「普通ではありえない買い付け」の話。(第361回)

※2015/2/16の記事です。

こんにちは、エスノです。

2月13日の深夜にお送りした前回のメルマガは
いつもよりちょっと反響多めでした。

以前も似たような話は書きましたし、
BUYMAの予備校でも触れている話題なのですが、
今回は特に具体的な数値を使って書いたので、
より分かりやすかったかもしれません。

しかし、分かりやすかったという以上に、
同じ悩みでつまづいている方が、
以前よりも増えているということもあると思っています。

つまり、

「普通にやっていてはこの価格では買い付けできるはずがない」

というケースが、以前より目立つようになっている
ということです。

前回のメルマガでは、
こういうケースに遭遇したときに、
必要な労力と得られるリターンを想定して、
割に合わなさそうであれば、
どんどん他の商品を見ていこう
という結論に落ち着きました。

普通に買い付けて利益の出る商品というのは
まだまだそこら中にあるわけですから、
効率の悪いところにこだわりすぎないほうが、
結果的にはよいわけです。

もしこの事実が腑に落ちないのであれば、
それは単に買い付け先の探し方に、
改善の余地があると思ったほうが良いです。

ただ、じゃあいつまでも、
海外のオンラインから普通に買い付けするだけで
効率よく戦っていけるのかというと、
それはまた別の話になってくるわけです。

楽天買い付けは論外としても、実際に、
通常では有り得ない価格での買い付けをする人
というのは確かに存在しています。

そして我々自身がそうなれないのか
というと、実はそんなことはないわけです。

「同じ人間なんだから」なんていう極論に逃げなくても
実際にそういう有利な条件を得ていくことは可能です。

その一つの例として、
先日、matchesfashon.comから

バレンシアガの2014秋冬物が全部50%OFF

というクーポンが届きました。

どうせ残り物ばかりなのだろうと思いきや、
そこそこ売れていた商品も残っていて、
けっこう熱いキャンペーンでした。

ちなみに私は移動中にこのクーポンに気付き、
すぐに数万円ほど利益が出る商品の在庫が、
まだ9個あることを確認したのですが、
そのあと所用で3時間ほどチェック出来ないうちに、
その商品は全て売り切れていました笑

このクーポンはおそらく、
単純に購入経験者限定で発行されたもので、
このように競合が殺到してしまったわけですが、
もう少し範囲の狭い「優待条件」というのを
様々なショップから引き出すことも不可能ではないわけです。

繰り返しますが、そこまでしなくても
まだまだ十分利益を出すことは可能ですし、
おそらく「そうしなければやっていけない」
という状況には今後もならないと思います。

ただ、「もっと効率よく利益を出す」
という視点から考えたときに、
ライバルとは明確に差をつける必要があり、
そのインパクトが一番大きい場所は、
やはり「買い付け」の部分になるわけです。

もしこれまで今回の話のようなことを
意識したことがなかったという場合は、
ぜひ今後気にしていってほしいですね。

また、今後このメルマガでも、
「買い付けでより差をつけていく」ということと、
それにともなって必要になるスキルについて、
もっと詳しく書いていこうと思います。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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品番が書かれていないサイトで品番を確認する方法。(第358回)

※2015/2/5の記事です。

こんにちは、エスノです。

明日の大阪と名古屋でのコンサルに備え、
今日は大阪でお泊りでございます。

さらに来週は九州に、そして今月中に
箱根と北海道にも行くことが決まっております。

ビバフリーダム。

さて、昨日、というか
今日の早朝お送りしたメルマガについて、
いくつか返信をいただきました。

メルマガの内容を要約すると、
品番で検索するときは、文字列の後ろから
一文字ずつ消して検索することも試してみる
という話でした。

それを受けていただいた返信の内容をまとめると、

「そんな細かいことしてない^^;」

という感じです笑

ということで今日は細かいネタをもうひとつ。

品番を確認するのに、公式ショップを
一応チェックしてみるという方もいると思います。

ただ、中には公式ショップのくせに、
品番を書いていないショップも存在しますね。

人気ブランドで言えば、例えば
バレンシアガなんかはそうです。

ただ、実はバレンシアガのように、
一見品番が書いていないように見えるショップでも、
実はちゃんと記載されているというケースもあるのです。

「いやいや、書いてないものは書いてないでしょうよ!」
と思うかもしれませんが、表面的にはそう見えても、
実は「あること」をすると、品番を確認できます。

その「あること」とは、

「ページのソースコードを確認する」

ということです笑

例えば、以下のページには、
商品の説明書きなどの部分には品番はありません。

http://www.balenciaga.com/jp/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB_cod45254497pn.html

しかし、右クリック→「ページのソースを表示」で、
ページのソースを開いて1328行目を確認してみると、
「369535AU40U」という品番が見つかります。

こんな感じで、一見品番が書かれてなくても、
ページのソースや画像のファイル名などに、
品番が書かれているというケースがたまにあります。

とても細かい話ですが、
検索力を高める材料のひとつとして
頭の片隅に入れておくといいと思います。

ちなみに、当たり前ですが、
私はこんなことをはじめから知っていたわけではありません。

こういう現象に気付いたきっかけは、
品番で商品を検索していたときに、
先ほどのバレンシアガの公式サイトのように
品番が書かれていない商品ページが
検索結果に表示されたことでした。

ページにない文字列が、
なんで検索で引っかかるんだろうと不思議に思って、
いくつか仮説を立てて検証してみた結果、
ソースに品番が書かれているから、
検索にも出てきたということに気付いたわけです。

こういう「ちょっとした不思議」というのは、
多くの人が日頃出会っているはずなのですが、
そのほとんどが流されてしまって、
「不思議の正体」が確認されることはごく僅かです。

今日の話は本当にちょっとしたことですが、
あらゆる場面でこういうちょっとしたことを
積み重ねていけるかどうかで、最終的に
それなりに大きな差が生まれます。

「ちょっと不思議なこと」に気付いたら、
スルーせずに立ち止まって考えてみて、
さらに仮説を立てて検証するクセをぜひ身に付けてください。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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買い付け先を品番から検索するときの小ワザ(第357回)

※2015/2/4の記事です。

こんにちは、エスノです。

今週から通常運転になると言いながら、
なんだかんだこんな時間になっております笑

さて、今日は軽めのネタをひとつ。

商品の買い付け先を探すときに、
その商品の「ブランド名+品番」で
検索することも多いでしょう。

特に、以前以下の記事で書きましたが、
farfetchには商品の品番が書かれているので、
そこから品番を見つけて検索している方は多いと思います。

http://steermylife.com/959.html

もしあまりやっていなかったら、
絶対にやってみてくださいね。

ところで、その検索のときに、
例えば品番が「123456BTY675」であったとしたら、
まずは、「ブランド名+123456BTY675」と検索しますが、
それで見つからなかったらすぐ検索をやめていませんか?

そもそも品番というのは、その文字列のある部分が
商品のモデル名やカラーをそれぞれ表していることが多いです。

今回のケースであれば、
「123456BTY675」という品番の
「123456BTY」の部分がモデル名、
「675」の部分がカラー名を表すという感じですね。

そして実は、品番の書き方というのは、
ショップによって微妙に異なっていたりします。

品番すべてを表記するのではなく、
モデル名の部分だけ記載したり、
あるいはモデル名とカラー名の間に、
ハイフンやスラッシュを入れたりとか
そういう場合が結構あります。

例)
・123456BTY(カラー番号部分がない)
・123456-BTY-675
・123456BTY/675

そのため、「123456BTY675」と検索しても、
「123456BTY」までしか記載のないショップには
辿り着くことが出来なかったりします。

そこで私はどうするかというと、

「品番を後ろから一文字ずつ削って検索する」

ということをよくやっています。

こうすることで、品番を完全に記載していないショップも
いくつかさらに見つかるようになることは多いです。

なぜ一文字ずつ削るかというと、
よく知らないブランドは、どこの部分がモデル名で
どこの部分がカラー名かというのは分からないからです。

ただ多くのブランドは、「品番=(モデル)(カラー)」
という順番で構成されていることが多いので、
一文字ずつ削っていくと、どこかで、
モデルを表す文字列のみになっているということですね。

やったことがないという方は、
ぜひちょっと試してみてください。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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