「成果を出すために、してはいけない考え方」(第397回)

※2015/4/22の記事です。

こんにちは、エスノです。

一昨日から
「Buyer’s Gate」の募集が開始されましたが、
昨日と今日で2つ追加された内容があるので、
まずはそちらのお知らせです。

1.海外在住の方は6,000円引き

海外にお住まいの方は、
ワークショップに参加できない可能性が高いため、
このような対応をすることにしたそうです。

海外在住の方はお申し込み後に、
以下のアドレスにお住まいの国をご連絡ください。

2.10回以上の分割決済に対応

先日ご案内したときは6分割まででしたが、
本日から10回以上の分割決済に対応したそうです。

BUYMAをはじめとした物販は、
キャッシュフローが命ですから、
これによって目の前の負荷を下げつつ
新しい知見を得ることが可能だと思います。

私からの紹介でBuyer’s Gateに申し込まれた方は、
以下の3つの特典をお付けしています。

■ロジカルシンキングセミナー補足コンテンツ(4回分・PDF形式)

5月から毎月1回、計4回開催されるセミナーの
復習と応用を目的としたフォローアップレポートです

BUYMAに関連した話に留まらず、さまざまな切り口で
興味深く読んでいただけるようなものを作成します。

個人的には、私自身がセミナーに参加すること、
そしてこのコンテンツを作れることを、
何より楽しみにしているくらいですので、
ぜひ期待していてください。

※各セミナーの動画公開後1週間ほどで配布予定です。

■BUYMA通信講座「BUYMAの予備校」への参加権(全35回+αのメール通信講座)

プロジェクト参加者が受け取れるコンテンツの中に
BMPという教材も含まれています。

「BUYMAの予備校」はこのBMPを教科書として、
「“効率よく”成果を出すこと」をコンセプトに設計された
私が主宰しているメール通信講座です。

こちらへの参加権もお付けします。

詳しくは募集ページをご覧いただきたいのですが
Buyer’s Gateで手に入るコンテンツは
BMPをして氷山の一角でしかないという、
質・量共に他の追随を許さないものばかりです。

「考える力」を身に付けるセミナーと、
「豊富なBUYMAコンテンツ」の両輪で、
BUYMAで圧倒的な利益を生み出すことが可能です。

■上記コンテンツをいつでも閲覧可能な専用サイト

私の個別コンサルの受講経験者も
続々と参加してくださっています。

彼らは、コンサル開始前は、
ASOSのような低価格帯ブランドの
薄利地獄から抜け出せなかったり、
あるいは、そもそもBUYMAを始めたばかりで
1件も売れていなかったりした方が多いです。

しかし、コンサルを受ける中で、
ただ闇雲に活動することに終止符を打って、
「論理的に考えて活動すること」を徹底していきました。

その結果、初めて10万以上の高額商品が売れたり、
あるいは、初めて1件あたりの利益が1万円を超えたり、
さらには、10万円以上の商品を在庫販売して、
“狙って”3万円以上の利益を生み出したりしています。

BUYMAを通して「考えること」の“旨味”を知った彼らが、
「『考える力』をより重点的に鍛えられる機会」
を目の前にして、真っ先に参加を決めるというのは
ある意味で至極当然な判断ですね。

■Buyer’s Gate 詳細

A:http://

※10回以上の分割決済をご希望の方はこちら(VISA、MASTERのみ)

B:http://

※こちらはメルマガでのみ募集しました。

なお、私の紹介特典は、
Aのリンク(前回と同じ)から申し込まれた方は
4月27日(月)にイチローさんから送っていただきます。

オペレーションの都合上、募集期間終了後に
まとめてとなりますので、少しお待ちください。

Bのリンクから申し込まれた場合は、
申込時に「エスノ特典」と表示されていることを
必ずご確認くださいね。

(こちらも受け取れるのは27日以降です。)

注釈がちょっと多いですが、ご確認くださいませ。

さて、お知らせが長くなりましたが、

「成果を出すために、してはいけない考え方」

というテーマでお伝えします。

まずそもそもですが、誰しも何かを始めたときは、
その分野に関する知識も経験もありません。

それらを身に付けていってこそ、
その人の能力が“成長”して、
そして“成果”が出るようになる。

これは多くの方が、幼い頃から
勉強やスポーツや習い事などを通して
ごく当たり前に理解していることだと思います。

今回お伝えしたいのは、
成果の大前提となる“成長”を
阻害する要因のひとつです。

例えば、以下の商品をご覧ください。

ご存知、大人気ブランド「モンクレール」の商品です。

これはモンクレールのブランドページにて
「最近売れたアイテム」として登場していた商品です。

つまり、「1件は確実に売れている」ということです。

この商品を見たときに、どんなことを考えますか?

ちなみにサイズはあまり残っていません。

もしこれを見て、まず最初に

「ほしいもの登録が付いていないなあ…。」

「こういう上着はこれから暑くなるからなあ…。」

「サイズがあんまり残ってないのはなあ…。」

というような、「扱いたくない理由」
から考えてしまうとしたら、それは要注意です。

確かに、ほしいもの登録はなく、
上着はこれから売れ行きは落ちてしまい、
その上サイズがあまり残っていないならば、
仮に買い付け先を見つけられたとしても、
売れる可能性はあまり高くないでしょう。

しかし、もしかしたら、
探せば2分で買い付け先が見つかって、
そこにはサイズももう少し残っていて、
おまけにセール価格で大きな利益を乗せても
ライバルより安く出せるかもしれません。

それなら、ちょっと出してみようか
と考えるのではないでしょうか?

なにせ無在庫で出せるのですから、
失うものは出品作業の数分だけです。

こんな感じで、
手間を割いて調べてみないと分からない
ということはたくさんあるわです。

もし、モンクレールの商品をこれまで何度も
リサーチしていて買い付け先にも詳しかったり、
あるいは、この出品者のことをよく知っていて、
どんな商品を売ることが多いのかを把握していたり
そういう知識と経験を持っているならば、

「これからこれを出品しても無駄骨かなあ」

という判断をしてもよいでしょう。

というか、そういう人は、
もっと売れやすい商品を効率よく探す力や
買い付け先を見つけ出す力が、それまでの
知識と経験から身に付いているので、
こういう商品の出品優先度は自然と下がるはずです。

しかし、そうではないのなら、
この商品のように期待は大きくなかったとしても、
「1件は売れている」という一番重要なポイントに注目して
とりあえず出品できるかどうかトライしてみるべきです。

そのトライの結果は、
はじめは満足できるものではないですが、
その結果、ブランド全体の傾向や新しい買い付け先、
あるいは出品者の活動の仕方などを知ることは
できるかもしれません。

それを次に活かしていけば、
次第により良い結果が得られます。

むしろこの過程をすっ飛ばして成長することなんて
どう考えても有り得ないわけです。

自分の手間や頑張りに対する
「まだ見ぬ分かりやすい報酬」を求めすぎると、
そこら中に転がっている可能性を知らぬ間に潰します。

最初から上手くやろうとしすぎないで、
すべての行動・思考を「未来の自分への投資」
だと考えるようにしてみてください。

「今」上手く活動できている人、
大きな成果を挙げられている人というのは、
漏れなく、「過去」において、
「未来の自分」に様々な投資をしてきた人です。

ではではー。

「実は格差が縮小しています」(第393回)

※2015/4/16の記事です。

こんにちは、エスノです。

いきなりですが、タイトルの

「実は格差が縮小しています」

と言われて、どんな感想を抱くでしょうか?

「いやいや、格差が広がってるって
テレビでもしょっちゅう言ってるじゃないか!」

とか

「『実は』というくらいだから、
字面通りに受け取る話じゃないんでしょう?」

とか、あるいは

「なんと!メディアでは広がってると言われてるけど、
実際は縮まってるのかな?やった!」

などなど、人それぞれいろんな考えが
頭をよぎるのではないかと思います。

確かに、アベノミクスと呼ばれる、
現政権の経済政策が始まって以降、
日経平均は右肩上がりに伸びており、
元々富める者は、その恩恵を受けて、
資産を大きく増やした可能性が高いです。

(あくまで日本円での話ですが)

一方で、物価上昇を加味した実質賃金は
前年比でもう1年半以上マイナスになっていて、
そういう視点から客観的に考えても、
格差は増大していると言うのが正しそうな気がします。

にもかかわらず、「格差は縮小している」とは
一体どういうことなのか?

今回私が言いたかったこの言葉の真意は

「実は『世界と日本の』格差は縮小しています」

ということです。

要するに、例えば東南アジア各国の成長は目覚しく、
それらの地域と日本の格差はどんどん縮まっている
ということです。

これを聞いてしまえば、
「なんだそんなことか、知ってるよ」
と思う方も多いでしょう。

このテーマも「日本国内の格差拡大」と同様、
割とよくメディアなどで目にする話題ですから、
そのように感じるのは当然だと思います。

しかし、おそらく多くの方は、
すぐ「世界と日本」の話題だと思わず、

「日本の格差は広がっていると言われているのに、
どういうことなんだろう?」

というクエスチョンマークが浮かんだはずです。

このテーマに対して、
過去に何らかの形で触れたことがある方は
すぐに「『世界と日本』の比較だな」と
気付いたかもしれませんが、そうでないと
なかなか難しいのではないでしょうか。

なぜ難しいかというと、我々は基本的には
日本で生まれて育っているからです。

私のメルマガを読んでいる方は
現在海外に居住されている方を含めて、
ほとんどの方が「自分は日本人」という
アイデンティティーを持ち合わせているでしょう。

そのため、今回のようなテーマを見たときに
まず最初にそのアイデンティティーに近しい
「日本国内での話」を考えてしまうわけです。

「自分は日本人」という強烈な「フィルター」、
つまり「先入観」によって、可能性のある
その他の選択肢が自動的に排除されてしまう。

これは、私が常々BUYMAで実績を出すときにも
問題になるポイントだとお伝えしてきたことです。

「人気の商品をなかなか効率よく探せません」

「価格の安いライバルの買い付け先が見つけられません」

「大きな利益の取れる商品なんてありますか?」

パーソナルショッパーなら誰しも
こういう悩みを抱えたことがあると思いますが、
これらのその原因は、なにかしらの
「先入観」が邪魔をしていることが
ほとんどだったりします。

もちろん、先ほどの
「日本人というフィルター」からも分かるように
「先入観」から完全に自由になることは不可能ですし、
そもそも「先入観」そのものは、ただ生きていくだけなら
そこまで大きな問題にはなりません。

知らぬ間に損をしていたり、
美味しい思いをし損ねる可能性はありますが、
そのせいで生きていくのがものすごく大変になる
というほどではありません。

しかし、ビジネスをするのであれば別です。

ビジネスで大きな成果を出したければ、
必ず「多くの人がやっていないこと」を
取り入れていく必要があります。

それがBUYMAのような、比較的
競合との距離が近いビジネスならなおさらです。

利益を出している人たちは、
多くの人にとって「先入観」で見えづらい場所で、
「人と違う思考(行動)」を取っているがために、
「人と違う成果」を出すことができています。

それは、例えばBUYMAで言えば、
あまり知られていないショップを見つけることや
VIP待遇を受けることかもしれません。

ただこういう優位性は、天才的な閃きや
突拍子もない思いつきから生まれるものではなく、
「先入観」や「フィルター」を排除して、
徹底的に筋道立てて考えられた思考の末に得られるものです。

では、こういう「フィルター」「先入観」を排除して
より大きな成果を出すにはどうすればいいのか。

私がそのための唯一の方法だと確信しているのは

「可能性のある選択肢(仮説)をすべて洗い出し、
それらについて論理的な思考を元に検証する」

ということを、「常に行い続けること」です。

例えば、BUYMAで、価格の安い
ライバルの買い付け先が見つからない
という問題にぶつかったとしましょう。

そのときにライバルの状況の可能生としては、
以下のようなことが考えられます。

・ライバルが卸やVIP待遇などの特殊な割引条件を持っている

・ライバルが在庫になった商品を叩き売りしている

・ライバルは見かけは安く見えるが海外発送なので関税が含まれない

・ライバルは見かけは安く見えるが実はサイズが揃っていない

・ライバルは在庫状況を更新しておらず実はもう買い付けできない

・ライバルは偽物を販売している

・ライバルが価格計算を間違えている

・自分が価格計算を間違えている

・自分が安い買い付け先を見つけられていない

まず闇雲に買い付け先を探し始める前に、
このように仮説をすべて洗い出して、
それぞれについて論理的にその可能生を考えます。

ひとつめに挙げた、

・ライバルが卸やVIP待遇などの特殊な割引条件を持っている

かどうかというのを検証するとしましょう。

これは、もし自分が同じ商品を
今買い付けできるなら、一体いくらで
買い付けできるのかということを調べればいいわけです。

セール期間以外であれば、基本的には、
アメリカブランドはアメリカで買うのが安く、
ヨーロッパブランドはヨーロッパで買うのが安いです。

また、アメリカ国内やユーロ圏内の
商品の定価というのは、どのショップでも
基本的には同じです。

つまり、例えばサンローランのバッグが
日本に直送でいくらで手に入るかというのは、
フランスやイタリアのサンローラン公式ページに行き、
その金額を元に算出することがおおよそ可能だということです。

(セール期間中はまた話が変わってきますが。)

その結果、ライバルの販売価格が5万円で、
自分の仮想買い付け価格が6万円だとしたら、
ライバルは特殊な割引をしている可能性が高い
と考えられます。

あるいは、

・ライバルが在庫になった商品を叩き売りしている

かどうかというのは、商品ページを確認して
「手元に在庫あり」のタグが付いているかどうか、
あるいは配送期間などをチェックすれば、
検証することが出来るでしょう。

その他の選択肢についても同様に、
論理的に検証していけば、自然と
そのライバルの状況というのは絞られていきます。

こうやってあらかじめ「先入観」を排除して
すべての選択肢を洗い出してから考えれば、
それに惑わされず判断することができます。

しかし、そういう思考の習慣がないと、

「ライバルは特殊な割引をしているのでは…?」

という「先入観」が邪魔をしてしまい、
それ以外の可能性を無意識のうちに軽視、
あるいは排除してしまい、真実からは
遠ざかってしまうというわけです。

ただ、ここまで読んでいただいてお分かりのように、
このような思考をするのはとても面倒くさいです。

慣れてしまえばなんてことないのですが、
慣れていないと、これを「常に」やり続ける
というのは、とてもとても頭が疲れます。

疲れますが、だからこそ、
多くの人がやろうとしません。

そのため、こういう思考をしている人、
出来る人というのは、人とは違う成果を出すに至ります。

ちなみに、最初の格差の話で言えば、
文章を読んだ時点で少し立ち止まって、
「何についての話なのか」ということを、
「先入観」を排除して考えればいいわけです。

「格差」を考えるフィールドというのは、
「日本国内」と「日本と世界(世界全体)」と
「日本以外の国内」しかないわけですから、
この選択肢を並べられた時点で、おそらくは、
「日本国内」以外のどちらかの話だろうと分かります。

「先入観」「フィルター」を排除して、
多くの人と違った選択肢を見るためには、
こうやって丁寧に考えることを繰り返すしかありません。

これを同じような問題に対して繰り返していくと、
だんだんと筋の良い選択肢の「アタリ」
が付けられるようになってきます。

そうするとその問題に対しては
もっとスムーズに解決できるようになります。

まずは、こういう思考を常にすることが
大きな成果を出すには重要だということを
今回は頭に入れていただければと思います。

ただ、今回の内容を読んだ上で

・可能性のある選択肢を全部洗い出すのが難しい…

・そもそもどういう切り口で考え始めればいいか分からない…

というような悩みが生まれると思いますので、
次回はそのあたりについて触れてみます。

ではではー。

「これは同じ商品なのか?」と迷ったら。(第392回)

※2015/4/15の記事です。

こんにちは、エスノです。

今週から、新たに個別コンサルを
受講してくださっている方との
スカイプなどが始まっております。

その際に出てきた質問のひとつに

「複数のオンラインショップで見つけた商品が
 それぞれ同じ商品なのか分からない」

というものがありました。

例えば、ある商品を探していて、
おそらくその目的の品と思わしき商品を、
いくつかのショップで見つけることがあると思います。

しかし、当然写真などがそれぞれ違うため、
本当に全て全く同じ商品なのか?というのが
なかなか分かりづらいというわけです。

けっこうこれで悩んでいる方も多いので、
今回はこれの見極め方をお伝えします。

結論から言えば、チェックすべきは
以下の6つの項目です。

・見た目のデザイン

・同じ通貨圏での現地価格

・サイズ

・素材

・品番

・カラー

まず当たり前ですが「見た目のデザイン」です。

ただ、これもじっくり見るだけではなく、
ブランドやカテゴリによって、どこを
特に注意してみるべきかという傾向があります。

例えば財布の場合、外見は一緒でも
中身のカードスロットの配置などが
まったく違ったりすることもありますので
そこは財布カテゴリでは特に意識すべきポイントですね。

また、同じ通貨圏、つまり米国内、
あるいはユーロ圏内のヨーロッパ諸国内では
だいたい現地定価は同じくらいに設定されるので、
それもひとつ判断する材料になり得ます。

あとは、サイズと素材も、
特に気をつけて確認すべきところです。

ただサイズに関しては、
ショップによって多少の誤差が出てきますので、
●cmなどの採寸サイズで確認するのも大事ですが、
他にもブランドの公式ショップで、
そもそもの「サイズ展開」を確認しておいて、
それと照合する方がより分かりやすいことも多いと思います。

サイズ展開というのは、
「mini」「small」「large」みたいなやつですね。

ただこの表記の仕方も、
販売しているショップによって違ったりするので、
この場合なら「3種類の大きさがある」ということを元に
判断するのがいいということです。

一番分かりやすいのが「品番」です。

これは常に確認できるわけではないですが、
もし記載があるのなら問答無用で判断できるので
まず品番が書かれていないか確認するのは重要です。

最後に、最も厄介なのが「カラー」です。

判断を迷っているものがブラックなら分かりやすいですが、
例えば青系やピンク系のカラーなどは
ブランドによっては微妙に色合いの違う
カラーバリエーションを複数展開していることもあるので
より注意が必要です。

これは写真だけでは判断できず、
最終的には、品番に含まれる
「カラー番号」を確認しないと
本当に同じ商品か判断できないことも
ままあります。

そういう場合は、
ショップにカラー番号を確認してしまうのが
結局一番確実で早かったりしますね。

同じ商品なのかという判断に迷ったら
これらの項目から総合的に考えてみてください。

ではではー。