「考える力」を身に付ける最良の方法(第395回)

※2015/4/19の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日は博多でのコンサルを終えて、
帰りの飛行機の中でこれを書いております。

お会いしている最中に、
コンサル生に在庫確認の問わせが来たのですが、
当初予定のショップでは在庫切れでした。

一緒に他の買い付け先を探したところ、
なんとか在庫のあるショップを見つけられてよかったです^^

当初予定の買い付け価格がかなり安かったので、
「これは見つからないかもなあ」
と思いながら探したのですが、
そういう根拠のない予測は置いておいて、
とりあえず手順通り探せば意外と見つかるものです。

これで受注できれば、上手くいけば
8,000円くらいの利益が得られます。

ちなみに同じ商品を出品している
プレミアムショッパーさんは、
同じお客さんからの問い合わせに
在庫なしと回答していました。

もちろん見つからないこともありますが、
ここ何回かのメルマガで書いているように、
「先入観」を排除しないと得られない利益
というのは、やはり確実に存在します。

さて、上の話にもあるように、
前回、前々回と、「先入観」を排除して、
論理的に思考することの重要性を
かなり力を入れてお伝えして来ました。

それによって、プレミアムショッパーが
「見えていない」買い付け先を探し出し、
その人が生み出すことが出来なかった利益を
手に入れられる可能性が生まれたわけです。

今回の話は、1件だけの、
利益で言えば8,000円程度の話ですが、
これが出来る人と出来ない人では、
長期的に見れば大きな差が生まれることは
よくお分かりいただけると思います。

あるいは、昨日他のコンサル生から、
1件あたりでは過去最高額の、
約3万円の利益が出たと報告をいただきました。

この方は、ランキング上位の超人気ブランドでも
「ライバルが強すぎて対抗できないのでは?」
というようなよくある「先入観」に捕われず、
買い付け先の特徴やライバルの状況などから
在庫販売を行うのが最も合理的だと判断し、
その結果、狙い通りに大きな利益を手にしたわけです。

個別の事例を上げていけばキリがありませんが、
そのくらい「考える力」の重要性は、
ありとあらゆる場面に潜んでいるということです。

ただ、私のメルマガのように、
なかなか頭を空っぽにして読むのが難しい
小賢しい系(笑)のメルマガを読もうとされる方は、
「考える力の重要性」を、今さら改めて
強調する必要もない気はしています^^;

ただ、それでもやはり大事なことなので
出来るだけ詳しく書いた次第です。

しかしながら、その重要性は分かっていても、
どうやって身に付ければいいのか分からない
ということが、現実的な問題としてあると思います。

それを体系的にお伝えして解決する方法はないかと
以前から頭を悩ませ続けていたのですが、
それがつい先日、急に解決してしまった
というところまで昨日お伝えしました。

なんで急に解決したかというと、
「考える力」を身につけるために
現時点で私が最も適していると思うセミナーが、
来月から開催されることになったからです。

セミナーを行うのは、私もこれまでの
その教材などを紹介させていただいている
BUYMAの名人イチローさん。

すでに書籍も出版されていて、
BUYMAの情報発信者としては、
紛れもなく第一人者と呼べる方です。

そのイチローさんが、これから4ヶ月間に渡って
BUYMAで稼ぐための力をつけるプロジェクトを開始するのですが
セミナーはそのカリキュラムのひとつとして、
毎月1回ずつ計4回開催されるものです。

このプロジェクトには、
BUYMAで利益を出すために必要な知識、
ノウハウ、環境がこれでもかというくらい揃っていて、
それだけでも十分魅力的だと思います。

思いますが、それだけであれば、
私はここまで強くオススメはしません。

実はイチローさんは昨年すでに、
同じようなプロジェクトを主宰しています。

当然私もそのことは知っていましたが
そのときは特に紹介しませんでした。

イチローさんとは旧知の仲で、それこそ
フランスに3年連続で一緒に競馬を見に行く仲ですが
私は「仲がいいから」という理由だけで、
なにか商品を紹介したりすることは基本的にありません。

私は、このメルマガの読者さんにとって
本当に必要なものだけをお伝えすることに
これ以上ないくらいこだわっています。

なぜなら、それこそが、
むしろそれだけがこのメルマガの価値だと
ものすごくシビアに考えているからです

前回のプロジェクトは、
あくまで「BUYMAのこと」がメインだと
私の目には映りました。

「考える力」を鍛えるという目的は
そのときも打ち出されていたのですが、
少なくともあらかじめ伝えられていた内容からは
私はそのことを読み取ることが出来ませんでした。

しかし、昨年そのプロジェクト内で開催された
あるセミナーの資料を見せていただいたとき、
すぐに私はこう思いました。

(こんなセミナーをやるなんて聞いてない!)

そしてすぐさまこう言いました。

「ぜひこのセミナー映像をパッケージにして
私の読者さんに紹介させてください!」

そのセミナーは、
あくまでBUYMAの話に関連づけながら
しかしBUYMAの次元を完全に超えて、
ロジカルシンキングの基礎を、
とても分かりやすく解説しているものだったからです。

これこそ、多くの人にとって、
本当に「考える力」を身に付けてもらうための
最高の教材になりうると判断したために、
上のような交渉をすぐさま行ったのです。

残念ながら、その後も何回か交渉したものの、
この要望は聞き入れてはいただけませんでした。

もしかしたら私が本気で言ってると
思っていなかったかもしれません^^;

ですが、新しく始まる
今回のプロジェクトで行われるセミナーは、
完全に「考える力」を身に付けるという視点で作られると
先日イチローさんから伺いました。

これに参加してもらうことが、
現時点で私が考えられる、
「考える力」を付けるための
最良の方法だと思います。

このセミナーに参加できるプロジェクトは、
日付が変わって本日4月20日(月)20時から
募集開始されますので、
ぜひ楽しみにしていてください。

というか、実は私も普通に受講者として参加するので、
セミナーを受けるのが今からとても楽しみです。

そもそもイチローさん自身が、
前職で新卒1年目にして経営企画の中枢を任され、
4年目にして、前職の現在の主力事業である、
すでに数十億の売上を出すビジネスの
立ち上げメンバーに抜擢されるような、
「考える力の“権化”」とでも言うべき人です。

彼とは割と親しくさせてもらっているのですが、
そのために「それらしい形で学ぶ」という機会は
逆に今までありませんでした。

もちろん私も、「考える力」については
標準以上のものはあると自負していますし、
ロジカルシンキングの基礎については、
理解し身に付けていると思ってはいます。

ただ、それらを、
より次元の高い人を通して語ってもらうと、
また私にとっても新しく得るものがあるはずです。

新たに知見が広がる可能性を感じるときというのは、
いつになっても心が踊るものですね。

また、一緒にセミナーに参加して、
高い次元の思考力を身に付けられれば
こんなに読者さんの役に立てることはないと思います。

ちなみに、私の紹介で参加してくださった方には
特典をお付けしますので、そちらもぜひ
期待していてくださいね。

それはまた明日発表させていただきます^^

ではではー。

なぜコンサル生は高額商品を売れるようになるのか。(第394回)

※2015/4/18の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日は個別コンサルで九州に来ております。

今日は長崎でお一人とお会いして、
明日は博多でお二人とお会いします。

今は博多へ向かう電車の中で
これを書いているわけですが、
さっき適当に入った店で食べた皿うどんが
ちゃんと美味しくてかなり満足です^^

細麺かつ甘めの味付けの皿うどんは
長崎以外だとあんまり食べられないんですよね。

私が知らないだけかもしれませんが笑

前置きはこのくらいにして本題です。

前回のメルマガで、
人より大きな成果を出すためには、

「『先入観(フィルター)』を排除して、
可能性のある選択肢をすべて洗い出し、
それらをすべて論理的に検証すること」

そして、それを

「常に行い続けること」

この2つが必要だとお伝えしました。

例えばBUYMAで考えたときに、

「価格の安いライバルの買い付け先が見つからない」

という問題に出くわしたとするならば、
まず闇雲に買い付け先を探しだす前に、
可能性のあるライバルの状況(仮説)をすべて洗い出して
それらをひとつひとつ検証していく、ということです。

具体的には以下のようになりますね。

・ライバルが卸やVIP待遇などの特殊な割引条件を持っている

・ライバルが在庫になった商品を叩き売りしている

・ライバルは見かけは安く見えるが海外発送なので関税が含まれない

・ライバルは見かけは安く見えるが実はサイズが揃っていない

・ライバルは在庫状況を更新しておらず実はもう買い付けできない

・ライバルは偽物を販売している

・ライバルが価格計算を間違えている

・自分が価格計算を間違えている

・自分が安い買い付け先を見つけられていない

このときにすべてを洗い出して、
ちゃんと論理的に検証しようとしないと
自分の「先入観」が先に立ってしまい、
ライバルの本当の姿を捉えることができません。

まず「先入観」を排除して論理的に考えること、
そしてそれが「習慣」になるように、
「四六時中実践し続けること」が重要です。

これは慣れていないと大変ですが、
ビジネスで成果を出したいのであれば
呼吸するように出来るようにしたい
必須のスキルです。

さて、このように仮説を立てて
それを検証するという作業をするにあたって、
必要不可欠なものがあります。

それは、最低限の知識・ノウハウです。

ここまで論理的思考力が必要と言っておきながら
もしかすると矛盾するように感じるかもしれません。

しかし、「最低限の」知識・ノウハウもまた、
考えを進めるにあたって絶対に必要な要素です。

例えば、前回出した例として、
ライバルが卸などの特別な割引を受けているのか
を検証する時には、仮想の買い付け価格を算出する
のが有効ということでした。

しかしこれを算出するには、
買い付け費用を間違いなく計算することなどの、
基礎的な知識がないと考えることが出来ません。

また、もっと簡単なところで言えば、

「ライバルの価格が安いのは、
海外発送だから実は見かけだけだ」

という判断も、そもそもBUYMAの仕組みが
そういうものだということを知らないとできません。

このように、
なにかを論理的に考えるためには、
その材料や道具となる、最低限の
知識・ノウハウが必要です。

ただ、逆に言えば、
知識・ノウハウは最低限で十分
ということでもありますが。

ところで、前回メルマガの最後で、
今回のテーマのような話をすると

・可能性のある選択肢を全部洗い出すのが難しい…

・そもそもどういう切り口で考え始めればいいか分からない…

このような悩みが出てくると書きました。

例えば、先ほどのように、
価格の安いライバルの状況が置かれている可能生を
すべて列挙しようとしても上手く出来ずに、
結局「やっぱりVIPなのかなあ?」で終わってしまう
ということです。

あるいは、そもそも

・筋道立てて考えること自体が難しい…

と感じることもあるかもしれません。

しかし、先ほど書いた、BUYMAにおける
「買い付け費用の計算方法」のような
「最低限の知識・ノウハウ」というのが
実は「論理的な考え方」においても存在します。

それを身に付けて使いこなせるようになれば、

「『先入観(フィルター)』を排除して、
可能性のある選択肢をすべて洗い出し、
それらをすべて論理的に検証すること」

が出来るようになり、その結果、

「多くの人とは違うけれども、
利益を出すための理にかなった思考(行動)」

が出来るようになるため、結果的に
「その他大勢」とは、ひと味もふた味も違う
大きな成果が出せるようになるわけです。

もちろん、それを使いこなすためには、
算数や数学の公式などがそうであるように、
ある程度の実践的な練習が必要です。

教科書で公式を一度見ただけで
いきなりテストで良い点数が取れるかというと
それはなかなか難しいでしょう。

公式、つまり最低限の知識・ノウハウを覚えて
それを問題集で実践的に使ってみることで、
初めてその公式を使いこなすことが出来ます。

BUYMAで、最初はよく分からなかった
買い付け費用の計算が、何度か繰り返すうちに
すぐに正確に出来るようになるのも同じことですね。

以前から私は、この
「考える技術」とでも言うべき
論理的な思考方法について、
体系的に伝えることが必要だと考えていました。

なぜなら、これを身に付けさえすれば、

私が誰からも教わることなく
BUYMAで成果を出すことが出来たように、

あるいは、BUYMAにとどまらず、
個別コンサルティングなどの
さらに発展したビジネスをゼロから立ち上げて
月100~200万の収益を上げられているように、

「本当の意味で、自分で稼ぐ力がつく」

ということを確信していたからです。

私のBUYMAの個別コンサルテイングでは、
このような思考方法を具体的な事例を通して、
実践的にお伝えしています。

私のコンサル生の多くが、コンサル後に
初めて1件あたりの利益が1万円を超えたり、
初めて10万円以上の高額商品を受注したりするのは、

実際には存在しているのに、
「先入観」のせいで見えなくなっている
上記のような「利益の出る場所」を、
論理的に「先入観」を排除することで、
見えるようにしているからです。

しかし、これをBUYMAの話に限らず、
もう少し汎用性を高めた上で、
かつ体系的に伝えるとなると、
かなりハードルが上がってきます。

もちろん、ただ汎用性が高いだけでいいなら
それこそ本屋に行けばそういう本はたくさん売っています。

ただ、それらは逆にちょっと汎用的すぎて、
我々のような規模、属性のビジネスで使うには
またひと工夫必要になってきます。

その“ちょうど良いスケール感”の「考える技術」を
どうにか体系的に伝えられないかと、
私は長いこと頭を悩ませてきました。

悩ませてきたのですが、その悩みは
つい先日、一気に解決してしまいました笑

その経緯については、
また明日具体的にお伝えします。

今回は、

・論理的に思考することが「先入観」を排除し
大きな成果を生み出すこと

・その論理的な思考をするための、
「最低限の知識・ノウハウ」が存在すること

・これは実践的な練習を通して身に付くこと

言われてみれば当たり前のことですが、
この3つを改めて頭に叩き込んでくださいませ。

ではではー。

ブログの3回目で書いた本質的な話(第391回)

※2015/4/12の記事です。

こんにちは、エスノです。

すっかりメルマガをサボってしまいました。

先週始めくらいに、プロステ通信と
BUYMAの予備校を受講してくださっている方限定で
個別コンサルの募集を行ったあたりから
すっかり生活のリズムが狂ってしまい、
なんと5日間もサボってしまった次第です。

たまにイレギュラーな動きをすると
こんな感じでどこかにしわ寄せが来ますね…。

今週から新しい方のコンサルが始まり、
また今週末には九州にも行くので、
そのときにまたいろいろ乱れそうな気がします^^;

さて、最近改めてよく思うのが、
「基本的なこと」が一番大事だなあということです。

ここで言う基本的なことというのは

・見かけ倒しではなく「売れる可能生の高い」人気商品の見極め方

・そういう人気商品を効率よく探していく方法

・ライバルがひた隠しにしているような優良な買い付け先の探し方

ということでは「ありません」。

いや、もちろんこういうのも大事です。

大事なのですが、そもそもこれらの方法を使って

「どういう状況を作り出せば効率よく成果が上がるのか」

という、より本質的な部分が、やっぱり一番大事だなあ
と改めて思っているということです。

それはだいぶ昔に書いたことなのですが、
凄くシンプルなことで、要するに、

・人気のある商品を、

・信用のあるバイヤーが、

・お得な価格で、

・そのバイヤーしか出品していない

というような状況をいかに作り出せるか
ということです。

もちろん、当時も書いたことですが、
これらをすべて整えられるかどうかというと
それはなかなか難しいことが多いでしょう。

ですが、出来るだけこの状況に近づけることが
安定して利益を出し続けていく可能生を高める
唯一の方法です。

例えば、BUYMAにおいては
人気商品を自分しか出品できない
という状況にはなかなかなりません。

ですが、在庫販売に代表されるような、
いくつかのちょっとした小ワザを使うことで、
擬似的に独占販売ができることはあるわけです。

(できないケースももちろんありますが。)

他にも、ほどほどの人気の商品であっても、
競合が少なく自分の価格がお得であれば、
思わぬ大物を釣り上げることも出来たりします。

最近コンサル生からは、
これ該当する事例の報告をよくいただきますね。

何十万円とするような高額商品は、
なんとなく敬遠されて競合が少ない傾向にありますが、
それが人気ブランドだと一定数のお客さんは常にいるため、
たまに売れて一発で大きな利益が生まれたりするわけです。

先ほど挙げたような4つの視点を軸として、
そこに自分は近づけられているのか
ということを常に意識して、あとはそのために
創意工夫し、試行錯誤し続けていけば、
ちゃんと成果は出せるようになります。

新しくコンサルを受けてくださる方もいるので
このタイミングで原点に立ち返っていただければ
きっとまた得るものもあると思います。

もうすぐ夏のセールも間近ですから、
改めて本質的なところから外れないように
引き続き頑張っていきましょう。

ではではー。