メルマガ:BUYMA(バイマ)ハイブリッド販売戦略

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2ヶ月の海外旅行中に最高益を更新したコンサル生。(第609回)

※2017/11/11の記事です。

こんにちは、エスノです。

プレセールの案内が
あちこちからどんどん届いていますね。

また11月11日のシングルスデイ(Singles Day)
に合わせて、短期セールクーポンを
発行しているショップも多いです。

ただそのお知らせのたびにショップの中を
明確な目的もなく彷徨ってしまうと
もれなく時間泥棒の餌食になります。

「このショップにはあの商品があるから
それが安くなっていないか確認しよう」
というレベルで把握できていない場合は、
見に行かないほうがまだ良かったりします。

せっかくのセールなのに惜しい気持ちになりますが、
なんとなく美味しい思いをしたいくらいの気持ちで
外からの情報に振り回されてしまうと、地力を
底上げすることにはつながりませんので、ぜひ
意識して気を付けてみてください。

話は変わりますが、今週水曜は、
青木さんとちょっと打ち合わせをして、
そのあと娘のお食い初めのお祝いを
こじんまりと行いました。

生まれてからあっという間に
100日も経ってしまいましたが、
日に日に成長する我が子の様子に
ニヤニヤするのが止まりません。

2ヶ月になった頃からよく声を出すようになり、
最近はお気に入りの絵本を読み聞かせると、
内容も分かっていないくせに凄まじく興奮した
奇声を発したりします。

特定のページでさらに興奮するので、
こんな小さいうちでもはっきりと好みがある
もんなんだなあと感心しています。

あと最近親の顔を見てニコッとするのを見ると、
よく思うのが、無償の愛情というのは、
親から子供へのそれだとよく言われますが、
それは間違いじゃないかということです。

子供から親へ向けられる、
何の脈絡もない笑顔に込められたものこそが
無償の愛情じゃないかとしみじみ思ったりします。

さて、先週お送りしたメルマガに対して、
ヨーロッパに在住のコンサル生Nさんから
配信後すぐにリアクションをいただきました。

月利10万円を超えるのに10ヶ月を要した
コンサル生の高野さんですが、昨年末には
月利50万を超え、今年は勤務日数を週2日に減らし、
イタリアに海外買い付けに行くまでになったものの、
最近時間に余裕が出来すぎてしまって、
なんとなくBUYMAに本腰が入らない
というのが前回のメルマガの内容です。

高野さんは新たな刺激を求めて、
大阪と名古屋のワークショップに
わざわざ泊まりで遠征したわけですが、
今回Nさんがくださったリアクションも
まさに自分も似たような状況にある
というものでした。

Nさんも過去に何度か
メルマガに登場していただきましたが、
最初にコンサルを受けていただいたのは、
2015年の年初で、その後も利益を伸ばしたものの、
さらに効率よく大きな成果を出すことを求めて、
今年の春、2年ぶりに再びコンサルを受けてくださいました。

当然ですが、コンサルでお伝えする基本は
全ての方に共通しますが、一方で、
その人の状況やステージごとに
「強調される内容」は大きく変わってきます。

Nさんの場合、最初のコンサルのときは、
基本的なリサーチの仕方などの活動の
ベースになる部分と、ハイブランドに対する
マインドブロックを取り除くことがメインでした。

そして今年の受講では、
もっと効率よく利益を出すことと、
季節による売上の波をもっと減らすことを
中心に据えて取り組みました。

その結果、利益単価や昨年同月比での
売上・利益が大きく改善したのを
以前のメルマガで紹介したわけです。

また今年の7月から2ヶ月ちょっと
日本に帰国されていたのですが、
その間新規の出品など、ほとんど
活動ができなかったにも関わらず、
当時過去最高の月利約59万円を達成。

その流れに乗って、先月はさらに成果を伸ばし、
月利はまた過去最高を更新して約71万円に。

Nさんも高野さんと同じように、
かなり負荷なく利益を出せるようになったゆえ、
少し物足りなさも含みながら、最高益を出しても
そこまで大きな喜びがない、という心境を
吐露してくださいました。

Nさんの場合は、BUYMAを、
毎年の日本への帰国費用の足しにでも
なればいいな、という目的があって
始めたそうです。

そうして月利10万、20万とやってきたわけですが、
さすがに月利70万まで来ると、もう当初の目的は
余裕で果たせてしまいます。

その間も、ただ利益を出せればいい、
ということではなく、それこそ今年の帰国中のように、
もっと効率よく、もっと波がないように、
と創意工夫を凝らしてきた結果なので、もちろん
まだまだ出来ることはあるにせよ、一息つくのも
分からなくはないという状況なわけです。

高野さんもNさんも共通しているのは、
「余ったリソースの使い道を探しあぐねている」
ということだと思います。

9月に配信した一連のメルマガで、
リソースを余らせることの重要性を書きましたが、
その結果がお二人のような状況だとすると、
実はその方向性は良くないのでは?
と思われるかもしれません。

しかし当然、余裕があること自体が
悪いことなわけがありません。

そもそもなぜリソースを余らせるかと言えば、
それは新しい取り組みをするため、
つまり「試行錯誤する」ためです。

その試行錯誤するべき領域が、
今までは、たとえば、新しいブランドを
リサーチするとか買い付け先を探すとか、
BUYMAの範囲内に収まっていたのが、
もっと広い世界で行う必要が出てきた
ということです。

新しいことに取り組むとき、
それはどんなレベルの話であっても、
スムーズに行かない部分が生まれ、
人は多少なりとも不快感を感じます。

逆に言えば、この感覚が全くない
というのは、新しいことに取り組んでいない、
つまり試行錯誤できていないときです。

BUYMAでいえば、特定の商品、
特定のブランド、特定の買い付け先に
自分の利益の大部分を依存している状況
といえるかもしれません。

それで上手くいっているうちはいいのですが、
だいたいはそのうち上手くいかなくなります。

今上手くいっている部分があるのなら、
そこにばかり必要以上に手間と時間を掛けず、
さらに効率化してリソースを余らせて、
その余りを使って、常に新しいことを
少しでもいいから取り入れる。

(少し古いフレームワークですが、
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの概念は
参考になると思うので良かったら調べてください)

当たり前すぎる話ですが、
この(好)循環をいかに自分主導で、
意識的に生み出せるかというのが、
安定して成果を伸ばし続けるためのコツです。

お二人の今の状況があるのも、
逆に言えばそれを意識して
取り組んできたからこそです。

その具体的なリソースの使い道は、
また試行錯誤しながら探していかなければ
いけませんが、進んでいる方向は
間違っていないわけです。

というか、リソースが余っているので、
これからどんな方向にでも進める
というのが正しい表現かもしれませんが。

いずれにしても、この循環に入れているか、
入ろうとしているか、というのを
いつも自分に問い掛けるようにしてみると
より良い未来に近付けると思います。

ではではー。

P.S.

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