最安値より30%高くても売れました。(第497回)

※2016/3/25の記事です。

こんにちは、エスノです。

すっかり間が空いてしまいました。

BUYMAアカデミアを募集した、
先々週末以来の配信です。

先々週末はアカデミアの募集と
確定申告の処理を、個別コンサルで
山形・新潟へ出張しながら行ったので、
もう完全にてんやわんやで、その後の
スケジュールがめちゃくちゃになりました^^;

なんで確定申告の締切と新サービスの
リリースを同時期に被せたのか、
今となっては完全に謎です。

法人の分の会計処理は、
税理士さんに丸投げなんですが、
法人設立以前の個人の分は
自分でやることにしたんですよね。

やめておけばよかったと後悔しきりでした…笑

とりあえずアカデミアの
第1回ワークショップコンサルが
先週末で完了して、ようやく
落ち着きを取り戻しつつあります。

と言ってるそばから、
今週末は名古屋で実施します。

ワークショップという形式は
実際にやってみるとけっこう面白いです。

各々が好きな様に作業しているんですが、
ふとした話題から情報の共有が生まれたりします。

たとえば先日の東京での回では、
paypalの決済がワンクリックでされてしまう
という新サービスの情報が共有されました。

これまでオンラインショップの決済を
paypalで行うときは、

ショップのpaypal決済ボタンを押す

paypalのログイン画面に遷移

ログインして決済

という流れで、決済完了には
ログインというワンクッションがありました。

しかし、最近、

ショップのpaypal決済ボタンを押す

そのまま決済完了

というpaypalの新しいサービスを
導入しているショップが
ちょこちょこ増えているようです。

これまでは、ログイン後に
決済方法(カードの種類など)を
選択することが可能でしたし、
買い付け費用の総額を確認するために
試しにpaypalの決済画面に飛ぶ
ということも可能でした。

しかしこれからは、それをやると
いきなり決済されてしまって、
わざわざキャンセルのメールを
ショップに送るという手間が発生してしまいます。

もちろん、paypalをログアウトしていれば、
これまでのように決済前のログインが
挟まれるはずですが、うっかりログアウトを
忘れたまま色んなショップを見てしまっている
ということは多いと思います。

ちょっとした手間のように思うかもしれませんが、
こういうミスによる機会損失というのは、
思っている以上に大きいです。

極端な例ですが、たとえば
20文字の文章を打つにあたって、
5文字のミスタイプが発生したとします。

しかし、そのミスを挽回するためのコストは
ミスタイプの5文字分ではなくて、

ミスタイプの手間+ミスして打ったのを消す手間

で、10文字分です。

つまり、本来は
20文字分の労力でよかったのが、
30文字分、1.5倍の労力を
うっかり使ってしまっているわけです。

こういうことがあらゆる場面で発生すると
あっという間に一日が過ぎていき、
そしてなんだか妙に疲れてしまいます。

時間がない人はとにかく
素早くやろうとしがちですが、
実際はそれ以上にミスなくやることが
とても重要なので、気をつけてください。

さて、話がだいぶ逸れましたが、
他にもイタリア現地買い付けの
ちょっとメルマガでは書きづらいことも
話をしたりしました。

別に隠すような話でもないんですが、
私ではなく一緒に行った青木さんの話なので、
一応メルマガでは書かないだけです笑

(ちなみに青木さんも参加していたので、
ご本人が話してくれました。)

ということで、アカデミアの運営も
引き続き頑張っていこうと思います。

さてさて、長い前置きですが、
ここから本題です。

と言っても、簡単な報告だけなのですが、
前回、最安値のライバルより20%ほど
価格が高くても売れました、という話をしました。

実はその後も、結局同じ価格でもう1件、
さらに1万円アップでもう1件売れて、
なかなか美味しいことになっています。

もちろん、その私から2件売れる間に、
もう少し安い他の出品者からも、
同じ商品が売れてはいます。

しかし、価格だけで判断しないお客さんを狙った結果、
高値でも売ることが出来たということですね。

ちなみに他の商品でも、最安値より、
30%高く売れたものがあります。

私の販売価格は45,000円くらいで、
最安値が35,000円位だったので、
さすがにちょっと厳しいかと思いきや、
買ってくれる人が現れました。

これももちろん安い人からも売れていますが、
私からも売れたという状況です。

ちょっと特殊な条件がいくつか必要ですが、
基本的には誰でも再現することが可能な方法なので、
チャンスがありそうならぜひ意識してみてください。

ちなみに、商品コメントとか商品画像に
工夫らしい工夫はほとんどしていません。

せいぜいカラバリをひとつの画像に
まとめて出品しているくらいですね。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

  メッセージはこちらから

最安値より20%高くても売る方法(第496回)

※2016/3/13の記事です。

こんにちは、エスノです。

一昨日の深夜に、
ある商品が売れました。

私の販売価格は約10万円。

しかし、同じ商品の最安値は85,000円で、
なんと15,000円もの開きがあります。

なぜ同じ商品なのに、最安値よりも
20%近く高い値段のほうが売れたのか。

もちろんこれは、
狙って出した成果だったりします。

その方法が知りたい方は、
「BUYMAアカデミア」にご参加ください!

とか書かれるとやる気削がれますよね。

私もこういう扇情的過ぎる表現は
あまり好きじゃありません。

なので、基本的にノウハウは丸出しです。

ノウハウ、つまり情報そのものには
実はそんなに価値はないですからね。

大事なのはどうやって運用するか、
つまり、使いこなすかです。

さて、話を元に戻します。

ちょっともったいぶった言い方をすれば、

「最安値も売れてるけど、高くても売れる」

というのがまず根本にある重要な発想です。

「自分は最安値よりはるかに高く出品しているのに、
すべてのお客さんが自分から買ってくれる」

というのは基本的には不可能です。

(もちろんライバルの買い付け先を推定して、
そこの在庫を買い占めることで、ライバルは、
在庫がなくなったことに気付かず出しっぱなし、
結局自分から売れるという状況は作れますが。)

しかし、

・購入の決め手が「価格が安いことではない」お客さん

・最安値の商品ページまで辿りつけないお客さん

から、価格の高い自分の商品を買ってもらう
ということは十分可能です。

では、そのためにどうすればいいか。

今回のケースでは、以下のように
出品から最安値じゃなくても売れるまで
の“設計図”を描きました。

1.最安値付近で出品してすぐに人気順を上げる。

2.人気順が上がって来たら少しずつ価格を上げて、
アクセスやほしいもの登録の反応の変化をチェックする。

3.お客さんの反応が極端に悪くならないラインより
少し下の価格でさらに人気順を上げる。

4.同じ商品を人気順で見ていったときに、
上位5番目に入るようになった時点で、
さらに価格を上げてアクセスなどの反応を確認する。

5.その結果反応が落ちなければ価格は維持、
もしくはさらに上げていく。

物凄くシンプルですが、こんな感じです。

ざっくりまとめると、
最初は安く出品して人気順を上げながら、
価格も徐々に上げていくということですね。

人気順は上がれば上がるほど、
さらにアクセスやほしいもの登録が
付きやすくなっていくので、
まずはその好循環に乗せます。

その上で、先ほどの

・購入の決め手が「価格が安いことではない」お客さん

・最安値の商品ページまで辿りつけないお客さん

に買ってもらうという作戦です。

人気順で上位に陣取ることによって、
あとは在庫さえ確保し続けられれば、
そういうお客さんに対して、常に高い価格で販売して、
大きな利幅を取り続けられる可能性が生まれるということです。

ただ、この設計図を実現するためには
いくつか外せないポイントがあります。

それは、

・商品の人気が高く、価格の変化での
お客さんの反応が分かりやすい

・販売できる在庫の個数が1,2個ではなく、
それなりにある

・在庫を幾つかまとめて買い付ける資金力

・利幅が大きい etc…

というような条件です。

実は、お客さんが「どのくらい安ければ買うか」
というのは分かりやすいのですが、
「どのくらいまで高くても買うのか」というのは
すぐには分かりづらいです。

これは、BUYMAでは「売れた価格」を
あとから確認することが出来ないことによります。

したがって、価格を変えるとすぐに変化が起きる、
打てば響くような人気の高さを持つ商品のほうが
対象としてはより良いです。

また、若干長期戦になるので、
在庫が限られていると目的地に辿り着く前に
安売りだけして終わってしまいます。

そして、高い価格でも買ってもらいやすいように
在庫が持てるかどうかももちろん重要です。

利幅が大きければなにか不測の事態にも
対応しやすいので、これも重要な要素です。

と、ごちゃごちゃ書いて面倒くさそうな感じですが、
実際の作業としては、毎日価格いじって、
反応をチェックするだけなのでとても楽です。

あとは在庫を見つけられさえすれば、
新しく出品することなく、数万円の利益が
定期的に入ってくるというわけです。

もちろん、人気の商品が分からなかったり、
あるいはその買い付け先を見つける力がなければ
そもそも成り立たない話ではあるのですが、
その地固めが出来れば、こうやって
効率よく利益を出すことが出来るというひとつの例でした。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

  メッセージはこちらから

BUYMAアプリの注意点その2(第495回)

※2016/3/12の記事です。
※今回の記事は当時のものです。
現在はBUYMAアプリの仕様が変わっています。

こんにちは、エスノです。

最初にお知らせです。

13日(日)24時まで、
「BUYMAアカデミア」の
募集を受け付けています。

■BUYMAアカデミア詳細

http://

※こちらはメルマガでのみ募集しました。

定員はそこまで多くないので、
迷っている方は早めにご質問いただくか
ご参加くださいませ。

さて、先日もちょっと書いた、
スマホ対策ネタでもうひとつ書いてみましょう。

結論から書いてしまうと、

「BUYMAアプリで『商品コメント』の欄は
もの凄く読まれにくい」

という話です。

実際にBUYMAアプリの商品ページを
なんでもいいので確認してもらえれば
この言葉の意味はすぐに分かると思います。

BUYMAアプリでの「商品コメント」は、
8行目以降の記載内容が、
「続きを読む」をクリックしないと
開かない仕様になっています。

項目の順番もかなり下の方なので、
これはかなり読まれにくいです。

逆に、まったく省略されずに表示されるのが、
「色・サイズ」の補足説明の欄です。

ということで、お客さんに
なるべく読んで欲しい情報は、

・「商品コメント」の7行目まで

・「色・サイズ」の補足説明

に記載しておくのが良いということです。

だからと言って、何でもかんでも
「色・サイズ」の補足説明に記載してしまうと、
それは一応規約違反になってしまいます。

お客さんからしてもちょっと不親切です。

ということで、
サイズごとに買い付け先が異なり、
価格が変わってしまうケースなど、
お客さんが誤解しそうな内容については、
「色・サイズ」の補足説明欄に確実に記載して
スムーズに取引ができるようにするのが良いでしょう。

他にもBUYMAアプリを
お客さんの立場から確認してみると、
いろいろ分かることがあると思います。

「相手の立場に立って考える」というのは
実に原始的で古典的な問題解決の入り口のひとつですが、
ちゃんと活用できるなら、やはりけっこう有効です。

他の場面でもぜひ意識してみてください。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

  メッセージはこちらから