コンサルの再募集です。(第163回)

※2014/4/5の記事です。

こんにちは、エスノです。

ちょっと遅くなってしまいましたが、
私の個別コンサルティングの再募集を
本日から3日間受け付けます。

詳しくはこちらをご覧ください。

■個別コンサルティングのご案内

http://

※現在は募集していません。
次回募集はメルマガにてお知らせします。

募集要項だけではなく、成果を出すために必要なことを
おぎやはぎなどを交えながらお伝えしていますので、
コンサル自体に興味がない方もぜひご一読いただければ。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

  メッセージはこちらから

お礼の手紙は入れるべきか否かという話からの。(第162回)

※2014/4/4の記事です。

こんにちは、エスノです。

受注リストの「発送した」ボタンのデザインが
なんか地味に変わっていますね笑

なんなんでしょうかこのマイナーチェンジは^^;

明日(というかもう今日ですが)、
4月5日(土)21時ちょっと前にお送りするメルマガで
私の個別コンサルの再募集をしようと思います。

前回の募集のあと、有難いことに
すでに何件もお問い合わせをいただきつつ、
ちゃんとした告知までお待ちくださいと
心苦しい限りの返事をしていましたが、
ようやくちゃんと募集できます。

もうちょっとだけお待ちくださいませ。

さて、今日は、

「お礼の手紙は入れるべきかどうか」

という話です。

商品を送る際に、注文のお礼の手紙を
荷物と一緒に入れる人もけっこういると思います。

かく言う私も、昔は入れておりました。

しかし、今は全く入れておりません。

このお礼の手紙の目的というか、メリットとしては

・到着通知のときのバイヤー評価が高まる、
もしくは低くつけられにくくなる。

・リピーターになってもらえる可能性が高まる

という2点があると思います。

正直なところ、手紙だけで
「不満」レベルだったものを「満足」にまで
挽回することは難しいですが、その内容次第では、
「どちらでもない」を、ギリギリ「満足」で
踏み留まらせることは可能です。

また、お送りするお客さんごとに異なった、
そのお客さんならではの内容を書き記すことで、
次も機会があればこのバイヤーさんから買いたいな
と思ってもらえることは、想像しにくいことではないと思います。

一方で、

・とにかく時間・手間が余計に掛かる

というデメリットも存在します。

ちゃんと内容を考えて直筆で書くとなると、
それだけで10~20分は掛かってもおかしくありません。

文章だけちゃんと練って、
プリントアウトしてもいいですが、
やはり工数が増えて手間が掛かることは
間違いないわけです。

結局は、このメリットとデメリットの兼ね合いです。

先日、質問をいただいた読者さんは、
まだ取引回数が20件以下にもかかわらず、
「どちらでもない」を2件もらってしまったため
バイヤー評価が2以下になってしまっていました。

BUYMAのバイヤー評価は
「満足」以外の評価がつくと、
かなりその数値が下がってしまいます。

つまり「不満」でなければいいわけではなく、
「どちらでもない」もほぼ「不満」と同じ扱いなわけです。

こういう仕組みを考えたとき、
特に取引回数の絶対値が少ない活動初期というのは、
お客さんからの評価に細心の注意を払う必要があります。

1件「どちらでもない」という評価がつくだけで、
バイヤー評価の数値は極端に下がってしまい、
それは大きな不利となってしまうからです。

それを避けるために、取引回数が少ないうちは
検品や梱包などの基本的なことはもちろんのこと
プラスアルファで直筆で丁寧に書いた手紙を添えるのは、
やる価値のあることだと思います。

しかし、ある程度評価が溜まってきて、
しかもバイヤー活動する時間が限られている場合は、
必ずしも手紙を書く必要はないわけです。

書くとしても、

「手配の過程でちょっと至らないところがあったから
もしかしたら微妙な評価になるかも」

というときだけ書けばいいでしょう。

要するに、手紙を書くかどうかというのは、
そのバイヤーの状況や環境によって、
一人一人異なってくるわけです。

よくこういう「●●をすべき」というような、
極めて“静的”な考え方に終始しようとする方がいますが、
残念ながらそんな簡単なものではありません。

自分の状況や周囲の環境など、世界のあらゆることは
刻一刻と“動的”に変化し続けているわけですから、
常にその変化に則して最適な判断をし続ける必要があります。

世の中がダイナミックに変化するのに合わせて、
自分自身も変化、進化し続けるという意識を持つことが
安定して成果を出すために一番必要なことではないかと
最近よく思うのでした。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

  メッセージはこちらから

それは本当に正しいんですか?(第161回)

※2014/4/3の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日のメルマガで、
ちょっとしたクイズを出しました。

【問題】次の9つの点すべてを通る4本の直線を一筆書きで引きなさい。

・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・

正解はこちら。

522cf81b

正解を見てしまえばなんてことはないのですが、
結局多くの人がこの問題をすぐに解けない理由は、
この9つの点を見た瞬間に「この形は四角形(正方形)だ」という
これまでの人生で培った先入観に支配されてしまうからです。

BUYMAにおいても、

・ライバルに価格で勝てる商品が見つかりません!

・この商品の買い付け先が見つけられません!

というような悩みをよくいただくのですが、
それも、偏見と呼んでもいいレベルの「先入観」によって、
「見えなくなっている」部分があることが原因です。

ということで、そういう
新しい視野、視点というものを身に付けることが
人とは違う成果を生み出す秘訣だということを
ぜひ頭に叩き込んでほしいと思うわけです。

しかし、「新しい視野、視点」というものが
なんでもかんでも有益かといえばそうではありません。

例えば、先日こんな話を聞きました。

==============================================

先日、ECの本を読んでいたときに、
「ライバルに勝つための策として値下げはすべきではない。」
という記述がありました。

「価格が安い」ということを重視するお客さんは、
他に安いところが出てくればそちらにすぐ行ってしまう。

そうではなくて、値下げしなくても
「この人から買いたい」と思ってもらえるような
付加価値を付けてやっていくことが重要だと。

それを読んで確かにそうだと思ったので、
これからはそれを重視しようと思います。

==============================================

ECというのは、eコマース、
要するにネットで一般消費者に
物を売るビジネスのことですね。

一見、物凄く的を射ているようですし、
ある意味ではこれは正しい意見です。

しかし、この場合のECが、
何をどこで売るのかということによって、
話は大きく違ってきます。

例えば、独自の商品を売るのであれば、
原価の安いものを仕入れてきて、そこに何か
付加価値を付けて高く売っていくことは可能でしょう。

あるいは、BUYMAのようなプラットフォームではなく、
独自のネットショップを作って売るのであれば、
似たような商品を扱っているライバルに対しても、
例えばショップのデザインなどで差別化が図れるので、
値段以外の部分で勝負していくことも多少現実味があります。

しかし、BUYMAは上のいずれでもありません。

基本的には、各ブランドの商品を転売しているだけです。

また、BUYMAで売るということは、
商品ページのデザインはみんな同じで、
そこで差別化するのは難しい。

じゃあ商品の写真や商品説明で
差別化出来るかといえば、出来なくはないですが、
労力に対して効果が見合わないと私は思います。

それまでの2倍よい商品説明を書くのは凄く大変ですが、
そうしたところで、それまでの2倍売れるようにはなりません。

その商品説明の上達に掛ける時間を、
より多くの買い付け先の開拓などに回して、
ライバルより1000円でも安く出品できたほうが
確実に成果は上がるようになります。

そもそもBUYMA自体が、
「海外で買い付けるので日本より安いですよ!」
という謳い文句でやっているので、
「どれだけ価格で優位に立てるか」ということから、
バイヤーは絶対に逃れることは出来ません。

もしかしたら何度か取引をしたお客さんは、
多少高くても自分のところから買ってくれるかもしれません。

しかしそれは、同じ商品を扱うライバルより、
せいぜい10%程度高いというレベルまででしょう。

そもそもそういうお客さんの数自体が多くはないので、
そこに期待していては、安定して利益を作ることは
難しいと考えます。

絶対にできないとは言いませんが、
特にバイヤー初心者の方こそ、
ライバルに勝てないときの「逃げ道」として、
そういう「それっぽい正論」に行ってしまいがちなので
ぜひ気を付けていただきたいと思います。

また、今回取り上げたような
「一見新しいように見える視点」というのも
本当にクセモノです。

そもそも、そういう新しい知見というのが
本当に正しいのか、自分の状況に適しているのか
必ず立ち止まって考えるクセを付けたいところですね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

  メッセージはこちらから