利益率なんてどうでもいい。(第148回)

※2014/3/18の記事です。

こんにちは、エスノです。

最近メルマガ配信時間が
かなり遅くなってしまっていますね。

どこかで立て直さなければいけませんね。

さて今日のテーマは、

利益率が低いときは出品しないほうがいいのか?

についてです。

結論としては、これはNOです。

なぜなら

「売れない1万円より売れる5000円」

だからです。

仮に、買い付け費用が
総額で40,000円の商品があったとします。

ライバルは同じものを47,000円で出していますが
自分はどうしても利益率20%取りたいと思っていて、
そうすると50,000円で売る必要がある、しかし
それだとライバルには価格で勝てない…。

ものすごく単純な例ですが、
もしこういう状況に出くわしたときに、
「20%の利益率にならないから出さない!」
とジャッジするとしたら、
それはなかなかパンチが効いた判断です。

普通は利益率が多少落ちても、
ライバルより販売価格を下げて出品するでしょう。

例えば、5,000円の利益を見込んで、
45,000円くらいで出品すればいいわけです。

そちらのほうが間違いなく
売れる可能性は高まります。

絵に描いた餅な1万円よりは、
実際に懐に入ってくる5千円のほうが
誰がどう考えても嬉しいわけですから、
価格設定するときはこういう視点を
必ず忘れないようにしましょう。

利益率なんて、月単位とかで販売してみて
結果的に何%と出てくるものであって
ひとつの出品ごとに考えるものではないのです。

特にバイヤーとしてまだ実績がない方は、
利益率なんて度外視して、まず満足の評価をもらうことが重要です。

赤字になってまでやる必要はないですが、
バイヤーとしてのひと通りの作業も経験できますので、
最初は薄利で実績を作ることをオススメします。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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ちょっと売れやすくなる出品の小ワザ。(第146回)

※2014/3/16の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日も朝から名古屋の中京競馬場で観戦をして、
いろいろなことを経て打ちひしがれたのち
友人たちとは名古屋で別れて、私ひとり、
明日の対面コンサルのために京都までやって来ました。

■中京競馬場の指定席
2014-03-16 10.13.26

私を含めて4人で行ったのですが、
そのうちのひとりは、
土曜日に17万円プラスになったものの、
日曜日に15万円負けて、結局2日間の合計で
2万円しかプラスになりませんでした。

そのあまりの振れ幅に心身ともに疲弊し切って
帰るときはボロ雑巾のようでしたね笑

ちなみにその彼は、
本当に普通のサラリーマンです。

しかし、競馬に対する情熱は普通ではなく、
その結果、馬券の賭け金は毎回こんな感じで
かなり常軌を逸しています。

はっきり言って私より全然多いです^^;

サラリーマンなので、
当然毎月の給料は決まっています。

こんな調子で賭け続けていると
あっという間に破綻していそうですが、
結婚して普通に生活できています。

ではその財源はどこにあるのかというと、
実は馬のぬいぐるみなどの競馬グッズの
ヤフオクでの転売なのです。

しかも、なにか教材を買って
実践したとかそういうわけではなく、
すべて自分で考えて始めて軌道に乗せたそうです。

はじめは自分が趣味で集めていたものを売り、
そこからどんな商品なら売れるのかというデータを蓄積し、
どうしたらもっと売れるか、もっと利益が出るか試行錯誤してきました。

その結果、彼は昨年、新婚旅行で
フランスに競馬観戦に行きましたが、
現地で20万円近い利益に繋がる仕入れをし、
それだけで旅行代金をかなり賄ってしまいました。

彼がやったことは、究極的に言えば
自分で試行錯誤しながら実践するということだけです。

逆にそれさえ出来れば、
どんなことでもある程度は上手くいくわけです。

残念ながら、彼が扱っている商材は
そこまでマーケットの規模は大きくないですし
いわゆる「旬なもの」がよく売れる分野なので、
ビジネスとしては副業レベル以上には
大きくしづらいという弱点があります。

ただ、このように自分の未来を
自分の力で切り開いたという姿勢からは
とても学ぶことがあるなと感心しつつも、
馬券に負けて打ちひしがれる彼の姿を見て
他にもいろんなことをしんみりと思ったわけです。

さて、お得意の長い前置きはこのへんにして、
今月の私の実績の雲行きが怪しいという話です。

現時点ですでに120万円は超えているのですが、
なにせ今月は3個しか出品していません^^;

というか、先月もこまめに出品している
と言いながら、結局2月20日以降はしていません…。

今のところ、今月も
だいたい1日1件くらいのペースで
注文はいただけているのですが、
アクセス数とほしいもの登録数が
日々地味に下降していっています。

今のところは大丈夫ですが、
この調子でサボり続けた結果待ち受ける未来は
間違いなくロクなものではありません笑

先月月末は注文と発送が多かったり、
今月初めはコンサル募集の準備をしたり
まあ言い訳はいくらでも出来るのですが、
言い訳してもしょうがないですね。

人に教え出したら自分の実績が大きく落ちた
となっては意味が分かりませんので、
コンサル受講生はもちろん、自分の実績も
ちゃんと安定させていきます。

ところで、出品の仕方として、

「毎日少しずつ出品する」のと、
「週に一回まとめて大量に出品する」のとでは

どちらがよいと思いますか?

もちろん、どちらにも
メリット・デメリットがあるのですが、
個人的には「毎日少しずつ出品する」方が、
売れやすくなる可能性が高いと思います。

売れやすくなるためには、
出品アイテムの人気順を高める必要があります。

「毎日少しずつ出品する」ことで、商品一覧の
「新着順」の並びで上位に表示される時間が増え、
そこから流入するアクセスが期待できるというわけです。

なにせ、今のBUYMAには、
新しい商品が毎日7000個も出品されています。

週に一回まとめて出したところで、
翌日には、いや下手をすると半日後には、
「新着順」で2ページ目にいってしまっていても
まったくおかしくはないわけです。

もちろんこの「新着順」からのアクセスは、
「人気順」からのアクセスほど多くはありませんし、
キーワード検索からのアクセスほど濃いものではありません。

しかし、自分の好きなブランドの「新着アイテム」を
頻繁にチェックするお客さんは必ずいますので、
それをわざわざ捨てる必要はないわけです。

もちろん、
「週に一回まとめて大量に出品する」方法も
まとめてやるので作業の効率が上がるという
メリットもあります。

ただ、人気順を上げるという観点で考えると
「毎日少しずつ出品する」方法に軍配が上がるので、
私も今週から出来るだけちょこちょこ出品します。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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初心者は低価格品を中心に出品すべきか?(第126回)

※2014/2/24の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日は午後からセミナーでした。

たまにメルマガで触れている、
某セミナーの続きです。

起きたらすでにお昼前で、
ダッシュで家を出て何も食べずに会場に駆け込み、
そのまま18時前までセミナーだったので、
腹減り具合が尋常ではありませんでした…。

読者さんからのメールや
あるいは直接お話するやりとりの中で、
こんなことを思っている方がけっこういます。

「私はまだ初心者で評価も低いので、
 なるべく価格の安いアイテムを扱っています。」

一見、この主題は正しいように思えますが、
私の見解としてはそうではありません。

ところで、数日前の話題ですが、
こんなニュースが世間を賑わせたのは
ご存知かと思います。

■森喜朗元首相「大事なときには必ず転ぶ」SPの真央を
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20140220-OHT1T00072.html

スポーツ報知の記事を選んだ意図は特にありません。

マスコミ各社は、
だいたいこういう見出しで取り上げてましたね。

しかし、これだけだったら、

「また森さんがやらかした!」

という話だったのですが、そのあと、
この公演の全文を取り上げるニュースサイトが現れて、
この話題はさらに盛り上がりを見せていきます。

■森喜朗 元総理・東京五輪組織委員会会長の発言 書き起し
http://www.tbsradio.jp/ss954/2014/02/post-259.html

見出しの段階だと、真央ちゃんのことを
かなり軽く扱っているような印象を受けますが、
全文を読むとそうではなく、
ああいう風に頑張っている選手なのに、
なぜいつも肝心なところで上手くいかないのか
という単純な疑問によるものだと分かります。

ただ、この全文が出たことによって、
マスコミが取り上げなかった、また別の
誤解を招くような発言の部分が明るみに出て
それはそれで問題じゃないのか、みたいな話にもなりました。

この話を見て、だいたいの人は、

・森さんを批判

・森さんの発言の一部だけを、誤解を招きそうな形で報道したマスコミを批判

・そのマスコミ批判の延長として、森さんを擁護

この3つのパターンに反応がわかれました。

さて、別にこの話自体はどうでもいいのです。

森さんでもマスコミでも、
好きなように批判すればいいのですが、
この話を教訓として、ひとつだけ
強烈に意識しないといけないことがあります。

それは、

情報は常に「フィルター」を通されて自分にもたらされる

ということです。

フィルターというのは、
そこを通過すると、その前と後とで、
内容に変化をきたすものと思ってください。

上の話で言えば、まず森さんの発言は
「マスコミ」のフィルターを通されて、
本人の真意とは異なるような内容に変換されています。

じゃあそのフィルターを外して、
今度は森さんの公演全文を読めば、
その真意が正しく伝わるかというと、
残念ながらそうはなりません。

この全文を読んだ方も、
その反応は大きく3通りに分かれるとお伝えしました。

つまり、もうひとつのフィルターとは
「自分自身」というフィルターです。

先入観、あるいはもう少し強い言葉で
「偏見」と言ってもいいかもしれませんが、
そういうものによって、
人間が情報を受け取るときの反応は、
それぞれが何に重きをおいているかで
かなり変わってくるようにできています。

これは良い悪いではなくて、
人間はこういったフィルターを通さないと
世界を見ることができないというただの事実です。

そのフィルターの数は、
今回のように2つ3つということもあれば、
何重にも掛けられていることもありますが
それは仕方のないことです。

大事なのは、

「フィルターが掛けられている」

ということを認識することです。

さて、最初の話に戻りますが、実はこの

「私はまだ初心者で評価も低いので、
 なるべく価格の安いアイテムを扱っています。」

という話も「自分のフィルター」が掛かっている
ということが今日書きたかったことです。

結論から言えば、このような方針は
「百害あって一利なし」とは言わないまでも、
機会損失を生み出してしまうことがほとんどです。

この「買ってもらいやすいであろう」
と想定している金額というのは、
多くの場合3万円以下なのですが、
その根拠はおそらくそんなにないはずです。

もちろんトータルで見れば、
価格の安いもののほうが数は売れます。

ただ、その自分が生み出した、
「3万円以下なら売れやすい」
というフィルターによって、
自分のリサーチの幅を狭めてしまう
ということにも繋がってきます。

私は、初めて売れたアイテムが、
10万円前後だったというバイヤーを
これまで何人も見てきました。

実は、ちょうどこれを書く前に
別の方からいただいたメールでも、
8万円とか9万円とかの価格帯で、
普通に売れているという報告をいただきました。

この方は1月半ばくらいからBUYMAを始めたので、
キャリアが長いとは言いがたいわけです。

必要なのは、リサーチすることで得られる
客観的な根拠(アクセス数など)に基づいた、
「お客さんが欲しているものを選別するフィルター」です。

イマイチ成果が上がらないと感じている場合は、
ぜひ自分に妙なフィルターが掛かっていないか
一度考えてみてほしいなと思います。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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