「これは同じ商品なのか?」と迷ったら。(第392回)

※2015/4/15の記事です。

こんにちは、エスノです。

今週から、新たに個別コンサルを
受講してくださっている方との
スカイプなどが始まっております。

その際に出てきた質問のひとつに

「複数のオンラインショップで見つけた商品が
 それぞれ同じ商品なのか分からない」

というものがありました。

例えば、ある商品を探していて、
おそらくその目的の品と思わしき商品を、
いくつかのショップで見つけることがあると思います。

しかし、当然写真などがそれぞれ違うため、
本当に全て全く同じ商品なのか?というのが
なかなか分かりづらいというわけです。

けっこうこれで悩んでいる方も多いので、
今回はこれの見極め方をお伝えします。

結論から言えば、チェックすべきは
以下の6つの項目です。

・見た目のデザイン

・同じ通貨圏での現地価格

・サイズ

・素材

・品番

・カラー

まず当たり前ですが「見た目のデザイン」です。

ただ、これもじっくり見るだけではなく、
ブランドやカテゴリによって、どこを
特に注意してみるべきかという傾向があります。

例えば財布の場合、外見は一緒でも
中身のカードスロットの配置などが
まったく違ったりすることもありますので
そこは財布カテゴリでは特に意識すべきポイントですね。

また、同じ通貨圏、つまり米国内、
あるいはユーロ圏内のヨーロッパ諸国内では
だいたい現地定価は同じくらいに設定されるので、
それもひとつ判断する材料になり得ます。

あとは、サイズと素材も、
特に気をつけて確認すべきところです。

ただサイズに関しては、
ショップによって多少の誤差が出てきますので、
●cmなどの採寸サイズで確認するのも大事ですが、
他にもブランドの公式ショップで、
そもそもの「サイズ展開」を確認しておいて、
それと照合する方がより分かりやすいことも多いと思います。

サイズ展開というのは、
「mini」「small」「large」みたいなやつですね。

ただこの表記の仕方も、
販売しているショップによって違ったりするので、
この場合なら「3種類の大きさがある」ということを元に
判断するのがいいということです。

一番分かりやすいのが「品番」です。

これは常に確認できるわけではないですが、
もし記載があるのなら問答無用で判断できるので
まず品番が書かれていないか確認するのは重要です。

最後に、最も厄介なのが「カラー」です。

判断を迷っているものがブラックなら分かりやすいですが、
例えば青系やピンク系のカラーなどは
ブランドによっては微妙に色合いの違う
カラーバリエーションを複数展開していることもあるので
より注意が必要です。

これは写真だけでは判断できず、
最終的には、品番に含まれる
「カラー番号」を確認しないと
本当に同じ商品か判断できないことも
ままあります。

そういう場合は、
ショップにカラー番号を確認してしまうのが
結局一番確実で早かったりしますね。

同じ商品なのかという判断に迷ったら
これらの項目から総合的に考えてみてください。

ではではー。

「販売履歴」を見るときに気を付けるべき2つのこと (第384回)

※2015/3/25の記事です。

こんにちは、エスノです。

先日コンサル生と一緒に
人気商品のリサーチしていて
ちょっと気になったことです。

人気の指標として一番有力なのは
やはり販売数、すなわち

「売れたかどうか」

なわけです。

ということで、いろんな出品者の
「販売履歴」を取っ掛かりに、
リサーチをする方も多いかと思います。

販売履歴に何個も登場する商品は
当然、自分も取り扱いたくなるような
人気商品である可能性が高いですね。

ただ、このようにして
販売履歴から商品をチェックするとき
2つほど、やってしまわないように
気を付けないといけないことがあります。

それは、

・一人の出品者の販売履歴だけで
商品の人気を判断してしまうこと

・仮に販売数が1つでほしいもの登録などの
数値も微妙でも、おおよその買い付け費用すら
把握せずに、他の商品にいってしまうこと

です。

前者は以前も書いた内容ですが、BUYMAでは
同じ商品を販売している人が複数いるのが普通です。

そのため、一人の出品者だけチェックしても、
BUYMA全体の人気(需要)を判断するのは
難しいこともあります。

特に、同程度の価格での出品者が多いほど
いろんな人からちょこちょこ売れている
という可能生はあるので気を付けたいところです。

後者は、仮にひとつしか売れておらず、
またアクセス数やほしいもの登録数が少ない商品でも、
その価格がかなり利益を乗せている商品であれば、
値下げすることでもっと売ることが出来るかもしれない
ということです。

仮に10万円で1つ売れた商品の買い付け費用が
6万円だったとして、同じ価格のままでは、
アクセスもほしいもの登録もイマイチだったとしても、
1万円値下げすれば反応が変わってくる可能生は十分あります。

特に、人気のあるブランドであれば、
チェックしているお客さんの数も多いですから、
値段の動きには敏感に反応してくることも多いです。

あくまで、1つは売れているのに、
現状の価格では反応がいまいち、かつ
利幅にかなり余裕があるという状況の話です。

ただ、「利幅に余裕があるかどうか」は
買い付け費用が分からないと判断できません。

販売履歴の表面だけを見て、

「うーん、何個も売れるような
人気商品はなかなかないなあ」

ということは、多くの人が思っていることです。

ちょっと面倒くさくても、
そこから先に一歩突っ込んでいくと、
他の人がやっていないことになるので、
それだけで優位に立てるようになります。

ちなみに、これをちゃんとやっていくと、
ブランドごとに商品それぞれの
だいたいの買い付け費用の相場というのが
分かってくるので、パッと見て、
「これは利幅がある」「これは薄利」
というのが分かるようになってきます。

そうなると、高い精度を保ちながら、
効率よく人気商品を見つけられるようになります。

ではではー。

売れた商品を推測してリサーチする方法(第382回)

※2015/3/20の記事です。

こんにちは、エスノです。

今日も軽めの小ワザをおひとつ。

商品の人気を判断するのに、
最も有効は指標となるのは
やはり「販売数」です。

アクセス数やほしいもの登録数がいくら多くても、
「実際に売れている」ことより大事なことはありません。

さて、販売数を確認する方法としては

・パーソナルショッパーの「販売履歴」

・ブランドページの「最近売れたアイテム」

があります。

ただ、前者は、お客さんから
到着通知を受けた時点で反映されるため、
売れた時から少しタイムラグがあります。

後者は、ほぼリアルタイムで表示されますが、
一度に6つしか表示されないため、
1日に6つ以上の商品が売れるような
一定以上の人気ブランドだと、
そのすべてをカバーできません。

そしていずれも、
多くの出品者がチェックしているので
競合するケースもたまに出てくる、
というデメリットがあったりします。

そこで、もうひとつ「売れたかどうか」
を「推測」する手段として

各パーソナルショッパーの出品商品を
定期的にチェックして、その人気順での
順位の変動を確認する

というものがあります。

商品の人気順は、ひとつ売れると
かなり大きく変化します。

ひとり参考にしやすいパーソナルショッパーの
すべての出品商品を一覧で日々チェックすることで、
例えば、いつもは上位20位以下に表示されていた商品が、
ある日、急に上位10位以内に浮上してくれば、
その商品は売れた可能性が高いわけです。

もちろんほしいもの登録などが
一度にたくさん付いたために急浮上した
という可能性もあるため、確実に売れたかを
判別することは出来ません。

ただ、他の出品者より早く、
売れた可能性の高いものをチェックできれば、
その分有利な条件で販売できる可能性も高まります。

ちょっとしたことですが、
こういうリサーチ方法も試してみてください。

ではではー。