コンサルでできること、できないこと。(第375回)

※2015/3/9の記事です。

こんにちは、エスノです。

最近コンサル生からの嬉しい連絡が多くて、
ほくほくしております。

30万円の商品の受注報告や、
ちゃんとリサーチして出品した商品が売れた報告、
あるいは、1件あたりの利益が1万円を超える注文を
初めてもらったという報告などなど。

ただ、報告をいただく度に思うのは、
こういう成果に与えた私のコンサルの影響というのは
どのくらいあるのかなあということです。

これは別に「自分が無力な気がする」
というような意味合いではありません。

例えば、買い付け先の探し方の手順などは
私が伝えたことが皆さんの血となり肉となって、
それまで見つけられなかったような買い付け先に
辿り着けるようになっていきます。

こういう技術的な部分では
確かに役に立ってるという実感はあって、
別に自分の無力さを悲観したりしてはいません。

ただ、じゃあそのスキルが身に付いたからといって、
「30万円の商品を受注できる」とか、
「高価格帯のハイブランドの商品を受注できる」とかは、
すぐに達成できることなのかというと、
実はそれまでには大きな壁があってなかなか難しいです。

それは、以前もメルマガで何度か書いた
「思い込み」や「先入観」といったような、
自分自身の「フィルター」によるものです。

「30万円の商品」や「ハイブランドの商品」を受注するには、
そもそもそれらを出品しなければならず、出品するには、
そのジャンルの商品をリサーチしなければいけないわけです。

これが、意外となかなか出来ません。

「そんな高いもの誰が買うんだろう」

「こんな高級ブランド、私から買うわけがない」

などなど、ネガティブなものが頭をよぎってしまい、
そういうジャンルに「そもそも手が出ない」のは
けして珍しいことではありません。

こういう「フィルター」に関しては、
私の力で外部から取り除くというのは
とても難しいことなわけです。

私がいくら「価格はいくらでも売れますよ」
「実績が少なくてもハイブランドも売れますよ」
と伝えたところで、あるいは、
すでにそういうことを経験してきた、
他の出品者の事例を知ったところで、
「いやでも待てよ」と二の足を踏んでしまう感覚は
なかなか取り除くことが出来ないでしょう。

これはもう、自分の体験を通して、
「あ、出来るんだ」という実感を
少しずつ積み上げていくしかありません。

これについては、
どう考えても私の尽力の部分よりは、
時には上手くいかずに苦しみながらでも
着実に前に進んで新しい世界を拓こうした、
ご本人たちの努力による部分が圧倒的に大きいなあと
思わざるをえないわけです。

まあ、だからなんだという話でもあるんですが、
とりあえず「万遍なく見るのが大事」ですが、
それは意外と難しいです。

もし、今回のような先入観によって
少しでも自分の視野が狭められてる
というような気がする場合は、
なんとかしようとしてみてください。

特に

・高い商品は売れないんじゃないか

・ハイブランドは売れないんじゃないか

・高級ブランドの人気商品はライバルに勝てないんじゃないか

・人気かもしれないけどこんなデザインの商品売れないんじゃないか

・あのライバルは安すぎるから、ひとつも参考にならないんじゃないか

このあたりはよくある思い込みの例だと思います。

逆に言えば、これらを取り除けば、
それだけで他の出品者に差を付けられるので、
ぜひどこかで真っ向から崩してみてください。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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