BUYMAの人気順で上位に表示させる方法(第22回)

※2013/6/26の記事です。

こんばんは、エスノです。

今日は、昨日の記事の中でちょっと触れた、
人気順で並び替えたときに、アイテムを上位に表示させるには、
ということで書いていきます。

当然のことながら、出品されているアイテムを、
ブランドとカテゴリくらいで絞ったあと、
「人気順」で上から順番に見ていくお客さんは多いです。

このときお客さんが、特に人気ブランドであれば、
数百、数千という出品アイテムを上から順番に最後まで見ることは
まず間違いなくありません。

いくら価格にこだわっていたとして上から順番に探したとしても、
せいぜい10ページくらいまでのものでしょう。
(表示数は1ページに40アイテム)

多くの人は途中で面倒になって、
5ページくらいまででどれを買うか決めてしまうと思います。

まあそんなことを言わずとも、
単純に上位に表示させるということがどれほど重要なのかは、
直観的にも分かると思いますし、実際その通りです。

では、この「人気」というのは、
どういうアルゴリズムで上がるようになっているのでしょうか。

結論から言えば、以下の要素によります。

・アクセス数
・ほしいもの登録数
・販売数
・上記3つの数値の集計期間
・バイヤーの属性(プレミアムorショップか、そうでないか)

上から3つは実に分かりやすいですね。

これらの数値が大きいことは、そのままアイテムの人気を反映する
と言ってもそれほどおかしなことではないでしょう。

ただし、単純にこの3つの数字が高いだけでは、
BUYMA側にとって不都合なことが起きます。

これは常に意識してもらいたいのですが、
BUYMA自体は、アイテムが売れるときに発生する、
お客さんとバイヤーからもらう手数料で稼いでいます。

つまり、BUYMAとしては、1つでも多く取引を成立させたいわけです。
それが高額の案件ならなおのこといいわけですね。

さて、もし「アクセス数」「ほしいもの登録数」「販売数」に対して、
単純にその数値の大きさだけで「人気」を比較したときに、
BUYMAにとってどんな困ることが起きるのか。

簡単に言えば、「新しい人気商品」が
上位に表示されにくくなってしまいます。

例えば、冬にものすごく売れて、
アクセス2000、ほしいもの登録150とかになったブーツがあったとして、
もしその数字がそのままそれだけで人気に反映されてしまうと、
夏になったときにBUYMAとしては売れてほしいはずの
サンダルとかが上位に表示されにくくなってしまいます。

当たり前ですが、夏にはブーツはほとんど売れません。

もちろん、バイヤーもそんなことは分かってますから、
出品を取り消したりもするでしょうが、
バイヤーが動くかどうかに任せるよりは、もっとよい方法があります。

それは、さきほどの数値が

「どのくらいの期間で上げられたものなのか」

ということを考慮する方法です。

ようするに、出品から1ヶ月かけて、
アクセス200、ほしいもの登録10になるアイテムより、
4日間でアクセス50、ほしいもの登録5になるアイテムのほうが、
「より人気がある」というようなアルゴリズムにすれば、
さきほどの問題は解決できます。

人気の指標となる3つの数値を、

「出来るだけ短い期間」に「出来るだけ多く集める」

これが、出品アイテムを人気順で
上位表示させるために必要なことです。

最後のバイヤーの属性はそのままです。

バイヤーには、普通のバイヤーのほかに、
プレミアムバイヤーとショップバイヤーという
3種類の属性があります。

このうち、プレミアムバイヤーとショップバイヤー
が出品するアイテムは、人気順で普通のバイヤーよりも、
上位表示されやすくなっているということです。

とは言え、プレミアムバイヤーは
こちらから望んでなれるものでもないですし、
なったとしても手数料は一般バイヤーより高くなります。

ショップバイヤーは法人として登録する必要がありますので、
これも無理にやるものでもありません。

それ以上に、このバイヤーの属性による上位表示は、
人気の指標を短期間でたくさん集めることができれば
ちゃんとひっくり返すことが可能ですので、
その意味でも無理する必要はない項目です

というわけで、繰り返しですが、
人気の指標となる3つの数値を、
「出来るだけ短い期間」に「出来るだけ多く集める」
ということをしっかり意識するのを忘れないでくださいね。

じゃあ具体的にどうやるのかというのは、
またちゃんと書いていきます。

ではではー。

エスノ