過小評価されがちな成果を左右する要因とは。(第740回)

※2021/3/27の記事です。

こんにちは、エスノです。

また新しい音声をアップしていますので、
作業のお供にぜひ。

■「SNSとの付き合い方には要注意」

音声を聞いた上での感想、質問、
あるいはこんな話も聴いてみたい
というのも常に募集していますので、
なにかあれば遠慮なくどうぞ。

今回の音声のテーマは、
最近私がTwitterを眺めていて
感じたことをベースにしています。

ただ、その内容で触れたのは、SNSが
今ほど主流でなかった10年ほど前、
つまり、私がBUYMAを始めた頃から
変わっていない現象についてです。

いや、10年と言わず、おそらく、
人類の歴史が近代に入った頃から、
あるいは、それ以上昔から、
残念ながら変わっていないことだと思います。

「いつの時代もやるやつはやる」
とは、矢沢永吉の名言ですが、
まさにこれです。

結局、何かしらの分野で
人並み以上の成果を出す人は、
なにかをやるを「決めて」、その
決めたことを「主体的に」
「腰を据えて」「やり込み」ます。

「何をやるか」「どうやってやるか」は
人それぞれ違っても、上記のマインド、
姿勢については必ず共通しています。

もちろん、主体的に取り組めば、
どんな分野でも必ず成果が出る
というわけではなく、成果を出すために
最低限必要な条件ということですね。

まずここがブレているうちは、
どんな良い情報を得たとしても、
思ったような成果には繋がりません。

では、それを前提として、
自分の日々の活動に
どう反映させるのがいいか。

いろいろありますが、多くの人が
意外と軽視しがちなことをひとつ
挙げるとすれば、「環境」というのは
すごく大事な要素です。

この場合の「環境」は、
物理的なものだけではなく、
先述のSNSのようなもの、
つまり、自分を取り巻くすべて
を指しています。

物理的環境は分かりやすいと思いますが、
たとえば、どこに住むかとか、どこで働くか
ということです。

これも当然重要で、以前の音声で
ちょっと触れたことがありますが、
BUYMAの作業が自宅だと集中できない、
なかなかスイッチが切り替わらない
という場合は、外出してカフェでやってみる。

カフェでやるのが絶対良い
ということではなくて、こういうのは
人によってどういう環境が合うかが違うので、
それぞれ自分にあった環境を探すのが大事です。

さらに一歩突っ込んで、
以下のように環境を整備するのも
かなり有効な方法です。

現在もBUYMAアカデミアに参加中の
元個別コンサル受講者・高野さんは、
普通に外で仕事をするだけではなく、

・有料で貸し会議室を借りて

・その会議室を借りた時間を
グループチャットのメンバーに告知し

・よかったらこの時間にこの場所に来て、
一緒に作業しましょう

という呼びかけをしていました。

このようにグループチャットに告知することによって、
自分がその時間に会議室に行かないと、万が一
誰かが来たときにその人がめっちゃ困る、
だから自分はその時間に絶対行くという
強制力が働きます。

実際のところ、この会議室に来るメンバーは
ほぼいないのですが、それは本質的に問題ではありません。

あくまで自分が作業するための動機を、
自分に強制的に生み出すことが目的なわけです。

こういう、外からの何かしらの
強制力が働くような環境を
自分で作ってあげて、、それを
行動の原動力に変えるという発想、
これは結構有効です。

私も基本的にすごく怠惰な人間ですが、
コンサルの予定を入れることで、
生活リズムが狂わないように、
実はコントロールしていたりします。

また、物理的な環境ではなく、
SNSのような、どういう情報を
受け取れる環境に自らを置くか
というのも、ものすごく重要です。

人間は、思った以上に、
自分が日ごろ触れる周囲の考え方に
大きく影響される性質があります。

このメルマガを読む多くの方は、
今でこそ、「自分で商売をして稼ぐ」
ということを、割と普通のことというか、
当然そういうこともあると、
自然に思えているでしょう。

それは、自分が実際に
利益を出せているかに関係なくです。

しかし、自分の学生時代、つまり、
小中高校時代を振り返ったときに、
今と同じように感じていた人というのは
やはり少ないのではないでしょうか。

一般的な学校教育の過程で、
「自分で商売をする」という視点や
その素養が育まれることはまずありません。

そういう環境に置かれていたとき、
自分がどういう思考だったか、今や
思い出すのも難しいかもですが、
それを思い出してもらえれば、
周囲の環境が自分の考え方に及ぼす
影響というのがどの程度のものなのか
ということは、自ずと理解されるでしょう。

いずれにしても、自分を取り巻く全てが
自分に想像以上の影響を与えてしまう
というのを大前提として、そのために
どんな環境に自分を置くのか、あるいは
どんな環境を自分のために整備するのか
というのを試行錯誤していきたいところです。

ではではー。

P.S.

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