あの人気芸人から学ぶプレセールの心構え(第576回)

※2017/5/14の記事です。

こんにちは、エスノです。

現在BUYMAから出ている2種類のクーポンは
なかなか反応がいいようですね。

https://www.buyma.com/special/ladies/valentino/

https://www.buyma.com/contents/ladies/sandals/

明日まで利用可能なので、
お客さんに返信するときには、
必ず案内するようにしましょう!

今回のクーポンによって、
サイズに関しての問い合わせが、
けっこう増えているんじゃないかと思います。

サイズによっては在庫がなかったり、
あるいは、買い付け先が変わり、
価格を上げざるを得なかったりして、
お客さんからの問い合わせへの回答に、
かなり手間がかかってしまっている
という方も多いかもしれません。

こういうときに、時間対効果を、
かなり意識して対応しないと、
もの凄く無駄な時間を過ごすことに
なったりしています。

もちろん、「かなり意識する」というのは、
ただ「気をつけよう!」と意気込むだけではダメです。

その商品の現地定価や
他のライバルの出品価格など、
具体的な根拠を元にして、
「じゃあこの問い合わせの対応には
このくらいの時間を使おう」
という判断をしていかないといけない
ということです。

使える時間が無限にあるならいいのですが、
そういう人はなかなかいないはずなので
気を付けてくださいね。

さて、そういう“時間泥棒”が、
BUYMAにはそこかしこにいます。

たとえば、今週あちこちのショップから
早くも届き始めたプレセールの案内とかも
その代表ですね。

メールのタイトルに「30%OFF!」と書かれていると、
思わず開かずにはいられないでしょう。

しかし、そのメールを開いて、
そして何かいい商品がないかと、
ショップの中をリサーチする前に、
ぜひ以下のことを念頭に臨んでいただきたい。

それは、

「見ただけで売れていたかどうか分からない商品は、
どんなに人気がありそうでも、それ以上深くリサーチしない」

ということです。

プレセールの案内が来ると、
自分がそれまでにあまりリサーチしたことのない、
しかしBUYMAでは人気のあるブランドの商品を
改めてチェックしたくなったりします。

これが罠です。

「これ人気ありそうだな~」

「うーん、BUYMAで見たらそんなに売れてないや」

「お、これ売れそう!」

「げ、さらにめっちゃ安いライバルいる…」

「あ、これはイケるはず!」

「うーん、ちょっと売れてるけど、そんなに利益出ない…」

残念ながら、過去に
リサーチしたことのないブランド、
つまり、売れた商品やライバルが
よく分からないブランドの商品を、
改めて買い付け先で選んでから
チェックするとだいたいこうなります。

この一人会議の時間は、
残念ながら何の意味もなく、
ただただ浪費されただけで終わります。

まさに“時間泥棒”の典型です。

そうではなくて、

だいたいいくらくらいであれば、
このくらいの期間に何個売れていて、
ライバルの価格もこのくらい

というのが分かっている商品の
在庫があるかどうかを確認しに行くだけ
というのが、正しいスタンスです。

私の場合は、プレセールの案内が来たときに、
たとえば

「このショップにはバレンシアガがあったな」

というのを先に思い浮かべます。

さらに、

「確かベースボールキャップが、
価格が高すぎて以前在庫あったはずだから、
それが安くなってないかな」

というところまで具体的にイメージして、
それを確認していくという感じです。

その確認作業の中で、同時に
過去にリサーチしたことのある
他のバレンシアガの商品も思い浮かべながら、
その在庫があるかどうかも一緒にチェックする
という感じです。

ひと通り確認して、
あらかじめ思い描いていた商品が
理想的な価格でそこになければ、
それ以上のリサーチはせず、
すぐにページを閉じてしまいます。

もちろん実際には、記憶が曖昧だったりして、
多少買い付け先とBUYMAを行ったり来たり
というのは、あったりします。

ただ、心構えとしては、
このくらい極端に割り切るつもりで望まないと、
「これ売れそう」「あれイケそう」とやってるうちに
結局一日何も出来ずに終わってしまうわけです。

しかも、プレセールの案内が、
1つのショップからならまだいいですが、
だいたいこういうのは、同じくらいの時期に
まとめてあちこちから来るものです。

毎日のように何通も来るそれらに対して、
同じようなアクションを繰り返していては、
まさに骨折り損のくたびれ儲けです。

以前も何度かメルマガで書いたことですが、
結局、セールの案内が来てから、慌てて
安くなった商品の人気を確認しても、
それに振り回されるだけで徒労に終わるということです。

日頃から売れる(可能性の高い)商品ありきで、
買い付け先を探しに行くことを続ける中で、

・どんな商品が売れているのか

・その商品がいくらで売れているのか

・その商品はどのくらいの期間で何個くらい売れるのか

・ライバルたちの価格はどのくらいなのか

・ライバルたちの買い付け先はどういうショップなのか

・ライバルたちはどのくらい在庫を確保できそうなのか

というデータが分かっている商品の数が
多ければ多い人ほど、こういう案内が来たときに、
効率よく行動して、大きな利益に結びつけられます。

理想としては、そのリサーチの中で、
通常時は価格が高くて在庫が残っているショップ
をあらかじめピックアップしておいて、
案内が来た瞬間、在庫を買い占める、
くらいまで出来るのがいいですね。

どこかの人気芸人さんは

「探さない、待つの」

と仰られていますが、
こういうセールの案内については、

「(そのときに慌てて)探さない、
(日頃からリサーチしまくっておいて)待ち“構える”の」

というところだと思います。

おあとがよろしいようで。

(ちなみにネタをまともに見たことは一度もないです…)

ではではー。

P.S.

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