セール時期のある悩みの解決策(第205回)

※2014/5/29の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日から、私の新しい
BUYMA通信講座を開講しました。

早速多くの方が参加してくださっています。

この講座は、

・BUYMAをこれから始める、あるいは始めたばかり

のバイヤー初心者さんが主な対象ですが、
BUYMAの重要なポイントを1から学び直せるので、

・月利15万円くらいは稼いだことがあるものの、
そこからいまいち突き抜けきれない

という、伸び悩み中級バイヤーの方が
安定してもっと大きな成果を出すためにも有効です。

そして冷静に読み直してみて気付いたのですが、
どんなことが学べるのかをまったく書いていませんでした。

私らしいといえば私らしいのですが、
読んでくださる読者さんからしたら困ったものですね…。

改めて具体的に書いておきます。

■「売れる」商品の見極め方

ブログ、メルマガでは一度も触れたことがない、
ちょっと気付きにくい重要な人気の指標も活用しながら、
ただ「人気順で上位」なだけではなく、実際に
「売れる」可能性が高い商品を見極める力がつきます。

■行き詰まらない人気商品のリサーチ方法

多くのバイヤーさんがBUYMA内でリサーチをすると、
意外とすぐに行き詰まってしまいます。

その理由を解き明かしながら、行き詰まりには無縁の
人気商品を芋づる式に探し出す方法をお伝えします。

■最適な仕入れ方法を導き出し費用を圧縮する方法

仕入先にはそれぞれ特徴があって、それを把握し、
最適な配送ルートをちゃんと見極めることで、
ライバルより安く買い付けができるため、
結果的に価格で優位に立つことが可能です。

などなど。

ここでは3つだけ書きましたが、
講座募集ページにはもう少し詳しく書きましたので、
一度チェックしてみてくださいね。

■BUYMA通信講座の詳細
http://

※こちらはメルマガでのみ募集しました。
次回もメルマガでのみ募集しますが時期は未定です。

さて、今日は、
セール時期特有の悩みについてです。

特にサイズのある商品、
つまり靴や洋服の話なのですが、例えば
あるサイズはセール価格の買い付け先を見つけ、
それ以外のサイズは通常価格の買い付け先しか
見つけられていないとします。

やはりセール価格の商品は、
売れやすい一方で在庫もなくなりやすく、
せっかく出品しても、受注する頃には
在庫切れになっていたりします。

それを出品する前から想像してしまい、
いまいち出品に乗り気になれなかったりするわけです。

しかし、冷静に考えれば、
セール価格の在庫がなくなってしまっても、
単純に値上げをすればいいだけの話なので、
そこで躊躇する意味は実はありません。

ひとつ懸念することがあるとすれば、
商品ページには基本的には
価格をひとつしか設定できません。

つまり、サイズによって価格が違うと、
商品ページを分ける必要があるため、
もしお客さんから、安い価格では
すでに在庫のないサイズの在庫確認をされると、
いちいちもう一つの商品ページを案内するという
余計な手間が増えてしまうわけです。

それを解決するのに便利なのが、
価格を2つ設定する機能です。

商品ページでは配送プランごとに、
商品の価格を2つ設定することが可能です。

通常は、例えば
遅くて安い配送プランを使う場合の価格を、
配送Aに入力して、早くて高い配送プランの価格を、
配送Bに入力するわけです。

この機能を、サイズで価格を分けて利用します。

例えば靴で、37、38.5、39というサイズが
セール価格で買い付けられるとしたら、
その価格を配送Aに入力し、それ以外のサイズの価格を、
配送Bに入力すればいいわけです。

もちろん、その配送プランによる、
手配できるサイズについては、
商品ページに分かりやすく明記する必要があります。

配送Aに入力した価格が、
商品一覧で表示される価格になるので、
パッと見て安く見えてアクセスアップの効果も期待できます。

以前も一度書いたことなのですが、
そろそろシーズンなので改めて書いてみました。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

ご質問やご意見・ご感想は、
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何か気になることがあれば、遠慮なくご連絡くださいね^^

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人気順が上がり手間が減るちょっとした小ワザ。(第175回)

※2014/4/20の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日はコンサル受講生と、
私の地元で直接お会いして、いろいろ話してきました。

この方はすでにバイヤー歴も長く、
売上もそれなりには出ているのですが、
あとひと押し突き抜けられないということで、
コンサルを希望されました。

そういうわけでこの方には
かなり上級者向けの話をずっとしているのですが、
2週間くらい経過して、これまでとは全く違う視点が
かなり身に付いてきているのを感じます。

元々基本的なことは全く問題ないので、
効率よく大きな利益を出すために必要なことを、
ものすごく具体的に解説していっています。

それこそ、出品した商品、リサーチした商品ごとに、
なぜそれを選んだのかということを確認し、
それに対して全部フィードバックをしている状態です。

実績が目に見えて変わってくるのは、
来月くらいからだと思いますが、夏のセールのときには
間違いなく、ひとつ大きな壁を超えられるでしょう。

その話の中で、
他のバイヤーさんをチェックしていて、
ひとつ真似してもいいなと思ったことがあったので、
今日はそれをご紹介したいと思います。

それは、商品ページの「販売価格/配送方法」を
出品するときに、あらかじめ2つ入力しておく
という方法です。

ご存知のように、出品時に入力する項目に
「販売価格/配送方法」というものがありますが、
これはAとBの2種類入力することが可能です。

海外のバイヤーさんが日本に送るとき、
「普通便」と「速達便」の価格がかなり違うため、
それに対応するために設置されている項目です。

アメリカのUSPSで考えれば、
同じ重さでも、first class mailという
追跡なしの普通郵便のような配送プランと、
EMS、PMIのような追跡有りの配送プラントとでは、
数十ドルの差があるので、バイヤーとしては
2つを分けて設定しておきたいということですね。

例えば、Aのほうに、
追跡なしの安い配送プランの金額を入力し、
Bのほうに追跡ありの高い配送プランを入力することで、
お客さんは、1つ商品のページで、
自分の好きな配送プランを選ぶことができます。

さらに、この入力方法には、
「商品の人気順を上げる」という点についても、
大きなメリットがあります。

商品一覧で表示される価格は、
Aプランで入力した価格のため、
一見他のバイヤーに比べてかなり安く見えるのです

追跡ありを希望しているお客さんでも、
一覧で見たときに他より表示価格が安いので、
とりあえずクリックはされて、その結果、
アクセス数がどんどん増えていくわけです。

この仕組みを上手く利用している
日本在住のバイヤーさんがいました。

商品によっては、サイズによって、
買い付け先が異なってきたりして、
販売価格が違ってくるということがよくあります。

特に、サイズの大きいものは、
売れ残ってセールになったために安いが、
ニーズの多いサイズはセールにならずちょっと高いまま、
という商品は、これからのセールの時期に向けて、
どんどん出てくるでしょう。

こうなったときに、普通に出品していると、
価格の高いサイズと安いサイズとで、
出品ページを分ける必要があります。

その結果、大きいサイズ用の安い商品ページで、
「小さいサイズは在庫ないですか?」と質問され、
小さいサイズ用の価格の高い商品ページのURLを
毎回案内するというようなことをしなければなりません。

しかし、この配送プランA、Bという仕組みを
このサイズ違いを出品する際に利用すると、
いろいろメリットがあります。

まず、先ほどのような案内の手間が省けます。

そして、一覧での表示価格は、
サイズの大きい商品の安い価格になるため、
お客さんの目にも留めてもらいやすく、
結果、人気順も上がりやすくなるでしょう。

お客さんには、商品ページに、

サイズ36~38は配送プランA、
サイズ39~41は配送プランBを選択して、
ご注文してくださいませ。

という感じで目立つように書いておけばいいわけです。

問題は、お客さんが商品ページをよく読まず、
間違って注文してしまうことですが、
それはあとから訂正して注文し直してもらえばOKです。

あとは、現時点では、
こういう方法で出品することは、
BUYMAでは禁止されているわけではなさそうですが、
それはどこかのタイミングで注意されるかもしれませんので、
その点には十分注意しておく必要があります。

なお、商品ページの編集で、
あとから配送プランBを入力することは出来ません。

そのため、出品時点では、
サイズごとに価格の差がないことが多いと思いますが、
最初に登録するときに、AとBの両方に入力しておくのを
忘れないようにしましょう。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

P.S.

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商品番号は本当に商品ページに入れてはいけないのか。(第170回)

※2014/4/14の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日一昨日と
メルマガをサボってしまいました…。

大阪にバタバタしながら行ったせいか、
なんだかどっと疲れが出てしまい、
もういっそリフレッシュだと決め込んで
ほとんど何にもせずダラダラしておりました^^;

その間、いっそこれから週に2回くらいは
新しいネタを書かずに、過去のネタを再送しようか
とか、考えていました。

なんだかんだ毎日書くのはけっこう大変なので、
毎週2日はメルマガをサボる代わりに、
その時間で新しいことに取り組んで
そこから得られたことをメルマガにまた反映させるのも
それはそれでアリかななどと考えたわけです。

実際コンサル生に話を聞くと、
メルマガがけっこうボリュームも情報量も多くて、
ちゃんと消化しきれていないという話も聞いていたので
その意味でも過去のネタを送るのも無駄ではないかなと。

ただ、最終的にはやっぱり毎回新しいネタを
引き続きできるだけ毎日書いていくことにしました。

自分が読者の立場で考えたときに、
やっぱり毎回新しいネタを読みたいなと思った次第です。

というわけで、
たまに疲れてサボるかもしれませんが、
引き続きよろしくお願いいたします^^;

さて、今日になってようやくやる気が出てきたので、
以前から気になっていた自分の出品商品を
ちょっといくつかチェックしてみました。

中でも、けっこう人気商品かつ競合も少ないのに、
出品してからなかなかアクセスが集まらず
なんでかなと思っていた商品があったのですが、
よく見てみたら凄くつまらないミスをしていました。

何が原因だったかというと、間違って
「サンダル」を「スニーカー」カテゴリで出品していたのです。

出品作業を短縮するために、
「過去に出品した商品情報を取り込む」から
同じブランドの商品を選択したんですが、
そのときカテゴリを変更するのを忘れてたわけですね…。

細かいところですが、こういう微妙なミスで
売れるかどうかけっこう変わってきたりします。

「過去に出品した商品情報を取り込む」で
新しく出品するときは気を付けましょう。

長い前置きはこのくらいにして、今日は
先日の大阪での対面コンサルをしていて気付いたこと。

かなり昔に取り上げたことのある話題ですが、

「商品ページに、商品番号は入れるべきか」

という話です。

■参考:商品タイトルの付け方(【第29回】2013年7月3日)

http://steermylife.com/277.html

このときは結論として、

「商品ページに商品番号は入れる必要はない」

という話でした。

なぜなら、BUYMA外からのアクセスアップには貢献するが

・BUYMA内のお客さんが、商品番号を元にBUYMA外に逃げかねない

・他のバイヤーさんに買い付け先の情報を教えてしまいかねない

この2つの理由によって、
商品番号を商品ページに入れるのは
あまり好ましいことではないと結論づけました。

また、この理由を考えたときに、
商品の「商品名」も同じように扱うべきでしょう。

BUYMAの情報発信をしている方の多くも、
このように主張しているのをよく見かけます。

これはけして間違ってはいません。

しかしながら、ありとあらゆる場合において、
商品名や商品番号を入れないのが正解かというと、
それもまた誤った認識です。

例えば、BUYMA内で人気の商品を見つけ、
それを出品しようと決めたとします。

買い付け先も見つけて、
価格でも勝てそうだと分かり、
その商品をいざ出品しようとしたときに、
ライバルの方には商品名が入っているにもかかわらず、
自分の方には商品名が入っていなかったとしたら、
どのような結果になるでしょうか。

BUYMAの中で人気の商品を出品するとき、
最も期待すべき種類のアクセスは、
その真似をした商品を「より安く買いたい」
というお客さんからのアクセスです。

そのために最も効果的なのは、やはり
真似をしたライバルの商品名や商品番号を
自分のところにも入れるということです。

Aという商品を真似したのなら、
自分が出品したA’という商品のページを
Aの商品ページの情報を元に、
お客さんが検索して探せるようにしないと、
アクセス集めの効率はかなり落ちてしまいます。

もちろん、出品直後に上手くアクセスが集まり、
人気順ですぐに上位に表示されたならいいですが、
それに期待するばかりでは、安定して成果を
出すのが難しいことは言うまでもないでしょう。

「商品名や商品番号を入れない方がいい」のは、
「お客さんが外に逃げないようにするため」と
「ライバルに買い付け先がバレないようにするため」です。

ただ、真似をするバイヤーが
すでにその禁を犯してしまっている場合は、
自分も追随しないとお客さんに見つけてもらえません。

今回の話のように、
本質をちゃんと理解して覚えておかないと
まったく意味がなくなってしまう小ワザ
というのは意外と多いです。

結論だけではなく、なぜそうなのか
というところまでちゃんと抑えておくようにしましょう。

ではではー。

★☆★ エスノ ★☆★

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