バイヤーを始めるときに気を付けるべきこと。(第16回)

※2013/6/20の記事です。

こんばんは、エスノです。

今日は朝からサッカー観てましたが、
なんとも残念な結末でした。

最後のメキシコ戦くらいは
勝って帰ってきて欲しいものですね。

さて、仕入れに関する話はいったん置いておいて、
今日はバイヤーを始めるときに、特に気をつけることです。

バイヤー登録の仕方とかの細かいところはひとまず省きます。

基本的に、あとから修正ができないものは、
バイヤーのアカウント名くらいだったと思うので、
それほど気にしなくてもいいです。
(氏名とかの個人情報は変えられませんよ、当たり前ですが)

で、バイヤー登録が終わって出品しようとして、
人気商品をリサーチして買い付け先も探しあてたとします。

しかしながら、出品画面から必要な情報を入力して、
いざ出品ボタンを押しても、すぐにはBUYMA内に反映されません。

実は、出品後、その商品ページに対して、
BUYMA事務局の審査が入ります。

当然ですが、BUYMA事務局としては、
偽物を販売するような悪徳バイヤーはもちろん、
お客さんとスムーズな取引が出来ないような実力不足のバイヤーも
出来るだけBUYMAにいて欲しくないと考えています。

そういう視点で、バイヤーになりたての人の出品商品は、
ちゃんとチェックされるわけです。

この審査は、初めての出品だけでなく、
そのあとしばらくの間は出品するたびに行われますが、
審査には数日間、長いと一週間くらい掛かるようです。

審査に引っかかると、その時点で
バイヤーとして活動は出来ませんと言われてしまうので、
実はけっこうちゃんと対処しないといけないポイントなのです。

このとき気を付けなければいけないのは、

・出品するアイテムのブランド
・出品するアイテムの価格
・出品するアイテムの商品情報

このあたりに特に注意する必要があります。

なぜこれらに気を付けるかということは、
さっき書いた、「偽物を販売されないようにするため」と、
「実力不足のバイヤーを排除するため」というポイントが分かっていれば、
おのずと導けることです。

「出品アイテムのブランド」ですが、
具体的に気を付けなければいけないのは、
「偽物が多いブランドの出品は避ける」
ということです。

例えば、アバクロとかホリスターなどは、
偽物が非常に多く出回っているブランドです。

また、海外には日本人の予想以上に、
偽ブランド品を販売しているオンラインショップが多いため、
そういったブランドを選択してしまうと、自分が気付かないうちに
うっかり「偽ブランドショップから買い付けるつもりだった」
という状況になりかねないわけです。

したがって、特にこのようなブランドは避けるのが無難です。

また、「価格」に気を付けるのも、
偽ブランドを出品していると思われないようにするためです。

最初のうちは「評価」を稼ぐために、
低価格で出品することも多いと思いますが、
審査に当たっては、安すぎる販売価格というのは、
BUYMA事務局に「怪しい・・・」と思われる要因になりかねません。

審査が続く最初の期間に関しては、むしろ価格も
ちょっと高くて売れないかなというくらいのほうが無難でしょう。

最後の「商品情報」に気を付けるというのは単純で、
ちゃんとお客さんに説明したり出来るのか、
丁寧なやり取りが出来るかを判断するために、
商品についてきちんと書かれているかを見ているわけです。

また、BUYMAとしては、
同じような文章をコピペばかりした商品ページは、
お客さんの目からどう見えるかを考えたときに、
あまり好ましくありません。

BUYMAが一番求めているのは、あくまで
「ファッションブランドに詳しいバイヤー」のようなので、
ただひたすら、同じ文章ばかりを使いまわして出品しまくる、
コピーロボットみたいなバイヤーさんは嫌われます。

もちろん、
「ファッションブランドに詳しいバイヤー」である必要もないですし、
なろうとする必要もないわけですが、審査に当たってはお上の意図を汲んで、
そうなろうとしてますという態度を見せておくべきです。

ということで、こんな点に注意しながら、
最初の数品の出品審査はクリアしましょう。

ではではー。

エスノ