在庫がないのに受注してしまうのもアリです。(第67回)

※2013/12/23の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日は始発で中山競馬場に参戦し、
帰宅したのは翌日の始発という強行軍だったので、
今日は久々に疲労困憊で一日のんびりしてます^^;

そんなわけで、
先ほど永遠の0を観に行ってきました。

原作は読んだことがないのですが、
映画はテーマもはっきりしていて、
映像的にも見応えがあり面白かったので
小説の方も読んでみようと思います^^

さて、昨日の続きです。

昨日は、サイズのお問い合わせのあとに、
私は効率的に売上を上げるために
どんな返信をしたでしょうという話でした。

お問い合わせ内容は

「このシューズの7サイズがほしいのですが、
 在庫はもうありませんか?」

というもので、そのとき

・この商品はかなり人気のある商品

・7がそのときの出品価格で買付できるショップは
けっこう探していたが見つけられていない。
(5,000円の値上げが必要。)

・しかし見つかる可能性はゼロではない。

・ちょっと大きいかもしれないが、
8は手元に在庫があり、出品価格で販売可能。

こんな条件が揃っていました。

私はこのお問い合わせのあと、
買い付けが出来るかどうかは確認せず
別の「あること」をちょっと確認して、
すぐに返信をしました。

普通のBUYMAの流れでは、
想定していた買付先に在庫があるか確認し、
もしなければ他の買付先を探して、
その結果を返信する、だと思いますが、
そうしなかったわけです。

ぜひこの条件のもとで、
どんな回答が利益を最大にするものなのか
考えてみて欲しいということでしたね。

では、早速正解を紹介します。

私は、以下ののポイントを入れて回答しました。

・現在の価格ではサイズ7は買い付けできず、●円値上げする必要がある。
(人気商品ですぐ在庫がなくなるため、確実にサイズ7をゲットしたいなら
 この価格を支払った方がいいということもあわせて)

・サイズ8なら現在の価格で提供でき、履ける可能性もある。
(ブーツなので多少合わなくてもそこまで問題ないこと、
 タイツなどではなく靴下を履けば調整可能ということもあわせて)

・最悪、返送費用を負担すれば返品はOK

今回のケースの場合、
実は、そのときの出品価格で買い付け可能なサイズ7の
在庫のあるなしはそれほど重要ではありません。

この場合、返品されない可能性もあって
しかも一番売りやすいのはサイズ8です。

なので、基本的にはサイズ8を勧めるようにします。

ただ、いきなりそれでは話がおかしいので、
サイズ7を確実にゲットする方法も提案しておくわけです。

その結果、サイズ7をもし受注してしまったとしても、
最悪利益はあまりありませんが赤字にはならないですし、
受注後にもし安い買い付け先を見つけられれば利幅は増えます。

サイズ8を希望された場合は、
提案したとおりに話を進めるだけです。

仮にサイズが合わなかったときに備えて、
事前に返送費用のみ負担で返品可とお伝えしておきます。

このとき気を付けなければいけないのは、
値上げを提案することによって心象が悪くなることと、
他のバイヤーが安く出品していないかということです。

上で書いた、
返信する前にちょっとチェックした「あること」とは、
他のバイヤーの在庫状況だったわけです。

他のバイヤーがすでに買い付けできないのであれば、
値上げをしても買ってくれる可能性は高まります。

心象が悪くなる可能性は文章で解決します。

長くなりましたが、今回の話をまとめると、

「在庫を確認→それを報告→そのあとに受注」

という順番を、常に守る必要はないということです。

いろいろ条件が揃っている必要はありますが、
「受注してから在庫を探す」というのも、

そうすることで利益も上がり、手間も減り、かつ
お客さんに不利益がある可能性が大きくないのであれば
積極的に行っていくべきだと思います。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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