「効果がある」からこそやらないほうがいいこともある。(第806回)

※2023/7/19の記事です。

こんばんは、エスノです。

先日より個別コンサルティングの
新規募集を行っています。

■個別コンサルティング詳細

http://

※メルマガでのみ募集しました。

今回の定員は3名で、
締め切りは明日7月20日(木)24時です。

今の時期に申し込んでいただくと、
夏のセール中の戦い方から始まり、
どんな準備をして冬のセールを
迎え撃てばいいのかという流れを
ご一緒できることになります。

今年の年末は、
去年までとは一味違う成果を出したい、
これまでの最高月利記録を塗り替えたい
という方には、特に適したタイミングだと
思いますので、迷っている方は、ぜひ
事前面談でいろいろご質問くださいませ。

なお、すでに事前面談の申し込みを
してくださった方が、全員コンサルを
受講されるとなると、残りの枠はあと1名です。

次回募集の時期は未定ですので、
迷っている方はお早めにどうぞ。

さて、前回のメルマガで、

「商品の人気の情報を、
BUYMA以外から一生懸命
得ようとする必要はない」

という話を書いてみました。

繰り返しますが、それはあくまで、
BUYMA以外の情報をチェックしても
効果がないという話ではありません。

むしろ、効果は当然あるに決まっているわけです。

ただ、常に意識しないといけないのは、

・その効果の大きさ

・その効果に対するコスト(手間・時間・費用・しんどさ etc)

・その効果(コスト)の代わりに失われるもの

です。

要するに、「コストパフォーマンス」と
「機会損失」ですね。

効率よく利益を生み出すために
もっとも影響が大きい要素は、
やはり何を置いても仕入れです。

品数が多く、さらに割引なども
良い条件で買付できるショップを
把握していればしているほど、
利益の源泉は強化されていきます。

ただ、それだけでは、
いわゆる「宝の持ち腐れ」になる。

なぜなら、「どの商品が人気なのか」、
「いくらで、どのくらいの期間に、
およそ何個くらい売れるのか」という
情報なしに、そのショップの商品から、
何を出品したり仕入れたりすれば良いか
分からないからです。

なお、そこで短絡的に、とにかく全部、
大量に出品するという選択を取ると、
もれなくBUYMAの奴隷と化せる
ということはこれまで散々書きましたね。

なので、商品の人気の情報というのは、
「仕入れ」と同じようにとても重要なことです。

しかし、それを、
BUYMA以外を頑張ってチェックして
蒐集していくよりも、BUYMA内での
すでにある大量の商品の情報から
得たほうが、圧倒的にコスパが良い
というのが私の真意です。

少なくとも、月の粗利で、
数十万円から200万円程度のレンジで、
ある程度安定させながら効率よく利益を
出していきたいというのが目的であれば、
こういう道を進むべきです。

仮に100~200万円くらいで、
かなり安定してきて、さらに余裕もある、
じゃあもっと良くするために何をしよう
となったときには、選択肢のひとつとして
検討するのはアリだと思います。

しかし、そこを目指している段階で、
コスパの悪い方法を頑張っても、
そもそもなかなか利益が伸びていきません。

画像の編集とかも同じですが、
単純に「効果がある」ということに
フォーカスしすぎると、限られた
リソースを適切に運用できず、
しんどいばかりになってしまいます。

商品画像を見栄え良くすることは、
確かに「アクセスアップ」に一定の効果はあります。

しかし、仮に最安値のライバルに対して、
20%以上高い価格でしか設定できない
仕入れ先しか把握していなかったら、
どうなってしまうかは明白です。

同じ時間を使うのに、
それを画像の編集に当てるのか、
あるいは仕入先の開拓に当てるのか。

どちらが利益を出すのにより
貢献度が高いかという話です。

その人の状況、環境、
知識、経験、ステージによって、
今どこに力を入れて取り組むのか
というのは、違って当然のことです。

今回のように、商品の人気を
把握する方法や画像編集の話、
あるいは、仕入れの手法についても
たくさんのノウハウがあり、その
流行り廃りも、さすがに10年以上
BUYMAをやっている中でたくさん見てきました。

私がBUYMAを始めた当初は、
ASOSからの大量出品が流行ってましたね。

あとは楽天とかからの出品も
結構あった印象があります。

そのあとは、ノーブランドの
商品を仕入れて売るのが流行ったりしました。

海外の直営店から日本のお客さんに
直接配送するのもかなり流行りましたね。

私も、私のコンサルを
過去に受講してくださった方も、
こういう流行りの方法論とは
ほとんど無縁でした。

それはもちろん、まったく
やったことがないという話ではなく、
利益を生み出すための主軸が
上記のような方法論ではなかった
ということです。

まあでも、昨今の、
画像の著作権問題から派生して、
在庫販売ににわかに注目が集まり、
その結果、セレクトショップに対して
割引交渉をする機会が増えているのも、
流行りと言えばひとつのそれなのかもしれません。

これに関しては、一日どころか
百日くらいの長がありますので、
時代が私たちに追いついてきた感はあります笑

いずれにしても、
それぞれに間違いなく効果があり、
成果につながる部分がある。

一方で、ビジネスとして、ちゃんと
利益を生み出し続けられるかどうかは、
それとはまた別問題。

これをちゃんと認識できている人は
けして多くありません。

結局、大事なことは、そのときに
人気の商品をできるだけ把握して、
それを優位性をもたせたり、あるいは、
差別化して出品できる買い付け先に
多数アプローチできているかどうか。

その上でさらに、ライバルの
特徴や仕入先の把握、あるいは、
精度の高いメンテナンスができているか。

この原理・原則をベースに、
限られたリソースを、適切に、つまり、
自身の現状に沿って運用し続けることです。

さまざまな方法論に流されず、
自分の活動が、もっとも本質的な部分に、
常にアクセスできているかということに
意識を向けて作業を積み上げていきましょう。

ではではー。

P.S.

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