お客さんには1回で決めてもらいましょう。(第155回)

※2014/3/28の記事です。

こんにちは、エスノです。

最近、以前はよく
メールをくださった方からの連絡の頻度が減り
少しさみしい思いをしております。

だいたいの場合、
軌道に乗りだすと連絡が減るんですよね。

便りがないのは元気な証拠とは
昔の人はよく言ったものです笑

まあ私のメルマガの配信時間が遅いのも
いけないと思うんですが^^;

冗談はさておき、
有料でコンサルをやっているからといっても、
引き続き普通に質問などは受け付けてますので
もしそのへんで躊躇してたら遠慮なくどうぞ。

もちろん、最近購読し始めた方も、
気軽に送ってくださいませ。

さて、昨日のメルマガで、
コンサル受講者のTさんの話をしました。

問い合わせいただいたお客さんに対して、
いろいろ頑張ったけど、最終的には
他のバイヤーさんのところで購入してしまったようだ、
というところで話が終わったのですが…。

なんと今日になってお客さんが戻ってきて、
見事Tさんの初受注となりました^^

コンサル開始から約2週間、
初受注まで本当に苦しかったと思うのですが、
3月中になんとかひとつめが売れて本当に良かったです。

当然、ちゃんと商品をお届けするまで
気を抜くことは出来ません。

また、ここからが本当のスタートで、
この先も、受注が安定しなかったり、
あるいはライバルに価格で勝てなかったり、
苦しいことも続くと思います。

ただ、ブランドにもファッションにも
特に精通しているわけでもない中で
この2週間悩み考えたことは、付け焼き刃でも何でもなく
すでにTさんの血となり肉となっています。

もちろん、まだまだ
その精度を上げていく必要はあります。

しかし間違いなく、今回の初受注は
成果を出し続けるための確かな道のりの
第一歩と言っていいと思います。

そう考えると、やはり私としては、
ちょっと苦しかったり大変ではあっても
多くの人に同じ道のりを選んでもらえるように
これからもこのメルマガをやっていきたいなと思うわけです。

というわけで、4月の頭に
再度コンサル受講希望者を募集します。

今受講してくださっている方と半月くらいやってきて、
だいたい必要な時間などは把握できてきたので、
そのへんを踏まえてもう一度募集しようと思います。

詳しくはまたご案内しますので、
もうちょっとお待ちくださいませ。

ちなみに先ほどの初受注の商品は
10万円以上する品です。

このくらいの価格なら、実績がなくても
商品選びさえ間違えなければちゃんと売れます。

なんとなく低価格のほうに目が向きがちな方は、
幅を広げるという意味で、そのへんの価格帯にも
どんどんチャレンジしていきましょう。

ではでは、ここからが本題です。

相変わらず前置きが長いです。

昨日の話の中でもありましたが、
お客さんからの問い合わせに対して、
なにかしらこちらから提案をする
というのもたまにあることです。

例えば、私の場合は、
先日こんなことがありました。

ある商品が売れたのは良かったのですが、
在庫を確認してみたらすでに品切れ。

そこで慌てず騒がず他の買い付け先を探したところ、
次のような商品を見つけました。

・買い付け先が異なるため価格が値上がりする同じ商品

・別のカラーだが、買い付け価格は変わらない、同じデザインの商品

これを受けてこのお客さんには、
値上げしても同じ商品がほしいか、
もしくは同じ値段で別のカラーにするか
という提案をしました。

このときに、まずその提案を投げて、
どちらにするかを確認してから対応してもいいのですが、
もし前者の値上げするパターンを希望した場合は、
改めて追加料金分を決済してもらう必要があります。

そうなってくると、
また追加料金分の決済の案内をして、
お客さんの手間が増えるわけです。

また、やりとりの回数が増えるほど、
間延びした感覚になってお客さんの熱が冷め、
やっぱりそもそもキャンセルということにもなりかねません。

こういう提案をするときは、
最初の一回目の連絡で、お客さんが
すべての決定ができるような内容を送るべきです。

今回のケースで言えば、

同じカラー希望なら値上がりするので、
追加料金はこちらから決済してください、

というメッセージとともに、
追加料金決済用の商品ページのリンクを
そこに一緒に載せておくということです。

もちろんお客さんの中には、
コミュニケーションの回数が増えて仲良くなって、
それがいい方に作用して受注するということも
ないことはないと思います。

ただ、その可能性はそれほど高くないので、
出来るだけお客さんの熱が冷めないように、
一回で全て判断できるようなメッセージを送るほうが
長い目で見たときに成果の差になって現れるでしょう。

こちらのやりとりの手間も減りますので、
何か提案するときには、
こういうメッセージの書き方を心がけたいですね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

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困ったお客さんもいる、というお話。(第134回)

※2014/3/4の記事です。

こんにちは、エスノです。

なんか昨日から読者さんの登録数が
一気にこれまでの4倍くらいになってるんですが
何が起きてるんでしょうか^^;

さて、先日トラブルの事例を
メールでいただいたので、
今日はそれを共有したいと思います。

トラブルの概要としては、

「『当たり屋』に狙われてしまった」

という話です。

まず最初に、2品注文が入り、
送料分値引き希望ということだったため、
まとめて出品し直したところ、
さらに大量の注文が来たそうです。

この時点で怪しいと思いつつも、
キャンセルは受けられないと伝えた上で
いつもまとめ買いをすると言っていることもあり、
そのまま買い付けをしたわけです。

なお、この時点で事務局に
このお客さんは過去に問題がなかったか
確認したところ、個人情報なので教えられないが、
注文分のカード与信枠は押さえているという
よく分からない回答が返ってきたとのこと…。

果たして、買い付けが終わったところで、
さらに追加の注文が来たため、
まずは最初の注文分を発送すると伝えたところ、
態度が一変して、一部をキャンセルしたい、と。

キャンセルは受けられないとの返信に、
キャンセルが出来ないなんておかしい、
全部キャンセルさせろという回答が来て、
最終的に全部キャンセルになったそうです。

最終的には、返品期間内だったため、
送料のみ負担で買い付け先に返品できたものの、
関税と送料をあわせて数万円の損失になってしまいました。

このお客さんが本当に『当たり屋』だったのかは
はっきり言えば分かりません。

ただこの件で、重要なことは、

「BUYMA事務局はバイヤーを守ってくれない」

ということです。

もちろん、このお客さんについては、
ちゃんと状況を伝えることで、
さすがに今後BUYMAで買い物ができないような
なんらかの措置が下されるとは思います。

しかし事務局は、そのお客さんが、
いかにメチャクチャなことを言っていても
受け取る意志のないものを無理やり送りつけて
それで取引を完了したということにしなさい
というジャッジをすることは出来ません。

また、当然のことながら、
それによって在庫になってしまった商品代金を、
あるいは今回のように返品に掛かった費用を、
補償するということもしてくれません。

そういう意味で守ってはくれないのです。

ちなみに、今回はこのような
いかにも厄介なお客さんの話でしたので、
対策としては、「お客さんの評価を見る」とか
「お客さんが普通とは違う行動をしたら用心する」
みたいな発想になりがちですが、
実は本質はそこではありません。

仮に、今回のような方ではなく、
やりとりも普通のお客さんが
何らかの理由で、最終的に
返品を求めてきたらどうするのか。

これも当然、
BUYMA事務局は守ってくれませんので、
なんとか説得するか、返品を受けるか
このいずれかの選択肢しかないわけです。

私の場合は、基本的には
返品を受けてしまっています。

というのも、そもそも扱っているのが
「人気商品」ばかりなので、返品されても
そのうちちゃんと売れることがほとんどだからです。

売れやすいということだけではなく、
「返品されても赤字在庫にならない」
という点においても、人気商品を扱うのは
とても意味のあることなわけですね。

しかし、その中でも、
特に扱いに気を付けるものがあります。

その代表例としては、
「極端なサイズの注文」が挙げられます。

要するに、商品自体は人気でも
サイズが小さすぎたり大きすぎたりして、
おそらく再度売れる可能性が低いケースです。

こういうときは、
あらかじめちゃんとサイズについて確認して、
微妙なときは思い切ってキャンセルしてしまいます。

せっかくの注文をあえて断る
というのは、特に最初のうちは
なかなか出来ないことかもしれませんが、
万が一のリスクまで想定すると、
ときにはこういう判断も必要です。

貴重な事例を教えていただいたので、
ぜひご自身のバイヤー活動に活かしてくださいね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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国内配送料は電話一本で格段に安くなる。(第127回)

※2014/2/25の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日は、地元の浦和で、
読者さんと直接お会いして、
BUYMA談義に花を咲かせてきました。

BUYMAを始めたら
うっかり立て続けに注文が来てしまい、
カードの限度枠が足りなくてアワアワ
していたのが印象的でした笑

ただ、以前も書いたのですが、
BUYMAの場合は仕入れがあとになるので、
いざ注文が来るようになってから、
意外とカードの限度枠が足りないことに気付く
というのはけっこうよくあることです。

カードの限度枠は多ければ多いほどよく、
少なくていいことなんてひとつもありません。

カードを複数枚作るにしても、
1枚の限度枠を上げていくにしても、
いずれも一朝一夕で出来ることではないので、
これはとにかく早く手を付けたほうが良いです。

クレジットカードについては、
以前レポートにして簡単にまとめたので、
まだご覧になっていない方はぜひ一度。

http://
※こちらのレポートはメルマガで公開しています。

さて今日は、知っている人には当たり前、
知らない人はとてももったいない、
そんな話です。

最初に結論を言ってしまうと、

「国内送料を配送業者と契約して安くしよう」

ということです。

やっている人も多いと思いますが、
最近物販を始めた方は知らないと思いますので、
一回ぐらいは触れておこうかなと。

物を送るときには、当然
ヤマトのクロネコとか、佐川の飛脚便とか、
郵便のゆうパックとか、西濃のカンガルー便とか
日本通運のペリカン便とか、そういうサービスで
お客さんに届けるわけです。

で、おそらく最初に誰しも思うのが、
「配送料金って意外と高い!」
ということだと思います。

ですが、各配送業者と交渉すれば、
特別料金プランでの配送契約を結ぶことが出来ます。

そして交渉と言っても、
そんな大げさな話ではありません。

荷物の集荷に来てくれた担当ドライバーの方に、

「これから月に20~40件くらい
発送するようになりそうなんですが、
安い料金プランで配送契約できませんか?」

と伝えればOKです。

すぐに料金表を持ってきてくれるので、
あとはその金額で問題なければ契約し、
不満があればもうちょっとなんとかならないか
とさらに交渉すればいいだけです。

また、契約も一社だけとする必要はなく、
数社と契約しておいて、例えば、
関東はゆうパックが安いからゆうパックで、
東北は佐川が安いから佐川で、みたいに
使い分けてもいいでしょう。

複数社の見積もりをもらって、
それを材料にどこか一社にさらに交渉して
値段を下げてもらうというのもありですね。

ヤマトだけは、
個人が契約しにくい地域もあるようですが、
他の業者は基本的にやってくれると思います。

だいたい各社とも、一般料金より
最低でも20%、良い条件だと40%くらい安くしてくれるので、
これをやらない手はありません。

もしかしたら「まだまだ始めたばかりだから、
月に30件発送する目処が付いたら交渉しよう…」
と思ってしまうかもしれませんが、
これもすぐに動いたほうが良いです。

実際に規定の個数に達さなくても、
なにかペナルティがあるわけでもないですし、
だいたい契約締結までには1ヶ月近くかかるので、
とにかく早く動き出したほうが絶対にいいです。

ちょっと話が飛びますが、こういう
「まだ準備出来てないからマインド」は、
基本的にはあまりいいことがありません。

BUYMAで同じような考えが現れる場面だと、
「靴や洋服などのサイズのあるアイテムを扱うべきか」とか
「配送業者を使った買い付けをやるべきか」とかがあります。

「初心者だから、サイズに回答には困る」
「初心者だから、輸入の手順が複雑だと困る」
という心理的なハードルがそこにはあるわけです。

だから、まずはサイズのないバッグや財布、
あるいは、輸入がスムーズな日本へ直送する
ショップからの買い付けだけで頑張ろうということですね。

しかしこういうのは、いつか通る道に違いありません。

そういうのは、さっさと経験したもの勝ちです。

考えなさすぎるのもダメですが、
いらないことまで考えすぎて、
動きが小さくなるのももったいないです。

こういう場面に遭遇したら、
「とりあえずやってみよう!」
という思い切りも必要ですね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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