絞り込みすぎが機会損失を生み出すこともある。(第401回)

※2015/4/28の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日のコンサルの場で、
改めて気付いたことをお伝えします。

昨日コンサルした方から、
ここ最近、問い合わせが来たにもかかわらず
受注しないということが多発している
という悩みを相談されました。

その内の1件をよくよく調べてみると、
結局のところ他の価格の安いライバルに
同じく在庫確認の問い合わせが来ており
最終的にはそちらから売れてしまっていたようです。

(「最近売れたアイテム」に掲載されていました。)

このライバルにも問い合わせが来たことを
「調べる」ところまでは、この方もちゃんとやっていました。

しかし、調べた結果、
この出品者の商品ページを「見逃して」しまい、
チャンスを逃してしまったというわけです。

もし自分のところに問い合わせが来た時点で
他にも質問していることに気付けたのなら、
利幅に余裕があるなら一時的に価格を下げたり、
あるいは、到着までの日数などについて、
ライバル出品者と比較では自分のほうが良いですよ
という内容の提案をすることが出来たわけです。

しかし、そもそも見逃してしまっては、
何をどう比較して伝えればいいのか分かりません。

今回なぜそれを見逃してしまったかというと、
ライバルとなる他の出品者を探すときに、
「カラー」で絞り込んで検索したことが原因でした。

自分とライバルのカラー設定が違っていたために、
他の出品者の中で、問い合わせが来ている、
本当に意識すべきライバルを見落としてしまっていた
ということです。

ただこういう見落としは、
今回のようなケースだけではなく
ありとあらゆる場面に潜む大きなリスクです。

例えば、買い付け先を探すときに
SHOPSTYLEで検索して、カテゴリを
変に絞りこみすぎてしまって、
目的の買い付け先を見落とすとか。

あるいは、買い付け先で商品を探すときに
ショップ内のキーワード検索だけで探してしまい、
それでは表示されない商品を見落とすとか。

これまでメルマガで書いてきたことですが、
本当にちょっとしたことによって、
大きな機会損失を被ることになります。

確かに、絞り込んだりキーワードで検索するのは
「それで見つかれば」早く済むので効率的です。

しかし、今回のように、残念ながら
「それでは見つからない、見落としやすいケース」
というのが存在しています。

まずは、効率のよい方法を試すのは大事ですが、
それで見つからなかったあとは、
最終的にはしらみつぶしにやるくらい、
地道に漏れがないように作業をするのも大事ですね。

もちろん、しらみつぶしに調べると言っても
その際に時間をどのくらい使うべきなのかについては、
常に考えながらやらなければいけないので、
その点にも注意してください。

ではではー。

私も初めは評価0の初心者でした。(第398回)

※2015/4/23の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日は昼前に新幹線に乗り込み、
午後から大阪でコンサルでした。

今月からスタートの方なのですが、
まだ活動し始めたばかりで受注もありませんし、
そもそも出品数がようやく10件という状況です。

ということで、先日のスカイプに引き続き
基本的なところからみっちりやっていたのですが、
話がひと区切りついた17時半頃に、
なんとお客さんから初のお問い合わせが!

そして、問い合わせが来た商品は、
なんと10万円を超えるハイブランドの商品!

急いで在庫を確認すると、
まだ買い付け可能だったので、
急いで「在庫あり」の回答をして、
そのあと同じお客さんから
他のライバルにも問い合わせがないかチェック。

すると、価格が安い他のライバルにも
やはり問い合わせをしていました。

その時点でライバルは返信していませんでしたが、
このままではマズイ状況です。

ただ、こちらが値段を下げられる範囲なら
一時的に下げてお客さんに再度案内する
という手段も有り得ますが、そのライバルは
同じ価格にしてしまうとほぼ利益がない
というくらいの安さでした。

ということで、このライバルは
一体どこから買い付け予定なのかを
そこから1時間近く全力でリサーチ。

しかしながら、いくら探しても
こちらより安い買い付け先は見つかりません。

そしてその間も、ライバルは
まったく返信する気配がありません。

これはおそらく、ライバルも買い付け先を
見つけられていないということだと思います。

(ちなみにこれを書いている今も、
そのライバルは回答していませんでした。)

ということで、最終的に
こちらから購入してくれる可能性は
十分ありそうです。

果たして、問い合わせが来たときには
出品数7件だったパーソナルショッパーが、
初受注で10万円を超える受注をすることが出来るのか!?

一応、本日時点でひとつ打つ手があるので、
受注する可能性はそこそこあると思います。

ただ重要なのは、評価がなくても
高額商品の購入を検討するお客さんは
間違いなく存在しているということですね。

ちゃんと根拠を持って出品すれば、
こういうことは普通に起こるというのを
私はこれまで何度も目の当たりにしてきました。

「高額商品」とか「ハイブランド」に
苦手意識がある方は、それを払拭するための
ひとつの材料にしてもらえればいいと思います。

ただ、そういう私も初めて売った商品は、
たかだか15,000円くらいの商品でしたから
偉そうなことは言えませんが笑

やはり、BUYMAを始めてすぐの頃は、
5、6万円のものばかりを出品していました。

何も考えず出品していた
大量のTory Burchのバッグたちは
だいたいそのくらいの価格でしたね^^;

そのくらいのほうが数が売れているはずだし、
加えてそこそこの利益が取れるんじゃないという、
うっすらとした「思い込み」があったと思います。

それでも、
初めて10万円を超える商品が売れたのが
初受注から約10日後のことだったのですが、
そこで変な先入観は完全になくなりました。

(残念ながら、その受注は
在庫切れでキャンセルになったのですが。)

その商品は「売れる理由」が十分あったので、
価格が高いことはまったく気にならず出品したわけです。

その結果「やっぱりちゃんと売れる」
という体験を手に出来たことで、
ちょっとした先入観や思い込みから、
もっと自由になれたのだと思います。

そのあとは基本的に同じことの繰り返しです。

論理的に売れる理由を「仮説」として立てて、
それを出品することで、現実に「検証」していく。

そして、その経験、体験を踏まえて、
また少し新しい領域に足を踏み入れて、
見える世界をどんどん広げて来た結果、
なんかコンサルとかしている今につながっています。

しかし、今自分の販売履歴を振り返りながら
これを書いているのですがとても懐かしいです。

「こんなの売ってたなあ」という商品のことから、
自分の未熟さゆえにお客さんに迷惑を掛けたことまで、
いろいろ思い出します。

思えば、BUYMAを始めて丸4年経ちますが、
私も初めは当然評価0の初心者だったわけで、
我ながらなんだか不思議な感じがしますね。

あの当時、BUYMAが上場企業になる
なんて微塵も思っていませんでした笑

さて、今日は余談に終始してしまいましたが、
最後にお知らせをしておきます。

先日からお伝えしていますが、
BUYMAの名人イチローさんの新しいプロジェクト
「Buyer’s Gate」の募集が行われています。

■Buyer’s Gate 募集ページ

A:http://

↓10~24回以上の分割決済はこちら(決済時に選択可能)

B:http://

※こちらはメルマガでのみ募集しました。

私からの紹介で参加された方には、
以下の3つの紹介特典をお付けします。

1.ロジカルシンキングセミナー補足コンテンツ(4回分・PDF形式)

5月から毎月1回、計4回開催されるセミナーの
復習と応用を目的としたフォローアップレポートです。

※各セミナーの動画公開後1週間ほどで配布予定です。

2.BUYMA通信講座「BUYMAの予備校」への参加権(全34回+αのメール通信講座)

※前回、前々回のメルマガで35回としていましたが34回の誤りです。

3.上記コンテンツをいつでも閲覧可能な専用サイト

私の紹介特典は、Aのリンクから申し込まれた方は
4月27日(月)にイチローさんから送っていただきます。

オペレーションの都合上、募集期間終了後に
まとめてとなりますので、少しお待ちください。

Bのリンクから申し込まれた場合は、
申込時に「エスノ特典」と表示されていることを
必ずご確認くださいね。

(こちらも受け取れるのは27日以降です。)

注釈がちょっと多いですが、ご確認くださいませ。

ではではー。

「成果を出すために、してはいけない考え方」(第397回)

※2015/4/22の記事です。

こんにちは、エスノです。

一昨日から
「Buyer’s Gate」の募集が開始されましたが、
昨日と今日で2つ追加された内容があるので、
まずはそちらのお知らせです。

1.海外在住の方は6,000円引き

海外にお住まいの方は、
ワークショップに参加できない可能性が高いため、
このような対応をすることにしたそうです。

海外在住の方はお申し込み後に、
以下のアドレスにお住まいの国をご連絡ください。

2.10回以上の分割決済に対応

先日ご案内したときは6分割まででしたが、
本日から10回以上の分割決済に対応したそうです。

BUYMAをはじめとした物販は、
キャッシュフローが命ですから、
これによって目の前の負荷を下げつつ
新しい知見を得ることが可能だと思います。

私からの紹介でBuyer’s Gateに申し込まれた方は、
以下の3つの特典をお付けしています。

■ロジカルシンキングセミナー補足コンテンツ(4回分・PDF形式)

5月から毎月1回、計4回開催されるセミナーの
復習と応用を目的としたフォローアップレポートです

BUYMAに関連した話に留まらず、さまざまな切り口で
興味深く読んでいただけるようなものを作成します。

個人的には、私自身がセミナーに参加すること、
そしてこのコンテンツを作れることを、
何より楽しみにしているくらいですので、
ぜひ期待していてください。

※各セミナーの動画公開後1週間ほどで配布予定です。

■BUYMA通信講座「BUYMAの予備校」への参加権(全35回+αのメール通信講座)

プロジェクト参加者が受け取れるコンテンツの中に
BMPという教材も含まれています。

「BUYMAの予備校」はこのBMPを教科書として、
「“効率よく”成果を出すこと」をコンセプトに設計された
私が主宰しているメール通信講座です。

こちらへの参加権もお付けします。

詳しくは募集ページをご覧いただきたいのですが
Buyer’s Gateで手に入るコンテンツは
BMPをして氷山の一角でしかないという、
質・量共に他の追随を許さないものばかりです。

「考える力」を身に付けるセミナーと、
「豊富なBUYMAコンテンツ」の両輪で、
BUYMAで圧倒的な利益を生み出すことが可能です。

■上記コンテンツをいつでも閲覧可能な専用サイト

私の個別コンサルの受講経験者も
続々と参加してくださっています。

彼らは、コンサル開始前は、
ASOSのような低価格帯ブランドの
薄利地獄から抜け出せなかったり、
あるいは、そもそもBUYMAを始めたばかりで
1件も売れていなかったりした方が多いです。

しかし、コンサルを受ける中で、
ただ闇雲に活動することに終止符を打って、
「論理的に考えて活動すること」を徹底していきました。

その結果、初めて10万以上の高額商品が売れたり、
あるいは、初めて1件あたりの利益が1万円を超えたり、
さらには、10万円以上の商品を在庫販売して、
“狙って”3万円以上の利益を生み出したりしています。

BUYMAを通して「考えること」の“旨味”を知った彼らが、
「『考える力』をより重点的に鍛えられる機会」
を目の前にして、真っ先に参加を決めるというのは
ある意味で至極当然な判断ですね。

■Buyer’s Gate 詳細

A:http://

※10回以上の分割決済をご希望の方はこちら(VISA、MASTERのみ)

B:http://

※こちらはメルマガでのみ募集しました。

なお、私の紹介特典は、
Aのリンク(前回と同じ)から申し込まれた方は
4月27日(月)にイチローさんから送っていただきます。

オペレーションの都合上、募集期間終了後に
まとめてとなりますので、少しお待ちください。

Bのリンクから申し込まれた場合は、
申込時に「エスノ特典」と表示されていることを
必ずご確認くださいね。

(こちらも受け取れるのは27日以降です。)

注釈がちょっと多いですが、ご確認くださいませ。

さて、お知らせが長くなりましたが、

「成果を出すために、してはいけない考え方」

というテーマでお伝えします。

まずそもそもですが、誰しも何かを始めたときは、
その分野に関する知識も経験もありません。

それらを身に付けていってこそ、
その人の能力が“成長”して、
そして“成果”が出るようになる。

これは多くの方が、幼い頃から
勉強やスポーツや習い事などを通して
ごく当たり前に理解していることだと思います。

今回お伝えしたいのは、
成果の大前提となる“成長”を
阻害する要因のひとつです。

例えば、以下の商品をご覧ください。

ご存知、大人気ブランド「モンクレール」の商品です。

これはモンクレールのブランドページにて
「最近売れたアイテム」として登場していた商品です。

つまり、「1件は確実に売れている」ということです。

この商品を見たときに、どんなことを考えますか?

ちなみにサイズはあまり残っていません。

もしこれを見て、まず最初に

「ほしいもの登録が付いていないなあ…。」

「こういう上着はこれから暑くなるからなあ…。」

「サイズがあんまり残ってないのはなあ…。」

というような、「扱いたくない理由」
から考えてしまうとしたら、それは要注意です。

確かに、ほしいもの登録はなく、
上着はこれから売れ行きは落ちてしまい、
その上サイズがあまり残っていないならば、
仮に買い付け先を見つけられたとしても、
売れる可能性はあまり高くないでしょう。

しかし、もしかしたら、
探せば2分で買い付け先が見つかって、
そこにはサイズももう少し残っていて、
おまけにセール価格で大きな利益を乗せても
ライバルより安く出せるかもしれません。

それなら、ちょっと出してみようか
と考えるのではないでしょうか?

なにせ無在庫で出せるのですから、
失うものは出品作業の数分だけです。

こんな感じで、
手間を割いて調べてみないと分からない
ということはたくさんあるわです。

もし、モンクレールの商品をこれまで何度も
リサーチしていて買い付け先にも詳しかったり、
あるいは、この出品者のことをよく知っていて、
どんな商品を売ることが多いのかを把握していたり
そういう知識と経験を持っているならば、

「これからこれを出品しても無駄骨かなあ」

という判断をしてもよいでしょう。

というか、そういう人は、
もっと売れやすい商品を効率よく探す力や
買い付け先を見つけ出す力が、それまでの
知識と経験から身に付いているので、
こういう商品の出品優先度は自然と下がるはずです。

しかし、そうではないのなら、
この商品のように期待は大きくなかったとしても、
「1件は売れている」という一番重要なポイントに注目して
とりあえず出品できるかどうかトライしてみるべきです。

そのトライの結果は、
はじめは満足できるものではないですが、
その結果、ブランド全体の傾向や新しい買い付け先、
あるいは出品者の活動の仕方などを知ることは
できるかもしれません。

それを次に活かしていけば、
次第により良い結果が得られます。

むしろこの過程をすっ飛ばして成長することなんて
どう考えても有り得ないわけです。

自分の手間や頑張りに対する
「まだ見ぬ分かりやすい報酬」を求めすぎると、
そこら中に転がっている可能性を知らぬ間に潰します。

最初から上手くやろうとしすぎないで、
すべての行動・思考を「未来の自分への投資」
だと考えるようにしてみてください。

「今」上手く活動できている人、
大きな成果を挙げられている人というのは、
漏れなく、「過去」において、
「未来の自分」に様々な投資をしてきた人です。

ではではー。