インフルとクーポンと価格設定で大事なこと。(第569回)

※2017/5/2の記事です。

こんにちは、エスノです。

はい、あっという間に5月です。

4月はなんだかんだメルマガ3通のみ。

いけませんね…。
毎日書いている青木さんを見習わねば…。

先々週末の金曜日、
朝起きたら急に高熱が出ていて、
症状が完全に1月に罹ったインフルと
同じだったので、すぐさま病院に行きました。

発熱から診察までが早すぎたので
インフルの反応は出ませんでしたが、
これはもうインフルだと確信していたので、
医者に無理やりリレンザを出してもらって、
翌日には解熱しましたが、やはりすぐには
全快とはいかず、そこからだいぶのんびり
過ごしておりました。

ちょうど、プロ野球で、日ハムの大谷や
阪神の藤浪がインフルに罹って休養とか、
あるいは各地で学級閉鎖が起きるくらい
流行っているという話を聞いていたので、
気を付けてはいたんですが、1月同様、
罹るときはどんなに気を付けても罹ります。

なので、罹ったら、全力で治す。

1月にそう決めて、今度は、
インフル診断前でもインフルの
特効薬をもらうぞと決めていて、
今回その通りにしたのが早めの
回復につながりました。

忘れる前に改善策を実行する機会が持てたのは、
ある意味では良かったかもしれません。

これでもう、対応を間違えることはないと思います。

何か上手くいかなかったことを受けて
反省することまでは、ほとんどの人がすると思います。

ただ、そのときに反省の気持ちだけ、もしくは、
「気をつけよう」くらいしか考えない人も多いです。

上手くいかなかったことから、
その原因を考えて、対策を立てて、
それを実行して、想定通り上手くいくかを
検証・確認して自分のものにする。

ここまでやらないと、
「失敗は成功の母」にはなりません。

私の場合、1月にインフルになったとき、
発熱初日の検査では、診察のタイミングが
早すぎたために、インフルの反応が出ず、
結局丸1日ウイルスを野放しに増殖させて、
治るまでに時間を要してしまいました。

その反省を活かすために、ネットで、
インフルエンザという病気と、
処方されたリレンザという薬の特徴を調べ、
とにかく今度は疑わしかったら早めに
薬を出してもらおうと決めて、
今回実行したら治りが早かったわけです。

たかだかインフルのことで何を偉そうに
という感じですが、書き出したら、
何やら教訓めいたものも出てきたので、
このまま配信してしまいます笑

さて、本日2日から大型クーポンが出ると
先日BUYMA事務局からアナウンスが。

GWは毎年ちょっと売れ行きが落ちるので、
その対策というわけですね。

最近、割とクーポンを乱発していますが、
クーポン発行のマイナス分よりも、
それによる売上増加のほうが大きく、
トータルでプラスになるというデータが
出ているのかもしれません。

あるいは、単純に売上が微妙なので、
カンフル剤を連発しているのかもしれませんが、
コンサル生の状況などを見ていると、
そんなマズイ状況ではなさそうです。

割引額などの詳細は明日発行されてから、
ということなので、ちゃんとチェックして、
お客さんへの案内を忘れないようにしましょう。

さてさて、
長すぎる前置きはここまでにして、
本題に入ります。

と言っても、さすがに今日は簡単に。

コンサル生をはじめ、よく聞かれる質問に、

「この商品はいくらに設定すればいいですか?」

というのがあります。

様々な状況で聞かれるこの質問。

たとえば、自分と同じ商品を
出品するライバルがいたとき。

もちろん、いつも書いているように、
同じ商品を出品するライバルがいるとき、
そのライバルの価格を無視して価格設定するのは、
受注確率を高めることにはなりません。

しかし結論から言えば、実は一番大事なのは

「いくらに設定するか」

ではありません。

統計的に考えれば、
一番受注確率が高まるのは
「最安値に設定したとき」でしょう。

ただそれはあくまで「統計的に」です。

今出品した目の前の商品の受注確率を
より高めるために重要なことは、

「出品した後に、自分がその価格で想定したとおりに
お客さんからの反応が得られているかを確認すること」

です。

何百、何千というデータを取ったら、
そりゃ最安値の商品が売れやすいに決まっています。

しかし、BUYMAの中を見ていれば分かるように、
最安値の出品者以外から売れているケース
というのも往々にしてあります。

価格の面で言えば、
せっかく一番安く出してもいても、
出品したタイミングが悪かったせいで
人気順で埋もれてしまっていて、
結局、「そこそこ安い」人気上位から
売れているというパターンは多いです。

確率的、統計的に
上手くいきやすい選択をすると同時に、
それが本当に上手くいっているのか
というのを、常に具体的に確認する。

この両方が揃って初めて意味があります。

検証のない仮説は、願望や妄想と同じです。

「いくらに設定するか」ではなく、
「その価格に設定した結果を、
ちゃんと振り返ること」で、
日々の作業の質を高めていきましょう。

ではではー。

P.S.

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