買い付け価格の計算間違い例(第24回)

※2013/6/28の記事です。

こんにちは、エスノです。

なんか最近問い合わせも多いしよく売れるなと思ったら、
ボーナスが出るタイミングだったんですねw

月末の給料日以降は、やっぱり毎月売れ行きがいいわけですが、
ボーナスが出るときは輪をかけてという感じですね。

前職が年俸制の会社だったために賞与というものがなかったので、
ボーナスに対する意識はめっちゃ低いです^^;

うっかりうっかり。

さて、今日は、買い付け価格を間違いやすい例ということで
ひとつ紹介しようと思います。

間違いやすいというか、もっと安く買い付けできるのに、
という話だと思ってもらえれば分かりやすいです。

今回の話は、主にアメリカのデパートに多いパターンです。

アメリカのデパートといえば、

・NORDSTROM
・SAKS FIFTH AVENUE
・NEIMAN MARCUS

などなど、充実した品揃えのオンラインショップが
けっこうたくさんありますね。

そして、これらのほとんどは、
「商品の日本への直送」をやってくれます。

ここまで見ればなんともありがたい話なのですが、
そうは問屋が卸しません。

一見便利に見える「日本への直送」ですが、
この方法で輸入しようとすると、国際送料と関税のいずれか、
もしくは両方を、かなり割高な金額で支払うことになったりします。

特に、SAKS FIFTH AVENUEのように、
商品購入時に関税も支払うタイプのショップは、
この関税の金額をかなり多めに請求してきます。

これを回避するために必要なのが、
「転送・購入代行サービス」です。

日本に直送せず、一度アメリカ国内の
代行業者を経由して日本に送ることで、
国際送料も関税も、実費のみを支払えば済みます。

先ほどのデパートから日本に直送するパターンよりも、
特に関税の面でかなり費用が浮くでしょう。

もちろん、代行業者を経由するのもデメリットはあります。

・お客さんに商品を届けるまでに時間がかかる。
・米国内の現地消費税を支払う必要が出てくる。

前者は、一度経由する場所が出てくるので、
仕方がないことですね。

後者は、オレゴン州とデラウェア州以外にある業者だと、
その州の州税(消費税)が掛かってくるので注意が必要です。

もちろん、商品の単価が安く利幅の大きい商品なら、
日本に直送する場合と代行業者さんを経由する場合とで、
関税額もそれほど大きな差にはならないので、
あえてスピードを優先して直送を選ぶのもありだと思います。

要するに一番考えてほしいのは、

ひとつひとつの取引において、どのルートが最適なのか

ということです。

利益を優先する場面もあれば、
到着までの早さを優先することもあるはずですので、
どれがベストなのかというのを常に考えましょう。

ではではー。

エスノ