ライバルのチェックをすると良いことあります。(第412回)

※2015/5/17の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日は、先月末に私も紹介させていただいた、
Buyer’s Gateの第1回セミナーに参加してきました。

「問題解決力を高めよう」
というテーマで行われた今回のセミナーは
BUYMAの話はほぼ出てきませんでしたが、
BUYMAだけでなくビジネス全般に応用可能な、
とても重要な概念についてでした。

会場に足を運べなかった方は、
動画がのちほど配信されますので、
ぜひ楽しみにしていてくださいね。

私の紹介で参加された方には、
セミナー動画配信から1週間程度を目処に
紹介特典のひとつめをお送りしますので、
そちらもどうぞお楽しみに。

また、会場に行った方もそうでない方も、
一番重要なのは、今回の内容を
「自分で実践してみる」ということです。

今回のセミナーの内容に限らず、

「聴いただけ、見ただけで分かった」

ということほど、厄介で
危なっかしいものはありません。

自転車の乗り方はこうだよと聴いて、
実際に乗っている人の様子を眺めれば、
「どうやって乗ればいいのか」は分かります。

ただ、それだけで
すぐに自分が乗れるようになるのか
というと、もちろんそうではないわけです。

せっかく手に入れた武器は
“使いこなしてこそ”意味があります。

ぜひご自身の頭と手を実際に動かして、
実践することを意識してくださいね。

さて、本題です。

先日のコンサル中に、
なかなか買い付け先が
見つからない商品がありました。

画像検索しても、
品番などでキーワード検索しても
目的のショップは出てこない。

もちろんshopstyleでも
見つけることは出来ませんでした。

しかし、最終的には、
使っている画像的にも価格的にも、
ここだ!というショップを
なんとか見つけることが出来ました。

ではどうやって探したのか。

答えは、

「同じ商品を出品している、
 他の出品者の商品ページをチェックし、
 そこに書かれていたキーワードで検索した」

でした。

要するに、最初に見つけたライバルは、
買い付け先が分からないように
巧妙にガードしていたのですが、
他の出品者は情報丸出しだったわけです。

同じ商品を出品している
複数の他のライバルのチェック
というのは必ずすべきことです。

その中で買い付け先に辿り着ける情報も
手に入れることができることがあるわけですね。

ちょっと面倒な作業には違いないですが、
買い付け先探しに手詰まったら試してみてください。

ではではー。

あ、明日の21時前のメルマガで
久々に個別コンサルの募集を行います。

以前もお伝えしましたが、
値下げ前最後の募集になりますので、
興味のある方はチェックしてくださいね。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

  メッセージはこちらから

“底なし沼”から生還したコンサル生(第411回)

※2015/5/15の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日のメルマガで、

・気付いたら“薄利多売沼”にハマっていた
ということがないように気を付けよう

ということと、

・時間を確保することの重要性

についてお伝えしました。

「成果も出やすいし評価稼ぎのつもりで」
と一歩足を踏み入れたのは、
実は底なしの“薄利多売沼”だった
ということはよくあります。

「売れてしまう」がゆえに、
それに伴って急増する諸業務を
捌くだけで精一杯になってしまい、
効率化や方針転換するための時間が確保できず、
ズルズルとそれを続けてしまい、
気付けば迫り来る作業をこなすためだけに
BUYMAをやっているというような悲しい状況は
ちょっとしたボタンの掛け違えや、
最初に選んだ方針のせいで誰にでも起こり得ることです。

もちろん、誰しも一時的には
頑張ってたくさん手を動かす必要はあると思います。

ただそれは必ず、明るい未来に
繋がっているものでなければいけません。

それを常に意識してくださいね。

ちなみに、
実際に“薄利多売沼”から見事脱出したのが
元コンサル生のHさんです。

Hさんは昨年の3月頃から
メルマガを読んでくださっていて
その際に初めていただいたメッセージでは

2013年12月:売り上げ3万、利益1万円
2014年1月:売り上げ50万、利益10万円
2013年2月:売り上げ47万、利益9万円

というような状況でした。

そのとき売っていたのは、
だれでも買い付け可能な、
いわゆる低価格帯の商品ばかりです。

このときからHさんはすでに、

・出品すれば売れるから出品しまくる

・売れるがそれにともなって必要な作業も増える

・出品数が増えるほど価格の管理が行き届かなくなる

・トラブルの数もどんどん増える

という負のスパイラルに
ご自身が足を踏み入れていたことに
ちゃんと気付いていました。

気付いていたのですが、本業がある中で、
それをどうにかするための試行錯誤の時間は
一向に確保できず、そのまま夏頃には
志半ばにして一度BUYMAから離れてしまいます。

しかし、せっかく売れるのに
このままではいけないと、
冬のセールを前に心機一転、
再びBUYMAに取り組み始めました。

もちろん同じ轍を踏むまいと
強く思っていたに違いありません。

ただ、残念ながら、
なかなか同じような環境から抜け出せず…。

そんな中で今年の2月から、
私のコンサルを受講してくださいました。

そして4月が終わった時点での成果が以下です。

洲嵜さん

3月で一気に成果が伸びて、
4月は売上をさらに伸ばしつつ、
販売数が一気に減っていることが
顕著だと思います。

ご存知のようにこの金額は
到着通知ベースでのものですが、
受注ベースでは以下のようになります。

<2月>
・売上:144,700円
・利益:20,830円
・受注件数:16件
・1件あたりの利益:1,302円

<3月>
・売上:1,587,920円
・利益:216,166円
・受注件数:77件
・1件あたりの利益:2,807円

<4月>
・売上:1,667,000円
・利益:250,850円
・受注件数:22件
・1件あたりの利益:11,402円

2月は、ほぼ、以前から出品していた
低価格商品が売れただけという我慢の時期。

2月の終わりから少しずつ
ちゃんとリサーチして出品した商品に
反応が現れ始める。

3月は、まず、低価格帯でも
利益率がよい商品を見つけ
それを在庫を抱えてたくさん販売する。

在庫を抱えてから売っていたので、
トラブルは販売数ほどは多くなく、
途中からライバルの参入で
利益率が落ちてきたところで、
「どこで手を引くか」というのを
明確にイメージしていたことがよかった。

一方で、1取引で利益1万円
というような受注を初めて経験する。

4月は、前月までの
低価格商品からは完全に手を引いて、
高単価、高利益の商品を、
在庫販売も駆使しながらどんどん売る。

1件で2万以上の利益を叩き出すことも
もはや珍しいことではなくなる。

このHさんの例で何が言いたいかというと、
私のコンサルがすごい!ということではなく、
こういう方針で成果を出すことは、
実際に可能なんだということです。

今さらですが、私は別に、
「薄利多売」そのものがダメ
と言っているわけではありません

昨日も書きましたが、
利益も取れますし評価も増えますし、
パーソナルショッパーとして経験も積めますから、
特に始めたばかりの方にとっては、
有効な戦術だと思っています。

ただ、それによって発生する
デメリットやリスクというのを
ちゃんと考えないままやってしまうことは
百害あって一利なしとは言いませんが、
結局、十利くらいはあるけど百害もある
みたいなことになりかねません。

今の努力がどこに繋がっているのか
という展望はぜひ意識してほしいと思います。

ではではー。

P.S.

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“底なし沼”にハマらないように気を付けよう。(第410回)

※2015/5/14の記事です。

こんにちは、エスノです。

ちょっと間が空いてしまいましたが、
昨日BUYMAから面白いお知らせが来ていましたね。

昨年度の決算資料で発表されたように、
BUYMAが6月半ばに大々的にTVCMを打つそうです。

「キャストも今話題の人ばかり!」
と言うくらいですから、以前ローカル局で
放送されたような謎のCMではないでしょう^^;

参考:https://www.youtube.com/user/BUYMACM

一般消費者に一気にアプローチできる媒体として
TVCMは未だにとてつもない力があります。

新規客が急増するのは間違いないですから、
今から出品を頑張っておきたいところですね。

ちなみに、今回のタイミングは
当然夏のセールに合わせているわけです。

ということは、冬のセール前にも、
同じくCMを打つ可能性が高いですから、
まずは夏のセールに向けて力をつけておけば、
冬のセールでさらに飛躍できるというのは
非常に現実的な成長の仕方だと思います。

まあだからといってやることは、
「日々地道にやり続けましょう」
で特に変わりません。

環境が大きく良い流れを迎えるのに、
今すぐそれを活用し切るだけの力がないと
なんだか焦ってしまうかもしれません。

ただ、焦ってもすぐに力は付かず、
逆に今やってることが雑になってしまって
むしろマイナスに作用してしまう可能性すらあります。

「BUYMAでのビジネスはとても良い」
ということだけ頭に入れて、淡々とやっていきましょう。

さて、説教臭い前置きはこのくらいにして本題です。

突然ですが、質問です。

以下の2つではどちらが好ましいでしょうか?

A「月利30万円で1日12時間働くビジネス」

B「月利30万円で1日2時間働くビジネス」

いや、ふざけているわけじゃないのですが、
なにかのっぴきならない事情が背後にあるか、
あるいはよほどのマゾヒスト以外は、
普通はBを選ぶと思います。

では、以下の2つではどうでしょう?

A「始めた月から月利数万稼げて、
  数ヶ月~半年後には30万円稼げるが、
  それが利益の上限で1日12時間働くビジネス」

B「始めた月は月利0もあり得るが、
  数ヶ月~半年後には月利30万円、あるいは
  それ以上が目指せる1日2時間働くビジネス」

要するに、やりまくればすぐに成果が出て、
ある程度までは順調にそれが伸びていくものの、
成果の上限が近く、手間もかなり掛かるビジネスと、
すぐには芽が出ないものの、やり続けたら
その分だけ成果が伸びていき、かつ効率よく
実践できるビジネスです。

こうなってくると、
ちょっと悩む人もいるかもしれません。

やはりすぐに成果が出るというのは嬉しいですし、
お金を稼ぐ緊急性が高く時間もあるという方にとっては、
前者は魅力的に見えることもあるでしょう。

一方で、少ない時間で大きく稼ぎたい
という欲求のある方には後者のほうが
魅力的に映ると思います

すでにお分かりのように、
BUYMAではどちらの形態でも
活動することが可能です。

前者は低価格帯の商品で薄利多売する方法で、
後者は高価格帯のものを狙って売る方法というと
イメージしやすいかもしれません。

(厳密にはもちろん利益の話ですが、
 イメージしやすくするために、
 あえて販売価格で分けています。)

先程もお伝えしたように、
BUYMAはお客さんの数が増え続けているので、
前者のスタイルで成果を出すのはとても簡単です。

試しにASOS系のブランドとか
人気ブランドのスマホケースとかを
ちょっとだけライバルの価格に注意して
200~300個くらい出品してみてください。

絶対に売れるはずです。

もちろん利益は、ひとつあたり
数百円~数千円がほとんどですが、
作業さえすれば成果はちゃんと出ます。

ただ、ほとんどの方は、この
「12時間働く」ということの怖さを
あまり分かっていないと思います。

「自分は今会社でそのくらい働いているから平気!」
と思う方もいるかもしれませんが、
それはまったく比較対象になりません。

「会社員の12時間勤務」と
「自分のビジネスで12時間働くこと」は
まったくと言っていいほど違う次元の話です。

自分のビジネスには
決まった休みというものがありません。

会社員はなんだかんだ、
休みの日は休みの日です。

仕事のことを一切頭から排除しても
基本的には支障がありませんが、
自分のビジネスだとそうはいきません。

ひっきりなしに来る問い合わせや注文、
それにともなうお客さんへの連絡や、
商品の受け取り、梱包、発送作業に対応し、
多発するトラブルも心をすり減らしながら
なんとか解決していかなければいけません。

「自分のビジネスで12時間働く」というのは、
「24時間365日、自分のビジネスに振り回される」
とほぼ同義だと思ったほうがいいです。

ただ、そういう状況を分かっていながら、
あえて選択するというケースもあるでしょう。

私も「評価を集める」という観点から、
BUYMAを始めたばかりの方には
オススメすることはよくあります。

まずはそれをきっかけにして、あとから
効率化を図って活動時間を減らしていく
というわけですね。

しかし、この“薄利多売沼”の真の恐ろしさは

「抜けるに抜けられなくなって、
 どこまでもハマり続けてしまう」

というところにあります。

例えば、ある程度売れるようになったら、
外注化、つまり人に頼むことで、
自分の作業時間を減らしていこう
と考えているとします。

簡単に外注とよく言われますが、
人を集めて選んで育てるという作業は、
よくよく考えると、それぞれのフェーズで
ひとつの業種が生まれているほど、
想像以上にけっこう大変な作業です。

もちろん我々の規模ならそこまで大変じゃないですが、
それでも「戦力」を確保するためには
それなりの手間と時間が必要になってきます。

あるいは、ある程度売れるようになったら、
扱う商品をもっと高単価・高利益のものに
シフトチェンジしていこうと考えているとします。

その場合も、扱う商品の属性が変わると
買い付け先やライバルがガラッと変わるため、
成果を出すためには、ある程度の
手間と時間をかける必要が出てきます。

要するにいずれの方針を目指していたとしても、
基本的には途中で余分な手間と時間が
新しく必要になるわけです。

しかし、薄利多売はいったん足を突っ込むと、
「売れ続ける」がゆえに、それにともなって
必要な作業も指数関数的に増え続けてしまい
それ以外のことをする手間と時間を確保できなくなります。

そして、どんどんそこから抜けられなくなります。

これが薄利多売沼の恐ろしさです。

実際にその沼にハマりこんだせいで、
例えば主婦の方なら家事や育児に手が回らず
家の中がどんどん荒れて、最終的には
挫折してしまったりすることが実際にあります。

もちろん、どんな方法であっても
気合と根性で乗り切るべき大変な時期
というのは、一時的にはありますし、
あってもいいと思います。

ただ、それが明るい将来につながるのか
それとも真っ暗な底なし沼の入り口なのかは
絶対に意識すべきことです。

なにか新しい価値を生み出すときには
必ず自分の「資金」か「手間と時間」の
どちらかあるいは両方を投資していく必要があります。

「成果が出るけど時間がなくなる」
という方針を取るということは、
そこから抜け出せなくなる可能性を
ものすごく高めることです。

最初に

A「月利30万円で1日12時間働くビジネス」

B「月利30万円で1日2時間働くビジネス」

のどちらがいい?という質問をしましたが、
知らず知らずに前者を選択している方は多いです。

ぜひ「手間と時間」を確保することの重要性を
改めて意識してほしいと思います

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
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