益
とお伝えしていましたが、最終的に7月は
販売数30件で月利約74万円だったそうです。

売上も初めて300万円を超えて、
記録づくしの1ヶ月になりました^^

ノンさんの特徴として、先月も
利益単価は約25,000円、利益率は23.5%と
この2つの指標が、いつもかなり高い水準
であることが挙げられます。

これは、これまで買い付け先を探しまくり、
ノンさんだけが使っているショップ、
ノンさんだけが割引を持っているショップ
というのを地道に積み上げていった結果です。

ライバルと買い付けが競合しないと、
必然的に販売価格は高くなるわけですね。

その最たる例が、先月途中でお伝えした、
利益4万円の商品を11個販売したことです。

そんなに売れる商品の場合、
ライバルもそこそこいたりするので、
利益がそこまで取れることも、
在庫がそんなにショップにあることも
いずれもかなり珍しいです。

そういう商品に巡り会えたのは、
買い付けにこだわることを
ずっと続けてきたからでしょう。

Yさんの話とも被りますが、
利益に対して最もインパクトの大きい要素は
間違いなく「買い付け」です。

いまいち成果が伸び悩んでいるなら、
ぜひそこに割く時間を、意識的に
増やしてみて欲しいと思います。

さて、最後になりましたが、
7月の月利が約215万円と大爆発したのは、
やはり元コンサル生の青木さんでした。

たまに聞かれるんですが、
もちろん売上ではなく、利益です。

(仕入れ以外の諸経費や税金を引く前ですから、
「月収」とは口が裂けても言いませんが。)

青木さんは、会社員でありながら
昨年12月に月利100万円を達成して以来、
継続して月利100万円を超えていましたが、
6月に再びイタリアで買い付けをしてきて、
それが先月はかなり売れたそうです。

現地買い付けのいいところは、
日本から買いづらい人気商品が、
たくさん買えるということです。

先ほどのノンさんの話と同じように、
買い付けで優位に立てる商品が多いわけです。

もちろんブランドによっては、
購入制限とかあったりするのですが、
そこはブランドと商品の種類を増やせば、
いくらでもカバーできます。

そのくらい現地には、オンラインで
購入しづらい人気商品の在庫があります。

実際1月にフィレンツェのバレンシアガで、
キャンバストートのSサイズの在庫は
あと13個あるよと言われましたから…。

ただ、これで、現地で買えばいいんだ!
と短絡的に考えるのはよくないです。

青木さんの収益を最も強力に支えるのは、
その「在庫販売スキルの高さ」にあります。

人気商品が、どのくらいの期間に、
いくらで、何個売れているのか、
という最低限の部分はもちろんのこと、
想定されるライバルの買い付け先が
どこなのかというのも非常に高い精度で
把握しています。

ライバルの買い付け先がおおよそ分かっていると、
たとえばライバルの在庫を先に買い占めることで、
自分が独占的に販売できるように利益単価が上がったりします。

あるいは、そこまでしなくても、
このライバルの買い付け先はおそらく
ここしかないから、このライバルがいなくなれば
自分がかなり有利な状況で販売できるな、
というような、先読みが出来たりします。

これがあるからこそ、在庫販売が前提となる
現地買い付けで数百万という在庫を持っても、
悠々と利益に変えることができているわけです。

ちなみに、在庫販売についても
けっこうよく聞かれるのですが、
上で書いたように、その商品が、

・どのくらいの期間に、

・いくらで、

・何個くらい売れたのか

というのを、可能な限り
販売履歴で確認するのは
まず最低限の条件です。

もちろん、たとえば各ブランドには
だいたい定番っぽい商品があって、
それらは、新色や新モデルであっても、
価格さえ安ければだいたい売れます。

たとえばルブタンの財布とか、
バレンシアガのキャンバストートとか、
モンクレールのダウンとかですね。

ただ、在庫を持つときに
「いつか売れるから」と言って判断するのは、
ある程度の資金力がなければ、
絶対にやってはいけない方法です。

そうやって在庫を買っているうちに、
どんどん在庫のが積み上がってしまって、
資金繰りが悪くなってしまう人はけっこういます。

最初は面倒くさいと思いますが、
「在庫を持ったほうがいいかな…?」
と思ったら、まずは、

・どのくらいの期間に、

・いくらで、

・何個くらい売れたのか

というのを調べてみてください。

もしかしたら、そのデータから、
「在庫を持たないほうが良い」
と判断したにもかかわらず、
その商品がいざ受注したらすでに在庫切れで、
みすみす利益を取り逃がしてしまった…
と悔しい思いをすることもあると思います。

しかし、長期的に考えれば、
その方が資金繰りに苦しまずに済み、
健全な活動体制が維持できて良いです。

話が逸れましたが、青木さんの
7月の月利200万円超えは、けして
「現地買い付け」がその最大の要因ではありません。

そこは間違えないように気を付けてくださいね。

しかし今に始まったことじゃないですが、
一回分のメルマガが長過ぎますね…。

もうちょっとなんとかしたい…。

ではではー。

P.S.

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