時間があればコンサル生の商品を見ています。(第365回)

※2015/2/22の記事です。

こんにちは、エスノです。

最初にお知らせです。

個別コンサルティングの募集は、
予定を繰り上げて、本日いっぱいで
締め切らせていただきます。

■個別コンサルティング詳細

http://

※こちらはメルマガでのみ募集しました。

だいたい月一回募集していますが、
諸事情があって、来月は募集するかどうか
現時点ではちょっと未定です。

ご希望の方は詳細をしっかりご確認くださいませ。

さて、本日コンサル受講生の
最近出品した商品のページを見ていたら、
なかなか面白い現象に出くわしました。

スカイプや対面のときだけではなく、
ちょっとした時間を使って、受講生の
出品商品の動向をチェックするのですが、
今日目に留まったのは、つい先日出品した
かなり高額の商品でした。

出品から数日しか経過していないのに、
出品したものの中で人気順が少し上がっていたので、
ちょっと気になって詳しく確認してみたわけです。

すると、なんと10万円以上の商品なのに、
もうすでに問い合わせが入っているではありませんか!

問い合わせの日付を確認すると、なんと出品日の当日!

これはもしや売れたのか!?と
ウキウキしながら内容を確認すると…。

お客さん

「本当にこの価格ですか?正規品なんですか?」

コンサル生

「すいません、価格設定を間違えていました…^^;」

ということでズッコケてしまいました笑

(実際はこんな文面じゃないですよ、念のため)

ただ、この現象からは、
とても重要なことが分かります。

それは、

「お客さんは価格をすごく気にしている」

ということです。

出品したその日に問い合わせが来るのですから、
よほどその商品が欲しいことには違いありません。

それも、出来るだけお得に欲しているわけです。

以前からお伝えしているように、

「最安値でないと絶対に売れない」

というわけではないのです。

実際に、別のコンサル生には、
数日前に、500円だけ価格が高いライバルから、
自分の商品と同じ商品が売れてしまった
という悔しい現象が起こっています。

ただ、これが500円ならそういうことも起こります。

私は感覚的に、販売価格の5%程度の差であれば、
お客さんからすれば同じくらいの価格と判断して、
今度は価格以外の部分での検討をすることもあると思っています。

ですが、許される差はせいぜいその程度です。

最安値から数%の範疇に収まっていなければ、
お客さんには絶対に検討の土俵に上げてもらえません。

つまり、話の行き着く先は、
常々主張しているように、

「買い付けの力が一番重要」

ということです。

最安値の出品者と同じくらいの価格帯で、
利益を取れる価格を設定できる買い付けが
どれだけ出来るのかというのが、
何よりも重要だということを改めて意識してほしいと思います。

ここから逃げても、
ただ時間を奪われるだけで、
残念ながらどんな成果にも結びつきません。

逆に、効率よく継続的に成果を出したいなら、
そこから逃げなければいいだけということですね。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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省くべきでない手間というのを見極めないと。(第363回)

※2015/2/20の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日はちょっと箱根に行って、
少しのんびりしておりました。

最近バタバタしていたので、
久々にゆっくりできていい気分転換になりました^^

さて、今日はこんな現象に気をつけたい
という話です。

「ライバルに価格で勝てる買い付け先が見つからない」
と悩んでいる人がいたとします。

画像検索ではまったく出てこないし、
shopstyleで探しても全然見つからない…。

多くの方が共感できる話だと思います。

ここで、例えば私が以前書いた、
「ブランド名+品番」でgoogle検索をする
という方法を試してみようと思ったとします。

「品番が公式オンラインで確認できない場合は、
farfetchや楽天ショップにも記載されていたりするので、
そこで品番を確認して検索しよう」

そしていざその方法で検索してみると、
あれほど探しても見つからなかったショップが、
なんと一発で出てきたではありませんか!

なるほど、画像検索でもshopstyleでもなく、
こういう検索方法が最も買い付け先を見つけやすいに違いない!

だいたい、もう画像検索やshopstyleなんて
誰でも知ってる方法で対策も立てられてるから、
そんな方法でライバルの買い付け先が見つかるわけがない。

これからは、必ずこうやって探そう!

という感じで、画像検索や
shopstyleでの検索を利用しなくなると、
実はすぐに見つかるはずの目的の買い付け先を、
バンバン見落としたり、あるいは、
そこに辿り着くまでに物凄く時間がかかったりします。

例えば、アメリカのオンラインは、
shopstyleでよくカバーされている上に、
品番をショップに記載していなかったりするので、
google検索をいきなりするよりも、
shopstyleで検索し目視で確認したほうが、
漏れなくすぐに買い付け先に辿り着けることが多いです。

ブランドやショップごとに、
上記のような特徴がそれぞれあるので、
そういうのを明確に把握していないうちは、
絶対に買い付け先を探す方法として、
画像検索もshopstyleも省かないほうがいいです。

確かにそういう方法は
すでに多くの出品者に知られている方法ですが、
だからといって「まったく使えない」わけではありません。

むしろ、そう思い込んでしまい、
ちょっとした手間を惜しんでしまうこと自体が、
さらなる手間と時間の浪費を生み出したりするので、
ぜひ気を付けていただければと思います。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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出品作業に時間がかかりすぎる問題について考えた。(第359回2015年2月8日)

こんにちは、エスノです。

一昨日は朝から大坂で1件、
名古屋で2件の個別コンサルでした。

さすがに1日で移動しながら3件は疲れまして、
帰ってからすぐバタンキューでした…笑

今回実施したうちのお二人は
先月の募集で申し込んでくださった方で
人気商品や買い付け先の探し方など、
基本的な部分を中心にお伝えしました。

もう一人は先月からの方で、
1歳の赤ちゃんと一緒に来てくださいました。

先月も連れてきてくださったのですが、
そのときはずっと寝ていて構ってもらえなかったので、
今回は最後のほうにちょっと遊んでもらえて、
かなり癒やされました笑

しかし実際に
1歳の赤ちゃんが動いている様子を目の当たりにすると、
お母さんが「自分の時間」を確保するのが
どんなに難しいことかというのがよく分かりますね。

あんなに愛らしく、そして危なっかしい存在がいたら、
その起きている間はBUYMAに時間を使うというのは、
現実的にはなかなか厳しいと思います。

そうなると、赤ちゃんの寝ている、
限られた時間を有効に使うしかないわけです。

そんな中でも先月はこれまでで最高益を出し、
なにより作業にかかる負担が明らかに減ったということで、
ある程度はお役に立てているようでホッとしています^^

さて本題ですが、今日は最近よく聞かれる、
出品作業に時間がかかりすぎてしまう件についてです。

まずこの問題を考えるときには、
時間がかかっている作業を特定しましょう。

これまでの経験上、時間がかかる作業は、
以下のいずれかであることが多いです。

■商品画像の選定、加工

■商品コメントの作成

■商品のサイズの変換

■商品画像の選定、加工

そもそも商品画像について意識すべきことは以下です。

・お客さんの目を留めてアクセスアップ

・ライバルに買い付け先が分からないようにする

そのために、例えば画像を加工したり、
あるいは画像検索で買い付け先がバレないように、
別の買い付け先の画像を探してきて使ったりします。

ただ、とても重要なことは、

「お客さんが買うかどうかを、
商品画像によって決めるということはほとんどない」

ということです。

要するに、いくら画像を綺麗に加工して、
お客さんの目に留まったところで、
それが他の出品者よりはるかに高い価格では
売れる可能性が極めて低いということです。

そのため、商品画像の加工は、あくまで

「ライバルより商品を目立たせて、
アクセスアップを狙ったほうがいいとき」

に限ります。

ライバルがあまりいなかったり、
あるいは自分が価格でそれなりに優位に立てる場合は、
画像の加工に割く時間に対するリターンが、
そうではない場合と比べて減ってしまうわけです。

これはもうライバルの状況によって、
ケースバイケースなので都度判断すべきですね。

あと加工したほうがいいケースとしては、
同じ商品のカラーバリエーションを、
ひとつの商品ページにまとめて出品する場合と、
在庫を持ってから出品する場合があります。

前者は、色違いをバラバラに出品するより、
まとめて出品することでアクセスが集まり、
バラバラのときより人気順で上位に来やすくなるので、
基本的にはカラバリはまとめて出品したほうがよいです。

それをお客さんに分かりやすくアピールするには、
1枚目の画像に色違いを分かりやすく載せたほうがいいわけですね。

後者は、ちゃんと実物を持ってます、
というアピールをするということです。

また、買い付け先がバレないように、
商品画像を買い付け先以外から探してくるのも、

「どうしてもバレたくないとき」

意外は頑張りすぎる意味はありません。

結局、他のライバルが
すでに同じ買い付け先の画像を使っていたり、
あるいはshopstyleで探したらすぐ見つかるような
買い付け先の場合は、そこまで気を使っても、
あまり意味が無いわけです。

もちろんライバルを撹乱する効果はありますが、
そこに時間をかけすぎることは、やはり、
売上には直接つながらないことなので、
長い時間を割くべき作業ではないということです。

■商品コメントの作成

これについては以前からお伝えしているように、
お客さんが商品コメントで商品を買うことはありません。

いくら商品のことを魅力的に書いても、
それが「その人から買う」決め手になることはないのです

自分の商品コメントを読んで「欲しい」と思ってくれても、
結局他に価格の安い出品者がいればそちらで買います。

商品コメントで気を付けるべきことは、
「検索されるキーワードを落とさないこと」に尽きるので、
その点には十分注意しましょう。

愛用しているタレントさんやモデルさんがいる場合は、
その名前も入れ忘れないようにしたいですね。

■商品のサイズの変換

洋服や靴などに限る話ですが、
商品サイズをわざわざ日本でのサイズに変換して、
そのサイズ表を記載する方がいます。

これは一度作ったらそれを保存して
テンプレートとして利用するか、
あるいは商品サイズをそのまま書くだけにするか
いずれかにしないと時間がかかりすぎて大変です。

特に、まだ問い合わせや注文が来る前から、
質問が来たら困るという不安から、
そのブランド固有のサイズ感まで詳細に調べてから
出品するという方がたまにいるのですが、
それも時間がもったいないので、
問い合わせや注文が来てから改めて詳しく調べましょう。

基本的には

「自分の行う作業には、どんな目的があって、
それは利益に対してどのくらい影響があるのか」

ということを“常に”意識しながらやることが重要ですね。

“常に”というのが重要で、
これは本当に言葉の意味そのままです。

もう四六時中ずっとです。

慣れないうちは疲れるかもしれませんが、
これもクセのようなもので習慣付くことです。

スーパーとかで買い物をする時も、
どうやって回れば効率がいいかを考えたり、
本当に”常に”意識することが重要です。

なお、これらについて、
これまでしっかり手を掛けてやってきてる方ほど、
時間をかけないようにすることに不安を感じると思います。

画像加工をしなかったら、
商品コメントを練らなかったら、
商品のサイズを分かりやすく書かなかったら、
受注が減ってしまうのではないかと。

ですが、その心配は無用です。

なにせ私はほとんど画像加工もしていないですし、
商品コメントもロクなもんじゃないですし、
商品のサイズも変換せずそのまま書いているだけですが、
ちゃんと問い合わせも来ますし、売れてもいます。

また、私以外にもそういう方は、
BUYMAの中でたくさん見つけられると思います。

そういう「自分の反例」を探し出してみることで、
自分がこれからやろうとすることの不安を
間接的に解消することが可能です。

頭の中で思い悩むだけでは答えは出ないので、
すでに実証している人がいないかと探してみると
新しい一歩を踏み出しやすくなると思います。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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