6月の成果報告とその要因(第514回)

※2016/7/4の記事です。

こんにちは、エスノです。

昨日はBUYMAアカデミアの
ワークショップを博多で実施してきました。

ということで、これは帰りの
飛行機の中で書いております。

なお、先日行った新規募集で
参加してくださった方の中で、
まだグループチャットに
参加申請されていない方が
2名いらっしゃいます。

お早めにご登録してくださいね。

さて、月初ということで、
コンサル生から成果報告を
たくさんいただいていますので、
その中からいくつか紹介しつつ、
参考になる話ができればと思います。

まずは、2月から3ヶ月間、
個別コンサルを受けてくださった
名古屋在住の主婦Yさんからは
販売数17件で、月利約25万円
という報告をいただきました。

Yさんは初受注はコンサル開始直前という
ほぼ完全な初心者からのスタートでしたが、
小さいお子さんの面倒を見ながら
ここまで右肩上がりの成長を遂げました。

その中でも先月は、
1000件以上の販売実績があり、
評価もほぼオール5というような
強力なショッパーらと競合しながら、
1件あたりの利益が約3万円の商品が
5個売れたのが大きかったですね。

この商品は、かなり人気があったのに、
買い付け先がなかなか見つからず、
他のライバルも同じように満足な品揃えが
出来ていないという状況でした。

それでもとりあえず
基本に忠実にリサーチしたところ、

・価格が高すぎるショップがひとつ見つかる

・そこに品番があったので「ブランド名+品番」で検索

・在庫も豊富でセールになっている買い付け先を発見

という理想的な結果につながりました。

あとはもう入れ食い状態で、
月の後半から立て続けに5件売れたわけです。

やはりとりあえずひと通り検索してみる
というのはとても大事ですね。

今月もすでに1日1件以上のペースで売れていて、
順調な滑り出しを見せていますが、
Yさんが直近で気を付けたいのは、
この販売ペースはおそらくずっと続かない
ということです。

もちろんこれは、Yさんに限ったことではありません。

多くの方は、受注があるとやはりやる気が出て
作業にも張り合いが出ると思います。

しかし、「毎日受注がある」というのは、
月間で60件、あるいは、それ以上の
販売数がないと難しいことです。

確かに月間30個売れれば
1日1件売れる計算になりますが、
それはあくまで計算上の話で、
実際には受注の波は必ずあります。

先日紹介した、約60個の販売数で
月利約114万円だったTさんも、その6月は
受注がない日が2日間あったくらいです。

(仮受注は含めていません。)

「販売個数を少なくして作業量を削減する」
というのと、「受注頻度が下がる」というのは
残念ながら完全なトレードオフの関係です。

そのため、「受注があること」を
自分が作業をするモチベーションの
最も重要な燃料にしてしまうと、
作業の質が安定しません。

受注は「自分でコントロールできないこと」です。

だから、然るべき作業をちゃんとやっていて、
アクセスやほしいもの登録も特に減っていないのに、
“たまたま”お客さんが来ないことが何日か続く
というのは、ごく普通のことです。

それなのに、受注がない期間を
「なんで受注がないんだろう…」
「受注がないと不安で作業が手に付かない…」
とやってしまうと、あとあとの成果に
必ず響いてきます。

「受注や問い合わせがないときは、
新しい出品などに時間が使える!」
と前向きに考えるくらいの方がいいですね。

繰り返しますが、あくまで「然るべき作業」、
つまり出品したあとの自分の商品が、
なぜ売れないのか?という理由を特定して、
出来る限りの解決策を打っている
というのが前提ではあります。

もうひとり初めて月利20万円以上の
利益を出したのが元個別コンサル生の高野さんです。

コンサル開始から11ヶ月目の今年4月に
月利約14万円を稼ぎ、初めて10万円を突破し、
5月は約13万円、そして6月は販売数18件で
約21万円の利益を生み出しました。

18件の内6件は利益の安い商品だったので、
利益のほとんどはその他の12件で構成されています。

なかなか成果が出なくて、
歯がゆかったこの1年を考えると
なかなかの躍進ぶりに見て取れますが、
ある意味では当然の成果だったりもします。

というのも、5月の時点で
1件あたり2~3万円の利益が取れる
かなり人気のある商品の在庫を
何個も確保できていたからです。

6月に入って、色んなショップで
その商品がさらにセール価格になったことで、
今月も同じくらいの利益は見込めるでしょう。

高野さんは本業がかなり忙しいので、
月に20件も新規で出品できていないのですが、
1年近く続けてきたことで、人気商品の
ライバルが少ない買い付け先を
見つけ出すことが出来るようになり、
それが上記のような効率の良い成果になって
表れています。

「見つけ出す」というと、先ほどのYさんのような
誰も知らないような買い付け先というような
イメージが先に立ちますが、高野さんの場合は
そういうショップばかりではなく、farfetchなどの
多くの人が知っているショップも含まれています。

そういう多くの人が知っているショップの
商品だと、もう競争が激しくて利益が出ない
と思っている方もやはり多いのですが、
実際のところそんなことはまったくありません。

特にセールの時期ならなおさらです。

以前書いたことがありますが、たとえば
farfetchでは日本向けだとセールになっていない商品も
アメリカ向けだったらセールになっていたりします。

つまり、farfetchの画面右上の
配送先の国を日本からアメリカに買えるだけで
仕入れが何万円と違ってきてしまうということです。

(もちろんすべての商品がそうではありません。)

たったそれだけのことではありますが、
多くの方が、気付いていなかったり、あるいは
知っていてもやらなかったりするために、
farfetchからの買い付けでも1件で3万円の
利益を生むことは十分可能だったわけですね。

駆け足でお二人の実績を見ながら、
その背景にある「利益を生み出した要因」
について振り返ってみました。

ぜひご自身の活動の中に取り入れてみてください。

ではではー。

P.S.

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成果を出しているライバルから学べていますか?(第510回)

※2016/6/25の記事です。

こんにちは、エスノです。

歴史的な結果になりましたね。

事前には残留優勢と伝えられていた
イギリスのEU離脱を問う国民投票は、
まさかの離脱多数で決着しました。

これを受けて、為替相場は大混乱。

本日未明頃には1ポンド160円にも
届こうかという感じだったのに、
離脱優勢が伝えられると一気に円高に。

一時は1ポンド133円台と
前代未聞の大暴落を記録しました。

今はまた少し反発して140円台に戻していますが、
ドルもユーロも同じように大きく動いていて、
しばらくはどの通貨も不安定な状況が続きそうです。

当然為替介入もありえますし、
他のEU加盟国に、EU離脱の
機運が高まってもおかしくありません。

これで100%離脱が確定した
というわけではないのですが、
この結果がもたらす世界経済への影響は
相当な大きさになると思います。

身近な話をすれば、
基本的には円高に動いたので、
輸入を手掛ける我々としては、
いきなり大きな経済的な損失を被る
ということはないとは思います。

とりあえず在庫を持つときには
慎重に判断したほうがいいですね。

さて、昨日のメルマガで
facebookやinstagramなどのSNSで、
オンラインには掲載れていない商品を
チェックしていますよ、という話を書いたところ、
元コンサル生のTさんから、

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ちなみに本日のメルマガの内容はかなりタイムリーでした。

昨日もインスタグラムの写真から商品の取り扱いを知って、
問い合わせしたら在庫ありで5万円の利益でました(^^)

多くのバイヤーがショップのインスタとかチェックしはじめたらまた大変な事になりますね?。

今のうちにこの方法で利益を上げておきます。

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というメッセージをいただきました。

Tさんは昨年の2~4月に
個別コンサルを受講してくださった方で、
今年の1月に月利66万、2月には78万、
そして先月は月利で約94万円を達成したそうです。

さすがにこのくらい利益を出している人は、
やはりどこかで人と違う工夫をしてるものですね。

Tさんの特徴としては、
これまでメルマガで紹介してきた
月利100万円超えの青木さんや(別の)Tさんとは異なり、
ほとんど在庫販売を行っていないというのがあります。

このことから、
大きな利益を出すための販売スタイルは、
けしてひとつではないということが分かると思います。

さてさて、ここでちょっと改めて
じっくり考えていただきたいのですが、
このお三方に限らず、BUYMAで
利益を出している出品者というのは、
実際にBUYMAの中を眺めていれば
たくさん存在しています。

いわば、大きな利益を生み出すために
必要な知識、スキルを持った人たちが
そこらへんに溢れています。

もっと言ってしまえば、
「利益を出すためのヒント」が
BUYMAの中にはちゃんとある
ということです。

したがって、極端なことを言えば、
BUYMAの中だけを見ていれば、
利益を出すために必要な情報を
十分得ることが出来るわけです。

実際のところ、
私は誰かから何かを教わることなく、
自分で調べて考えて実践して、
それをひたすら繰り返してきましたから、
私自身がその証人です。

そして、上で挙げたお三方も、
BUYMAの中でライバルがどんな風に
利益を生み出しているのかということを
これまで地道に分析してきています。

しかし、多くの方は、この
BUYMAの中に存在するヒントを

・分析して導き出すこと

・導き出されたヒントを自分に応用すること

のいずれか、あるいは両方が
上手く出来ていません。

だから、みんな同じように
BUYMAの画面を見ているはずなのに
月利で100万円稼ぐ人がいる一方で、
月に1万円の利益を生み出すのにも
苦しんでいる人がいるわけです。

なお、誤解のないように言いますが、
本当にBUYMAの画面だけ見ているわけではなく、
そこから得られたヒントを元に、googleをはじめ、
さまざまなサイトを見てはいます。

ただ、利益のために必要な要素を見つけるには
BUYMAの中にいるライバルをちゃんと分析する
という入口があれば、実は十分だということです。

ちょっと話が逸れましたが、この

・対象を分析する力

・分析して得られた結果を自分に活かす力

というのが、大きな成果を出すためには
とても重要です。

ちなみに、ライバルを分析するに当たって、
よく役に立ったと言われるのが

「現地定価から理想の買い付け価格を算出する」

という方法です。

■参考:どのくらい頑張って買い付け先を探すべきなのか。

http://steermylife.com/1182.html

先ほどのTさんもコンサルのフィードバックで
役に立ったと書いてくださったのですが、
これによって、ライバルが
どんな買い付け方をしているのか
という仮説が立てられるため、
買い付け先の推測や、あるいは、
その商品を時間を掛けてリサーチすべきか
どうかという判断がしやすくなります。

また、分析出来るだけではダメで、
それを自分に生かせないければ
まったく意味がありません。

たとえば、
ASOSを売りまくっている人がいたとして、
その人の利益を出している要因の分析は
ぱっと見ると、とても簡単なわけです。

自分も同じようにASOSを出品しまくれば、
ある程度利益は出るでしょう。

しかし、もしその人が本業が忙しい場合、
その作業を自分で全部やろうとするのは
基本的には無理があります。

つまり、ライバルの分析は出来ても、
自分にどうやってそれを活かすのか、
というところが出来ていないわけです。

正確に言えばもっと細かい話になるんですが、
分析した結果を、自分の現状に合わせて
応用できるかどうかというのも重要だということです。

こういう観点から考えたときに、
私がなぜこれまで個別コンサルにこだわり、
逆にセミナーをやってこなかったのか
というのが分かっていただけると思います。

個別コンサルは文字通り、
受講者の状況を個別に確認できるため、
その人に必要なものを伝わりやすい方法で
伝えることが出来ます。

一方でセミナーというのは、
受講者をよほど上手にスキル別に
カテゴライズしない限りは、同じ情報を
同じようには受け取ってもらえません。

BUYMAを始めたばかりの方に、
「現地定価から理想の買い付け価格を算出」
という情報を伝えても、基本的には
消化不良にしかならないわけです。

一方で、その情報が本当に必要な人には
これ以上ないくらいの価値があるでしょう。

要するに、提示された情報が同じでも、
受け取る人間がひとりひとり違う以上、
その情報を分析して自分に活かせる度合いには、
どうしても差が出てきてしまいます。

別にこれはBUYMAに限ったことではなく、
多くの方が義務教育の過程において、
味わったことのある経験と同じです。

同じ授業に出ているはずなのに、
同じように情報を吸収せず、
テストで明確な差がつくということは
ごくありふれた光景でしょう。

それは授業を受ける態度だったり、
その内容への興味だったり、あるいは、
単純に頭の回転の速さによるものだったりしますが、
どんな要因にせよ、それは情報を受け取るのが
みんな違う人間だからなわけです。

もちろん、じゃあセミナーのような
授業形式で教わるのはまったく意味が無いか
というと、そういうわけではありません。

ただ、現時点で私が見ている限り、
多くの方がBUYMAで苦しんでいる原因、
つまり、分析する力と分析結果を応用する力を
向上させるのに、最適ではないとは思いますが。

ということで、ちょっと長くなりましたが、
じゃあどうしたらまずは分析する力が
ちゃんと身に付くのかということです。

これは実にシンプルで、
昨日もメルマガでも書いた

・知識

・論理的に考える力

この組み合わせで育まれます。

ただ、先程も書いたように、
「今必要な知識」というのは、
ひとりひとりまったく異なります。

そして、論理的に考える力も
ひとりひとり差があるのが当然です。

それはもう現時点では仕方がないことです。

しかし、それを今この瞬間から
向上させようとすることは誰にでもできます。

それを丁寧に続けた人たちが、
BUYMAでは今ランキング上位に位置しています。

人より始めるのが遅いとか、
成果が出るまでに他の人よりも
時間が掛かっている気がするというのは、
まったく気にすべきことではありません。

以前もメルマガで書いた、元コンサル生で
今はBUYMAアカデミアに参加している高野さんは、
コンサル11ヶ月目の今年4月に、
初めて月利10万円を超えました。

そして先月も再び10万円を超えて、
今月は現時点で月利17万円まで来ています。

もちろん、本業が忙しく
時間がない中での活動なので、
出品数は月に20件程度で、
取引件数もけして多くなく、
利益単価の高い取引での成果です。

(出品数はもうちょっと増やしたいですが。)

彼がBUYMAを始めた時期は
けして早くありませんし、
月利10万を超えた時期も、
超えたことがある人と比較すれば、
やはり早いとは言い難いです。

しかし、「今の自分」に必要なものを
苦しみながらも身に付けていった結果、
少しずつ人とは違う成果を
生み出せるようになってきています。

今すぐには上手に分析できなくても、
まずはライバルの商品ページを中心に、
BUYMAの中を丁寧に見てみてください。

また、私の過去のブログだったり
予備校だったりプロステ通信だったり、
いろんな情報も読み返してみてください。

そして、このライバルが、
利益を生み出している源泉は何なのか
というのをじっくり考えてみてください。

その考えた結果が正しいかを、
検証する方法はないかというところまで考えて、
その検証を実行してみてください。

闇雲に出品するだけでは辿りつけない、
もっと高いステージに行くためには、
そういう態度で地道に継続していくのが
遠回りのようで実は一番の近道だと思います。

ではではー。

P.S.

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買わないお客さんを味方につけよう!(第507回)

※2016/6/10の記事です。

こんにちは、エスノです。

いきなりですが、BUYMAで出品するときに

「売れる可能性を最大に高めるために」

最も重要な要素ってなんだと思いますか?

商品のタイトルや説明、商品画像、
価格、配送期間、ショッパーの評価などなど、
まあいろいろ挙げていくとキリがありません。

ただ、最も重要な要素と言われれば、
間違いなく「価格」です。

お客さんは商品の価格を、
本当によく見ています。

実際、以前BUYMAが実施したアンケートでも、
お客さんの購入の決め手No.1は「価格が安かった」でした。

その割合は、実に70%以上です。

改めて言うことではないと思いますが、
BUYMAで商売をするということが、

・他の出品者と同じ商品を販売すること

・他の出品者と容易に比較されやすい
プラットフォーム上で販売すること

を前提にしていることを考えれば、
原理的にもこれは当然のことです。

メーカーとして独自の商品を生産していれば、
あるいは、自分だけのオンラインショップで
販売しているのならば、価格以外の部分での
差別化というのがもっと大きな効果を産みますが、
残念ながらそうではないわけです。

だからこそ、私は以前から常々、
「買い付けの力」が重要だということを
繰り返して書いてきました。

「買い付けの力」というのは、簡単に言えば、

・出来るだけ安く買い付けられる

・様々な買い付け先を把握している

ということを意味します。

安く買い付けられれば、
それだけで差別化になりますし、
様々な買い付け先を把握していれば、
他のショッパーを出し抜いて、
人気商品を出品したり買い付けたり
することが可能だからです。

しかし、多くの方は「価格が重要」というのを
結構誤解してしまい、ともすれば行き過ぎて
「最安値じゃなきゃ売れない」というような
強迫観念じみた考えに至ることもままあります。

これも今まで何度も伝えてきたことですが、

「『価格』は重要だが、『最安値』だからといって、
必ずしも売れるわけではない」

というのは頭に刷り込んでおく必要があります。

それは、お客さんの最終的な判断基準が、
人によって、

・配送期間が短い(手元に在庫がある)こと

・ショッパーの評価が高いこと

・これまでのお客さんのやり取りの印象が良いこと

などなど、まったく異なるからです。

あるいは、
BUYMAで、自分が求めている商品を、
すべて検索し尽くしてから、どの出品者から買うかを
検討するというお客さんがすべてではないですから、
人気順で上位の何人かをピックアップした中で、
上記のような判断基準で選んだりもするでしょう。

以前最安値より30%高くても売れた
という記事を書きましたが、あれはまさに、
この考え方に基づいて実践すると生まれる
かなり再現性の高い成果です。

もちろん、中には

・価格が最も安いこと

を求めるお客さんもいると思います。

しかし、例えば、同じ商品を評価0の人と
評価500の人が販売していた場合に、
評価0の人が5万円で、評価500の人は
51,000円だった場合、後者が選ばれるケースは
けして少なくはないわけです。

何百円でも価格が安いということを最後の最後に求める、
本当の意味で価格を最重要視するお客さんの割合は、
配送が早いとかショッパーの評価が良いとか、
価格以外の要素で最終的に判断するお客さんの割合と
そこまで変わらないと思います。

だから、数百円単位で最安値を競う意味
なんてほとんどありません。

「最安値付近」であれば、十分有効です。

何がどう有効かというと、

「お客さんの選択肢の土俵に上げてもらえる」

というのが一番大きいです。

同じ商品が人気順で上位から
以下のような価格だったとすると、

68,000円

65,000円

64,000円

76,000円

82,000円

63,000円

おそらく、76,000円と82,000円は
なかなか見てももらえないと思います。

まずはお客さんに商品ページを開いて
見てもらうこと、つまりアクセスしてもらうこと。

これはもちろん、価格以外の要素でも
後押しすることが可能です。

たとえば、商品画像や商品のタイトルが
それに該当します。

(タイトルはスマホ版だと
商品一覧では見れないですが。)

しかし、いくら画像やタイトルが素晴らしくても、
価格が話にならないくらい高ければ
「土俵に上げてもらえない」わけです。

見てもらえなければ、
アクセス数は集まらず、
当然ほしいもの登録も集まらず、
次第に人気順では完全に埋もれてしまい
再浮上の余地はありません。

逆に言えば、見てもらえれば、
アクセス数は集まり、ほしいもの登録も
増えていき、人気順が上がっていきます。

そうすれば、もっと見てもらいやすくなり、
さらに人気順が上がる好循環に入ります。

人気順でブランドの中でも
上位に入るほどになれば、
BUYMA全体を徹底して
探すことまでしないお客さんにも
多少価格を高くしたとしても
見てもらうことができるようになります。

その結果として、最安値から
30%以上価格が高くても売れたりする
という状況が生まれるわけです。

人気順が上がってくる過程では
必ずしも売れる必要はありません。

もちろん、
売れたほうが人気順は上がるので、
売れるに越したことはないのですが、
重要なのはあくまで人気順を上げることです。

最安値付近で出品する最大のメリットは、

「その価格だと売れやすい」ことではなく、

「その価格のほうがより多くの人に見てもらえる
(=その結果、人気順が上がりやすい)」

ということです。

これを私は

「買わないお客さんを味方につける」

と呼んでいます。

実際は買わないお客さんも、
価格が安ければアクセスしてくれて、
人気順を押し上げてくれます。

その結果、上手くいけば、
「高い価格でも売れる」という
環境を作り出すことが出来たりします。

「価格が重要」だと思っている人は多いですが、
ぜひその価格で売ることがすべてだと思わず、
今回書いたような内容も意識してみてください。

ではではー。

P.S.

「買わないお客さんを味方につける」
という意味では、「価格の絶対値を下げる」
というのもとても重要な発想です。

P.P.S.

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