出品価格を計算するときの為替レートはいくらにすべきか。(第383回)

※2015/3/23の記事です。

こんにちは、エスノです。

久々に夜の配信でございます。

さて、輸入ビジネスを行っていて、
常に気にしなければいけないのは為替です。

お気付きのように、最近もまた
けっこう激しく動いております。

と言っても、ドル円は概ね、
1ドル=120円前後でしばらく大人しい感じです。

問題はユーロ(とポンド)ですね。

昨年10月終わりの日銀バズーカ第2弾で
米ドルとともに一気に円安方向に動いたユーロですが、
年明けからまた一気に円高に動いていて、
今では1ユーロ130円を切ったり切らなかったりしています。

昨年末のユーロ円のレートっていくらだったか覚えてますか?

なんと、1ユーロ145円とかだったんです。

それがたった3ヶ月で130円…。

ちなみに、昨秋の日銀バズーカの前は
1ユーロだいたい137円とかでした…。

以前から言っていますが、
もはや為替レートを予測することは
このご時世では本当に無意味です。

そして、その根拠の無い予測によって、
自分が行うビジネスの主軸を変えるのも
恐ろしく無意味ですね。

ちなみに、価格計算するときに、
為替レートをどのくらい余裕を持たせて
設定しておくのがいいのかたまに聞かれます。

そもそも、決済時の為替レートは、
為替市場でのレートよりも、
決済手数料分少し高いわけです。

カード会社によって手数料率は異なりますが
だいたい3%くらいを見込んおくといいです。

そこに、急激な為替変動分の余裕を、
数円分乗せて計算するのがいいかと思います。

例えば、直近のドル円であれば、
だいたい1ドル120円なので、
その3%分の3、4円を決済手数料として、
そこに急激な変動に対応するための余裕として、
1、2円くらい見ておくということです。

つまり、1ドル124~126円くらいで
出品価格の計算をするということです。

(もちろんもう少し余裕を持たせても構いません)

もし今までこのあたりのことが
不確かだったという方は参考にしてください。

ではではー。

売れた商品を推測してリサーチする方法(第382回)

※2015/3/20の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日も軽めの小ワザをおひとつ。

商品の人気を判断するのに、
最も有効は指標となるのは
やはり「販売数」です。

アクセス数やほしいもの登録数がいくら多くても、
「実際に売れている」ことより大事なことはありません。

さて、販売数を確認する方法としては

・パーソナルショッパーの「販売履歴」

・ブランドページの「最近売れたアイテム」

があります。

ただ、前者は、お客さんから
到着通知を受けた時点で反映されるため、
売れた時から少しタイムラグがあります。

後者は、ほぼリアルタイムで表示されますが、
一度に6つしか表示されないため、
1日に6つ以上の商品が売れるような
一定以上の人気ブランドだと、
そのすべてをカバーできません。

そしていずれも、
多くの出品者がチェックしているので
競合するケースもたまに出てくる、
というデメリットがあったりします。

そこで、もうひとつ「売れたかどうか」
を「推測」する手段として

各パーソナルショッパーの出品商品を
定期的にチェックして、その人気順での
順位の変動を確認する

というものがあります。

商品の人気順は、ひとつ売れると
かなり大きく変化します。

ひとり参考にしやすいパーソナルショッパーの
すべての出品商品を一覧で日々チェックすることで、
例えば、いつもは上位20位以下に表示されていた商品が、
ある日、急に上位10位以内に浮上してくれば、
その商品は売れた可能性が高いわけです。

もちろんほしいもの登録などが
一度にたくさん付いたために急浮上した
という可能性もあるため、確実に売れたかを
判別することは出来ません。

ただ、他の出品者より早く、
売れた可能性の高いものをチェックできれば、
その分有利な条件で販売できる可能性も高まります。

ちょっとしたことですが、
こういうリサーチ方法も試してみてください。

ではではー。

Google画像検索も進歩します。(第381回)

※2015/3/19の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日も博多で個別コンサルでした。

昨日お会いしたのは、
先日もメルマガで少し触れた、
1件で10万円近い利益が出てしまった方。

ただでさえ忙しい会社なのに、
年度末のこの時期にさらに忙しい部署に異動になり、
一昨日も午前四時くらいまで働いてたそうです…。

さて、この10万円の利益ですが、
私としては手放しで喜ぶわけにもいきません。

なにせ、元々20,000円弱の利益
と報告をいただいていたので、
そこまで事前の計算がずれてしまうことは、
けしていいことではないからです。

で、なんでこんなにズレたかというと、

1.為替を1ユーロ140円で計算していた

2.いざ購入したら80ユーロの送料が無料になった

3.いざ購入したら現地消費税が引かれて約300ユーロ安くなった

というのが原因だったようです。

つまり、送料と現地消費税でそもそも大きくズレて、
さらに為替も多めに見積もっていた上に、直近で
一気に円高になったために、当初の想定からすると
大きく異なる値になってしまったということです。

1については仕方のない部分もあります。

2と3については、
出品時にカートに入れていれば
確認できることですね。

(送料については、
購入金額が一定以上だと
無料になる仕組みだったようです。)

とは言っても、正直この商品については
そもそもそこまで期待を持って出品したのではなく、
人気ブランドで競合がいないからとりあえず、
というスタンスで出品したものでした。

基本的にはいつもこの確認はされている方なので、
今回は単純にうっかりミスということで安心した次第です。

では、今日の本題を軽く。

ライバルの買い付け先を探すのに、
googleの画像検索を使っている方は多いと思います。

このときに、
複数の画像を1枚にまとめてあるような、
加工された画像を使って画像検索をすると、
検索結果の精度がこれまではイマイチでした。

しかし、ここ最近は
それも少しずつ改善されているようで、
加工された画像を利用して検索をしても、
意外とちゃんとヒットすることがあります。

もし、加工された画像での画像検索を
機械的に避けてしまっている場合は、
試しにちょっとそのまま検索をしてみると、
意外とすんなり目的のショップが見つかるかもしれません。

逆に、出品する側としては、
加工したからといって、
買い付け先を隠せるわけではないので、
どうしても隠したい場合については、
別のショップの画像を利用することになりますね。

ちょっとしたことですが、
参考にしてみてください。

ではではー。