※2014/3/12の記事です。
こんにちは、エスノです。
今日はちょっとBUYMAで
気を付けておきたいことについてです。
最近、読者さんからいただいたメールで、
送り届けた商品がBUYMAの鑑定サービスに
提出されたという話がありました。
実は私も、2年ちょっと前に、
同じ状況になったことがあります。
結論から言えば、この読者さんは
アカウント停止になってしまいました。
偽物を販売していたわけではなく、
それどころかあるブランドの正規の
オンラインショップから購入したもの
だったにもかかわらずです。
お客さんが商品に疑問を持った理由は、
BUYMA上の商品写真と実物とにちょっとだけ
違う部分があったためです。
あとでショップに確認したところ、
それはそのブランドの定番モデルが
シーズン代わりのときにちょっとだけ
デザインをチェンジしたからでした。
ということを、購入時のレシートや
ショップからの返信メールを送って、
しっかりと説明したのですが、
「商品がBUYMAの鑑定の基準に達していない」
という理由でアカウント停止になってしまったのです。
すごく理不尽な話に聞こえますし、
実際ここまでちゃんと対応するバイヤーを
ダメなものはダメという姿勢で、
ばっさり切ってしまうのはどうかと思います。
ただ、せっかくいただいた情報なので
ここから何かを得て教訓としたところです。
ちなみに、
私が鑑定サービスに提出された時も、
危うくアカウント停止になりかけたが
なんとかそこから状況を覆して難を逃れた
というのは以前書いたことがある通りです。
まず、鑑定サービスについてですが、
私の時もこの読者さんも正規品でしたが、
基準を満たさないというジャッジをされました。
要するにこの鑑定サービスは
商品の「真贋を見極めた」とは言っていません。
そうなってくると、
「出来るだけ鑑定サービスには出されないようにする」
というのが最善の防御策になってきます。
そのためには、
・お客さんにはとにかく
不信感を与えないようにする。
→こまめに連絡を入れる、検品をちゃんとする、
レシートを入れて欲しいなどの要望にも
出来るだけ応えていく。
・商品を届けたあとのお客さんの希望にも
可能な限り対応する。
→細かい傷やこすれのため返品したいなど、
出来る限り対応していく。
こういったことが重要です。
前者は当たり前のことですが、
そういうことこそ徹底して
気を付ける必要があります。
今回の読者さんも、検品のときに
写真と違う細部に気付かなかった
ということがそもそもの始まりで、
私のときも、レシートの同梱を忘れたことが
鑑定サービスへ提出されたきっかけでした。
後者は、あまりにも
バイヤーが不利な気がしますが、
実際に起きる可能性としては数%もありません。
仮に返品を受けたとしても、
手を尽くせば最悪多少の赤字で
売りさばくことは可能なはずです。
短期的な利益を追い求め、
ムリヤリお客さんに商品を押し付けて
結果的にアカウント停止になってしまっては
元も子もありません。
ときには腹を括り
返品を受けるということも必要です。
またお客さんとのやりとりで
「なにか変だ」と感じたら、
過去の取引履歴などを考慮して
思い切って取引しないという
判断をするのもありでしょう。
いきなり大量の注文を入れてきたり、
話が二転三転したりするタイプのお客さんは
アクシデントが起きる可能性が高いです。
もちろんその見極めは難しいのですが、
君子危うきに近寄らず、というのは
身を守るための最大の防御策に違いありません。
しかし、こちらがいくら気を付けても
そういうサービスがある以上は、
それをお客さんが利用してしまう可能性は
残念ながらゼロにはなりません。
そう考えると、他に有効な対策としては
バイヤーとしての評価をたくさん稼ぐ、
つまりBUYMAにたくさん貢献しておく
ということも考えられます。
結局、BUYMAにとって有益なバイヤーは
よほど悪質でなければ、BUYMAとしても
ちゃんと活動を続けて欲しいはずです。
実際に私とこの読者さんの最も大きな違いは
その時点での取引件数にあったと言えるでしょう。
私は当時すでに150件くらい取引があり、
「不満」評価はひとつもなかったのですが、
この読者さんはそこまで実績はありませんでした。
BUYMAに貢献したという実績があれば、
私のようにアカウント停止になりかけても、
なんとか復活することが出来るのでは
というのが現在の私の見解です。
また、実績を作った上で、
それを活かしきるだけの交渉力も
最終的には必要になります。
取引を重ねれば重ねるだけ
鑑定サービスに出されかねないわけで、
そういう意味では大きな矛盾を孕んでいる気がしますが、
BUYMAでやる以上はその矛盾をなんとか飲み込んで
やっていくしかありません。
基本的には、
こういう状況はそれほど多くない、
というかほとんどありません。
ですが、起きた時のリスクの大きさ、
またほとんどないからこその対応の難しさがあるので、
頭の片隅にはいつも入れておいてくださいね。
ではではー。
★☆★ エスノ ★☆★
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