画像の権利問題について今後どう考えるべきか。(第847回)

※2024/3/13の記事です。

こんばんは、エスノです。

今週月曜日に、私が今後
ライフワークにしていくセミナーを
東京は秋葉原で開催してきました。

今週末の大阪はまだ申込可能です。

日程など詳細は以下をご確認くださいませ。

https://39auto.biz/esnobiz/touroku/entryform8.htm

セミナーの内容としては、
上のページも記載があるように、
どちらかというと初心者の方や、
これからもっと実績を伸ばしていこう
というステージの方向けです。

ただ、これはあるあるなんですが、
そういう内容でも、得てして、
すでにキャリアも長い熟練者が、
積極的に参加しがちだったりします。

結局、そういう姿勢、スタンス、
あるいはマインド(言い方は
何でもいいですが)を持っていた
からこそ、これまでも貪欲に学び、
行動し、成果を伸ばしてきた
ということなんでしょう。

過去に何度かお会いした方が
半数も来てくださって、久しぶりに
近況を伺えたのも良かったです。

一方で、実際にこのセミナーに
参加してほしかった、BUYMAで
まだほとんどキャリアがない方も
来てくださいました。

ただ、話を伺って、先日
このメルマガで紹介した方と
あまりにも状況が似通っていて
参加者一同驚いた次第です。

どんな状況かというと、
いわゆるコミュニティ的な
サービスに参加しているものの、

・とにかく出品数が重要、1日に
何十件も出品するべきと言われる。

・主宰者ではなく、別の講師の人が
個別に指導してくれるが、その人の
アカウントが分かってしまい、
調べたら全然売れていない。

(数千件出品で月10件くらいの
そんなに高くない価格帯での受注)

というような話でした。

このセミナーに参加したことで、
少しでもこの方の今後の活動が
利益に繋がるように願っております。

何かあれば、遠慮なく
ご連絡していただきたいですね。

参加してくださった方から、
早速感想をいただいたので、
そちらも紹介しておきます。

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エスノさん

本日は、有難うございました。

有限なリソースを日々の活動で使い潰すのではなく、余らせたリソースを将来の利益を生む活動のために使うべき、という疎かになりそうなことを、改めて確認できたのは、大きな収穫です。。

「価値を生み出す作業」についてや画像著作権問題への考え方も、大変参考になりました。

また、ご紹介されたテクニックを、今度使ってみます。

改めて、本日は、有難うございました。

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エスノ様

お世話になります。セミナーは大変有益でした。

BUYMAでの活動において、継続と習慣化の重要性について学びました。
そのため、毎週のルーティンとして買付力と販売戦略に時間を充てることを計画しています。
セレクトショップの仕入れにも重点を置き、良い商品を仕入れることを目指します。

何か困ったことがあれば、いつでも相談させてください。

昨日は貴重な知識をありがとうございました。
またお会いできることを楽しみにしています。

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エスノ様

昨日はありがとうございました!

とても中身の濃いセミナーでした。参加されていた皆さんのお話も次元が違うお話もありましたが、
とても勉強になりました。私からしたら、あの場にいた皆さんが先生でした!

本当に貴重な時間でした。

今のコミニティーでは外注スタッフを募り、どんどん出品と言われていたので、
言われるがままつい先日、クラウドワークスで募集をかけ、一人スタッフさんを見つけました。

利益出てないのに。。。

確かにコミニティーのインストラクターさんが言う、
どんどん出品、どんどんセレクトショップにVIP割引もらうためのメールを送る、はそれで成果が出ている人もいるわけで、
間違いじゃないのかもしれません。

そこに疑問を持ち何も成果が出てない私は、自分に甘いのだと思いました。

うまく説明できませんが、
もっと自分の頭で考えて、行動していかないといけないと思いました。

エスノさんのブログは本当に勉強になるので、じっくり読み込んでいきたいと思います。

またセミナーがあったら出席したいです。 
ありがとうございました!

感想の掲載は名前が出なければ、なにも問題ございません。

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※原文ママ、改行のみ一部編集

さて、ここからが本題ですが、
BUYMA事務局から、先週3/7に
唐突に送られてきたメールで
頭に?が浮かんだ人も多かったでしょう。

おそらく読んだ結果、

「結局何が変わったの?
自分はどうしたらいいの??」

と思った人がほとんど
だったのではないでしょうか。

結論として伝えたいのは、
おそらく、権利侵害の頻度や
程度がよほど酷くない限り、
アカウント停止にすることはないよ。

「だから」

利用の許可もらってなくても、
オンラインショップの画像とかも
もっと使って、どんどん出品しておくれ!

ということだと思います。

画像著作権について、
BUYMA事務局が初めて
大々的に注意喚起したのは、
2021年末だったと思います。

その直前の2021年10月は、
BUYMA全体で約580万件の
出品数が確認できています。

これがBUYMA史上最大なのか
というのは検証していませんが、
少なくともその直後の22年2月には
約520万件まで出品数は減っています。

出品数の多い少ないというのは、
各ショッパーが効率的に成果を出す
という観点からは、あまり関係がない
というのは、これまで何度もお伝えしたとおりです。

しかし、BUYMA全体の
業績への影響ということになると
もちろん話は違ってきます。

出品数が10%以上減る
ということは、エニグモの
収益につながる窓口が
それだけ減るということです。

これが事業全体に
影響がないわけがありません。

ということで、本日時点で
約510万件になった総出品数を、
少しでも増やしたいというのが、
ここ2年の業績が苦しい事務局の
本音ということです。

これまで通り、
farfetchや各ブランド公式など
指摘が厳しい権利者からは、
同じように指摘が入って、
出品が一時的に全部取り下げ
みたいなことはあるは思います。

アカウント停止になるリスクは
これから減るよとは言われても、
ここについては、これまで通り、
避けたほうが無難かと思います。

もちろん、farfetchの画像を
利用しているセレクトショップの
画像についても同様です。

ただ、それ以外のオンラインの
画像については、もう少し
柔軟に考えても良さそうですね。

もちろんこれは私の個人的な
見解ですので、責任は負えません。

その点はあしからずご了承ください。

ではなんでこのタイミングなのか
というのは、色々あると思います。

決算発表が間近に迫っているとか、
昨年のfarfetchの買収に続いて、
先日はmatchesfashion閉鎖という
ニュースもあり、ハイブランドの
オンラインショッピングの環境が
変わりつつあると判断したうえで、
なにか打てる手があれば打とう
ということかもしれません。

ただ、大きな潮流は、
可能な範囲で意識しつつも、
出品者ごとに取り組むべきことは、
結局変わりません。

引き続き淡々とやっていきましょう。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

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月粗利100万超コンサル生の出品数の平均を計算してみた(第846回)

※2024/3/9の記事です。

こんばんは、エスノです。

最初にお知らせです。

私が今後ライフワーク的に取り組む
セミナーの募集を現在しています。

日程など詳細は以下をご確認くださいませ。

https://39auto.biz/esnobiz/touroku/entryform8.htm

東京と大阪はともに開催決定し、
それぞれあと1名で定員となりました。

東京は週明けの開催ですので、
よろしければご検討くださいませ。

さて、ちょっと気になって、
あることを調べてみました。

それは何かというと、
私が主宰するコミュニティ
BUYMAアカデミアのメンバーのうち、
一定以上の利益を出している方の
「出品中」の件数の平均は何件か
というものです。

先日の新規募集の際に、
直近1年以内に月粗利100万超の
経験者が9名いると書きましたが、
彼らの平均「出品数」件数は約90件でした。

ちなみに、コンサルや
アカデミアの在籍が1年未満
という方を除くと、約80件になります。

※直近1年での最高月利を
出した時点での件数を元に算出

なお、最低は30件台で、
最高は200件台でした。

なんでこんなめんどくさい集計をしたのか。

実はちょっと前に、
このメルマガの読者さんから、
あるメッセージをいただいたことが発端です。

その内容を要約すると、

・今まで2つのコンサルに申し込んだ

・どちらも大量に出品する方針

・最初のコンサルでは、毎日20件、
5ヶ月で約3000件出品して、
得られた利益は4万円程度。

・2つ目のコンサルでは、
1月に約5万円の利益は出たが、
外注費も3万円掛かっている

・月利30万いきたいなら、
1日に30件の出品が必要とのこと

というものでした。

こういう話は、それこそ、
私がBUYMAを始めた
10年以上前からあって、
過去に何度も聞いたことはありました。

ただ、久しぶりに、
実際に経験された方の話を聞いて、
いまだにそういうことを、コンサル
と称して高額で提供している人がいる
ということに改めて驚いたわけです。

また同時に、私自身は、
他の人が提供するサービスを
ほとんど調べたりしないので、
そういう人のことは、一体どこで
見つけてくるのかとも思います。

Youtubeとinstagramは、
特にまったく見ていないので、
そのあたりなのかなと思うのですが。

いずれにしても、こういう
極めて成果が出づらい方法を
伝えてくる発信者に当たらないように、
もしなにかコンサルとか申し込もう
と思ったときは、事前にどういう
方針で活動していくのか、しっかり
問い合わせておきましょう。

できれば文面で確認して、
その内容と実際とが大きく異なった場合、
それをもとに消費生活センターとかに
問い合わせたり、あるいは、
問い合わせ前にそうすると伝えて
返金を求めたりしたほうがいいです。

出品数は、確かに多いほうが、
少ないよりは反応が出ます。

ただ、出品それ自体が、
利益の源泉というわけではなく、
質の低い大量の出品によって
もたらされる利益は、残念ながら、
せいぜい今回の方くらいの金額にしかなりません。

そして、出品数が多くなくても、
その中身次第で、一定以上の
大きな成果を出すことも十分可能です。

それは、これまで私が関わってきた方たちが
何度も何度も証明してくれています。

誰でも月粗利100万出せるようになる
なんて口が割けても言えませんし、
出品数は多いより少ないほうがいい
という話でもないですが、
そういう世界があること自体は
紛れもない事実です。

そういう方向で成果を出すのは、
思考を放棄した単純作業ではなく、
利益を生み出すための原理原則に
基づいた、創意工夫と試行錯誤が
必須で、けして楽な道のりではありません。

楽な道のりではありませんが、
しかし、やるべきことはシンプルです。

大きく舵取りを変更するのは
とても大変ですが、ぜひそこで、
自己完結せずに、メールなどで
質問してもらいたいですね。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

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「リサーチはいつ切り上げればいいのか」を本質から考える(第845回)

※2024/3/6の記事です。

こんばんは、エスノです。

先週水曜の夜、BUYMAアカデミアの
オンライン相談会を実施しました。

ちょっと遅い時間ということもあり、
今回はいつもよりも参加者が
少なかったのは残念でしたが、
前週イタリア買い付けに行ってきた
メンバーの話も直接伺えて良かったです。

実は色々トラブルもあったのですが、
それも最終的にはほぼ解決して、
ほっと一安心という報告もいただけました。

オンライン相談会は、
月に一度実施しているのですが、
今回から、質問をいただいて、
それについて回答するだけではなく、
新しいコンテンツ発表の時間を設けてみました。

相談会の冒頭に、画面共有しつつ、
仕入先の探し方に関する、新しい
テクニックと情報をお伝えしつつ、
それを録画して後日会員サイトに
アップするという一石二鳥の試みです。

相談会本編でも、

・リサーチをいつ切り上げるかは
どうやって判断すればいいのか

・「注文実績」に目当ての商品が
何件あるかを数えるときに、
その出品者の販売件数が多いと、
時間がかかりすぎるがなにかコツはあるか

という質問は、いずれも
効率よく作業する上では、
意外と重要な話です。

「リサーチの見切り」の
上手い下手は、限られた時間を
どれだけ効果的に使えるか
という話に直結していきます。

リサーチというのは、

・利益を生み出す商品とその仕入先を探し出す

という役割はもちろん、同時に、

・出品者としての地力を高めるための情報収集

という側面も持っています。

リサーチした商品自体の
人気がそんなになくても、
そのリサーチで見つけた
新しい仕入先が、過去、
あるいは、未来にリサーチする
商品の仕入先として機能する。

BUYMAを続けていれば、
ごく当たり前にあることです。

なので、

「この商品はあまり人気なくて、
利益に繋がらなさそうだから」

と判断してリサーチ自体をしないと、
そういう新しい可能性を、自分に
積み上げていくことが出来ません。

かと言って、そういう、
リターンが少ない商品ばかりに、
時間を掛けすぎても、それは、
当然コスパが悪すぎる。

・すべてのリサーチを、
自分の今後の糧にする

というつもりでリサーチはしつつ、

・ライバルの商品ページの情報や
実際に売れた件数、想定される
利益単価からどのくらいリターンがあるのか

というような視点から、
そのリサーチに使う時間を
どのくらいにするのかという
判断力も高めていくことで、
活動全体のコスパが高まっていきます。

これの難しいのが、

「絶対的な正解はない」

ということです。

出品者それぞれの
状況や実力や実績に応じて、
同じ商品のリサーチであっても、
どれだけ時間を掛けるべきか
というのは変わってきます。

基本的には、どんな商品でも、
それをリサーチすると決めたなら、
ひと通りの検索方法は試したほうがいいです。

(先日お伝えしたように、
出品者が韓国の人ばかりみたいな、
「仕入れ方が特殊そう」なケースは別ですが。)

ひと通りとは、画像検索、
品番などを使ってのキーワード検索、
場合によってはshopstyleとlystでの
検索のことです。

まず、これをやるのに、
自分がどのくらい作業として
時間が掛かるのかを把握してみます。

その上で、リサーチする商品から
得られそうなリターンによって、
どのくらい時間を使うのかという
「自分の基準」を作っていきましょう。

変な先入観で、
早めに切り上げるのではなく、
まずは、ある程度時間を掛けて、
しっかり丁寧にひと通りやってみて、
そこから絞り込んでいくイメージです。

一朝一夕で身に付けるのは
なかなか難しいですが、
限りある時間の中で、作業や
活動の質を高めるためには、
高めていく必要がある能力なので、
ぜひ日々意識してもらえたらと思います。

最後にお知らせです。

私が今後ライフワーク的に取り組む
セミナーの募集をしています。

日程など詳細は以下をご確認くださいませ。

https://39auto.biz/esnobiz/touroku/entryform8.htm

東京と大阪の開催が決定したので、
ともに開催前日まで参加者募集中です。

どちらもあと数名のため、
ご検討中の方はお早めにどうぞ。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
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