BUYMAの最大のメリットをちゃんと活かしてますか?(第527回)

※2016/9/3の記事です。

こんにちは、エスノです。

気付けば9月!もう秋です…。

いつも言ってる気がしますが、
本当に時間の経つのは早いですね。

ここから冬のセールに突入したら、
あっという間に紅白歌合戦からの
行く年来る年です。

ただそうは言っても4ヶ月、
つまり一年の3分の1がまだ残っています。

「4ヶ月」と言われると、まだけっこうあるな!
と思えるのではないでしょうか。

それこそ先日メルマガに書いた、
個別コンサル生のKさんは、8月の月利が
最終的に30万円どころか40万円を超えて、
約42万円だったとのことです。

3ヶ月前のコンサル開始前と比較すると、
月利は5倍以上増えていることになります。

何かしらの努力が実を結ぶのに、
数ヶ月間という時間は、けして「十分」
ではありませんが、絶対的に「足りない」
わけでもありません。

これからの4ヶ月間、変化と実りの多い時間を
過ごせるように、お互い頑張っていきましょう。

さて、BUYMAについて、
多くの方が勘違いしていることがあります。

突然ですが、

「BUYMAの一番大きなメリットは?」

と聞かれたら、なんて答えるでしょうか?

おそらく多くの方が、

「無在庫で販売できること」

を挙げるのではないかと思います。

ヤフオク、amazon、あるいは、
最近流行りのメルカリなどなど、
ほとんどのプラットフォームでは
基本的に在庫を持って販売する
というのが前提です。

BUYMAのように無在庫販売が
前提になっているのはけっこう珍しいです。

無在庫であれば、
売ってから買い付けるので、
基本的には赤字取引にならず、
資金繰りにもかなり余裕が生まれます。

これは確かに、BUYMAの持つ
大きな特徴であり、メリットでしょう。

しかし、これだと半分正解というところです。

確かに無在庫販売であることはメリットです。

ただ、その本当のメリットは、
「不良在庫の心配がいらない」とか、
「資金がいらない」とかではないのです。

無在庫販売における本当のメリットは、

「費用をかけずにテストをして改善することができる」

というところにあります。

BUYMAでは、それがどんなに微妙な人気の商品でも、
無料で出品してお客さんの反応を確認することができます。

そしてその結果をフィードバックして、
自分の活動の改善につなげることができるわけです。

これが無在庫販売の真のメリットです。

在庫販売だと、そもそも出品するのに、
商品を買わなければいけないわけですから、
その時点ですでに費用が発生します。

※現実的に在庫販売が前提のプラットフォームでも、
無在庫で実験することは可能ですが、それは
今回のテーマの趣旨からは外れるのでスルーします。

しかしだからこそ「なぜ売れないか」
ということには、神経を注がざるを得ません。

お客さんの反応がない理由が
分からないまま、在庫を買い続けていては、
あっという間に破産してしまうからです。

逆に言えば、BUYMAでは、
無在庫販売という形式だからこそ、

「なぜ売れないのか?」

ということを気にしなくても、
金銭的には痛くも痒くもありません。

手間は掛かりますが、それだけです。

それゆえにいつでも止めることが出来ますから、
ライザップ風に言えば、“コミット”具合が弱いわけです。

その結果、在庫販売を行うより、
「改善」に対する意識が薄くなってしまいがちです。

BUYMAは無在庫販売なので、
テストをして「改善」していくことに、
お金をかけなくていいわけです。

お金をかけずに出品して、
お金をかけずに、何が良かったのか、
あるいは悪かったのかという試行錯誤を、
何度も繰り返すことが出来ます。

これを明確にメリットだと
意識していないとどうなるかというと、

・出品したら出しっぱなしで振り返りをしない

という取り組み方をしているパーソナルショッパーが
もれなく大量に生み出されていきます。

これではその人たちの売れ行きが
良くなっていくわけがありません。

出品した商品すべてに対して、
売れない理由、売れた理由をチェックするのは
現実的にはもちろん不可能です。

しかし、その中で優先順位を付けて
少しでもいいので振り返っていって、
改善の種を見つけていきましょう。

ちなみに、振り返りをするときには、
必ず「ライバルと比較すること」を
忘れないようにしないといけません。

なんとなく、

・出品した商品のカテゴリが悪い

・出品した商品のブランドの競合の数が多い

・出品した商品の季節がズレてきている

みたいな感じで思って完結しているうちは、
せっかく振り返っても一向に状況は良くなりません。

たとえば、売れなかった理由として、

「出品した商品の季節がズレている」

と考えたとしても、もしその商品が、
ライバルからは売れていたとしたら、
その考えは一瞬で否定「してもらえます。」

「証拠」や「根拠」をちゃんと
現実の世界で見つけられないなら、
自分の考えたその原因は、
「妄想」でしかありません。

自分の考えが本当に正しいのかを、
必ず他のライバルと比較したりしながら、
チェックするようにしてくださいね。

ではではー。

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
下のメッセージフォームから随時受け付けております。

何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

  メッセージはこちらから

BUYMA事務局からの“お達し”がありましたよ。(第511回)

※2016/6/26の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日からBUYMAアカデミアの
新規会員募集を行っています。

■BUYMAアカデミア詳細

http://

※こちらはメルマガでのみ募集しました。

BUYMAアカデミアは、
ワークショップをメインとした、
実践型のコンサルサービスです。

東京、名古屋、大阪、博多の
各会場に実際に集まっていただき、
その場で私が随時質問に回答していきます。

たとえば、実際に人気商品の
買い付け先を探しているときに

・このライバルはなぜこんな安いのか

・このライバルの買い付け先はどこなのか

・その買い付け先はどうやって探せばいいのか

というようなことを、具体的に
目の前で解決することが出来るので、
現在のご自身に不足しているものが
はっきり分かるようになります。

締切は29日(水)24時までですが、
応募状況次第で繰り上がりますので、
興味がある方はお早めにどうぞ!

■BUYMAアカデミア詳細

http://

※こちらはメルマガでのみ募集しました。

なお今回は、前回の募集とは異なり、
1年間参加が必須ということはありません。

募集ページに書いた内容も
前回とは変わっていますので、
詳しくは詳細をご確認くださいね。

さて、先日BUYMA事務局から、
以下のような規約変更に関する
お知らせが届きました。

http://info.buyma.com/2016/06/post-142.html

※メルマガの最後に詳細を記載してあります。

ちょっと長いですが、特に重要な変更は、
第8条の31項で、簡単にいえば、
大きな差額の支払いが必要な場合は、
追加で決済をしていただくのではなく、
一度キャンセルして正しい金額で
もう一度決済してもらうように、とのことです。

たとえば、

当初予定していたショップで
完売になっていて、別のショップで
在庫を見つけることができたけど、
価格が上がってしまう場合など、

追加で料金をいただかなければいけない
というときがあります。

こういうときに、差額分を設定した
新しい商品ページから、追加で決済を
してもらうのは今後規約違反になるということです。

今まで差額分を
追加で決済してもらっていた
という方もいると思いますが、
事務局から明確にNGが出た以上、
今後はやらないほうがいいですね。

※編注:この規約改定後も、事務局から、
たとえばお客さんから了承をちゃんと得ていたり、
速達便へ配送方法を変更するなどの場合に関しては、
追加決済で支払ってもらっても問題ない、という
返信をもらったことがあるという話も聞いています。

状況判断に困った場合は、都度事務局に相談してみましょう。

ではではー。

以下引用
===============================

────────────────
【重要なお知らせ】規約変更について
────────────────

この度、トラブル防止の観点から
一部規約を変更させていただいております。

新たに追加させていただきました
以下の点についてご確認のほどよろしくお願いいたします。

[第8条(禁止行為)]
(12) 本サービスにおけるBUYMAクーポンの不正利用を前提とした分割出品、並びに当該分割出品に対するBUYMAクーポンの利用

BUYMAでは出品者様の販売支援を目的に、クーポンを発行させていただくことがございます。
クーポン条件に合致させるために、ひとつの商品を複数商品に分割して出品する行為は
出品者様にも大きなリスク(不正に利用されたクーポン金額のご請求)となってしまいますので、
例え購入者様からそのようなご要望があった場合にも、お受けされることのないようお願い申し上げます。

(31) 購入者の求めなく、注文完了後に追加料金を請求する行為

ご注文完了後に、買付先の変更などを理由に、高額な追加料金を請求されるケースのご報告があがっております。
もしもやむなく、注文時のお値段で商品のご提供が難しくなってしまった場合は、
その旨ご説明のうえお取引をキャンセルいただき、再度ご提供可能なお値段で出品のほど、お願いいたします。

※[ギフト梱包]や[エクスプレス便への変更]など、購入者様からのご依頼があった場合については、
 この限りではございません。

[第17条(返品・キャンセル等)]
第4項
「第14条に基づいて契約が成立した場合であっても、購入会員及び出品会員が合意した場合には、当該契約をキャンセルすることができます。なお、出品者は当該キャンセルに伴って購入者へキャンセル料を請求する場合、当該キャンセル依頼を出品者が確認した時点において、出品者が対象取引の遂行にあたり実際に費用負担を行った範囲内とすること。」

注文後のキャンセルを購入者様が望まれた場合に、不当に高額なキャンセル料の請求を行うことで
大きなトラブルに発展してしまうケースを確認しており、
注文後のキャンセルをお受けいただく際のキャンセル料について規定を設けさせていただきました。
BUYMAは原則、注文後のキャンセルは不可のルールでの運営を行っておりますが、
もし購入者様が一部代金を負担することで、ご厚意でキャンセルをお受けいただける際は、
こちらの規約をご参考にお話合いいただければと存じます。

▼改定後の規約はこちら
http://ml.buyma.com/c/aehzadh5tib5hrad

===============================
引用終了

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
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何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

  メッセージはこちらから

そこは泥臭く頑張らなくてもいいのに…。(第504回)

※2016/5/21の記事です。

こんにちは、エスノです。

前回のメルマガで紹介した
BUYMA事務局作成のセリーヌの
商品リストがけっこう好評でした。

http://buyersinfo.buyma.com/eg-content/themes/buyersinfo/images/upload_img/2016/02/celine_list.jpg

国内定価は、
公式にも税抜で書いてあるのですが
こちらは税込が一覧で載っているので、
取り扱っていない方も後学のために
保存しておくといいと思いますよ。

さて、今週末はBUYMAアカデミアの
ワークショップを名古屋と大阪で開催します。

ちなみに先週は東京で開催したのですが、
ワークショップのあとの懇親会に参加出来るのが、
青木さんだけだったので、二人でお寿司を食べてきました。

青木さんは相変わらず、
自身のBUYMAの売上が絶好調で、
先月も月利100万を超えて、
さらに今月はGW明けの段階で、
過去最高益を叩き出すペースで
推移しているとのことでした。

そんな彼は最近、知人から紹介された方を対象に、
BUYMAの個別コンサルを行っているとのことです。

すでに数ヶ月受講している方もいるそうですが、

「結局地道な泥臭い作業が一番大事」

という結論に落ち着いたそうです。

ただ、けっこう多くの方が、

「泥臭く頑張るべきところ」と、
「そうすべきではないところ」を

上手く区別できていない気もします。

たとえば、先日から始まった
円高還元セールの特集に、
自分の商品が載るようにするためには、

・二重価格表記

・テーマを「円高還元セール特集!」に設定

この2つの条件を満たさないといけません。

(海外買い付け商品というのもありますが、
これは出品時の設定から変更できないので割愛)

で、出品時にテーマを設定していない
もしくは別のテーマで設定していた場合には、
「円高還元セール特集!」に変更したいわけです。

テーマ設定は、BUYMAの編集ページで
一括で変更できるんですが、それを知らないと、
1件ずつ編集してしまってえらい時間を食ってしまいます。

こういうときに
「そういう機能があるのでは?」
という可能性を考えられる人と、
「ええい、とりあえずやってしまえ!」
といきなり手を動かしてしまう人とでは、
いろんな場面で差がついてしまいます。

これは泥臭く頑張らなくてもいいことを
頑張ってしまった例。

一方で、先日のメルマガで書いた

「最安値より20~30%高くても得る方法」

に関しては、その逆の行動をしてしまう人を
コンサル生を含めて何名か見てきました。

これはそもそもどんな話だったかというと、

・購入の決め手が「価格が安いことではない」

・最安値の商品ページまで辿りつけない

という2つの特徴を持つお客さんを狙って、
以下のような作戦を立てて販売したという内容でした。

1.最安値付近で出品してすぐに人気順を上げる。

2.人気順が上がって来たら少しずつ価格を上げて、
アクセスやほしいもの登録の反応の変化をチェックする。

3.お客さんの反応が極端に悪くならないラインより
少し下の価格でさらに人気順を上げる。

4.同じ商品を人気順で見ていったときに、
上位5番目に入るようになった時点で、
さらに価格を上げてアクセスなどの反応を確認する。

5.その結果反応が落ちなければ価格は維持、
もしくはさらに上げていく。

※前提として、BUYMAで短期間に
複数売れている人気商品であることが重要です。

この作戦に従って販売を進めていくときに、
もっとも重要なのは

・人気順を上げていくこと

です。

人気順が上がっていくことで、
多くのお客さんの目に止まりやすくなって、
その中には、先述の

・購入の決め手が「価格が安いことではない」

・最安値の商品ページまで辿りつけない

こういうお客さんが増えてくるために、
(人気順で下位の探しにくい)最安値より
かなり高い価格でも売れることが起こるわけです。

しかし、その本質を取り違えて、

・ひとつ売れたら価格を上げる

と、だいぶ省略して
覚えている人が結構多かったのです。

ひとつ売れれば確かに人気順はけっこう上がります。

しかし、「どこまで上がったか」を確認してから
価格を調整しないと、まったく意味がありません。

仮に受注しても、120件表示で、
まだ1ページ目に来れないという状況で
値段を上げてしまうと、そこから
アクセスもほしいもの登録も伸びず、
そのまま埋もれていってしまいます。

さらに言えば、価格を上げたあとも、
ちゃんとアクセスとほしいもの登録が、
値上げ以前と変わらないか、あるいは、
それ以上にちゃんと付き続けているか
というのも確認しないといけません。

これが、本質的に重要な部分を勘違いして、
地道に頑張るべきことをやらなかった例です。

まずは、目の前のやろうとしている作業を、

・なぜやるのか

・どういう方法でやるのか

という視点を常に持ちながらやってみると
よりベターな選択肢を自然と選べるようになると思います。

ではではー。

P.S.

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