買い付け費用が安くなる小ワザ(第113回)

※2014/2/11の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日はちょっと鹿児島に遊びに来てみました。

と言っても、これは
行きの飛行機の中でiPhoneで書いているので、
まだ着いてないのですが笑

予定ではラーメン食べて温泉に入って、
何かしたあと豚しゃぶを食べる予定です。

食べる予定ばかりですね^^;

さて昨日は、今とこれからのBUYMAで、
バイヤーとして大きく稼ぐために必要なことをお伝えしました。

今は買い付けの力が一番モノをいう時代であり、
そしてこれからは、おそらくSNS的な使い方を上手くできると、
よりインパクトのある成果が出せるのでは、という話です。

もちろん、そもそも基本的な、
BUYMAの基本機能の知識であるとか、
関税など買い付け費用の計算だとか、
人気商品のリサーチ方法などが身についていなければ、
いくらよい買い付け先を知っていても宝の持ち腐れになりかねません。

そこは間違えないように気を付けてくださいね。

逆にそのあたりのことがちゃんと理解できているのに、
なかなか利益が伸びないと悩んでいる方こそ、
買い付けの部分を意識してみてください。

ちなみに昨日の話の中で、
今以上に買い付け先の開拓が進むと、
みんなが同じアイテムを同じところから
買い付けるようになるという、
かなり極まった状況を想定しましたが、
実際はなかなかそうはなりません。

なぜなら、ファッションブランドは
何百、何千とあり、もちろん
そのアイテムの数に至っては、
何万、何十万ではすみません。

それだけ品数がある上に、
さらに年に二回はその商品が一気に入れ替わります。

そして、人気の流行り廃りも激しいです。

昨今空前のスニーカーブームですが、
2年前にはその兆候すらありませんでした。

これだけ流動性が大きいと、
毎シーズンどこかに必ず、
需要と供給のバランスが
取れていないところが現れてしまうのです。

というわけで、
BUYMA全体が価格競争に陥って
稼げなくなるというのは無用の心配です。

もしそんなことを言う人、思う人がいれば、
それは出来ないことに対する、
ただの言い訳に過ぎませんのでご注意を。

さて、今日は、
買い付け費用が安くなるかもしれない
ちょっとした小ワザをご紹介します。

先日、こんなご質問をいただきました。

=====================================

こんにちは。

Yです。

先日スカイプでお話させていただきました。

買付先はこのオンラインかな?という競合のアイテムで
価格が安いケースですが下記のURLのような場合は画像のみ使って
他の買付先から仕入れているパターンでしょうか?

商品ページ
http://www.buyma.com/item/xxxxxxxx/

画像の買付先
http://www.matchesfashion.com/product/xxxxxx

=====================================

「BUYMAあるある」のひとつ、
「あのバイヤーはなんであんなに安く出品できるんだ?」
に関する質問ですね。

ご質問いただいたこのバッグは
ある有名ブランドのバッグで、
出品価格は18万円以上するものでした。

その商品ページの出品画像から
買い付け先ではないかと推測されたショップは
このメルマガでも何度か話題にしている、
MATCHES.COMです。

こちらのショップは、
日本に直送もしてくれるし、
決済時に関税も含めて計算してくれる
とても有用なショップであることは、
折にふれて紹介してきました。

ただ、このショップの面白いところは
実はそれだけではありません。

ショップの画面の左上に、
常に通貨マークのボタンが表示されています。

実はこれによって、決済するときの為替を
ユーロ、ポンド、米ドル、豪ドルの4種類から
自分の好きな通貨に変更することができるのです。

決済通貨を変えられるからなんだよ
と思うかもしれませんが、特に高額商品だと
これが意外と大きな差になったりします。

例えば、以下のアイテム。

http://www.matchesfashion.com/product/175640

適当に選んできたクロエのバッグですが
MATCHES.COMの拠点であるイギリスでは、
1325ポンドという高額なアイテムです。

これを、日本に発送する設定で、
様々な通貨に変更してみると、
通貨ごとの日本円換算金額が、
かなり違うことがわかると思います。

本日時点では米ドルが最も高く、
豪ドルが最も安いですね。

(ぜひご自身で実際に確かめてみてください。)

その差、約1万5千円です。

この通貨変更をしないだけで、
一万五千円の利益を取り逃す可能性があると思うと
なかなか恐ろしいと思いませんか?

おそらく今回ご質問いただいたケースも
上の話と同じことだったと思われます。

もちろん画像だけはここから拝借し、
実際には他から買い付けようとしている
という可能性も十分あります。

ただ、今回のケースについては、
実は決済通貨を変更するだけで、
利益の取れる価格になったのです。

昨日もお伝えしましたが、
買い付け先を使い倒せている人が少ない
というのは、こういう細かいことだったりします。

決済通貨を変更可能というショップは
それほど多くはありませんが、出来る場合は
必ずそれを試すことを忘れないでくださいね。

ほかにも「使い倒せていないパターン」
というのはいくつかあるので、
それはまたそのうち取り上げていこうと思います。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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今、そしてこれからBUYMAで必要な能力。(第112回)

※2014/2/10の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日は、動画を使って
ちょっとしたリサーチ方法を解説してみました。

ご存じの方にはなんてことのない話ですが、
意外とこういうのを知らない方もいそうなので、
ぜひ一度ご覧になっていただければと思います。

■リサーチ動画URL

http://

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さて今日は、これからのBUYMAで大きく稼ぐために
どんなスキルが必要か考えてみたいと思います。

そのためには、まずこれまでの
BUYMAの歴史を振り返る必要があります。

私がBUYMAを始めた2011年の春頃は、
まだまだ世間の知名度も低く、
知る人ぞ知るサイトという感じでした。

BUYMAのノウハウも今ほどネットになく、
まさにBUYMAで稼ぐ時代の「黎明期」
と呼んでも良い時期だったと思います。

ただ、ある程度経験を積んだバイヤーが
少しずつ増えて来ていた時期でもあり、

「人気ブランドを適当に出品しまくれば売れる」

という時代はすでに過ぎ去っていました。

そこで私は、自分自身でも実践しながら
当時のビジネスパートナーと協力してBUYMAの研究をして、

「人気商品をきちんとリサーチして販売する」

というひとつの方向性を導き出したのです。

これは効果テキメンでした。

特にタレントの愛用品リサーチは、
今ほど梨花さん、紗栄子さんあたりの
愛用アイテムの強豪も多くはなく、
入れ食い状態でどんどん売れることも
一度や二度ではありませんでした。

ただ、そうやって実践する中で、
人気商品を扱うという方法が徐々に広まっていき、
売れ始めるとすぐに競合が増えて、
価格競争になってしまうという悩みも
少しずつ増えていくようになったのです。

これがだいたい、
2011年の夏~冬くらいのことですね。

この時期の実体験から、最終的に最も重要なのは、
「バイヤーの『買い付けの力』だ」
ということを意識するようになります。

まあ物販である以上、
それは実に当たり前のことなのですが、
身を持って体感していったということですね。

この時期に意識していたのは、

「飛ぶように売れる人気商品を、
 どうやって自分しか扱えないようにするか」

ということでした。

せっかくたくさん売れる人気商品も、
競合が自分と同じ買い付け先を簡単に見つけてしまえば、
すぐに参入されて価格競争に陥ります。

これを受けて、取り組んだのが、

・在庫販売

・他のバイヤーの知らない買い付け先の開拓

・他のバイヤーが使いこなせていない買い付け先の開拓

・他のバイヤーが買い付けできない買い付け先の開拓

この4つです。

これらを意識した結果、
売上はさらに加速しました。

ただ、競合もバカばかりではないので、
彼らも自分たちで買い付け先を開拓し、
現在では少なくともshopstyleのことは、
ほとんどの人が知っていると思います。

こうやって書くと、
これからはshopstyleに登録されていない
新しい買い付け先を開拓しないと
他のバイヤーと同じ商品ばかり扱うことになり
まったく利益が出ないという感じになりそうですが、
実際はまだそこまでの状況にはなっていません。

それは、
以前お渡ししたレポートでもお伝えしたように、

「知ってはいるものの、使いこなせていない」

という段階のバイヤーも多いからです。

だからこそ、今のうちに、
shopstyleに未掲載のショップを
出来るだけたくさん持っているバイヤーは
大きなアドバンテージを得られるとも言えるわけですが。

ということで、現在のBUYMAは、
「バイヤーの買い付け力」が
ようやく問われ始めている時代に差し掛かりつつある
というところまで来ていることを見てきました。

「問われ始めている時代に差し掛かりつつある」
なんて長ったらしい表現にしたのは、
「問われる時代」というほどには、
まだ問われていないからです。

さて最後に、これから先に必要な力、
身に付けていると大きな利益につながる力はなにか
ということを考えて締めようと思います。

もしほとんどのバイヤーが
ほとんど同じような買い付け先から買い付ける
というような状況になったら、
「誰から買いたいのか」という部分が
一番重要になってくるはずです。

さらに考えるためのヒントは
バイヤーポストにあると思っています。

この機能は、過去のお客さんと
「ファン」登録してくれた見込み客に、
バイヤーからアプローチできるものです。

これまで見込み客に、バイヤーから
アプローチすることは出来なかったので
これは本当に良い機能です。

しかし、ただのDMのように、
自分の商品情報を流すだけでは、
はっきり言ってその効果は半減します。

半減というか、それ以下です。

当然ですが、売り込みのメールは
基本的に見てもらえません。

また、他のバイヤーも
同じようなセールスのメールばかりするので、
よりいっそう見てもらえなくなるわけです。

そこで何が必要になるのか。

バイヤーポストの今後の方向としては、
おそらくスタイリストと統合していくような形で、
バイヤーから一方的に発信するのではなく、
BUYMAのユーザーがBUYMA内で、今以上に
ライトなやりとりをしていくようになると思います。

その結果、ツイッターやfacebookなどのような
SNSの世界を形作っていくのではないでしょうか。

実際に、
雑誌の記事や有価証券報告書などで
BUYMAは、自身のことを
「ソーシャルショッピングサイト」
と書いているのをよく見かけます。

またスタイリストというのは
実はそういうところを目指して
結構前にリリースされました。

残念ながら
現時点ではユーザーが長続きせず、
あまり上手くいっていませんが、
すでに以前から、ソーシャルメディアとして
成長させていこうと考えていたのが
こういうところからも垣間見えますね。

話を戻しますが、
SNSで有力なのは、端的に言えば
「魅力的な発信ができる人」です。

バイヤーの今後の展開から考えても、
BUYMAがこれから目指すであろう方向性から考えても、
そういう力をつけていくことで、
大きな利益を得られる可能性が高い
と言えるのではないでしょうか。

またこういう方向性で考えて
「発信力」のあるバイヤーになれれば、
自分の商品を紹介した瞬間に注文が入る
というかなり嬉しい事態も起こりえます。

それは、現在多くのバイヤーを悩ませる、
「受注後の在庫切れによるキャンセル」
を解消してくれることになります。

まだまだそういう状況にはなっていませんし、
あくまでこれは私の推測に過ぎませんので、
本当にそうなるかどうかは分かりません。

ただ、過去から今までの流れと、
バイヤーを取り巻く環境を考えていくと、
そこそこ現実的な想像ではないかと思います。

とりあえず、現時点で、
ある程度実績も経験もある方は、
買い付け力の強化を意識してくださいね。

それだけでも、他のバイヤーに対しては
十分すぎるアドバンテージになります。

実績も経験もまだまだという方は、
まずは人気商品のリサーチをとっかかりに、
どんどん実践していきましょう。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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リサーチに関する動画を撮ってみました。(第111回)

※2014/2/9の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日は新しい試みをしてみたので、
それをお披露目させていただければと思います!

先日ちょっと書いたのですが、
PC画面上の動きを録画するという
新たなスキルを身につけたので、
それを使ってちょっとしたリサーチ方法を
解説してみました。

ご存じの方にはなんてことのない話ですが、
意外とこういうのを知らない方もいそうなので、
ぜひ一度ご覧になっていただければと思います。

3分くらいの短い動画ですので、
肩肘張らずにさらっとご覧ください^^

使っているソフトが無料版なので、
動画の上部にそのロゴが入ってたり、
私は私でなんか噛んだりしてますが、
そのあたりは、ひとつ広いお心で
受け止めていただければと思います笑

■リサーチ動画URL
http://

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しかし動画は便利ですね。

これと同じ内容を文章で打つとなると
たぶん3分じゃ書けないんですが、
動画ならもっと短い時間で作ることもできます。

ただ、これも良し悪しで
文章のほうが分かりやすい話もあるし、
文章のほうがよいという人もいます。

何はともあれ、
できるだけ多くの方の学びになれるように
いろんな話をいろんな視点、手法で
これからも伝えていきたいところです。

ほかにも動画でやって欲しいことなどあれば
ぜひご意見いただければ嬉しいです。

さて、最後にちょっと動画の補足です。

今回の動画は、あくまでリサーチの
「きっかけ」の探し方です。

動画で紹介した方法で、
自分にとって目新しいブランドを見つけたら、
そのブランドページまでちゃんと見て、
さらに人気の「商品」を探していく
というのは、変わりません。

そこは間違えないように気をつけてくださいね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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