イタリア買い付け紀行まとめ。(第484回)

※2016/1/31の記事です。

こんにちは、エスノです。

気を付けていたんですが、
喉を完全にやられてしまいました…。

みなさまも体調には十分気をつけてください。

ご自身だけではなく、家族など、
ご自身の身の回りの人の体調にまで
出来れば気を配ったほうがいいですね。

さて、ちょっと今さらですが、
先週行ってきたイタリア買い付けについて
備忘録も兼ねてまとめておこうと思います。

今回は元コンサル生の青木さんが、
現地買い付けに行きたいということで、
その付き添いで行ってきました。

青木さんは、先日もメルマガで書きましたが、
12月の月利が副業で100万円を超えてしまった方です。

それも、ほぼすべての作業を、
全部自分でやった上で、です。

(頼めば、梱包とかは奥様も
手伝ってくださるそうです。笑)

昨年の2月から3ヶ月間、
個別コンサルを行ったのですが、
それまでは、低価格商品の
薄利多売から抜け出せず、
売れども売れどもしんどいばかり
というショッパーさんの一人でした。

それが、コンサル期間中に月利20万、
コンサル終了直後に月利30万を達成して、
そして9月に月利60万、先月100万超えと
去年一年で一気に覚醒したわけです。

ちなみに12月で会社を辞めて、
東京に引っ越してきたので、
「2015年は人生が変わった年」
と表現しても大げさじゃないと思います。

そんな青木さんが、2016年の最初に
新しいチャレンジとして「現地買い付け」
をやってみたいというわけですから、
ちょっと協力したくなるのが人の性というもの。

また、現地買い付けしたいという
コンサル生が今後他に現れた場合、
私自身の案内の予行演習にもなるなと
思ったりもしていました。

前置きが長くなりましたが、そんな流れで、
イタリアはフィレンツェとミラノに
3泊5日で行ってきました。

まず、往路は1月18日(月)の0時30分羽田発、
パリ乗り継ぎのフィレンツェ18日(月)12時着でした。

パリでの乗り継ぎが4時間くらいありましたが、
早朝なので何もすることがありません。

iPhoneでジャンプの最新号を読みつつ、
パリ・シャルルドゴール空港内に紛れ込んで
外に出れなくなったかわいそうなスズメを眺めていました。

フィレンツェ中心部に到着後、
昨年9月にも宿泊したホテルへチェックイン。

鉄道の駅から少し離れていますが、
イタリアのホテルにしては、
価格に対して部屋もかなり広く、
フロントの対応も良くてお気に入りです。

ちょっと休憩した後、昼食代わりにピザをつまみ、
早速、フィレンツェのブランド直営店が
立ち並ぶ通りに、買い付けに出掛けます。

通りの端の方から、BALENCIAGA、
CELINE、FENDI、PRADA、DIOR、
GUCCI、TOD’S、MAX MARAなど、

少し足を伸ばせば、CHANEL、
LOUIS VUITTON、VALENTINO、
BOTTEGA VENETAなんかもあります。

現地買い付けの優位性は、

・免税によって安く買い付けが出来る

・実店舗にしかないような商品が買える

この2つによります。

たとえば、一昨年からずっと売れている、
バレンシアガの以下のトートバッグは、
在庫が13個あると言っていました。

org_1

免税価格は、現地定価から12%OFFくらいです。

(購入する総額によって多少変わります。)

自分で持って帰ってくるので、
通常輸入するときの諸々の費用は
基本的には掛かりませんから、
価格では優位に立てるケースが多いです。

そんな状況なので、あとはもう、
何が売れているか、ライバルが
いくらで出品しているのかが分かっていれば、
そこらへんにお金が落ちているようなものです。

先ほど挙げたブランドのショップに入り、
あれとこれとそれの在庫があるかと聞き、
どんどん買い付けしていきました。

ただ、各ショップでの
免税手続きとかに意外と時間が掛かるので、
全部のブランドを半日で回るのは、
売れる商品の知識が多ければ多いほど
逆に難しくなってきます。

現場でリサーチしながら買おうと思っても、
なかなか上手くいきません。

焦ってしまうと、前回・前々回の
メルマガでお伝えしたような、
「人気順で上位」というような材料だけで
買い付けの判断をしてしまいがちになるので注意です。

あらかじめある程度アタリをつけておくのが重要ですね。

この日は最後にLUISAVIAROMAに行って終了。

http://www.luisaviaroma.com/

昨年は行く時間が取れなかったので、
初訪問出来て良かったです。

ただ、店員さんに
欲しい商品の在庫の有無を尋ねたら、
店内の大きなモニターに映し出された、
お馴染みのオンラインショップの画面を
操作しだしたのには笑ってしまいました。

ここはオンラインと店舗の在庫状況が
ほとんど一致しているみたいですね。

この日は夜もピザでしたが、
どこ行ってもだいたい安くて美味いです。

次の日は、昨年行けなかった、
PRADAのアウトレット「SPACE」と
いろんなブランドのアウトレットがある
「THE MALL」に、現地のバスツアーを
利用して向かいます。

フィレンツェの中心地から、
バスで約1時間でまずは「SPACE」へ。

ここでは1時間半しかないので、
もうとにかくスピード勝負です。

ちなみに、現地買い付けの弱点は、

・ブランドごとに商品の購入制限があること

・手で持って帰ることが出来る分しか買い付けできないこと

があります。

(後者は正確に言えば、免税が受けられないということです。)

特にPRADAやCELINEのようなブランドの
人気商品は購入可能な個数が決められている
ということが多いです。

それはアウトレットでも例外ではなく、
人気の財布などは、
「ひとり何点までしかダメ!」
と店員に言われます。

つまり、ある程度幅広く
売れる商品を把握しておかないと、
買い付けの選択肢が狭まってしまい
利益を生み出しづらくなってしまいます。

しかしながら、今回は逆に
いろいろ買い付けられた結果、
会計に時間がかかり過ぎてしまい、
ツアーのバスの出発時間に間に合わず、
次の「THE MALL」までタクシーで
向かうことになってしまいました^^;

もちろん購入する商品数にもよりますが、
SPACEでは、会計に掛かる時間は
ひとり30分くらいは見ておいたほうがいいですね…。

タクシーでバスを追いかけて30分ほどで、
次の目的地の「THE MALL」に着きます。

ここはPRADAの他に、
MONCLERやGUCCIの
大きいアウトレットショップや、
その他様々なブランドのアウトレットが
ひとつの敷地内に立っています。

ここでの滞在時間は、
もともと2時間と短かったのですが、
SPACEでのアクシデントでそれが
さらに短くなってしまいました。

それでもいくつかのブランドで
ちょっと買い付けは出来たのでまあ良しです。

その後、バスで1時間掛けて、
フィレンツェの中心地に戻り、
この日の買い付けは終了。

14時に出発してもう20時を回っていたので、
ホテルに戻ってご飯を食べるだけでした。

翌日は朝からミラノに移動です。

フィレンツェとミラノは鉄道で
約1時間40分で行くことが出来て便利です。

一人あたりの料金も日本の新幹線より
圧倒的に安いのでありがたいですね。

ミラノ中央駅に到着して、
駅からほど近いホテルにチェックイン。

このホテルはBUYMAの名人イチローさんに
教えてもらったのですが、フィレンツェ同様、
価格の割に部屋も広く快適でした。

部屋に荷物をおいて、タクシーで、
ブランド直営店が立ち並ぶエリアに向かいます。

ミラノはフィレンツェ以上に
様々なブランドのショップがあるほか、
大きな老舗のデパートも2つあるので、
まさに買い付け天国です。

また同じブランドのショップが複数あるのも
とてもありがたいです。

たとえば、
ひとつめのCELINEのショップで
欲しい商品がなかったとしても、
もうひとつの店舗には在庫があるかもしれません。

これが店舗が一つしかないフィレンツェだと
そこでダメならもう探しようがないわけです。

正直半日ではまったく回り切れませんでしたが、
次回以降のための良い経験になりました。

青木さんが、ここで
結構なトラブルに見舞われながらも、
それなりに良い品を買い付けできて、
この日は終了。

最終的に、青木さんは想定利益で
150万円以上の買い付けをすることができ、
初めての現地買い付けとしては、
それなりに満足できる結果となりました。

翌日は、11時20分ミラノ・リナーテ空港発、
アムステルダム乗り継ぎのKLM航空の便だったはずが、
なぜか12時発ローマ乗り継ぎのアリタリア航空の便に
勝手に変更されていたのは、
先日のメルマガで書いたとおりです^^;

今までは割と、
別の目的のついでに買い付けしたり、
あるいは他の人にくっついて、
買い付けしたりすることが多かったのですが、
今回自分が先導することで、いろいろ
新しい知識と経験が手に入りました。

実はまた4月にも行く可能性があるので、
そのときは今回得たものを活かして、
もっと効率よく成果に繋がる買い付けをしたいですね。

ではではー。

P.S.

イタリアでの写真は
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